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2025新店・催事・キャンペーン・セミナー・イベント・コラボ・注目商品

<新年の風景> 東京・寶田恵比寿神社、奈良・長谷寺

初詣客が訪れる寶田恵比寿神社
わらしべ長者の寺で商売繁盛を祈願
寶田恵比寿神社門前で販売される「東京べったら漬」
《べったら市保存会》お正月にも「東京べったら漬」 寶田恵比寿神社門前で初売り
 日本橋恵比寿講べったら市保存会は、毎年10月にべったら市が開催される寶田恵比寿神社(東京都中央区)の門前で、株式会社東京にいたか屋(中川英雄社長、東京都中央区)の「東京べったら漬」を元旦から初売り、参拝者に好評を博した。
 寶田恵比寿神は商売繁盛、家族繁栄、火防の守護神として、崇敬者は広く関東一円に及び、毎年10月に開催されているべったら市は、多くの人出で賑わう。
 昨年のべったら市は10月19、20日の両日に開催された。19日は小雨が降る時間帯もあったが、コロナ下では中止されていた「こども神輿」と「おとな神輿」が登場すると、威勢の良い掛け声とともに大きな歓声が上がり、会場は熱気に包まれた。また、神輿の行進に目を輝かせながらカメラを向ける外国人観光客も多く見られた。
 東京にいたか屋の話では「昨年は通常とは異なる土日開催となり、日曜日の終わりが早かったが、土曜は過去最高の売上となった前年並みに売れた。家族連れや若い人の姿も多く見られ、1本2000円台の皮付きの売れ行きも目立った」と振り返った。
 寶田恵比寿神社は元々皇居前にあった宝田村の鎮守で、慶長11年の江戸城拡張の際に現地へ転居。祭壇の中央に安置されている徳川家繁栄祈念の恵比寿神像は、徳川家康から村の名主・馬込勘解由に授けられたもので、作者は鎌倉時代の名匠・運慶の作と伝えられている。

《奈良 長谷寺》金運のゲン担ぎで参拝
 奈良県桜井市にある長谷寺は、わらしべ長者の逸話にゆかりのある寺として著名である。金運のゲン担ぎで新年に参拝する人や、その帰りに土産物や飲食店に足を運ぶ人で賑わう。
 長谷寺名物は、本堂の高さ10mを超える十一面観音像と、仁王門から本堂までの399段の階段。わらしべ長者は、この観音様に願い事をした後、藁(わら)を拾い、その藁は、みかん、布、馬、田んぼと、たちまちに高価なものと交換することができた。
 初詣の参拝者は、階段を上りきり、わらしべ長者のように観音様へ、今年の金運向上や商売繁盛を祈願し、仕事始めを迎える。
【2025(令和7)年1月11日第5184号1面】

<練馬漬物事業組合> 第37回「ねりま漬物物産展」 2月7日、8日に産業プラザで

第37回「ねりま漬物物産展」告知のチラシ
 練馬漬物事業組合(岡田隆組合長)は、第37回「ねりま漬物物産展」(後援:練馬区、一般社団法人練馬産業連合会、一般社団法人練馬区産業振興公社)を2月7日と8日に、練馬区立区民・産業プラザ「産業イベントコーナー」(Coconeri3階)にて開催する。
 また昨年同様にオンライン開催も実施。1月16日~1月31日まで、同組合HP「ねり漬.com」からリンクするオンラインサイトでねりま本干沢庵など、区内事業者の自慢の漬物を購入することができる。
 注文はFAX・郵送でも受け付け、送り先1件につき、送料1000円分を同組合が負担する。発送日は2月14日前後を予定している。FAXは03-3995-6068。
 同組合HP「ねり漬.com」は、通年で情報発信できる仕様で、物産展の告知はもちろん、練馬大根の収穫や干し風景の動画、練馬漬物の歴史、練馬大根と漬物を使った料理レシピなどを掲載している。
【2025(令和7)年1月11日第5184号2面】

