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中園久太郎商店(鹿児島県)「さつま沢庵」【記者のオススメ!2026年1月1日号】

中園久太郎商店(鹿児島県) 「さつま沢庵」

さつま沢庵 梅
さつま沢庵 味噌
「さつま沢庵」新発売
 沢庵、高菜漬、桜島大根漬など鹿児島特産の漬物製造を手掛ける株式会社中園久太郎商店(中園雅治社長、鹿児島県指宿市)が、新たな市場戦略に乗り出している。
 同社の成長を牽引してきた商品「国産大根の本干し沢庵」が原料不足となる中、塩押したくあんの「さつま沢庵」2品(梅、味噌)を市場投入。鹿児島を訴求したパッケージで、差別化を図る。
 「さつま沢庵 梅味」は、爽やかな梅の風味を利かせることで、さっぱりとした口当たりを実現。食欲が落ちやすい季節でも箸が進む味わいに仕上げた。
 一方の「さつま沢庵 麦味噌」は、鹿児島らしい甘口の麦味噌を贅沢に使用。麦味噌特有のコクと旨みが大根に染み込んだ、ご飯のお供に最適な一品である。
 さらに、本シリーズは沢庵業界全体にとっても転換点と言える「栄養成分表示」の表示方法変更を行った。
 これまで業界では100g当たりの表示が一般的だった。しかし、消費者が一度に100gもの沢庵を食べることは稀であり、表示と実態が乖離しているとの指摘もあった。
 同社は今回、この表示を「10g当たり」に変更した。特に主要ユーザー層である中高年が着目する塩分相当量は0・4gとなる。
 本品を5mm程度の厚さに切れば、概ね1切れの重量が10gになる。これにより、消費者は1食で摂取する塩分やカロリーを、より直感的かつ適切に把握しやすくなる。
 この消費者視点に立った取り組みは、健康志向が高まる現代において重要性を増しており、同社は他の既存商品についても、今後この新表示への切り替えを検討していく方針だ。
 また、「国産大根の本干し沢庵」についても、今年は生産農家との連携により圃場面積が拡大、10月中旬からの冷え込んだため大根の太りも良好。11月末頃から干し始め、新物ができ次第再展開を図る。
 加えて昨年末には、新たな製造設備を導入。生産キャパシティの向上を図ると同時に、従業員の作業負担を軽減し、より効率的で持続可能な生産体制を構築する狙いだ。
 全日本漬物協同組合連合会の会長も務める中園社長は「漬物業界の収益性を高め、働きたい業界になることが必要」と語った
【2026(令和8)年1月1日第5217号12面】
 
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中園久太郎商店
 


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