農水大臣賞4品決する 味や健康性、市場性も評価
【大阪支社】第68回全国水産加工たべもの展の受賞作品が発表された。栄えある農林水産大臣賞を受賞したのは、水産ねり製品部門から「蒲穂子」(大寅蒲鉾、大阪府)、水産物つくだ煮部門から「華ちりめん梅煮」(山忠横田水産、大阪府)、加工昆布から「極みの逸品おぼろ月夜」(敦賀昆布、福井県)、節類から「波頭 軽軽削り」(まるてん、三重県)の4品だった。
以下、水産庁長官賞16品、大阪府知事賞32品が受賞した。
今回は全国から、4部門合計で824品の応募があった。部門ごとの一次審査を経て20品ずつに絞られ、2月18日には最終審査が行われた。審査委員は、学識者や一次生産者、行政、業界団体関係者らが務め、食味の良さは勿論のこと、外観や地域性、健康性、市場性など多様な角度から審査を行った。
審査委員長を務めた近畿大学農学部名誉教授の塚正泰之氏は「昨年ある方から頂戴した歳暮にはたべもの展の受賞シールが貼られていた。良いものを選ぶときの目印になっているということだろう。逸品を発掘し、未来へ繋いでいく足がかりを作れるよう厳正な審査を行う」とたべもの展の意義を語った。
なお、たべもの展は水産加工業関係者の生産意欲の増進と品質の向上並びに生産技術の改善に資し、業界の健全な発展を期することを目的として昭和26年に第一回目が開催され、現在は2年に1度のペースで開催されている。農林水産大臣賞受賞作品は、農林水産祭に出品される。過去には最高賞となる天皇杯受賞作品を輩出した実績も持つ、歴史ある展示品評会である。
以下、水産庁長官賞16品、大阪府知事賞32品が受賞した。
今回は全国から、4部門合計で824品の応募があった。部門ごとの一次審査を経て20品ずつに絞られ、2月18日には最終審査が行われた。審査委員は、学識者や一次生産者、行政、業界団体関係者らが務め、食味の良さは勿論のこと、外観や地域性、健康性、市場性など多様な角度から審査を行った。
審査委員長を務めた近畿大学農学部名誉教授の塚正泰之氏は「昨年ある方から頂戴した歳暮にはたべもの展の受賞シールが貼られていた。良いものを選ぶときの目印になっているということだろう。逸品を発掘し、未来へ繋いでいく足がかりを作れるよう厳正な審査を行う」とたべもの展の意義を語った。
なお、たべもの展は水産加工業関係者の生産意欲の増進と品質の向上並びに生産技術の改善に資し、業界の健全な発展を期することを目的として昭和26年に第一回目が開催され、現在は2年に1度のペースで開催されている。農林水産大臣賞受賞作品は、農林水産祭に出品される。過去には最高賞となる天皇杯受賞作品を輩出した実績も持つ、歴史ある展示品評会である。
※本紙が取材した受賞作品は→こちらから
【大阪支社】第68回「全国水産加工たべもの展」の表彰式が3月25日、大阪キャッスルホテル(大阪市中央区)で執り行われた。水産加工業の発展を目的とした本展示会は、昭和26年の開始から数えて68回目を迎え、業界の信頼と伝統を象徴する場となった。
式典の冒頭、同展運営委員会の山中政彦委員長が挨拶。「現在、水産業界は原料不足やニーズの多様化といった課題に直面しているが、こうした時代だからこそ日本が誇る水産加工技術はさらなる発展を遂げるはず。本展がその一助となることを願う」と、業界の未来へ期待を寄せた。続いて、審査委員長を務めた近畿大学農学部の塚正泰之名誉教授が審査講評(文末)を述べた後、各部門の受賞者に表彰状が授与された。
受賞者を代表し、水産物つくだ煮部門で「華ちりめん梅煮」が農林水産大臣賞を受賞した山忠横田水産の横田忠哉代表が謝辞を述べた。横田代表は「昔ながらの佃煮の味を守ってきた。今回の受賞は大変光栄だが、これで気を緩めることなく、世界の人々に日本の水産加工品の魅力を伝えていけるよう、さらに精進して参りたい」と決意を語った。
<部門別審査講評>
▼水産ねり製品=出品122点、前回から4点増。伝統的な製品から健康志向、菓子のような意匠を凝らしたものまで、ねり製品ならではの自由度の高さを活かした多様性が印象的だった。
▼水産物つくだ煮=出品249点、前回から34点減。国産原料の高騰により海外原料を使用した製品が目立ち、味付けは薄味傾向が強まっている。なお、惣菜の範疇に入る製品は審査段階で除外した。
▼加工昆布=出品248点、前回から1点減。既成概念を覆す新しい味や、副材料との組み合わせ、斬新なネーミングが多数見受けられた。市場性の観点から、一度で食べきれない量の商品はチャック付き袋にするなど改善の余地がある商品も多かった。
▼削り節=出品205点、前回から43点の大幅増。タイやフグなど新たな素材の活用や、複数の節のブレンドが目立った。だし用だけでなく、ふりかけやおにぎり用、個包装パックなど、用途の多様化が顕著になっている。