ねり漬.com

<三幸>春夏限定トレー&CFカップ

いかサーモンマヨ(CFカップ)
たこわさび(CFカップ)
八海山酒粕使用 数の子わさび(BGトレー)
いかこうじ漬(BGトレー)
 株式会社三幸(佐藤克成社長、新潟県北蒲原郡聖籠町位守町)は、1月末より春夏限定のBGトレー&CFカップ商品を発売する。高級感のある「BGトレー」とシズル感のある「CFカップ」での展開で、春夏の売場を演出する。販売期間は1月30日から9月30日まで。
 新商品「八海山酒粕使用数の子わさび」は、新潟清酒メーカー「八海醸造」で仕込んだ清酒から生まれた酒粕を使用。さらに酒粕は口当たりがよくなるよう石臼で擦り上げ、菜の花、人参で彩り、具材感をプラスした。こだわりの酒粕ベースに数の子をトッピング。おつまみに最適の一品で、プチ贅沢感を味わえる。内容量はBGトレーが145gでCFカップが130g、賞味期限は30日。
 新商品「たこわさび」は、プリっと食感の「いいだこ」とコリコリ食感の「割干大根」を合わせ、おつまみの定番である「わさび味」に仕上げた。すし飯+たこわさび+マヨネーズかけは、「たこわさび」のツーンとした辛さとマヨネーズのマイルド感が美味しい、オススメのレシピ。内容量はBGトレーが70gでCFカップが65g、賞味期限は12日。
 新商品「いかこうじ漬」は、「こうじ」のほど良い粒感を残しつつ、うま味を引き出した「自家製漬け込みダレ」に「いか」を漬け込んだ。「自家製漬け込みダレ」に柚子ペーストとゆず皮の2種類を加え、柚子の風味をより感じられるように仕上げている。いかとこうじの熟成したうま味が楽しめる。内容量はBGトレーが85gでCFカップが80g、賞味期限は12日。
 「いかサーモンマヨ」は、アトランティックサーモンの炙りハラスを使用し、肉厚のいかと玉ねぎとともに特製マヨネーズソースで和えて後引く味わいに仕上げた。内容量はBGトレーが80gでCFカップが75g、賞味期限は12日。
【2025(令和7)年1月11日第5184号22面】   

三幸

<フジッコ>「黒豆奉納式」を実施

(右)から黒豆を奉納する福井社長、徳川当主、松平氏、小田垣社長
ラッピングカーで黒豆アピール
 【大阪支社】フジッコ株式会社(福井正一社長、兵庫県神戸市)が中心となって結成している「丹波黒黒豆奉納実行委員会」は昨年12月12日、東京都台東区の上野東照宮金色殿にて「黒豆奉納式」を開催した。金色殿では、初代将軍家康公、八代将軍吉宗公、十五代将軍慶喜公が祀られている。
 式には、実行委員会からフジッコの福井社長や小田垣商店の小田垣昇社長が参加し、「暴れん坊将軍」で8代将軍・徳川吉宗を演じた俳優で黒豆親善大使の松平健さん、徳川家19代当主の徳川家広さんも出席。
 徳川三公へ、今年収穫されたばかりの丹波篠山産の黒豆「丹波黒」を神事に則り奉納し、新穀の豊穣を報告するとともに、来年の豊作と、黒豆生産者や関係者の無病息災を祈祷した。
 本奉納式は、江戸時代に篠山藩が徳川幕府に黒豆を献上したという史実を再現しており、昨年160年ぶりに実施し、今年は昨年に続いての開催となった。トークセッションでは、一般募集していた新年の季語「黒豆」を入れた俳句から、松平さんが優秀作品を選び、「黒豆の甘さなつかし祖母の顔」を発表し、「黒豆を炊くおばあちゃんの顔が思い浮かぶ」と語った。
 今年の新しい試みは、新穀の黒豆を、丹波篠山城跡から、上野東照宮の金色殿まで、大八車(木製の人力荷車)を載せたラッピングカーで運搬したこと。伝統的な食材である黒豆のいわれや、栄養、おいしさをアピールした。
【2025(令和7)年1月11日第5184号22面】  
 
フジッコ
 
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