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「梅」業界活動・企業紹介2026

紀乃家 「紀乃家 茶寮」開業1周年 梅の創作料理など提供

「紀乃家 茶寮」のランチ
梅干し店頭販売
 全国の梅の里から集めた梅干しや梅加工品、菓子を販売する専門店、紀乃家(経営:川辺食品株式会社、川辺久美子社長、東京都豊島区)が開業した和カフェダイニング「紀乃家 茶寮」が昨年12月で開業1周年を迎えた。
 紀乃家は昭和39年創業、そごう・西武の西武池袋本店やそごう千葉店などで、梅干しなどを販売する専門店。わさび漬の製造から始まった会社として、漬物文化に精通し、各地の漬物も取り扱っている。
 2024年12月には初の飲食店「紀乃家 茶寮」を開業。漬物を取り入れた季節の和食や梅スイーツ、梅カレーなど梅の創作料理を提供し、紀州南高梅の梅干しの他、店で提供する漬物や茶などを販売する物販スペースも併設した体験型店舗として、開業1周年を迎えた。
 脱水症状は夏のイメージが強いものの、実は冬季にも起こりやすく、「隠れ脱水」とも呼ばれている。暖房による乾燥や水分摂取量の減少が主な原因で、特に体水分量が加齢とともに減少する高齢者は、少量の水分不足でも大きな影響を受けやすいとされている。
 冬季脱水はヒートショックの原因の一つでもあり、対策が必要とされている。紀乃家では、日本の食文化を支えてきた漬物が、水分摂取を促し、塩分やカリウムなどのミネラル補給を通じて冬季の脱水予防に役立つと考え、健康への貢献に取り組んでいる。
 近年、漬物の消費量は減少しており、2005年には約35%が「毎日食べる」と回答していたのに対し、2023年には12%まで低下。喫食頻度の減少に伴い、売場面積も縮小し、日持ちする調味済み商品が主流となり、昔ながらの漬物に触れる機会は減ってきている。
 一方で、伝統製法の漬物が持つ発酵由来の旨味や栄養価は再評価されており、かさが減ることで野菜の食物繊維やミネラル、ビタミン摂取にも有効。
 「紀乃家 茶寮」では、多様な年齢層が集う九段南で昔ながらの漬物を提供し、ランチでは発酵の旨味を活かして塩分を抑えた料理などを通じ、幅広い世代に漬物の魅力を伝えている。
 【紀乃家 茶寮】
 ▼住所:東京都千代田区九段南2‐2‐8 松岡九段ビル1F
 ▼営業時間:11時~18時(ラストオーダー17時30分)
 ▼定休日:日曜、祝日
 ▼お問い合わせ:03‐6910‐0170
【2026(令和8)年1月21日第5219号1・2面】

紀乃家
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