【2026(令和8)年4月1日第5225号2面】
式典の冒頭、同展運営委員会の山中政彦委員長が挨拶。「現在、水産業界は原料不足やニーズの多様化といった課題に直面しているが、こうした時代だからこそ日本が誇る水産加工技術はさらなる発展を遂げるはず。本展がその一助となることを願う」と、業界の未来へ期待を寄せた。続いて、審査委員長を務めた近畿大学農学部の塚正泰之名誉教授が審査講評(文末)を述べた後、各部門の受賞者に表彰状が授与された。
受賞者を代表し、水産物つくだ煮部門で「華ちりめん梅煮」が農林水産大臣賞を受賞した山忠横田水産の横田忠哉代表が謝辞を述べた。横田代表は「昔ながらの佃煮の味を守ってきた。今回の受賞は大変光栄だが、これで気を緩めることなく、世界の人々に日本の水産加工品の魅力を伝えていけるよう、さらに精進して参りたい」と決意を語った。
<部門別審査講評>
▼水産ねり製品=出品122点、前回から4点増。伝統的な製品から健康志向、菓子のような意匠を凝らしたものまで、ねり製品ならではの自由度の高さを活かした多様性が印象的だった。
▼水産物つくだ煮=出品249点、前回から34点減。国産原料の高騰により海外原料を使用した製品が目立ち、味付けは薄味傾向が強まっている。なお、惣菜の範疇に入る製品は審査段階で除外した。
▼加工昆布=出品248点、前回から1点減。既成概念を覆す新しい味や、副材料との組み合わせ、斬新なネーミングが多数見受けられた。市場性の観点から、一度で食べきれない量の商品はチャック付き袋にするなど改善の余地がある商品も多かった。
▼削り節=出品205点、前回から43点の大幅増。タイやフグなど新たな素材の活用や、複数の節のブレンドが目立った。だし用だけでなく、ふりかけやおにぎり用、個包装パックなど、用途の多様化が顕著になっている。
【2026(令和8)年4月1日第5225号2面】
<山忠横田水産>「華ちりめん梅煮」大臣賞
第68回全国水産加工たべもの展の水産物つくだ煮部門において、山忠横田水産(横田忠哉代表、大阪府阪南市)の「華ちりめん梅煮」が、最高賞である農林水産大臣賞に輝いた。
明治30年頃の創業以来、大阪湾の豊かな恵みと向き合ってきた老舗が放つ、技と伝統の結晶が最高の栄誉を勝ち取った。
「華ちりめん梅煮」の主役は、鮮度の良い生しらすだ。これを砂糖、醤油、みりん、水飴という昔ながらの調味料で、飴色に輝くまでじっくりと炊き上げる。そこへカリカリ梅、梅肉、乾燥梅肉という、三つの異なる形態の梅を贅沢に融合させた。
今回の最終審査では甘口の佃煮が主流となっていたが、本作はキリリと引き締まった塩気と、梅由来の鮮烈な酸味が際立ち、審査員の舌を唸らせた。
しらすは固めに炊き上げられており、カリカリ梅の軽快な歯ごたえが心地よいアクセントを添える。
同社の歩みは、大阪湾に立脚する鮮魚商から始まった。やがてイワシやシラスの加工へと着手し、釜揚げしらすや天日干しちりめんじゃこの製造を主力として、その確かな品質で信頼を築いてきた。
平成4年には自動釜を導入し、長年培った目利きと加工技術を活かして佃煮製造を本格化させている。
素材への深い理解と、伝統の技術と現代の食ニーズの融合を追求し続けてきた同社の情熱が、全国の頂点という形で結実した。
【2026(令和8)年3月21日第5224号11面】
明治30年頃の創業以来、大阪湾の豊かな恵みと向き合ってきた老舗が放つ、技と伝統の結晶が最高の栄誉を勝ち取った。
「華ちりめん梅煮」の主役は、鮮度の良い生しらすだ。これを砂糖、醤油、みりん、水飴という昔ながらの調味料で、飴色に輝くまでじっくりと炊き上げる。そこへカリカリ梅、梅肉、乾燥梅肉という、三つの異なる形態の梅を贅沢に融合させた。
今回の最終審査では甘口の佃煮が主流となっていたが、本作はキリリと引き締まった塩気と、梅由来の鮮烈な酸味が際立ち、審査員の舌を唸らせた。
しらすは固めに炊き上げられており、カリカリ梅の軽快な歯ごたえが心地よいアクセントを添える。
同社の歩みは、大阪湾に立脚する鮮魚商から始まった。やがてイワシやシラスの加工へと着手し、釜揚げしらすや天日干しちりめんじゃこの製造を主力として、その確かな品質で信頼を築いてきた。
平成4年には自動釜を導入し、長年培った目利きと加工技術を活かして佃煮製造を本格化させている。
素材への深い理解と、伝統の技術と現代の食ニーズの融合を追求し続けてきた同社の情熱が、全国の頂点という形で結実した。
【2026(令和8)年3月21日第5224号11面】
山忠横田水産
<敦賀昆布>「極みの逸品 おぼろ月夜」農水大臣賞
敦賀昆布株式会社(森田貴之社長、福井県敦賀市)の「極みの逸品 おぼろ月夜」が、第68回全国水産加工たべもの展の加工昆布部門で農林水産大臣賞を受賞した。前回に続き、2年連続の栄冠に輝いた。
