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塩 業界活動2025

<日本特殊製法塩協会> 又吉元榮会長 暑中ご挨拶文

「適塩」の重要性広める
 暑中お見舞い申し上げます。
 日頃より当協会の活動にご理解とご協力を賜り誠に有難うございます。
 当協会は2015年(H27年)に特殊製法塩の品質向上・消費者への普及啓発活動、関係団体との協調と関係諸官庁への要請等を目的として設立いたしまして、今年で11年目を迎えております。
 昨今の全国的な気温上昇に伴い、真夏の熱中症対策に塩分補給が欠かせないということは広く認知いただいておりますが、年間を通して「適塩」生活を送ることの重要性についても引き続き積極的に広めて参ります。
 また、塩業界の慢性的な人手不足解消に向け、外国人雇用制度における特定技能制度に「食用塩製造業」が業種登録されるよう、他の食用塩業界団体と連携して、働きかけを進めております。
 会員各社、業界団体等のご支援を頂きながら、塩業界の発展の為に取り組んで参ります。引続きご支援、ご協力の程、よろしくお願い申し上げます。
 当協会では、ホームページにて随時入会申し込みをお待ちしております。
【2025(令和7)年8月1日第5203号10面】

日本特殊製法塩協会

<食用塩公正取引協議会> 鈴木恵氏が新会長に 一般社団法人化を可決

鈴木新会長
石丸会長
食用塩公正取引協議会の新役員
2025年度通常総会
 食用塩公正取引協議会(石丸一三会長)は5月26日、東京都千代田区のKKRホテルにて2025年度通常総会を開催した。総会では協議会の一般社団法人化が可決された他、任期満了に伴う役員改選では鈴木恵副会長の新会長就任が決議された。
 開会挨拶で石丸会長は「2008年5月の協議会設立時から世の中の状況が変わり、協会の組織体系の見直しが必要になっている。今年の総会においては、任意団体から一般社団法人化に向けて協議が中心になる。法人化することにより一段レベルの高い活動を行い、公正マークの認知度もさらに高めていかなければならないと思っている。しっかりと協議した上で、これからの活動を検討していきたい」と話した。
 消費者庁表示対策課課長の高居良平氏、財務省理財局総務課たばこ塩事業室室長の菊地要氏の来賓挨拶に続き、石丸会長が議長に就き執り行われた議事では、①2024年度事業報告、②2024年度事業報告および監査報告、③協議会の法人化(一般社団法人)について、④2025年度事業計画、⑤2025年度予算、⑥2025年度食用塩公正取引協議会役員について、各議案が上程され、全て満場一致で承認された。 2025年度は、従来通り食用塩の表示に対する消費者の信頼性を高めることを重点とした活動を継続し、協議会の基本事業の推進に努める。また今年度は協議会事務所が入居しているビルの建て替えのため事務所移転の必要があり、一般社団法人化により社会信頼度を高め、事務所移転を円滑に行う。併せて法人化による対外的な信用度向上から得られるメリットを生かした事業運営を行っていく。
 役員改選では、鈴木副会長の新会長就任の他、関眞典氏、田中宏明氏の新副会長就任が決議された。
 懇親会では、鈴木新会長が挨拶に立ち、「事務所引っ越しや法人化など様々な課題があるが、協議会の事業は知恵を絞り継続していく。課題に取り組み、成果を出せるよう努力していきたい」と述べた。
 懇親会は田中宏明副会長の乾杯発声により開宴。会員各社が活発な情報交換を行った。
 新役員は次の通り(敬称略)※〇が新任。
 会長:鈴木恵(天塩代表取締役社長)、副会長:岡崎徹(味の素食品事業本部コンシューマーフーズ事業部次長)、表広一(朋和商事代表取締役社長)、〇関眞典(マルニ代表取締役社長)、〇田中宏明(塩事業センター業務部部長)、専務理事:新野靖(食用塩公正取引協議会)
【2025(令和7)年6月11日第5198号6面】

