本文へ移動

関連資材トピックス 2014~2015

JAPAN PACK 2015 開催概要などを発表 医療・化粧品関連も展示

神谷実行委員長(右から2人目)と(左から)輿水博、結城喜世貴、(ひとりおいて)川西能久の各副実行委員長
記者発表会
 一般社団法人日本包装機械工業会(大森利夫会長)は2015(平成27)年9月8日、TKP東京駅八重洲カンファレンスセンターで「JAPAN PACK 2015(2015日本国際包装機械展)」(10月13から16日・東京ビッグサイト)の記者発表を行った。
 JAPAN PACKは最新の包装機械、包装資材、包装材料加工機械、食品加工機械、検査機・試験機、製造加工機器、コンポーネント、流通関連機器・サービス、環境関連機器・サービスなどのアジア最大級の展示会。30回の記念大会となる今回のテーマは「包む世界 みつける愉しみ」で、これまで以上に見どころも多い。
 実行委員長の神谷泰仁氏(マキー・エンジニアリング株式会社社長)は、「インターネットなどによる情報のアプローチが容易になっている中、フェイスtoフェイスで実機を見ながら、説明、商談、比較検討ができる当展示会の重要性が再認識されている。多くのお客様にご来場いただき、製品、問題解決能力をご体験いただきたいと思います」と挨拶した。
 続いて、事務局の阿部公拓氏(日本包装機械工業会事務局次長)が開催概要などを発表した。
出展400社越え
 今回の出展社数は内外11カ国・地域からの412、小間数は2277(8日現在)で、20年ぶりに400社を越えた。
記念講演会も
 また、13日にヒルトン東京お台場(現・ホテル日航東京)で米国包装・加工技術協会(PMMI)のウィリアム・クリスト会長、イタリア包装機械工業会(UCIMA)のリカルド・カバンナ副会長を招き、第30回展記念講演会を開催することも発表された。
【本文は一部割愛、詳細は2015(平成27)年9月14日第4817号3面で】

ミヤタ 漬込み新工場が完成 加工組合でタンクを増設

藤原社長
宮田専務
野上組合長
新工場の外観
工場内の漬込みタンク
 唐人菜漬「うまかばい」など漬物製造の株式会社ミヤタ(藤原年宏社長、長崎県大村市)では、唐人菜やキュウリなどの漬込みを委託している諏訪農産加工組合(野上利幸組合長、長崎県雲仙市)が建築中だった漬物加工場(第三工場=1棟416㎡、塩蔵タンク40基)がこのほど完成。2015(平成27)年4月21日午前11時より落成式、正午より「休暇村雲仙」で祝賀会が開催された。
 落成式では、まず野上組合長が挨拶し、「当組合は昭和62年に第一工場、平成5年に第二工場が完成し、初めは5~6名から始めたが、現在では30名以上が加盟している。唐人菜のほか、キュウリ、白菜、高菜など5種類の野菜を栽培し、ミヤタさんを通じて全国のリンガーハットや生協に送られている。小さな組合だが、これからも日本中の人たち、また世界の人たちに我々が作った漬物を食べてもらえたら嬉しい」と語った。
 暫時工場の見学会が行われた後、祝賀会場に移動。来賓、生産者合わせて40名が出席して祝賀会が催された。野上組合長、宅島議員の挨拶に続いて、ミヤタ代表取締役専務の宮田正一氏が挨拶し、事業の概要説明を行った。同社は、昭和36年に宮田氏の父が長崎市内で創業し、40年代に入って長崎伝統野菜「唐人菜」の栽培に着手。長崎市内から島原半島へと産地を移して、昭和62年に現在の雲仙市小浜町に第一加工場が完成した。
 長崎が本拠地のリンガーハットグループ「とんかつ浜勝」が唐人菜漬を採用してから増産に勢いがつき、唐人菜の種苗改良に成功したのもターニングポイントとなって、生産は順調に伸長。今回、第一工場の老朽化に伴い、念願の新工場建設が実現した。宮田専務はこうした経緯を説明しながら、「これからも皆様のお力を借りながら、末永く事業を続けていきたい」と力強く宣言した。
※詳細は2015(平成27)年4月27日第4801号8面で
 