原料には天然羅臼昆布の一等検を使用。これを400年以上の歴史を持つ㈱とば屋酢店(中野貴之社長、福井県小浜市)の壺之酢に漬けて柔らかくした後、職人が手作業で0・01ミリ幅まで削る。向こうが透けるほど薄く、口に含むとふわりとほどける食感が特徴だ。酢が昆布の旨みを引き立て、絶妙な味わいを生み出している。
削る際は刃がすぐに昆布に引っかかるため、30分に1回の包丁研ぎが欠かせない。
農水大臣賞の受賞に際し森田社長は「敦賀のおぼろ昆布製造技術は、国の登録無形民俗文化財にも登録されている。今回の受賞を機に、敦賀のおぼろ昆布の存在を一層認知してもらうことに貢献できればうれしい。おぼろ昆布は大量生産できないが、だからこそ価値を理解するファンが定着している。おぼろ昆布のおいしさを引き続き広めていきたい」と話した。
【2026(令和8)年3月21日第5224号12面】
原料には天然羅臼昆布の一等検を使用。これを400年以上の歴史を持つ㈱とば屋酢店(中野貴之社長、福井県小浜市)の壺之酢に漬けて柔らかくした後、職人が手作業で0・01ミリ幅まで削る。向こうが透けるほど薄く、口に含むとふわりとほどける食感が特徴だ。酢が昆布の旨みを引き立て、絶妙な味わいを生み出している。
削る際は刃がすぐに昆布に引っかかるため、30分に1回の包丁研ぎが欠かせない。
農水大臣賞の受賞に際し森田社長は「敦賀のおぼろ昆布製造技術は、国の登録無形民俗文化財にも登録されている。今回の受賞を機に、敦賀のおぼろ昆布の存在を一層認知してもらうことに貢献できればうれしい。おぼろ昆布は大量生産できないが、だからこそ価値を理解するファンが定着している。おぼろ昆布のおいしさを引き続き広めていきたい」と話した。
【2026(令和8)年3月21日第5224号12面】
敦賀昆布
かつおの天ぱく(まるてん有限会社、天白幸明社長、三重県志摩市)が、第68回全国水産加工たべもの展にて、節類部門で「波頭 軽軽削り」が農林水産大臣賞、それを用いたいわしの旨煮「波頭ななつぼし」が水産物つくだ煮部門で水産庁長官賞を受賞する快挙を遂げた。
同社の鰹節を語る上で欠かせないのが、今では稀少となった自社での燻製工程だ。職人がいぶし小屋に立ち、薪の火力を肌で感じながら、幾度も煙に潜らせる、昔ながらの手火山式で鰹節を作る。この手仕事によって、鰹の身には芳醇な香りと深いコクが吹き込まれる。
今回、農林水産大臣賞に輝いた「波頭 軽軽削り」は、鰹節の中でも最高級と言われる本枯節を輪切りにして血合いを除き、繊維を断つように極薄に削り出している。舌に乗せた瞬間に、煙の余韻を残しながら溶けていく舌触りと、雑味のない旨みが生まれた。どんな料理にも合い、料理の邪魔をせず、しっかりと旨みを添えてくれるという、鰹節の理想を体現した商品だ。
一方、水産庁長官賞を受賞したのが、水産物つくだ煮部門の「波頭ななつぼし」だ。同社にとって初となる惣菜風製品である。
梅雨時期の最も脂が乗った千葉県産の入梅いわしを、自慢の「波頭」とともに低温でゆっくり炊き上げた。いわしの柔らかな身と、波頭が生む鰹節の力強い旨みが重なり合い、白米を誘う至高の逸品となった。
「家庭で鰹節を使って料理する機会が失われつつある今、本物の鰹節の美味しさを、もっと手軽に、もっと日常の食卓に届けたい」という天白社長の切なる想いから開発に着手。
製品化に当たり、本家留蔵(千葉県)の協力を得た。両社とも高島屋の味百選に出店していることから交流が生まれ、老舗同士の技術を結集した商品が誕生したという経緯がある。
天白社長は「『波頭』と、それを使った商品が揃って評価されたことが何よりの喜び。当社にとって大きなターニングポイントになる」と、受賞の重みを噛み締めた。
同社の鰹節を語る上で欠かせないのが、今では稀少となった自社での燻製工程だ。職人がいぶし小屋に立ち、薪の火力を肌で感じながら、幾度も煙に潜らせる、昔ながらの手火山式で鰹節を作る。この手仕事によって、鰹の身には芳醇な香りと深いコクが吹き込まれる。
今回、農林水産大臣賞に輝いた「波頭 軽軽削り」は、鰹節の中でも最高級と言われる本枯節を輪切りにして血合いを除き、繊維を断つように極薄に削り出している。舌に乗せた瞬間に、煙の余韻を残しながら溶けていく舌触りと、雑味のない旨みが生まれた。どんな料理にも合い、料理の邪魔をせず、しっかりと旨みを添えてくれるという、鰹節の理想を体現した商品だ。
一方、水産庁長官賞を受賞したのが、水産物つくだ煮部門の「波頭ななつぼし」だ。同社にとって初となる惣菜風製品である。
梅雨時期の最も脂が乗った千葉県産の入梅いわしを、自慢の「波頭」とともに低温でゆっくり炊き上げた。いわしの柔らかな身と、波頭が生む鰹節の力強い旨みが重なり合い、白米を誘う至高の逸品となった。