食用塩公正取引協議会
https://www.salt-fair.jp/

<日本特殊製法塩協会> 適塩活動の推進へ力 特定技能で外国人受け入れ協議

又吉会長
日本特殊製法塩協会の総会
 日本特殊製法塩協会(又吉元榮会長)は5月27日、東京都港区の塩業ビル9階会議室にて第10回通常総会を開催。開会挨拶で、又吉会長は「10年前に設立総会を開催したことが昨日のように思い出され、時の流れの早さを感じている。3年間初代会長を務めさせていただき、今回2回目の会長職を務めさせていただいている。引き続き会の発展のため頑張っていきたい」と話した。
 又吉会長が議長を務めて議事を進行。①2024年度事業報告、②2024年度決算報告及び監査報告、③2025年度日本特殊製法塩協会役員交代、④2025年度事業計画、⑤2025年度予算といった各議案について審議が行われ、全て滞りなく承認された。
 役員交代では、脇田慎一氏の退任に伴い関眞典氏が新たに副会長に就任した。今期事業としては、こどもの国(神奈川県)でのイベント開催を8月に予定している他、食品関連の展示会への出展などを検討する。協会として認知度向上、適塩活動の推進などに力を入れ、塩と暮らしを結ぶ運動への協力の他、国内塩産業における課題に対し、塩業他団体との議論を継続していく。
 また塩業ビル解体に伴う事務所移転を予定するとともに、社会的信用の向上と協会の安定運営のため、一般社団法人化を目指す。その他、特定技能制度を利用した塩製造における外国人労働者の受け入れについても協議を行っていく。
 新役員は次の通り(敬称略)
 ※〇が新任。会長:又吉元榮(青い海代表取締役社長)、副会長:石丸一三(伯方塩業代表取締役社長)、〇関眞典(マルニ代表取締役社長)、理事:貞永憲作(日本精塩代表取締役会長)、鈴木恵(天塩代表取締役社長)、監事:山本博(ソルト関西代表取締役社長)、多田佳嗣(多田フィロソフィ代表取締役社長)、事務局長:〇齋藤英貴(天塩営業部係長)、会計:〇嶋村拓郎(日本精塩営業部担当部長)
【2025(令和7)年6月11日第5198号6面】

日本特殊製法塩協会
https://www.tekien.net/

「暑さ対策シンポ」を開催 アワードで「くらしお」が最優秀賞

ひと涼みアワード2025授賞式
熱中症予防対策グッズ
大庭氏(中央)
 熱中症予防声かけプロジェクト事務局(山下太郎事務局長、東京都渋谷区)は、環境省、文部科学省、総務省消防庁から後援を受け各省庁と連携し、各自治体、各民間企業や各関連団体と共に熱中症予防について学ぶ「官民連携 暑さ対策シンポジウム2025」を5月20日、赤坂区民センター(東京都港区)で開催した。
 また、毎年行われている賛同会員の取組を表彰する「ひと涼みアワード2025」の授賞式も同会場で行われ、本紙関連では「塩と暮らしを結ぶ運動推進協議会(くらしお)」がリアル啓発部門で最優秀賞を受賞。同協議会事務局の大庭剛司氏(公益財団法人塩事業センター)が登壇し、表彰を受けた。
 くらしおでは昨年夏、全国の自治体・企業へのウチワ・啓発ポスター・塩タブレットの提供や、公式XでのWBGT(暑さ指数)の情報発信、各種イベント出展などに取り組み、その活動が評価されての受賞。これで、8年連続での最優秀賞受賞となった。
 シンポジウムに先立って、浅尾慶一郎環境大臣、井上信治熱中症対策推進議員連盟会長、清家愛港区長が来賓挨拶を行った。その後、ひと涼みアワード2025の表彰式に続いて、厚生労働省、文部科学省、総務省消防庁が熱中症対策の最新情報を発表。
 パネルディスカッションでは、同プロジェクトの三宅康史氏と環境省大臣官房環境保健部企画課熱中症対策室の中山美恵室長が対談した。午後からのプログラムでは東京都港区、栃木県栃木市、同県小山市、新潟県三条市、千葉県横芝町の担当者が官民連携の取組について発表した。
 続いてのパネルディスカッションでは、東京五輪フェンシングエペ団体金メダリストの宇山賢氏、アテネ・北京五輪柔道金メダリストで現五輪委員会理事の谷本歩美氏、スポーツ庁健康スポーツ課課長補佐の菅原武芳氏、熱中症予防声かけプロジェクト実行委員で筑波大学体育系教授の渡部厚一氏が「楽しもう暑い夏!」の演題で対談した。
 プロジェクトを応援する14企業・団体から「最新啓発活動」の事例発表に続き、今夏の気象について気象予報士の水越祐一氏が発表を行った。なお、同会場展示ブースでは最新の暑さ対策グッズが展示されるなど、盛りだくさんのコンテンツを通じて、熱中症予防への周知を行った。
【2025(令和7)年6月1日第5197号6面】

