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<天塩>「塩専門基礎課程」初開催

受講者と前原氏(左から3人目)
塩専門基礎課程
受講者6名に修了証授与
 株式会社天塩(鈴木恵社長、東京都新宿区)は12日、本社に併設する天塩スタジオにて、「塩専門基礎課程~ベーシック講座~」を開催した。
 「塩専門基礎課程」は、塩を楽しみながら学び、塩文化を未来へ伝えていくことを目指して開催される講座。記念すべき第一回目の講座には6名が参加、受講後に修了証が授与された。
 開会にあたり顧問の天野俊健氏が挨拶、塩の歴史を振り返りながら、にがりの入った天日塩である“赤穂の天塩”の特長について説明した。
 営業本部天塩スタジオ次長の前原淑子氏が講師を務め、塩の成分や歴史について幅広くレクチャー。人間にとって必要不可欠な塩の役割や塩を使用したヨーロッパの食文化などを紹介した。
 塩の歴史では、揚浜式塩田、入浜式塩田、流下式塩田といった日本の歴史的な塩づくりについて説明。赤穂で塩づくりが栄えた理由について、晴れの日が多い、雨が少ない、遠浅の海、海風があるといった項目を挙げて解説した。
 塩づくり実習では、兵庫県坂越の汽水域の海水を使用した「真塩」と、にがりをさす工程を加えた「差塩」の2種類を作成した。また天塩スタジオの塩釜では、営業本部天塩スタジオ主任の小澤高弘氏により高知県室戸海洋深層水を使用した平釜の塩づくりの実演が行われた。
 参加者は各テーブルに用意された土鍋を使用して真塩と差塩の2種類の塩づくりを体験。出来上がった塩の結晶を顕微鏡で観察した後、おにぎりや茹で卵とともに塩の味わいの違いを体感した。その後、高純度塩、天日塩、平釜塩といった現代の塩づくりの製法や塩の表示ルールについての他、ヒマラヤの岩塩やタイの天日塩など世界の塩の試食も行われた。
 塩専門基礎課程は今後、ベーシックコース、アドバンスコース、マイスターコースといった三段階のコース設定や塩を楽しみながら学ぶ「塩サロン」の設置など様々な展開が予定されている。

【2026(令和8)年 3月21日第5224号7面】

天塩
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