「家庭で鰹節を使って料理する機会が失われつつある今、本物の鰹節の美味しさを、もっと手軽に、もっと日常の食卓に届けたい」という天白社長の切なる想いから開発に着手。
製品化に当たり、本家留蔵(千葉県)の協力を得た。両社とも高島屋の味百選に出店していることから交流が生まれ、老舗同士の技術を結集した商品が誕生したという経緯がある。
天白社長は「『波頭』と、それを使った商品が揃って評価されたことが何よりの喜び。当社にとって大きなターニングポイントになる」と、受賞の重みを噛み締めた。
【2026(令和8)年3月21日第5224号12面】
かつおの天ぱく
株式会社小倉屋山本(山本博史社長、大阪市中央区)は、第68回全国水産加工たべもの展の水産物つくだ煮部門で「柚子あさり」が水産庁長官賞を受賞。さらに加工昆布部門では、「大阪みやげ ゆず昆布」が水産庁長官賞、「おにぎり昆布」が大阪府知事賞に選ばれた。
「柚子あさり」は2024年秋に発売を開始した期間限定商品で、ふっくらとしたあさりの旨味に国産ゆずの爽やかな香りが調和する。プチプチとしたタラコと唐辛子の程よい辛味がアクセントとなり、箸が進む味わいに仕上げている。
「大阪みやげ ゆず昆布」は昨年10月に発売された新商品。北海道産昆布に国産ゆず皮を合わせ、香り高さが特徴的だ。ほろ苦いゆず皮の風味が昆布の旨味と調和し、奥深い味わいを生み出している。
「おにぎり昆布」は発売から10年を迎えるロングセラー商品。北海道産昆布にかつお節や胡麻を加え、しっとりと柔らかく炊き上げた。しっかりとした味付けで、おにぎりの具材やお弁当のふりかけとしても最適な昆布佃煮となっている。
【2026(令和8)年3月21日第5224号12面】
「柚子あさり」は2024年秋に発売を開始した期間限定商品で、ふっくらとしたあさりの旨味に国産ゆずの爽やかな香りが調和する。プチプチとしたタラコと唐辛子の程よい辛味がアクセントとなり、箸が進む味わいに仕上げている。
「大阪みやげ ゆず昆布」は昨年10月に発売された新商品。北海道産昆布に国産ゆず皮を合わせ、香り高さが特徴的だ。ほろ苦いゆず皮の風味が昆布の旨味と調和し、奥深い味わいを生み出している。
「おにぎり昆布」は発売から10年を迎えるロングセラー商品。北海道産昆布にかつお節や胡麻を加え、しっとりと柔らかく炊き上げた。しっかりとした味付けで、おにぎりの具材やお弁当のふりかけとしても最適な昆布佃煮となっている。
【2026(令和8)年3月21日第5224号12面】
小倉屋山本
小沼水産株式会社(小沼和幸社長、茨城県かすみがうら市)の「わかさぎ飴煮」が第68回全国水産加工たべもの展で水産庁長官賞を受賞した。
「わかさぎ飴煮」は、ワカサギ取扱量で国内トップクラスを誇る同社が、鮮度や身質、サイズ、脂乗り等で厳選したワカサギを使用。甘さを抑えたシンプルな味付けで惣菜風に仕上げた商品。
一度焼き上げてから甘辛く炊かれたワカサギは柔らかく、口の中に入れるとホロホロとほどけていく。
「わかさぎ飴煮」に唐辛子ベースのピリ辛風味の味付けを加えた「ピリ辛わかさぎ」も人気商品となっている。
砂糖・醤油をベースとした昔ながらのシンプルな味付けに、唐辛子ベースのピリ辛風味の味付けを加えることによって、おつまみ感覚で食べやすい味わいに仕上げている。
適度な甘さと辛みが混在して後を引く味付けとなっており、根強いファンが多く存在する。
同社は、淡水魚のエキスパートとして知られ、わかさぎ、川えび、小女子、白魚、昆布、はぜ、ふな、もろこ、貝類など豊富な魚介類を取り扱っている。
「わかさぎ飴煮」は、ワカサギ取扱量で国内トップクラスを誇る同社が、鮮度や身質、サイズ、脂乗り等で厳選したワカサギを使用。甘さを抑えたシンプルな味付けで惣菜風に仕上げた商品。
一度焼き上げてから甘辛く炊かれたワカサギは柔らかく、口の中に入れるとホロホロとほどけていく。
「わかさぎ飴煮」に唐辛子ベースのピリ辛風味の味付けを加えた「ピリ辛わかさぎ」も人気商品となっている。
砂糖・醤油をベースとした昔ながらのシンプルな味付けに、唐辛子ベースのピリ辛風味の味付けを加えることによって、おつまみ感覚で食べやすい味わいに仕上げている。
適度な甘さと辛みが混在して後を引く味付けとなっており、根強いファンが多く存在する。
同社は、淡水魚のエキスパートとして知られ、わかさぎ、川えび、小女子、白魚、昆布、はぜ、ふな、もろこ、貝類など豊富な魚介類を取り扱っている。
【2026(令和8)年3月21日第5224号12面】
小沼水産
<平松食品> 「姫にしん生姜煮」水産庁長官賞
株式会社平松食品(平松賢介社長、愛知県豊橋市)が昨年3月に発売した「姫にしん生姜煮」が、第68回全国水産加工たべもの展(水産物つくだ煮部門)で水産庁長官賞を受賞した。