熱中症予防声かけプロジェクト https://hitosuzumi.jp/
塩と暮らしを結ぶ運動 https://www.shiotokurashi.com

<くらしお> 2025年度活動計画を策定 運動の認知度向上へ

 塩業界(塩の製造、輸入、流通に携わる業界)及び塩のユーザー等の関係業界(食品製造業や小売店の業界など)で構成する「塩と暮らしを結ぶ運動推進協議会」が2017年にスタートさせた「塩と暮らしを結ぶ運動(略称:くらしお)」は4月24日、全体会議を開催。運動の2024年度の活動報告と2025年度の活動計画を確定した。
 2024年度は、活動計画に従い、公式サイトの拡充、公式Xアカウントの活用、本運動を挙げての熱中症対策啓発、熱中症予防声かけプロジェクトと連携しての熱中症対策啓発、外部イベントへの参加を実施し、本運動及び熱中症対策をはじめとする塩の大切さの周知を行った。
 主な活動としては、全体会議2回、運営会議6回を開催した。会員の状況(2025年3月末時点)は、正会員:6団体(構成員69社)、賛助会員:3団体、協力団体・協力会社等:35団体・社。
◆2025年度活動計画
【基本方針】
①引き続き、以下の活動目標の達成を目指す。
(1)塩が生きていく上で欠かせないものであることの啓発の推進
②基本方針に基づく年間のスケジュールは、以下の通り。
 ・5月~ 運動を上げての熱中症対策啓発
 ・6月 塩と暮らしの日(7月3日)に向け広告出稿
 ・7月 公式Xでの熱中症予防キャンペーン
 ・1~2月 公式サイトでのくらしおクイズキャンペーン
【公式サイトの拡充】
①既存コンテンツの拡充
 ・「くらしお古今東西」等について、専門家からの寄稿により、更新を継続する。
②Xの活用
 ・既存のサイトコンテンツの紹介、サイトの更新情報の紹介を継続する。
 ・熱中症対策のため、 WBGT(暑さ指数)の発信を実施する(4月~10月予定)。
【効果的な広告等の実施】
①新聞広告
 7月3日の「塩と暮らしの日」に向けて、食品業界紙(協力会社5紙※本紙含む)への広告の出稿を継続する。
②熱中症予防声かけプロジェクトとのコラボによる自治体へのウチワ等の配布
 ・ウチワ、ポスター、塩タブレット等の提供を継続する(5月以降)。
③Xキャンペーン
 ・公式Xアカウント上でキャンペーンを実施する(7月)。
④クイズキャンペーン
 ・公式サイト上でクイズキャンペーンを実施する(1月~2月)。
⑤本運動を挙げての熱中症対策啓発
 ・会員各団体・各社のオフィス等での熱中症対策啓発ポスターの掲示、塩タブレット・ウチワの設置を実施する。
【イベント等における周知】
 ○大規模イベント等での周知活動を実施する。
【ツール・グッズ】
 ○熱中症対策啓発ポスター、ウチワ、塩タブレットを増刷する。
【他団体との協力の推進】
 ○自治体等については、塩タブレットの提供等による連携・協力を継続する。
 ○熱中症予防声かけプロジェクトとのコラボを継続し、引き続き「ひと涼みアワード」での受賞を目指す。
【メディア広報】
 ○プレスリリースへの情報の提供や、食品業界紙等への情報提供を継続し、記事化による運動の周知の促進を図る。
【塩の価値向上策】
 ○早期の取りまとめ、発信を目指す。
【2025(令和7)年5月21日第5196号6面】

