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愛知県漬物協会2026

熱田神宮で漬物振興祭 「野菜×発酵」に知事期待

曽我会長
大村知事
渡辺農政局次長
松井農水局長
庵地場長
大村知事を囲んで
栗田副会長の音頭で乾杯
 【大阪支社】公益社団法人愛知県漬物協会(曽我公彦会長)は6日、愛知県名古屋市の熱田神宮において「愛知県漬物振興祭」を執り行った。
 本殿で執り行われた神事では、神楽殿にて修祓、献饌、斎主祝詞奏上、神楽奉上、玉串奉奠、撤饌、拝礼と儀式が進行。参列者は一様に襟を正して漬物文化のさらなる発展を願うとともに、生産者や消費者への感謝の念を捧げた。
 神事終了後は神宮会館へ会場を移し、式典を開催した。浅田康裕専務理事の司会進行のもと、野田明孝副会長による開会宣言を経て、名誉会長を務める大村秀章愛知県知事が挨拶に立ち、「愛知県は和食のうまみを支える発酵食品の宝庫だ。県では昨年より『うまみ県あいち』を掲げ、発酵食巡りを推進している。中でも野菜と発酵を掛け合わせた漬物は極めて健康的な存在であり、その活躍に期待している」と激励した。
 続いて登壇した曽我会長は昨今の情勢に触れ、「昨年、自由民主党漬物振興議員連盟幹事長の高市早苗氏が初の女性首相に就任された。株価上昇などの恩恵が漬物業界にも波及することを期待したい」と述べた。また、協会の活動について「漬物製造業が外国人技能実習制度の2号移行対象職種となったことや、営業許可制度の対象となったことは、業界活動による成果だと捉えている。公益法人として県と密に連携できる強みを生かし『うまみ県あいち』の取り組みなどを活用して新たな顧客創出に取り組もう」と呼びかけた。
 来賓祝辞では、各界の代表者が登壇した。熱田神宮総務部長の武藤育雄氏は、萱津神社で漬けられた香の物が歳旦祭に供えられる歴史を紹介し、漬物と神事の深い関わりを強調した。
 農林水産省東海農政局次長の渡辺安宣氏は、昨年の食料システム法成立に触れ、加工事業者の生産効率化支援事業活用を促した。
 愛知県農業水産局長の松井直樹氏は、愛知県が有数の野菜生産県であること、漬物は野菜を美味しく健康的に食べられる優れた食品だと指摘するとともに、協会の食育やチャリティへの貢献に感謝を述べた。
 名古屋市中央卸売市場本場場長の庵地大成氏は、予定されている市場の大規模再整備に言及し、産地・消費者双方から信頼される市場作りへの協力を求めた。
 式典後の懇親会は、栗田和典副会長の乾杯発声で開宴した。出席者は各社から提供された漬物や料理を味わいながら新年の挨拶や情報交換を活発に行い、和やかな歓談の時を過ごした。最後は岩田孝逸副会長による中締め、太田光則理事による閉会のことばで盛会のうちに幕を閉じた。
【2026(令和8)年1月11日第5218号1面】
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