「姫にしん生姜煮」は、北欧の海で水揚げされたニシン科のスプラットを原料に、3日間かけて骨まで柔らかく仕上げた甘露煮。程よく脂がのり、生姜の風味がアクセントとなっている。
販売先は国内に加え、すでにEU向け水産加工施設認定を取得していることから、輸入規制の厳しいEUへの輸出も視野に入れる。
受賞にあたり平松社長は「前回2024年のたべもの展では『本まぐろ煮』が水産庁長官賞を受賞し、2回連続の受賞となり光栄だ。姫にしんはEU輸出を目指す意欲作で、その応援として背中を押していただいた受賞。勇気をいただいた」と話した。
【2026(令和8)年3月21日第5224号12面】
「姫にしん生姜煮」は、北欧の海で水揚げされたニシン科のスプラットを原料に、3日間かけて骨まで柔らかく仕上げた甘露煮。程よく脂がのり、生姜の風味がアクセントとなっている。
販売先は国内に加え、すでにEU向け水産加工施設認定を取得していることから、輸入規制の厳しいEUへの輸出も視野に入れる。
受賞にあたり平松社長は「前回2024年のたべもの展では『本まぐろ煮』が水産庁長官賞を受賞し、2回連続の受賞となり光栄だ。姫にしんはEU輸出を目指す意欲作で、その応援として背中を押していただいた受賞。勇気をいただいた」と話した。
【2026(令和8)年3月21日第5224号12面】
平松食品
<ヒロコンフーズ> うどん用特化昆布が長官賞
ヒロコンフーズ株式会社(田村満則社長、広島市安佐南区)は、昆布の新たな売り方や見せ方に挑戦する製品開発に積極的に取り組んでいる。これを具現化した「うどんがもっとおいしくなる昆布」が、この度全国水産加工たべもの展の加工昆布部門で水産庁長官賞を受賞した。
これは、おぼろ昆布の用途を商品名で具体化したもの。従来、おぼろ昆布は「飲食店で提供されると口にするが、自ら購入する機会が少ない」という消費者が多いことが課題であった。そこで同社はあえて用途を絞り込むことで、訴求力を高めることに成功。さらに従来の乾物売場のみならず、生麺売場への導入を果たすなど、関連購買を促進することで売場全体の活性化にも寄与している。
また、おぼろ昆布は同社が自ら製造している。本来は北陸地方の特産品であるが、産地では職人の高齢化による技術継承が危ぶまれている。そのため同社は自社内で職人を育成する体制を構築し、伝統技術を次世代へとつなぐ環境を整えている。
同社が進める「○○がもっとおいしくなる昆布」シリーズは、第一弾の納豆用を皮切りに、お好み焼き用、お鍋用と、家庭の定番メニューに合わせた提案を次々と展開。消費者のニーズに寄り添った製品開発が、着実な成果を挙げている。
【2026(令和8)年3月21日第5224号12面】
これは、おぼろ昆布の用途を商品名で具体化したもの。従来、おぼろ昆布は「飲食店で提供されると口にするが、自ら購入する機会が少ない」という消費者が多いことが課題であった。そこで同社はあえて用途を絞り込むことで、訴求力を高めることに成功。さらに従来の乾物売場のみならず、生麺売場への導入を果たすなど、関連購買を促進することで売場全体の活性化にも寄与している。
また、おぼろ昆布は同社が自ら製造している。本来は北陸地方の特産品であるが、産地では職人の高齢化による技術継承が危ぶまれている。そのため同社は自社内で職人を育成する体制を構築し、伝統技術を次世代へとつなぐ環境を整えている。
同社が進める「○○がもっとおいしくなる昆布」シリーズは、第一弾の納豆用を皮切りに、お好み焼き用、お鍋用と、家庭の定番メニューに合わせた提案を次々と展開。消費者のニーズに寄り添った製品開発が、着実な成果を挙げている。
【2026(令和8)年3月21日第5224号12面】
ヒロコンフーズ
株式会社マツモト(松本紳吾社長、大阪府堺市)の、北海道産のとろろ昆布と塩昆布を贅沢に使用した「とまらないふりかけ」シリーズが、このほど全国水産加工たべもの展でダブル受賞を果たした。加工昆布部門において『わさび』が水産庁長官賞に、『黒胡椒』が大阪府tom事賞にそれぞれ輝いた。
昆布文化の息づく堺で創業した同社は、原料産地に隣接する函館に自社工場を構え、製造から原料販売までを一貫して手掛けている。
しかし、食生活の変化によりだし昆布やとろろ昆布といった伝統的な食材の需要が減退し、原料の生産量も減少傾向にある。こうした厳しい市場環境を打破すべく、同社が打ち出したのが「とまらないふりかけ」シリーズだ。
同シリーズは、同社の強みである醤油味の味付きのとろろ昆布と塩昆布を細かく加工し、手軽に楽しめるふりかけ状に仕上げたもの。
水産庁長官賞を受賞した『わさび』は、ツンとした力強い辛みを活かし、ご飯との相性を追求した。大阪府知事賞の『黒胡椒』は、スパイシーな風味が特徴で、ご飯のみならず肉料理やパスタの調味料としても活用できる汎用性がある。
