<太陽漬物(鹿児島県)>長期熟成の香り良い高菜漬
株式会社太陽漬物(寺田知弘社長、鹿児島県曽於市)は昨年で創業50周年を迎えた、九州屈指の規模を誇る漬物メーカーである。従来は沢庵を主力としていたが、2018年に稼働した第二工場は高菜漬製造をメインとし、年間最大2000トンもの漬け込みが可能となった。
高菜漬において同社が守り抜くのは、鹿児島・宮崎の契約農家が丹精込めて育てた「三池高菜」の生命力溢れる味わいだ。蔵の中で半年以上もの時をかけ、じっくりと乳酸発酵させる。そうして角が取れ、まろやかなうま味と酸味を纏った高菜漬が生まれる。
主力商品の「九州たかな」は、ポークエキスを配合したことで動物性のうま味が加わることで満足感のある、現代的なおいしさを追求した。和食の付け合わせはもちろん、中華やエスニックなど様々な料理の素材としても鮮やかな彩りを添える。
130g入と200g入を展開。130g入は50周年記念パッケージで発売中。
「辛子たかな」はピリッと突き抜ける唐辛子の辛みと、弾ける煎りごまの香ばしさが炊き立ての白米に絡み合い、一度食べれば箸が止まらない。
また、九州の二大名物を融合させた「ゆずこしょう高菜」は、国産生ゆず果皮の瑞々しい香りが鼻を抜け、ごま油の艶やかなコクと辛みが絶妙に溶け合う。ラーメンのトッピングや、強火でパラパラに仕上げる「ゆずこしょう高菜チャーハン」にすれば、立ち上る湯気とともに爽快な香りが食卓を包む。
今季の高菜原料は寒波の影響を受けながらも、生産農家と同社の緻密な管理の成果で計画通りの高品質な高菜を確保することに成功した。
なお沢庵に関しても、塩押したくあんは今季十分な量を確保できた。干したくあんについても、昨年の不作で休売していた「しそ味L」の販売を再開した。
高菜、沢庵とも原料状況が回復し、販売を強化していく方針だ。
【2026(令和8)年4月11日第5226号7面】
太陽漬物





























