日本漬物産業同友会(遠藤栄一会長)は5月28日、令和7年度定時総会を開催。全国から約30名が参集し、遠山昌子副会長の司会進行で開会の挨拶に立った遠藤会長は、「昨年は原料対策委員会や北海道研修などを実施し、大変貴重な機会となった。今年も原料対策委員会や大阪への研修旅行などを実施する予定なので是非参加してほしい」と話した。
漬物業界の現状について、「梅は和歌山や群馬で雹害に見舞われるなど、様々な原料が厳しい状況にあるが、それを乗り越えて頑張っていかなければならない。栄養成分表示の常食量表示への切り替えも業界のテーマとなっており、弊社でも昨年から実施している。業界の環境は厳しいが、知恵を出し合い、次の世代につないでいきたい。本日は様々な情報交換を行うことで、何か良いヒントを持ち帰っていただきたい」と述べた。
総会は遠藤会長が議長を務めて議事を進行。宮前有一郎理事より第1号議案の令和6年度事業報告、梅澤綱祐会計理事、菅野嘉弘監事により第2号議案の令和6年度決算・監査報告が行われた後、宮前理事より第3号議案の令和7年度事業・予算案が発表され、全て原案通り承認、可決された。
事業計画では9月19日に原料対策委員会を開催し、10月8日と9日に実施する研修旅行では、大阪万博の見学と関係企業の視察を行う。会員数は株式会社ミナミ、株式会社ニシヤマの新規入会、1社の退会により36社となった。
総会後に行われた講演会では、ショッピングアドバイザーの服部保博氏が「流通業界の変遷と魅力ある商品の開発提供」というテーマで講演した。
講演に先駆け今回の講演会をプロデュースした大曽根史典理事が服部氏の経歴を紹介した。服部氏はスーパーマーケットや包装資材メーカーに勤務後、全国のスーパーマーケットを1000店舗以上訪問。現在はスーパーマーケットに詳しいショッピングアドバイザーとして活動、テレビにも出演するなど多方面で活躍している。
服部氏は、小売業界の現状や良いスーパーマーケットの条件などに触れた上で、漬物需要拡大の施策に言及。「漬物の販売を価格から価値へ転換していくためには、デイリーフーズの主任などスーパー関係者に毎月5分でもよいので漬物の歴史や魅力について聞いてもらう場を作ることが大切。是非、取引されている地元の小売店にお願いしてみてほしい」と話した。
漬物業界の現状について、「梅は和歌山や群馬で雹害に見舞われるなど、様々な原料が厳しい状況にあるが、それを乗り越えて頑張っていかなければならない。栄養成分表示の常食量表示への切り替えも業界のテーマとなっており、弊社でも昨年から実施している。業界の環境は厳しいが、知恵を出し合い、次の世代につないでいきたい。本日は様々な情報交換を行うことで、何か良いヒントを持ち帰っていただきたい」と述べた。
総会は遠藤会長が議長を務めて議事を進行。宮前有一郎理事より第1号議案の令和6年度事業報告、梅澤綱祐会計理事、菅野嘉弘監事により第2号議案の令和6年度決算・監査報告が行われた後、宮前理事より第3号議案の令和7年度事業・予算案が発表され、全て原案通り承認、可決された。
事業計画では9月19日に原料対策委員会を開催し、10月8日と9日に実施する研修旅行では、大阪万博の見学と関係企業の視察を行う。会員数は株式会社ミナミ、株式会社ニシヤマの新規入会、1社の退会により36社となった。
総会後に行われた講演会では、ショッピングアドバイザーの服部保博氏が「流通業界の変遷と魅力ある商品の開発提供」というテーマで講演した。
講演に先駆け今回の講演会をプロデュースした大曽根史典理事が服部氏の経歴を紹介した。服部氏はスーパーマーケットや包装資材メーカーに勤務後、全国のスーパーマーケットを1000店舗以上訪問。現在はスーパーマーケットに詳しいショッピングアドバイザーとして活動、テレビにも出演するなど多方面で活躍している。
服部氏は、小売業界の現状や良いスーパーマーケットの条件などに触れた上で、漬物需要拡大の施策に言及。「漬物の販売を価格から価値へ転換していくためには、デイリーフーズの主任などスーパー関係者に毎月5分でもよいので漬物の歴史や魅力について聞いてもらう場を作ることが大切。是非、取引されている地元の小売店にお願いしてみてほしい」と話した。
総会後、懇親会が開催された。懇親会は山本正憲理事の司会の下、遠藤会長が挨拶。「この会では新しい経験を通して会員の皆様の感性を磨いていただきたい。会創設9年目の今年も有意義な活動をしていきたい」と話した。
初参加メンバーの自己紹介の後、関谷忠之氏の乾杯発声で開宴。近況報告や情報交換を行い、有意義な時間を過ごした。
懇親会は宴たけなわの中、浅田康裕理事の中締め、菅野嘉弘監事の大締めで幕を閉じた。
初参加メンバーの自己紹介の後、関谷忠之氏の乾杯発声で開宴。近況報告や情報交換を行い、有意義な時間を過ごした。
懇親会は宴たけなわの中、浅田康裕理事の中締め、菅野嘉弘監事の大締めで幕を閉じた。
【2025(令和7年)6月11日第5198号6面】