三重県桑名市のしぐれ煮メーカー7社が集まる「桑名しぐれ未来プロジェクト」(水谷誠志代表)は3月29日、桑名三之丸公園にて、「第1回桑名しぐれマーケット」を開催した。
会場では、各社自慢のしぐれ煮商品を販売する他、キッチンカーでの「しぐれ煮の食べ比べ」が目玉となった。各社が持ち寄ったしぐれ煮を、お茶漬けやおにぎりの形で味わうことができ、甘辛さや生姜の風味などの違いが際立った。「同じしぐれ煮でもこんなに違うとは」「お気に入りの味が見つかった」といった声が寄せられた。
試食後にはQRコードを使ったアンケートが行われ、来場者がスマートフォンで気軽に参加できる仕組みが好評だった。
3月10日にはプロジェクトメンバーが桑名市の伊藤徳宇市長を表敬訪問しており、当日は伊藤市長がブースを視察し、しぐれ茶漬けを味わった。
水谷誠志代表は「桑名のしぐれ煮は江戸時代からの名物。若い世代を中心に魅力を再認識していただくきっかけを作れてやりがいがある。今後も様々な企画を打ち出していきたい」と語った。
ブース出店メンバーのコメントは次の通り。
▽伊勢志ぐれ/高井孝二工場長
「しぐれ煮は予想以上の売れ行きで、開始直後から飛ぶように売れた。ブースに目を留めてもらえるよう、飾りつけにも工夫を凝らした」
▽貝増商店/服部高明社長
「桑名の人でも、しぐれ煮を食べ比べた経験は少ないはず。食べているときの表情を見ることができ、良い機会になった」
▽瑞宝産業/水谷隆也社長
「同業者と一緒にしぐれ煮をPRできてうれしい。今日をきっかけに商品を手に取ってもらえれば」
▽総本家新之助貝新/水谷洋次郎氏
「伝統的なあさりしぐれは“浮かし炊き製法”で作ることを来場者へ伝えることができた。しぐれ煮メーカーであることに改めて誇りを持てた」
また、同プロジェクトは昨秋発足し、しぐれ煮の魅力発信や食文化の伝統継承を目的とした様々な企画を構想している。今後の計画については、行政への要望や、他地域の佃煮業界団体との交流・情報交換の展望がある。
なお、桑名がしぐれ煮の発祥地とされる由来は、江戸時代に松尾芭蕉の高弟・各務支考が、当時桑名で食されていた煮蛤に、蛤の旬である十月の季語「時雨」を合わせて「時雨蛤」と名付けたことに始まると伝わる。この「時雨蛤」が後にしぐれ煮へと発展したとされ、今では桑名が発祥の地として認識されている。
【桑名しぐれ未来プロジェクト会員企業】(五十音順)
伊勢志ぐれ、貝新フーズ、貝新物産、貝増商店、瑞宝産業、総本家貝新、総本家新之助貝新
【第4回桑名はまぐり春祭り】
なお、桑名しぐれマーケットの開催日には、会場隣の柿安コミュニティパークで、「第4回桑名はまぐり春祭り」が実施された。貝新物産株式会社(水谷誠志社長、三重県桑名市)の水谷社長がリーダー役を担う「桑名うまいもん横丁実行委員会」が主催した。
例年に続き、はまぐりを使った多彩なグルメが集結し、焼きはまぐり、はまぐりラーメン、はまぐり餃子などのフードカーが並んだ。和風、中華と試行を凝らした逸品を求め、来場者の列ができた。
焼きはまぐりは特に盛況で、朝10時の販売開始から長蛇の列をなし、来場者は焼き立ての熱々の焼きはまぐりを口に運んだ。
(大阪支社・高澤尚揮)
会場では、各社自慢のしぐれ煮商品を販売する他、キッチンカーでの「しぐれ煮の食べ比べ」が目玉となった。各社が持ち寄ったしぐれ煮を、お茶漬けやおにぎりの形で味わうことができ、甘辛さや生姜の風味などの違いが際立った。「同じしぐれ煮でもこんなに違うとは」「お気に入りの味が見つかった」といった声が寄せられた。
試食後にはQRコードを使ったアンケートが行われ、来場者がスマートフォンで気軽に参加できる仕組みが好評だった。
3月10日にはプロジェクトメンバーが桑名市の伊藤徳宇市長を表敬訪問しており、当日は伊藤市長がブースを視察し、しぐれ茶漬けを味わった。
水谷誠志代表は「桑名のしぐれ煮は江戸時代からの名物。若い世代を中心に魅力を再認識していただくきっかけを作れてやりがいがある。今後も様々な企画を打ち出していきたい」と語った。
ブース出店メンバーのコメントは次の通り。
▽伊勢志ぐれ/高井孝二工場長
「しぐれ煮は予想以上の売れ行きで、開始直後から飛ぶように売れた。ブースに目を留めてもらえるよう、飾りつけにも工夫を凝らした」
▽貝増商店/服部高明社長
「桑名の人でも、しぐれ煮を食べ比べた経験は少ないはず。食べているときの表情を見ることができ、良い機会になった」
▽瑞宝産業/水谷隆也社長
「同業者と一緒にしぐれ煮をPRできてうれしい。今日をきっかけに商品を手に取ってもらえれば」
▽総本家新之助貝新/水谷洋次郎氏
「伝統的なあさりしぐれは“浮かし炊き製法”で作ることを来場者へ伝えることができた。しぐれ煮メーカーであることに改めて誇りを持てた」
また、同プロジェクトは昨秋発足し、しぐれ煮の魅力発信や食文化の伝統継承を目的とした様々な企画を構想している。今後の計画については、行政への要望や、他地域の佃煮業界団体との交流・情報交換の展望がある。
なお、桑名がしぐれ煮の発祥地とされる由来は、江戸時代に松尾芭蕉の高弟・各務支考が、当時桑名で食されていた煮蛤に、蛤の旬である十月の季語「時雨」を合わせて「時雨蛤」と名付けたことに始まると伝わる。この「時雨蛤」が後にしぐれ煮へと発展したとされ、今では桑名が発祥の地として認識されている。
【桑名しぐれ未来プロジェクト会員企業】(五十音順)
伊勢志ぐれ、貝新フーズ、貝新物産、貝増商店、瑞宝産業、総本家貝新、総本家新之助貝新
【第4回桑名はまぐり春祭り】
なお、桑名しぐれマーケットの開催日には、会場隣の柿安コミュニティパークで、「第4回桑名はまぐり春祭り」が実施された。貝新物産株式会社(水谷誠志社長、三重県桑名市)の水谷社長がリーダー役を担う「桑名うまいもん横丁実行委員会」が主催した。
例年に続き、はまぐりを使った多彩なグルメが集結し、焼きはまぐり、はまぐりラーメン、はまぐり餃子などのフードカーが並んだ。和風、中華と試行を凝らした逸品を求め、来場者の列ができた。
焼きはまぐりは特に盛況で、朝10時の販売開始から長蛇の列をなし、来場者は焼き立ての熱々の焼きはまぐりを口に運んだ。
(大阪支社・高澤尚揮)
【2026(令和8)年4月21日第5227号7面】
