株式会社ミヤタ http://www.miyata-nagasaki.co.jp/
 

FOOMA JAPAN 「食の技術」の総合展 6月9日~12日に開催

昨年度の会場風景
記者発表会(右から鈴木専務理事、櫻澤委員長、増田副委員長、吉比副委員長)
 一般社団法人日本食品機械工業会(林孝司会長、東京都港区)は2015(平成27)年4月8日「第一ホテル東京」で、6月9日から12日にかけて東京都江東区の東京ビッグサイトで開催される「FOOMA JAPAN 2015」の記者発表会を行った。
 同展示会は食品機械を中心に、原料処理から製造・物流に至るまで、食品製造プロセスのあらゆる分野の企業が一堂に集結するアジア最大級を誇る「食の技術」の総合トレードショー。38回目を迎える今回は〝発見!「食」はいつも進化系。〟をテーマに679社(共同出展社を含む)が出展し、出展面積2万8102㎡の規模で行われる。
 今年の特徴としては、①「衛生対策・管理と環境対策・リサイクル分野の出展社が増加」、②「製造現場におけるロボット化が加速する中、26社のロボットメーカーが出展」、③「海外からの視察・商談の問い合わせが相次ぎ、多くの来場者を予定。また、グローバルスペースを拡充し、最新の海外情報を提供。企業の海外進出を促進」が挙げられ、より多くのニーズに応えるべくスケールアップしている。
 期間中は、10日のFOOMAビジネスフォーラムにおける経済評論家・勝間和代氏の講演をはじめ、出展企業が自社の製品・技術・サービスなどについて説明する出展社プレゼンテーションセミナーや、各大学・研究機関・学会の研究発表及びシンポジウムを開催する。
 櫻澤誠実行委員長は「食の安心・安全をベースとした製品づくりはもちろん、食品製造プロセスの効率化・自動化をはじめ、常に進化中である最前線の製品・技術・サービスを発見して頂きたい」とし、「食」ビジネスの新しい可能性と未来を拓く場を提供する。
【開催概要】名称:FOOMA JAPAN 2015国際食品工業展、会期‥6月9日~12日(10時~17時)、会場:東京ビッグサイト東展示棟(1~6ホール)
※2015(平成27)年4月27日第4801号8面掲載
 
「FOOMA JAPAN 2015」 https://www.foomajapan.jp/2015/

堺共同漬物 太陽光、発電が稼働 和泉工場でエコ活動強化

   和泉工場に設置された太陽光パネル
 泉州特産・水茄子漬のトップメーカーとして躍進している堺共同漬物株式会社(林野雅史社長、本社=大阪府堺市中区)は、かねてより、和泉工場(大阪府和泉市あゆみ野2‐1‐2)に太陽光発電設備の設置を進めていたが、2015(平成27)年3月20日から無事発電を開始した。
 和泉工場は、子会社のカット野菜製造の株式会社甚木屋(同社長)が和惣菜と夕食食材のメニュー開発、セッティングを行う部門と漬物のピッキングセンターとしても使用している。
 この工場の屋根部分に太陽光パネル144枚を設置。1日当たり30キロワットの発電を行い売電することで、環境への負荷を少しでも和らげることを目的に設置した。
 林野社長は、「エコ活動の一環として取り組み、順次、工場内のLED照明への転換などや電気を大量に消費する冷蔵庫の省エネタイプの導入も図り、環境にやさしい工場にして行きたい」としている。
※詳細は2015(平成27)年4月27日第4801号7面で
 
堺共同漬物株式会社 http://www.mizunasu.co.jp/

カシオ セミナーを開催 SPEEDIAを紹介

株式会社商業環境計画研究所 店舗プロデューサー・CEO
横山和夫氏
㈱山口茂デザイン事務所代表取締役 山口茂氏
熱心に聞き入る参加者
SPEEDIA GE6000(左)とGE5000
 カシオ計算機株式会社(樫尾和雄社長、東京都渋谷区)は2015(平成27)年3月3日、東京都江東区のホテルサンルート有明において、株式会社商業環境計画研究所の店舗プロデューサー・CEOの横山和夫氏と、株式会社山口茂デザイン事務所の代表取締役の山口茂氏を迎え、「売れる、また来たくなるお店が作れるセミナー」を開催した。
 会場では今年30周年を迎えた同社のページプリンタ「SPEEDIA」シリーズからGE6000とGE5000モデルが展示され、POP作成などテーマに合わせ幅広く使用できる使い勝手の良さと高機能に出席者が触れた。
(続きは、27年3月16日 第4795号6面で)
 
