伊那食品株式会社(小澤一磨社長、下伊那郡松川町)は、南信州の北端・松川町で野沢菜漬を製造する専門メーカー。同社では7月1日より「きざみ野沢菜わさび風味150g」を新発売した。
同商品は、一口サイズにカットした国産野沢菜と国産キャベツを、さわやかなわさび風味で味付けし、サラダ感覚に仕上げた浅漬商品。
従来は内容量180gで展開していたが、7月より内容量を150gに変更。パッケージのリニューアルも併せて実施し、”サラダ感覚”の文言やわさびのイラストを大きく記載することにより、これまで以上に清涼感と親しみやすさを演出している。
味わいの面では、従来の「きざみ野沢菜わさび風味」を踏襲。野沢菜の塩加減、キャベツの甘さが、かつおだしベースの調味液とすっきりとした酸味とあいまって、さわやかなわさび風味が心地よく感じられる絶妙なバランスに仕上げている。
シャキシャキとした野沢菜、パリパリとしたキャベツの食感が心地良く、香り高いわさびの風味が野沢菜やキャベツの味わいを引き立てる。猛暑が続く夏場の食卓にも適しており、ご飯のお供やお酒のおつまみとして重宝する。
同商品は彩りの良さも特長。赤色が美しい海藻スギノリを加えることにより野沢菜とキャベツの色合いにアクセントを付けており、食卓を華やかに演出する。 同社では、「野沢菜ホールもの」「刻みもの」「業務用」など様々なラインナップを展開。契約栽培した野沢菜を中央アルプスの伏流水と赤穂市原産の食塩を使用して低塩で2度漬け込んだ後、あっさりとした鰹節風味の調味液で仕上げている。シャキシャキとした歯ごたえと野沢菜の旨味がたまらない一品として、年間を通してご飯のおかずやお茶請けとして多くの野沢菜ユーザーから支持されている。
近年、野沢菜原料の確保が難しくなる中、生産者と一体となった取組を推進。長野や徳島など各地の生産者との信頼関係の構築に力を注いでいる。今後も、厳しい原料状況が続くことが予想される中、刻みカップ製品や本漬製品など付加価値を付けた商品の販売をさらに強化していく方針だ。
なお同社では昨年、衛生管理体制をISO22000認証からHACCP認証に変更、引き続き安全安心で高品質な製品づくりに取り組んでいる。
【商品概要】「きざみ野沢菜わさび風味150g」内容量:150g、賞味期間:D+12(要冷蔵)、JANコード:4971376250015
【2025(令和7)年7月11日第5201号6面】


