このほか『うめ』『しそ』も展開し、全部で4種類。いずれも「北海道おみやげグランプリ」でも金賞受賞歴を持つことが示す通り、様々な層から支持を得ている。
昆布文化の息づく堺で創業した同社は、原料産地に隣接する函館に自社工場を構え、製造から原料販売までを一貫して手掛けている。
しかし、食生活の変化によりだし昆布やとろろ昆布といった伝統的な食材の需要が減退し、原料の生産量も減少傾向にある。こうした厳しい市場環境を打破すべく、同社が打ち出したのが「とまらないふりかけ」シリーズだ。
同シリーズは、同社の強みである醤油味の味付きのとろろ昆布と塩昆布を細かく加工し、手軽に楽しめるふりかけ状に仕上げたもの。
水産庁長官賞を受賞した『わさび』は、ツンとした力強い辛みを活かし、ご飯との相性を追求した。大阪府知事賞の『黒胡椒』は、スパイシーな風味が特徴で、ご飯のみならず肉料理やパスタの調味料としても活用できる汎用性がある。
このほか『うめ』『しそ』も展開し、全部で4種類。いずれも「北海道おみやげグランプリ」でも金賞受賞歴を持つことが示す通り、様々な層から支持を得ている。
【2026(令和8)年3月21日第5224号12面】
マツモト
<島乃香> 旨み凝縮「貝ひもつくだ煮」
島乃香株式会社(黒嶋龍三社長、香川県小豆郡小豆島町)の「貝ひもつくだ煮」が、このほど第68回全国水産加工たべもの展の水産物つくだ煮部門において、大阪府知事賞を受賞した。
厳選された国産のホタテ貝ひもを原料に、小豆島特産の醤油を用いて甘口に炊き上げた。最大の特徴は、独自の製法による仕上げにある。炊き上げ後にしっとりとした程よい食感が残るまで乾燥させることで、貝本来の濃厚な旨みを内部に凝縮させた。
コリコリとした心地よい歯応えとともに、噛み締めるほどに磯の風味と醤油の芳醇な香りが口の中に広がる仕上がりとなっている。
酒肴としてそのままビール等に合わせるのはもちろん、白米との相性も抜群。また同社は「佃煮は調味料」を合言葉に、炊き込みご飯や茶漬けの具材、あるいは野菜の和え物のアクセントとして活用するなど、家庭での多彩なアレンジを提案している。
なお今回受賞の対象となったのは、通販や土産物ルートを中心に展開する80g袋入りだが、一般市場向けに55g丸カップ入りも展開しており、幅広いチャネルでの普及を目指している。
【2026(令和8)年3月21日第5224号12面】
厳選された国産のホタテ貝ひもを原料に、小豆島特産の醤油を用いて甘口に炊き上げた。最大の特徴は、独自の製法による仕上げにある。炊き上げ後にしっとりとした程よい食感が残るまで乾燥させることで、貝本来の濃厚な旨みを内部に凝縮させた。
コリコリとした心地よい歯応えとともに、噛み締めるほどに磯の風味と醤油の芳醇な香りが口の中に広がる仕上がりとなっている。
酒肴としてそのままビール等に合わせるのはもちろん、白米との相性も抜群。また同社は「佃煮は調味料」を合言葉に、炊き込みご飯や茶漬けの具材、あるいは野菜の和え物のアクセントとして活用するなど、家庭での多彩なアレンジを提案している。
なお今回受賞の対象となったのは、通販や土産物ルートを中心に展開する80g袋入りだが、一般市場向けに55g丸カップ入りも展開しており、幅広いチャネルでの普及を目指している。
【2026(令和8)年3月21日第5224号12面】
島乃香
<廣川>「おつまみあさり」府知事賞
株式会社廣川(廣川昌平社長、大阪府松原市)の乾燥佃煮「おつまみあさり」が、第68回全国水産加工たべもの展(水産物つくだ煮部門)で大阪府知事賞を受賞した。
既存品は、昆布佃煮の製造工程で生じる昆布エキスを使ってあさりを炊き上げることで、貝特有のほろ苦さと旨味を楽しめるのが特徴。一方、今回受賞した商品は味付けの一部を改良し、昆布エキスに加えて醤油を用いてしっかりと炊き上げることで、ほろ苦さを抑え、貝が苦手な人でも食べやすい味わいに仕上げた。
噛むほどに旨味が広がるもっちりとした食感はそのままに、珍味メーカーのあさり製品に多い焼成タイプとは異なり、炊き込み製法による独自の風味が生まれている。
廣川社長は「佃煮を乾燥させる製法は、当社がパイオニアとして長年製造してきた汐吹昆布の技術を応用し、20年以上前に生み出したもの。佃煮はご飯のお供だけでなく、おつまみやお菓子としても幅広く活躍できると信じ、おつまみあさりを生み出した甲斐があった」と話している。
【2026(令和8)年3月21日第5224号12面】
廣川
株式会社ヒロツク(竹本新社長、広島市西区)の「梅わかめ」と「こもち昆布」が、それぞれ第68回全国水産加工たべもの展の水産物つくだ煮部門、加工昆布部門で大阪府知事賞を同時受賞した。
