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<浜食(東京都)> 第50回チャリティーバザー

中村社長(左)と佐藤主任
餅をつく中村社長

地域のイベントとして根付く

 「炉ばた漬」で知られる株式会社浜食(中村秀一郎社長、東京都調布市多摩川)は昨年12月1日、本社敷地内で第50回チャリティーバザーを開催。恒例のチャリティーオークションは今年も行われなかったが、会場には近隣住民を中心に多くの人が訪れた。
 一昨年から復活した飲食コーナーでは焼きそば、焼き鳥、わたがし、つきたての餅が販売。天候不順で高値となっている野菜をはじめ、漬物や調味料がお買い得価格に設定されていたこともあり、どの売場にも人の輪が二重三重にできるほどの賑わいとなった。
 実行委員長を務めた製造部の佐藤裕司主任は、「野菜や漬物がお買い得価格で購入できることを知っている方が多いので、今年は例年よりお客さんの出足が早い。早々に売り切れる野菜もあった」と語った。
 中村社長は、「バザーは社員同士の物々交換から始まり、それに地域の人が加わって開催されるようになった。先代が始めたことだが、今回で50回目を迎えることができ、地域のイベントとして根付いてきたと感じている。これからも続けていきたい」と話した。

バザー収益金を寄付 調布市の福祉施設2団体に

寄付金贈呈式の出席者。左から佐藤主任、中村社長、松野施設長、森山氏
 浜食の中村秀一郎社長とチャリティーバザーの実行委員長を務めた製造部の佐藤裕司主任が昨年12月19日、調布市役所を訪問。同12月1日に同社にて開催した第50回チャリティーバザーの収益金を同市内の特定非営利活動法人「エクセルシア」と児童発達支援・放課後等デイサービス「いっぱい」に贈呈した。金額はそれぞれ26万4692円。
 中村社長は、「全部の施設に寄付すると少額にしかならないが、ある程度絞れればまとまった金額になるので、毎年市に2団体を紹介していただいて寄付させていただいている。過去にはパソコン、エアコン、コピー機などの購入実績がある。今回も有効に使っていただきたい」と述べた。
 贈呈式では中村社長より「エクセルシア」の松野拓真施設長と「いっぱい」の森山由美子氏にそれぞれ寄付金が手渡された。毎年、寄付金の贈呈は調布市役所の福祉課を通して行われており、今年は調布市市議会議員の鈴木宗貴氏、同市福祉保健部参事の風間雄二郎氏らが立ち会った。
【2025(令和7)年1月1日第5183号14面】

浜食

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