バイヤーに聞く

qrcode.png
http://www.syokuryou-shinbun.com/
モバイル版はこちら!!
バーコードリーダーで読み取り
モバイルサイトにアクセス!

株式会社食料新聞社
〒111-0053
東京都台東区浅草橋5-9-4 MSビル2F
TEL.03-5835-4919(ショクイク)
FAX.03-5835-4921
mail:
info@syokuryou-shinbun.com
──────────────────
・食料新聞の発行
・広報、宣伝サービス
・書籍の出版
──────────────────
 

バイヤー・流通関係者インタビュー

   
食品スーパーのバイヤー・流通関係者のインタビュー等を採録するページです。
 

この人に聞く 株式会社成城石井 商品本部 商品部

この人に聞く 株式会社成城石井 商品本部 商品部
 
グロサリー課課長代理 坪井 元氏

「甘さをつけた梅干」が売れ筋
 ご飯以外の食シーンの確立を
 株式会社成城石井の商品本部商品部グロサリー課課長代理・坪井元氏にインタビュー。今夏の梅干製品の売れ行きや売れ筋商品の価格帯、最近のニーズやトレンドについて話を聞いた。
(聞き手・千葉友寛)
◇    ◇
 ――今夏の梅干製品の売れ行きについて。また、どのような商品が売れていますか。
 「既存店前年比は横ばい。売れ筋は塩分値が低く、蜂蜜などで甘さをつけた梅干が売れているが、夏場の時期は白干やしそ漬けの需要もあり、実績は高い」
 ――売れ筋商品の価格帯は。
 「1000円~1500円」
 ――若い世代にはちみつ味、うすしお味などが支持されているようですが、味や規格など、最近のニーズ、トレンドについて。また、ここ数年の需要の増減に変化は。
 「蜂蜜などで甘さをつけた塩分値の低い商品の売上ボリュームが大きいです。需要の増減に関しては大きく増えてはいないが、減ってもいません」

 
梅干売場。撮影店舗=「成城石井 東京ドームラクーア店」※写真は取材時のもの
梅干売場。撮影店舗=「成城石井 東京ドームラクーア店」※写真は取材時のもの
 ――塩分5、6%の低塩梅干のアイテム数が増加しているようですが、低塩化のニーズは高まっていると感じていますか。また、塩分10%以上の製品の売れ行きはいかがですか。
 「低塩化のニーズは高まっていますが、塩分値の高い商品のニーズもしっかりとあります」
 ――見た目や味で差別化が難しいと言われる梅干製品ですが、御社の梅干売場のこだわりや、商品を選定するにあたって重要視されているポイントは。
 「成城石井の商品選定で大切にしているのは『おいしさ』『品質』『手に取りやすい価格』の3つのバランスです。いくらおいしくて品質が高くても、価格が高すぎてはお客様に手に取っていただけないので、常にその最適なバランスを意識しています。梅干において具体的に挙げると、梅の規格、サイズ、味、品種、産地、価格設定などです」
 ――現在の消費者ニーズを含め、梅干メーカーに「こういった商品を作ってほしい、こういう提案をしてほしい」などのメッセージがあればお願いします。
 「食のニーズが多様化しているので、今までのような『ごはんのお供』以外での摂取するシーンの確立。和のスーパーフードとしての位置づけなど。あとは世界に向けたアピールが必要だと思います」
【2015(平成27)年9月28日第4818号1面】
 
株式会社成城石井 http://www.seijoishii.co.jp/
 
 
 