「梅わかめ」は、選りすぐりの国産茎わかめに、芳醇な香りの紀州産梅肉と食感のアクセントとなる国産カリカリ梅を贅沢に合わせた一品だ。炊きたてのご飯はもちろん、冷や奴や素麺の薬味として添えれば、涼やかな一皿へと格上げしてくれる名脇役といえる。
一方、加工昆布部門で受賞した「こもち昆布」は、地元広島では「知らない人はいない」と言われるほどの不動の人気を誇る定番商品だ。肉厚な北海道産昆布を独自の甘口ダレでじっくりと炊き上げ、そこにたらこを贅沢に絡めた。
昆布の濃厚な旨味に、たらこの粒が弾けるプチプチとした小気味よい食感が重なる。白いご飯との相性は抜群で、一度食べれば癖になる豊かな味わいが特徴だ。
【2026(令和8)年3月21日第5224号12面】
ヒロツク
<安田食品工業>「有明のり佃煮」大阪府知事賞
安田食品工業株式会社(藤本伸一社長、香川県小豆郡小豆島町)の「九州産あご節使用 有明のり佃煮」が、第68回全国水産加工たべもの展水産物つくだ煮部門において大阪府知事賞を受賞した。
のり佃煮は昆布佃煮とともに、同社の2枚看板をなす分野だ。今回受賞した「九州産あご節使用 有明のり佃煮」は、多くの河川から豊富な栄養が流れ込む有明海で育った、とろけるような柔らかな口当たりと甘みが特徴の有明のりを使用している。それを小豆島の醤油で香り豊かに炊き上げ、さらに九州の特産品である飛魚(あご)を燻して作ったあご節を加えた。濃厚なだしの効いた味わいでご飯が進む。
同社はこの他にも、小豆島産生のりを100%使用した「初摘み生のり佃煮」や、ペペロンチーノなどの具材にも使える「香川県産にんにく使用のり佃煮」など、のり佃煮を素材としながら素材にこだわった商品や、意外な味付けで興味を惹きつける商品を多数揃えている。
【2026(令和8)年3月21日第5224号12面】
のり佃煮は昆布佃煮とともに、同社の2枚看板をなす分野だ。今回受賞した「九州産あご節使用 有明のり佃煮」は、多くの河川から豊富な栄養が流れ込む有明海で育った、とろけるような柔らかな口当たりと甘みが特徴の有明のりを使用している。それを小豆島の醤油で香り豊かに炊き上げ、さらに九州の特産品である飛魚(あご)を燻して作ったあご節を加えた。濃厚なだしの効いた味わいでご飯が進む。
同社はこの他にも、小豆島産生のりを100%使用した「初摘み生のり佃煮」や、ペペロンチーノなどの具材にも使える「香川県産にんにく使用のり佃煮」など、のり佃煮を素材としながら素材にこだわった商品や、意外な味付けで興味を惹きつける商品を多数揃えている。
【2026(令和8)年3月21日第5224号12面】
安田食品工業
<日高食品工業 >「旨こんぶ」大阪府知事賞
大正13年創業の日高食品工業株式会社(河﨑廣信社長、兵庫県姫路市)が昨年9月に発売の「旨こんぶ」が、第68回全国水産加工たべもの展(加工昆布部門)で大阪府知事賞を受賞した。
「旨こんぶ」は、昆布に含まれるカルシウムや食物繊維を手軽に摂取できる味付け昆布として開発され、パッケージでも健康訴求を前面に打ち出している。
程よい塩味と昆布の旨味のバランスに加え、減塩による物足りなさ(同社塩昆布比30%減)を補うため、あご出汁を加えて満足感を高めている点も特徴だ。
ご飯に振りかけて使える手軽さや、料理のトッピングとしての汎用性がユーザーから評価されており、同社では特にお弁当に活用することで、育ち盛りの子どもの栄養補給にも寄与するとしている。
なお、本商品は全国のスーパーやドラッグストアで購入することができる。
【2026(令和8)年3月21日第5224号11面】
「旨こんぶ」は、昆布に含まれるカルシウムや食物繊維を手軽に摂取できる味付け昆布として開発され、パッケージでも健康訴求を前面に打ち出している。
程よい塩味と昆布の旨味のバランスに加え、減塩による物足りなさ(同社塩昆布比30%減)を補うため、あご出汁を加えて満足感を高めている点も特徴だ。
ご飯に振りかけて使える手軽さや、料理のトッピングとしての汎用性がユーザーから評価されており、同社では特にお弁当に活用することで、育ち盛りの子どもの栄養補給にも寄与するとしている。
なお、本商品は全国のスーパーやドラッグストアで購入することができる。
【2026(令和8)年3月21日第5224号11面】
日高食品工業
824品から頂点決まる 逸品発掘し未来へ繋ぐ契機に
【大阪支社】第68回全国水産加工たべもの展の受賞作品が発表された。栄えある農林水産大臣賞を受賞したのは、水産ねり製品部門から「蒲穂子」(大寅蒲鉾、大阪府)、水産物つくだ煮部門から「華ちりめん梅煮」(山忠横田水産、大阪府)、加工昆布から「極みの逸品おぼろ月夜」(敦賀昆布、福井県)、節類から「波頭軽軽削り」(まるてん、三重県)の4品だった。
以下、水産庁長官賞16品、大阪府知事賞32品が受賞した。表彰式は3月25日11時より、大阪キャッスルホテルで執り行われる。
