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2025データ、法令、告示・通知・書籍等

業界で役に立つデータ(統計・アンケート・学術・法令・記録・書籍など)を掲載するページです。

☆★目次★☆
 【2025(令和7)年1月11日第5184号8面】
 【2025(令和7)年1月11日第5184号12面】
 【2025(令和7)年1月11日第5184号20面】

<CCCMKホールディングス(東京都)>「健康関連食品に関する調査」

 発酵食品の摂取がトップ
 TSUTAYAや蔦屋書店などを運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)グループの、CCCMKホールディングス株式会社(髙橋誉則代表取締役社長兼CEO、東京都渋谷区)は、このたび全国20~69歳のV会員1700名(※)を対象に、インターネット上での意識調査「Vアンケート」によって、「健康関連食品に関する調査」を実施した。(※V会員全体は約1・3億人)
 今回の調査は、体調管理や免疫ケアに役立つ食品・飲料である「健康関連食品」を中心に、これらの摂取状況や健康全般についての意識を調査。生活者は普段、あるいは風邪やインフルエンザなどの感染症が気になる冬場にどのくらい健康について意識したり、健康関連食品を摂取したりしているのかが明らかとなった。
【「健康関連食品」に関する調査】(文書、グラフは抜粋のため一部省略)
 1.体調管理・免疫ケアに役立つ食品・飲料を意識して摂取している人は40%超
 全体では、「かなり意識して摂っている」「やや意識して摂っている」で40%を超える結果となり、比較的多くの人が健康関連食品を意識的に摂っていることがわかった。
 2.健康関連食品で最も重視する点は「効果が期待できること」
 次に、健康関連食品を購買する際に重視する点について、健康関連食品を摂っていると回答した人に聞いた。全体では、「効果が期待できそうなこと(48・1%)」「コストパフォーマンスがよいこと(46・8%)」「味がおいしいこと(45・7%)」が45%超で上位となった。
 3.実際に食べている健康関連食品は「納豆・味噌・麹などの発酵食品」がトップ
 続いて、摂っている健康関連食品が何かを尋ねると「納豆・味噌・麹などの発酵食品(70・5%)」が全体で一番高い結果となった。次いで「健康食品・サプリメント(42・7%)」だった。30%以上は他にも「機能性ヨーグルト」「その他のヨーグルト」「玄米・五穀米などの米・雑穀類」が挙がっている。
 4.冬は他の季節よりも健康管理に気を遣っている人が50%超、そのうち70%弱が意識的に「手洗い・うがい」をしている
 他の季節よりも冬場に健康管理を気遣っている人が全体で55・2%(特に+やや気を遣っている)。特に意識して行っていることでで最も高いのは「手洗い・うがいをする」で67・6%だった。
【2025(令和7)年1月11日第5184号8面】

CCCMKホールディングス
https://www.cccmkhd.co.jp/

<日本生協連>「お米についてのアンケート」 選ぶ理由は「米が好き」が1位に

 日本生活協同組合連合会(略称:日本生協連、代表理事会長:土屋敏夫)は、「お米についてのアンケート」の調査結果を取りまとめた。
 令和5年産米は、記録的な猛暑等による作柄の悪化にともない相場価格の上昇が続いた。年産の途中では、中食・外食需要の増加や、米不足に関する報道の過熱、地震等の災害への危機感から、必要以上の買い占め・買い溜めによる品物不足や価格急騰など、市場は大混乱に見舞われた。
 日本生協連では、主食であるお米の利用実態を把握し、生産者と産地の取組や応援に役立てることを目的に、全国の組合員を対象に2021年度から続いて第4回目となるWEBアンケートを実施した。(調査期間:2024年10月1日~10月8日、有効回答数:6438件)
 【調査結果の主なトピック】
 ▼2024年7月から9月頃、お米を「いつもどおり購入できた」人は18・4%。