この人に聞く 一般社団法人新日本スーパーマーケット協会

この人に聞く 一般社団法人新日本スーパーマーケット協会
 
事業本部・事業企画2課 吉沢 敦氏

SMTS ケアフーズゾーン拡大
健康食品の情報発信
 第50回スーパーマーケット・トレードショー2016の通常受付が13日にスタートした。記念大会となる今回のSMTSの目玉のひとつで、大幅にゾーンを拡大した「ケアフーズゾーン」を担当する新日本スーパーマーケット協会の吉沢敦氏に話を聞いた。
◇     ◇
 ――ケアフーズゾーンについて
 「4月から機能性表示食品制度が始まり、特定保健用食品(トクホ)や、機能性食品に対する注目度が高まりました。また、少子高齢化に伴う介護食などの高齢者向けの食品も注目を集めています。そこで、健康的なカラダづくりに着目した食品の出展ゾーンとして①機能性食品・飲料、特定保健用食品②介護食、アレルギー対応食品、乳用児食③医薬部外品、サプリメントなどを対象に展開する予定となっています」
 ――SMや小売店でのケアフーズの売場は
 「現状、日本のSMや小売店の店頭では健康食品やアレルギー対応食品の売場は少ない。サプリメントなども、ドラッグストアや通販が中心で、小売店であまり売っていません。米国ではSMの店頭でサプリメントが手に入るように、日本でも今後、そうなっていくのではないか、と考えています。そこで、50回の記念大会ということもあり、積極的に前回から大幅に小間数を増やして展示することになりました」
 ――日本チェーンドラッグストア協会(=JACDS)が監修する
 「昨年からJACDSさんとの交流が本格的に始まりました。前回のSMTSではJACDSの宗像守事務総長に特別講演もしていただいた。その中で『健康食品市場がどんどん、大きくなる。SMでも同様なのでは』というお話でした。実際にはこういうゾーニングにしていったらいい、こういうものを集めたらいい、という話し合いをしています。それぞれの協会に会員がいて、出展いただこう、という話にもなっています」
 ――他の健康食品の展示会との差別化は
 「SMや小売店は、需要が高まっている中、売場をどうしたらいいか、というイメージはあまり持っていないように思います。売場や棚をこんな感じにしていったらいいのでは、という提案もしたい。売場に並んだ時、どういう表現ができるのか、POPやチラシで、こういう表現ができるのでは、という情報発信も、パネル展示も含めてやっていきたいと考えています」
 ――出展対象は
 「健康商材しか扱っていらっしゃらないメーカーさんもいるし、普通の商材もやっているけど機能性の商材も出している、というメーカーさんもいます。どの商品に注力するかで変わりますが、今後拡大するであろう小売業の健康食品市場に向けて、自社商品の販路開拓・拡大や情報発信をお考えの企業様にはぜひ、出展していただきたいと考えています」
 ――ほぼ満小間になった
 「SMTSとしてはすでに多くのお申込みをいただきましたが、拡大予定のケアフーズゾーンとしてはまだ出展を募集しております。当協会の会員だけではなく、一般からも面白かったり、とんがったような商品を扱っているメーカーさんに出展していただきたい、と思っています。地方にも健康への意識が高いメーカーさんも多いし、そういった企業様にも出展していただきたいです」
 ――「FOOD TABLE in JAPAN」としてオーガニックEXPOも同時開催される
 「ケアフーズゾーンとオーガニックEXPOの会場が隣同士になる予定です。オーガニックや有機の商材を探しているバイヤーさんも2つのゾーンを行き来できるので親和性もあるし、出展者さん同士の交流もできるのではないでしょうか。今回のSMTSはこれまで以上に明確に目的ごとにゾーニングしていますので、ケアフーズゾーンを目的に来場していただきたいと思います。健康系の食品に関するセミナーも予定しており、セミナーを聞きにきた人に展示を見ていただけるように連動していきたい」
 ――高齢化社会で介護食などの注目度も高い
 「これまでも介護食の展示会はありましたが、給食用や業務用のメーカーさんが中心に出展されていました。小売業からも、介護食も取り扱っていきましょうという発信ができれば、と思います。SMで取り扱うのなら、作ってみようかな、という流れも出てくるといいですね」

【2015(平成27)年7月27日第4811号10面】
 

一般社団法人新日本スーパーマーケット協会 http://www.super.or.jp/
 
 

株式会社ライフコーポレーション

株式会社ライフコーポレーション
 
首都圏食品日配部首都圏加工食品課チーフバイヤー・齋藤宏紀氏
「漬物の素特集」
 簡便タイプの売上逆転 冷蔵庫で漬ける人が増加
 首都圏と近畿圏において食品スーパー「ライフ」を展開する株式会社ライフコーポレーションの首都圏食品日配部首都圏加工食品課チーフバイヤー齋藤宏紀氏に漬物の素の動きや傾向について聞いた。
(藤井大碁)
◇    ◇
 ――漬物の素専用コーナーを展開されています
 首都圏のライフ全店(107店舗)で4月8日より実施しており、6月いっぱいまでの展開を予定しています。春野菜が出回る時期を意識して10年以上前から始めた取り組みで野菜との関連販売が狙いです。
 ――品揃えとターゲット層について
 煎りぬか、冷蔵庫ですぐ漬けられる簡便タイプのぬか漬け製品、液状や粉末状の漬物の素など約15種類を揃えています。今年は簡便タイプのぬか漬け製品の取り扱いを増やしました。また、粉末のうどんスープの素も実験的に展開しています。売場のターゲット層は高めですが、昨年からお酢で漬けるピクルスをニューファミリー層向けに提案するなど新たな取り組みも行っています。
 ――全体的な動きは
 昨年の上半期はNHK朝ドラの影響で前年比107%くらいまで伸びました。現在は前年比98%ほどに落ち着いていますが一昨年比では上回っています。簡便タイプのぬか漬け製品や液体・粉末タイプの浅漬けの素が伸びています。塩こんぶも3年前から取り扱いをスタートし、好調です。
 ――近年のトレンド
 ぬか漬けにおいては、煎りぬか製品と簡便タイプの売上が以前の7対3から現在は4対6くらいまで逆転してきました。時代の流れの中、ぬか床で漬ける人は減り冷蔵庫で漬ける人が増えてきています。また、お酢で漬けるピクルスも手軽さやジャーサラダのブームなども伴って人気が出始めています。
 ――今後について
 簡便性を重視する傾向は引き続き強まっていくことが予想されます。お客様のニーズを確実に捉えた品揃えを目指し、野菜を美味しく食べる方法の一つとして漬物の素を提案していきたいと思っています。
(2015(平成27)年5月11日第4802号1面)
 
株式会社ライフコーポレーション http://www.lifecorp.jp/
 
   
<<株式会社食料新聞社>> 〒111-0053 東京都台東区浅草橋5-9-4 MSビル2F TEL:03-5835-4919 FAX:03-5835-4921