有限会社原田水産(原田静男社長、茨城県小美玉市)は、昨年10月に開催された令和7年度茨城県水産製品品評会において「白魚佃煮 紅白」が最高賞となる農林水産大臣賞を受賞した。
「白魚佃煮 紅白」は同社が発明した新たな特許製法(製法特許第7478490号)を用いた水産加工品。特許製法は、従来の佃煮や釜揚げの製造工程において“ワイン”を使用した特殊な製法で、昨年6月に特許庁より特許として認定された。
ワインを使用することで味わいのまろやかさが増し、水産物が有する生臭さや苦みを低減しつつ、雑菌の増殖を抑制することができる。
同社による特許製法は、白魚以外にも様々な水産物に活用できる点や、ワインという世界中で親しまれている食材を使用している点が画期的で、今後の展開が期待される。
原田社長は「ワインというどこでも手に入る一般的な食材を使用して煮る製法により特許を取得することができた。この特許は、日本だけでなく世界中の人々に関係するもので、大きな可能性を秘めている。ワインの栄養成分であるポリフェノールが付与されるだけでなく、魚臭さを低減させることができるので、魚嫌いの子どもにも魚をたくさん食べてもらい健康的な食生活につながることを願っている」と話す。
令和7年度茨城県水産製品品評会において農林水産大臣賞を受賞した「白魚佃煮 紅白」は、霞ヶ浦で漁獲された鮮度の良い白魚をワインを使用した特許製法で炊き上げた製品。赤・白2種類のワインを使用しており、使用したワインにより、白魚が紅色と白色に染まった美しさも魅力だ。
品評会では審査委員長より「雑味がなく誰にでも受け入れられやすい味に仕上げられている。着色料を使わずに出した透明感のある淡い紅白の対照が美しく、慶事にも合う一品となっている」と高い評価を得た。 同社では特許製法を使用した(当時は特許出願中)「いわしカンロちゃん」が令和2年度茨城県水産製品品評会で水産庁長官賞、「白魚黄金釜揚げ」が令和4年度茨城県水産製品品評会において農林水産大臣賞を受賞するなど「白魚佃煮 紅白」以外の製品も高い評価を受けている。
「いわしカンロちゃん」は、いわしの頭・えら・はらわたが付いたまま一匹まるごと炊き上げたいわしの甘露煮。通常、いわしを甘露煮にする際には、苦味やえぐみが出るため、頭・えら・はらわたを取り除くのが一般的だが、特許製法により魚臭さを低減させることによりそれを解消した。 「白魚黄金釜揚げ」は、“生では食中毒のリスクがある白魚を寿司ネタに使用することはできないか”という原田社長の着想により生まれた商品。特許製法により雑菌の増殖を抑え、真空パックに入れて冷凍することで、いつでも食べられる簡便性の高い白魚の釜揚げが完成した。
現在はこれらの商品の他、同社の佃煮や釜揚げの全商品が、従来の製法から特許製法に切り替えられ、その味わいが高まっている。
なお地元小美玉市の地域ブランド「小美玉のめぐみ」には「しらうお佃煮」「白魚黄金釜揚げ」「霞ヶ浦産天然うなぎ蒲焼き」の3品が登録され、地元名産品としても大きな注目が集まっている。
同社では今後、市販用、業務用に加え、ネットショップにも力を入れ、特許製法を用いた商品を幅広く販売していく。【2026(令和8)年1月11日第5218号17面】
ワインを使用することで味わいのまろやかさが増し、水産物が有する生臭さや苦みを低減しつつ、雑菌の増殖を抑制することができる。
同社による特許製法は、白魚以外にも様々な水産物に活用できる点や、ワインという世界中で親しまれている食材を使用している点が画期的で、今後の展開が期待される。
原田社長は「ワインというどこでも手に入る一般的な食材を使用して煮る製法により特許を取得することができた。この特許は、日本だけでなく世界中の人々に関係するもので、大きな可能性を秘めている。ワインの栄養成分であるポリフェノールが付与されるだけでなく、魚臭さを低減させることができるので、魚嫌いの子どもにも魚をたくさん食べてもらい健康的な食生活につながることを願っている」と話す。
令和7年度茨城県水産製品品評会において農林水産大臣賞を受賞した「白魚佃煮 紅白」は、霞ヶ浦で漁獲された鮮度の良い白魚をワインを使用した特許製法で炊き上げた製品。赤・白2種類のワインを使用しており、使用したワインにより、白魚が紅色と白色に染まった美しさも魅力だ。
品評会では審査委員長より「雑味がなく誰にでも受け入れられやすい味に仕上げられている。着色料を使わずに出した透明感のある淡い紅白の対照が美しく、慶事にも合う一品となっている」と高い評価を得た。 同社では特許製法を使用した(当時は特許出願中)「いわしカンロちゃん」が令和2年度茨城県水産製品品評会で水産庁長官賞、「白魚黄金釜揚げ」が令和4年度茨城県水産製品品評会において農林水産大臣賞を受賞するなど「白魚佃煮 紅白」以外の製品も高い評価を受けている。
「いわしカンロちゃん」は、いわしの頭・えら・はらわたが付いたまま一匹まるごと炊き上げたいわしの甘露煮。通常、いわしを甘露煮にする際には、苦味やえぐみが出るため、頭・えら・はらわたを取り除くのが一般的だが、特許製法により魚臭さを低減させることによりそれを解消した。 「白魚黄金釜揚げ」は、“生では食中毒のリスクがある白魚を寿司ネタに使用することはできないか”という原田社長の着想により生まれた商品。特許製法により雑菌の増殖を抑え、真空パックに入れて冷凍することで、いつでも食べられる簡便性の高い白魚の釜揚げが完成した。
現在はこれらの商品の他、同社の佃煮や釜揚げの全商品が、従来の製法から特許製法に切り替えられ、その味わいが高まっている。
なお地元小美玉市の地域ブランド「小美玉のめぐみ」には「しらうお佃煮」「白魚黄金釜揚げ」「霞ヶ浦産天然うなぎ蒲焼き」の3品が登録され、地元名産品としても大きな注目が集まっている。
同社では今後、市販用、業務用に加え、ネットショップにも力を入れ、特許製法を用いた商品を幅広く販売していく。【2026(令和8)年1月11日第5218号17面】
原田水産

























