小沼水産株式会社(小沼和幸社長、茨城県かすみがうら市)は、明治37年創業の老舗メーカー。商品ラインナップは、わかさぎ、川えび、小女子、白魚、昆布、はぜ、ふな、もろこ、貝類など豊富で、特に淡水魚のエキスパートとして知られる。
同社を代表する人気商品が「わかさぎ飴煮」。ワカサギ取扱量で国内トップクラスを誇る同社が、鮮度や身質、サイズ、脂乗り等で厳選したワカサギを使用。甘さを抑えたシンプルな味付けで惣菜風に仕上げている。
一度焼き上げてから甘辛く炊かれたワカサギは柔らかく、口の中に入れるとホロホロとほどけていく。
「わかさぎ飴煮」に唐辛子ベースのピリ辛風味の味付けを加えた「ピリ辛わかさぎ」もファンが多い商品となっている。
また、令和5年度茨城県水産製品品評会において最高賞である農林水産大臣賞に輝いたのが「小えび甘露煮」。
同社の前浜に上がった霞ヶ浦産の川エビを水揚げしてからすぐに生きたまま釜で炊き上げた商品。抜群の鮮度を誇り、その外観はルビーのように赤く美しい輝きを放つ。
サクサクと歯切れ良い食感を持ち、噛み締めるとエビの旨味と甘みが口いっぱいに広がる。調味料は醤油、砂糖、水飴のみ。素材の味わいを生かすため、できる限りシンプルに、甘さを抑えて炊き上げている。
近年、霞ヶ浦で白魚が好漁となる中、看板商品の一つとして注力している期間限定、数量限定の高級路線商品が「生炊き白魚」だ。水揚げしたばかりの白魚は鮮度抜群で透明感があり、身質に弾力がありピンと立っている。それを高めの火力で一気に炊き上げることで、鮮度の良い状態のままパリッと仕上げている。 砂糖・醤油をベースとして、よりシンプルにうっすらとした甘口で、そのまま食べやすい味付けとなっている。身が崩れることなく1匹ずつしっかりと仕上がり、透明感のある美しい黄金色は見た目からも鮮度の良さを感じられ、食欲を引き立てる。
【2025(令和7)年8月1日第5203号8面】
小沼水産 HP



