カシオ計算機株式会社 http://casio.jp/

日本包装機械工業会 新年賀詞交歓会を開催

『JAPAN PACK 2015』へ結束

         大森会長
  一般社団法人日本包装機械工業会及び株式会社日本包装リースは2015年1月14日、東京都千代田区のパレスホテル東京にて新年賀詞交歓会を開催した。
 冒頭の挨拶に立った一般社団法人日本包装機械工業会の大森利夫会長は、関係者へ御礼を述べた後、今年10月13日~16日に開催される『JAPAN PACK 2015』に触れ、30回記念大会となる今大会の2つのポイントについて説明。「1つ目は、初めて医薬・化粧品ゾーンが新設されます。今後は1ホールすべてを医薬・化粧品ゾーンにできるよう努力していきます。2つ目は日本国際包装機械展の名の通り、国際色豊かな展示会にしていきたいと思っています。アメリカのPMMI(包装と加工技術協会)やインド包装機械工業会、フランス加工・包装機械製造業者団体などとミーティングを行いジャパンパックのPRに努めています。インドに関しましては2月に現地でジャパンパックセミナーを開催する予定です。その参加者たちがインドから日本に来日し、日本のメーカーとのビジネスマッチングや技術供与、ライセンス契約などにつなげていければと考えているところです」と意気込みを語った。
 最後に、「目標の小間数達成に向けて努力していきたい。ご協力よろしくお願いします」と挨拶を結んだ。
 来賓として経済産業省製造産業局産業機械課長の佐脇紀代志氏が挨拶。株式会社日本包装リース代表取締役社長の佐藤保壽氏が乾杯発声を行い、交歓会が幕開け。華やかなムードのなか新年を祝った。中締めは『JAPAN PACK 2015』実行委員長の神谷泰仁氏が務め、三本締めで会を締めくくった。
 
 ■開催概要‥『JAPAN PACK 2015』、テーマ‥包む世界みつける愉しみ、会期:平成27年10月13日~16日、開催時間:10時~17時、会場:東京国際展示場(東京ビッグサイト)東展示棟、主催:一般社団法人日本包装機械工業会(TEL03‐6222‐2275)
 
一般社団法人日本包装機械工業会 www.jpmma.or.jp/
 10月の『JAPAN PACK 2015』に向け結束を強めた

日本包装技術協会 包装界合同新年会を開く

今秋に「暮らしの包装商品展」

         尾﨑会長
 公益社団法人日本包装技術協会(尾﨑元規会長)など10団体は2015年1月7日、東京丸の内の「東京會舘」にて2015年包装界合同新年会を開催した。開会の挨拶に立った尾﨑会長は昨今の経済動向に触れた後、包装産業について、「近未来を見据えた次世代包装の開発に向けた新たな挑戦が始まっています。環境保全の面からは、官民一体となって取り組んでいるリデュース・リユース・リサイクルといった3Rの強化等による、より高度な環境調和型包装の開発であり、高齢化社会への対応という面からは、適正表示の強化やアクセシブルデザインの促進など社会ニーズに対応する、より進化した包装の開発や改善です。さらに、食品に対する安全・安心への関心が大変高くなっている今日、食の信頼に向けた包装技術のさらなる高度化への取組みは社会的な広がりを見せている食品のロスや廃棄の低減への取組みと共に、包装産業にとっての挑戦であると思います」と述べた。
 また、昨秋開催した東京パック2014について、「内外から延べ17万人を超える来場者をお迎えし、盛大かつ成功裡に開催することができました」と御礼を述べると共に、今年9月に開催される「暮らしの包装商品展2015」について、「消費者の皆様方との連携を一層深めて、包装の持つ役割や社会的意義を広く啓発できるよう展示会として開催したいと祈念しています」と話した。
 続く来賓挨拶では、経済産業省製造産業局紙業服飾品課課長の渡邉政嘉氏が「さらなる経済成長のための施策を練っております。儲かった利益を労働者の方の給料に回していただき消費の活性化につなげていただきたい」と期待を込めた。
 乾杯の挨拶を行った浅野茂太郎副会長は「今年は未年です。未は吉祥動物の一つとして大変縁起が良いと言われています。包装業界も今年一年を良い年にできるよう頑張っていきましょう」と語り、新年会が幕開け。
 会場では、毎年恒例のお年玉抽選会など華やかなイベントが行われる中、会員各社が懇親を深め盛大に新年を祝った。
 