 2024年7月から9月頃、一部地域では、お米を購入しづらかったり、購入できなかったりする状況が発生した。
 各家庭における当時の状況を尋ねたところ、「いつもよりも購入はしにくかったが、購入はできた」(41・9%)が最多で、「購入する必要がなかった」(27・6%)、「いつもどおり購入できた」(18・4%)が続く結果となった。
 お米の入手先の調査結果とあわせて見ると、「いつもよりも購入はしにくかったが、購入はできた」人では「生協の宅配」(27・3%)および「スーパー(生協以外)」(27・0%)、「購入する必要がなかった」人では「親戚・知人からもらう」(27・3%)、「いつもどおり購入できた」人では「生協の宅配」(27・1%)が、特に回答数が多い入手先となった。
 ▼お米を炊く量・買う量は「2合~5合」「5合~10合」「10合~15合」が上位となり、前回調査とほぼ変わらない結果に。
 各家庭で1週間に炊くお米の量は「2合~5合」「5合~10合」「10合~15合」が上位で、前回調査からほぼ変化はなかった。
 1週間に炊くお米の量は若い年代ほど多く、ピークは40代で、家族構成が影響していると考えられる。よく買うお米の量(規格)は、「5kg」が最多64%で、前回調査と比較すると、「10kg」購入は1%減少し、「1kg」未満の購入が1%増加している。
 ▼お米を選ぶ理由では「米が好き、おいしいから(63・1%)」が調査開始以来初となる第1位に浮上。
 パンや麺などではなく、お米を選ぶときの理由について尋ねたところ、「米が好き、おいしいから」(63・1%で前年差2・8%増加)、「米を食べるのが習慣になっているから」(61・1%で前年差0・5%減少)がランクインした。
 2021年の調査開始から2023年の調査まで、「米を食べるのが習慣になっているから」が第1位を占めていたが、今回の調査で初めて、「米が好き、おいしいから」が第1位となった。「米が好き、おいしいから」の回答数は、前々回53・5%、前回60・3%(+6・8%)今回63・1%(+2・8%)と徐々に上昇している。また、「米は安い、経済的だから」の回答数は11・6%(前年差5・9%減少)となった。
 ▼もっとお米を食べたくなる条件は「安くなる・増量される(40・8%)」。調査開始以来初の第1位に。
 もっとお米を食べたくなる条件について尋ねたところ、「安くなる・増量される」(40・8%で前年差6・2%増加)、「おいしくなる」(39・0%で前年差0・7%減少)がランクインした。
 2021年の調査開始から2023年の調査まで、「おいしくなる」が第1位を占めていたが、今回の調査で初めて、「安くなる・増量される」が第1位となった。
 「安くなる・増量される」の回答数は、前々回28・2%、前回34・6%(+6・4%)、今回40・8%(+6・2%)と徐々に上昇している。
【2025(令和7)年1月11日第5184号12面】

日本生活協同組合連合会
https://jccu.coop/info/newsrelease/2024/20241205_02.html

<書籍紹介>宮尾茂雄著 「漬物の力」はなぜスゴイ? 

最新の知見を基に解説 
 東京家政大学大学院客員教授で全国漬物検査協会会長である農学博士・宮尾茂雄氏の著書『毎日の食卓に欠かせない「漬物の力」はなぜスゴイ?』が昨年12月27日に全国発売された。
 主な内容は次の通り。
 【序章】「漬物は塩分過多」ってホント?
 「減塩ブーム」の影響で塩分過多と思われていた漬物も、現代ではヘルシーに生まれ変わった。野菜を漬けて栄養効率がアップする漬物を食べ、カリウムを摂取しよう‐など
 【第一章】食卓の名脇役・漬物のプロフィール
 漬物のはじまりと歴史(中国と日本)、漬物の種類(保存性と漬け床)、世界の主な漬物を紹介‐など
 【第二章】もっと知りたい漬物の魅力
 旬のおいしさをキープする塩の力、発酵させればうま味がアップ、漬物の代表選手(梅干し・たくあん漬・白菜漬け・野沢菜漬け・広島菜漬け・高菜漬け)‐など
 【第三章】知られざる漬物の健康パワー
 食物繊維で死亡率が低下、ぬか漬けでビタミンB1が大幅アップ、酢漬けを食べて疲労回復、梅干しのクエン酸効果と強力な抗菌力、ラッキョウ漬けで血液サラサラに、制がん性のあるショウガの漬物、驚くべきキムチの健康パワー‐など
 【第四章】知って得する漬物の豆知識
 家庭の味の代表格ぬか漬けの材料、全国のご当地漬物、作って楽しい漬物料理‐など
 ▼『毎日の食卓に欠かせない「漬物の力」はなぜスゴイ?』▼農学博士宮尾茂雄著▼発行:キクロス出版▼発売:星雲社▼四六判並製、本文192頁、定価1760円(税込)
【2025(令和7)年1月11日第5184号20面】
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