今回は全国から、4部門合計で824品の応募があった。部門ごとの一次審査を経て20品ずつに絞られ、2月18日には最終審査が行われた。審査委員は学識者や一次生産者、行政、業界団体関係者らが務め、食味の良さは勿論のこと、外観や地域性、健康性、市場性など多様な角度から審査を行った。
審査委員長を務めた近畿大学農学部名誉教授の塚正泰之氏は「昨年ある方から頂戴した歳暮にはたべもの展の受賞シールが貼られていた。良いものを選ぶときの目印になっているということだろう。逸品を発掘し、未来へ繋いでいく足がかりを作れるよう厳正な審査を行う」とたべもの展の意義を語った。
なお、たべもの展は水産加工業関係者の生産意欲の増進と品質の向上並びに生産技術の改善に資し、業界の健全な発展を期することを目的として昭和26年に第一回目が開催され、現在は2年に1度のペースで開催されている。
農林水産大臣賞受賞作品は農林水産祭に出品される。過去には最高賞となる天皇杯受賞作品を輩出した実績も持つ歴史ある展示品評会である。
以下、水産庁長官賞16品、大阪府知事賞32品が受賞した。表彰式は3月25日11時より、大阪キャッスルホテルで執り行われる。
今回は全国から、4部門合計で824品の応募があった。部門ごとの一次審査を経て20品ずつに絞られ、2月18日には最終審査が行われた。審査委員は学識者や一次生産者、行政、業界団体関係者らが務め、食味の良さは勿論のこと、外観や地域性、健康性、市場性など多様な角度から審査を行った。
審査委員長を務めた近畿大学農学部名誉教授の塚正泰之氏は「昨年ある方から頂戴した歳暮にはたべもの展の受賞シールが貼られていた。良いものを選ぶときの目印になっているということだろう。逸品を発掘し、未来へ繋いでいく足がかりを作れるよう厳正な審査を行う」とたべもの展の意義を語った。
なお、たべもの展は水産加工業関係者の生産意欲の増進と品質の向上並びに生産技術の改善に資し、業界の健全な発展を期することを目的として昭和26年に第一回目が開催され、現在は2年に1度のペースで開催されている。
農林水産大臣賞受賞作品は農林水産祭に出品される。過去には最高賞となる天皇杯受賞作品を輩出した実績も持つ歴史ある展示品評会である。
【2026(令和8)年3月11日第5223号1面】
たべもの展 出品案内をHPで公開
申込は来年1月13~23日
来年2月に開催される「第68回全国水産加工たべもの展品評会」の出品案内が、同展ホームページ(https://tabemonoten.jp/)で公開された。申込書提出期間は令和8年1月13日(火)~23日(金)。
「たべもの展」は2年に1度開催され、全国の水産加工品が集う展示会。品評会も開催され、優秀な出品財に対しては農林水産大臣賞、水産庁長官賞、大阪府知事賞が授与される。農水大臣賞受賞品は、農林水産祭へも参加する。
出品物の範囲は、主たる原料に水産物を使用した水産加工食品で、すでに国内で販売されているものに限る。出品部門は①水産ねり製品、②加工昆布製品、③水産物つくだ煮製品、④節類製品、の4部門。
出品は何種類でも可能で、費用は無料。出品物は審査用3個を令和8年2月6日まで(水産ねり製品のみ2月16日午前中必着)に、各部門ごと指定の宛先に送付する。詳細はたべもの展ホームページを参照。
なお同展の主催は全国水産加工たべもの展運営委員会(構成:大阪府水産加工食品組合連合会、全国蒲鉾水産加工業協同組合連合会、一般社団法人日本鰹節協会、一般社団法人全国削節工業協会、全国調理食品工業協同組合、一般社団法人 日本昆布協会)。
「たべもの展」は2年に1度開催され、全国の水産加工品が集う展示会。品評会も開催され、優秀な出品財に対しては農林水産大臣賞、水産庁長官賞、大阪府知事賞が授与される。農水大臣賞受賞品は、農林水産祭へも参加する。
出品物の範囲は、主たる原料に水産物を使用した水産加工食品で、すでに国内で販売されているものに限る。出品部門は①水産ねり製品、②加工昆布製品、③水産物つくだ煮製品、④節類製品、の4部門。
出品は何種類でも可能で、費用は無料。出品物は審査用3個を令和8年2月6日まで(水産ねり製品のみ2月16日午前中必着)に、各部門ごと指定の宛先に送付する。詳細はたべもの展ホームページを参照。
なお同展の主催は全国水産加工たべもの展運営委員会(構成:大阪府水産加工食品組合連合会、全国蒲鉾水産加工業協同組合連合会、一般社団法人日本鰹節協会、一般社団法人全国削節工業協会、全国調理食品工業協同組合、一般社団法人 日本昆布協会)。
【2025(令和7)年12月21日第5216号3面】



















