公益社団法人日本包装技術協会 www.jpi.or.jp/
 2015年包装界合同新年会

塩事業センター・海水総合研究所 平成26年度公開講演会

塩の品質に貢献する分析化学

        柘植理事長
 公益財団法人塩事業センター(柘植秀樹理事長)の海水総合研究所(長谷川正巳所長)は平成26年12月2日、東京都港区のコクヨホールにて、「平成26年度公開講演会SALT&SEAWATER SCIENCE SEMINAR 2014」を開催した。
 海水総合研究所は、「我が国塩産業の健全な発展」を使命として掲げており、「塩づくり」に関する研究だけでなく、広く消費者に塩に関する「科学的な情報」を提供することにも積極的に取り組んでいる。講演会もその一環にあたる。
 今回のテーマは「やさしく学ぼう、塩の品質に貢献する分析化学」で、分析化学の意義や、同研究所の取組み、塩の品質を確認する為にこれまでどのような塩試験方法が用いられてきたか、塩試験方法をはじめとした分析方法の今後の活用と将来などについて、3つの講演が行われた。
 冒頭挨拶に立った塩事業センターの柘植理事長は、「4月に塩事業センターが公益財団法人となってはじめてのもの。公共の役に立つという意味ではまさにうってつけの機会。総力を挙げて取り組んでいます」と意気込みを口にした。
 3題の講演は「やさしい分析の話」(山梨大学 山根兵名誉教授)、「塩試験方法の変遷と特徴」(海水総合研究所 野田寧研究チームリーダー・主任研究員)、「塩試験方法を始めとする分析方法の活用と将来」(海水総合研究所 麻田拓矢研究員)。
 野田主任研究員は発表の中で「世界的には岩塩由来の高純度な塩が主流だが、海水から塩を作る日本では高純度な塩から低純度の塩まで様々な食用塩が販売されている。塩試験方法はこれら多彩な塩を分析することで、消費者にその違いを科学的に伝えることが可能だ」とした。
 また、麻田研究員は「今後、食用塩の栄養成分表示に対応できる分析方法や、海水資源の品質評価技術など、社会の分析ニーズに適応していく」と海水総合研究所の今後のスタンスを表明。講演後には長谷川所長が150名の来場者に感謝の言葉を述べ、閉会となった。
 講演の間にはコーヒーブレイクとして、別会場にてポスターを用いた海水総合研究所の取り組み等の解説も行われた。
 
公益財団法人塩事業センター http://www.shiojigyo.com/
長谷川所長
 山根名誉教授
 麻田研究員
 野田主任研究員
講演の模様

平成26年度食品衛生全国大会 山豊・土屋勝弘氏・髙橋秀生氏受賞

山豊・山本千曲社長(左)
土屋勝弘氏(つちや食品工業株式会社)
髙橋秀生氏(株式会社まるたか)
 平成26年度食品衛生全国大会が10月23、24日、東京・渋谷区の食品衛生センターなどで開催された。
 24日には東京・中央区日本橋の明治座で食品衛生功労者・食品衛生優良施設表彰式(主催・厚生労働省、公益社団法人日本食品衛生協会)が行われ、厚生労働大臣表彰で、株式会社山豊(山本千曲社長、広島市)が食品衛生優良施設表彰を、土屋勝弘氏(つちや食品工業株式会社社長、埼玉県飯能市)と髙橋秀生氏(株式会社まるたか社長、長野県安曇野市)が食品衛生功労者表彰を受けた。
 山豊の山本千曲社長は、創業者でもある山本豊会長とともに表彰式に参加した。「お客様に感動を与えられる会社でありたい、というポリシーがありますが、そのためにも、安心安全の商品を作ることは大前提だと考えております。私ひとりで表彰したのではなく、会長、従業員全員が日頃から努力している成果だと思い、みんなを代表して表彰状をいただきました。これからも、山豊のこだわりでもある廣島魁(ひろしまさきがけ)=他社に先駆けることの精神で励んでいきたい」と話した。
 土屋勝弘氏は「日頃から地道にやっていることを評価していただき、本当に感激しています。衛生は、地味ですが、食品においては一番、重要なことだと思います。これからも安心安全の商品を供給できるよう、会社の先頭に立って頑張っていきたい」と意欲を見せた。
 なお、この日、厚生労働大臣表彰として食品衛生功労者202名、食品衛生優良施設119施設が表彰された。また、日本食品衛生協会会長表彰として食品衛生功労者352名、食品衛生優良施設224施設が表彰された。
 
日本食品衛生協会:http://www.n-shokuei.jp/
 
株式会社食料新聞社
〒111-0053
東京都台東区浅草橋5-9-4 MSビル2F

TEL.03-5835-4919(ショクイク)
FAX.03-5835-4921
・食料新聞の発行
・広報、宣伝サービス
・書籍の出版
TOPへ戻る