くらしお
https://www.shiotokurashi.com/

瀬戸内国際芸術祭 「塩と生命」イベント開催

(左から)北川氏、中村氏、高梨氏によるトークセッション
生物に塩は不可欠な存在
 瀬戸内国際芸術祭実行委員会(池田豊人会長=香川県知事)は6日、塩サミット春のトークイベント「塩と生命」を香川県高松市のかがわ国際会議場で実施し、オンライン中継も実施された。
 本イベントは、10月5日に香川県綾歌郡の宇多津エリアで開催予定の「塩サミット」のプレイベントとして企画された。
 イベントの開会に際して、同芸術祭総合ディレクターである北川フラム氏は「10月に開催予定の塩サミットは、塩の研究者をはじめ、塩業関係者、さらには塩が名前につく方々や、塩尻、塩竈のように塩がつく地名の方々を招き、あらゆる角度から『塩』について語り尽くす。本日は、なぜ生物は生きるために塩を必要とするのか、その謎を紐解く機会にしたい」と挨拶した。
 次に、JT生命誌研究館名誉館長の中村桂子氏が登壇し講演した。中村氏は生命科学者の視点で、塩について「命の場である海から取れ、海の中の様々なものが含まれる複雑な存在」と表現し、生物にとって海や塩は欠かすことができないと伝え、一例として胎児は、海の水のような状態が保たれる母体内の羊水で生育すると語った。
 また、昨今のSDGs推進の動きに一つ疑問を投げかけ、人間が自然を保護するという観点ではなく、人間は自然の一部であるという意識は忘れてはならない、これこそが生命科学的に見た本来の多様性だと伝えた。
 続いて、たばこと塩の博物館で主任学芸員を務める高梨浩樹氏が登壇。勤務先の博物館の塩の常設展示では、製塩技術史や塩の科学といった様々な角度から塩を物語り、「塩が生活に不可欠な役割を担う必需品である」との展示ストーリーにこだわっていると紹介した。
 さらに、塩が生物にとって必須な存在である理由として、生物の細胞を囲む細胞外体液を維持する役割を塩が持つことを示した。
 そして、塩を摂取しづらい環境下にある生物、例えばアフリカ中部の熱帯雨林に住むマルミミゾウにおいても、塩なめ場を作り、塩を補給していると話した。人間以外の動物も、塩を過不足なく摂取し、食事とは別に塩をなめることがある。
 高梨氏は「生物は何らかのセンサーで、塩の過不足にうまく対応し生存している」と講演を締めくくった。
 最後に北川氏、中村氏、高梨氏のトークセッションでは、北川氏が「発酵食品には塩が使われていますね」と投げかけ、中村氏と高梨氏は、一定の塩分濃度が発酵に関わる特定の微生物(乳酸菌、酵母など)の生育環境を作り出し、その結果、醤油や味噌などを生み出すと、発酵のメカニズムを解説した。
 中村氏は「自然や世界は本当に複雑であり、科学であっても人間が完全に把握することは困難であるため、謙虚な姿勢で自然や世界と向き合ってほしい」と総括し、トークセッションも閉幕した。
【2025(令和7)年5月11日第5195号4面】

<年頭所感> 塩業界の明るい未来創造

日本特殊製法塩協会 会長 又吉元榮

 令和7年の年頭にあたり、謹んで新年のお慶びを申し上げます。
 旧年中は当協会会員の皆様はもとより、関係先の皆様には多大なるご支援を賜り厚く御礼申し上げます。
 当協会は2015年に特殊製法塩の品質向上・調査研究及び普及啓発、関連団体との協調と関係諸官庁への要請など、業界の健全な発展と消費者の食生活向上に寄与することを目的に設立され、今年で設立10年を迎えます。発足当時を振り返りますと、雲を掴むような活動から出発し現在に至るまで、歴代の理事並びに運営委員、そして会員各位が協会発展のため共に汗を流して参りました。
 その活動が功を奏し、現在では「塩と暮らしを結ぶ運動」「全国塩業懇話会」への参画をはじめ、塩業界全体の発展に寄与する団体として内外から広く認知されております。今後は当協会の法人化も視野に入れ、更なる組織体制の強化を図っており、新会員も随時募集しております。ともに塩業界の明るい未来を創造して参りましょう。入会希望の企業は当協会ホームページ(下記)よりご連絡ください。
 最後に、塩業界全体の益々の発展を祈念し、年頭のご挨拶とさせていただきます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
【2025(令和7)年1月1日第5183号4面】

日本特殊製法塩協会


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