有限会社米谷商店(米谷耕一社長、兵庫県神戸市)では、「パンにあう!?酒粕」が白鶴酒造資料館(神戸市東灘区)の土産コーナーで採用されており、販売面で大きな後押しとなっている。この流れを活かして、より幅広い層への拡販につなげたいとしている。
本商品は、白鶴酒造が紹介する「酒粕ハニートースト」のレシピに着想を得て開発したもの。パンとの相性を最優先に考え、あえて余計な味付けを加えず、酒粕そのものが持つ香りとコクをまっすぐに感じられる仕立てにした。
本商品は、白鶴酒造が紹介する「酒粕ハニートースト」のレシピに着想を得て開発したもの。パンとの相性を最優先に考え、あえて余計な味付けを加えず、酒粕そのものが持つ香りとコクをまっすぐに感じられる仕立てにした。
「酒粕=和食材」という枠を超え、日常のパン食や洋風メニューにも自然になじむ、新しい楽しみ方を提案する。
トーストに塗ると、酒粕の自然な甘みと芳醇な香りがバターや蜂蜜と調和し、奥行きのある味わいを生み出す。ネーミングには「酒粕の新しい使い方を提案したい」という思いが込められており、日常の料理に気軽に取り入れてもらうきっかけとなる商品を目指している。
また「醗酵パワー酒かす床MINI」は昨年10月、兵庫県の「令和7年度 五つ星ひょうご」認定品に選定された。
日本酒文化の魅力を発信する取組として、清酒ブランドで知られる白鶴酒造より“鶴のロゴ”の使用許諾を得ることができ、ロゴの恩恵もあり地域性の高さが評価された。
兵庫・灘五郷が酒処であることの地域アピールに貢献している。
塩とみりんを加えて漬けるだけで、翌朝には素材のうま味やコクがぐんと増す手軽さが支持されている。特徴は、少量サイズのスタンドパック(500g)で、魚や肉の粕漬を手軽に作れる点にある。熟成の若い酒粕を使用しているため、購入後に好みに合わせて熟成度を調整できる楽しみもある。
酒かすに含まれるアルコールの静菌作用によって、塩分濃度を控えめにできている点もポイントだ。
米谷社長は「酒粕はアップサイクルな伝統食で、SDGsの元祖ともいえる存在。当社の酒かす床の認知度が高まることで、酒粕文化の継承に貢献できればうれしい」と語る。
酒かす床は、自家製でぬか漬けや浅漬けを楽しむ層も、潜在的なターゲットと捉えている。
お手軽サイズに加え、業務用の「酒かす床」も需要が高く、毎年冬から8月末まで販売。4㎏と2㎏の2タイプを展開し、全国の粕漬メーカーから重宝されている。
他に同社では、その文化の担い手となる子どもたちの未来を希望あるものにしたいという思いから、売り上げの一部を一般財団法人あしなが育英会に募金する「酒粕伝承プロジェクト」を実践している。
なお同社は、日本酒の副産物であり、伝統的な発酵食品と名高い「酒粕」の魅力を広く発信することを目的として、「醗酵パワー 」と「仕込み桶」を描いた2種類のロゴの商標を取得している。
ロゴを通じて日本酒文化の価値を伝え、同時に酒かすのファン層の拡大にもつなげる狙いがある。
これらのロゴを活用したコラボレーション展開に賛同する企業も募っており、酒かすの新たな魅力創出と市場活性化を目指している。
【2026(令和8)年5月1日第5228号5面】
米谷商店
TEL078-778-7138、FAX 078-811-4888
個包装「なめらか生酒粕」
酒粕流通大手の山田酒造食品株式会社(山田文彦社長、兵庫県加東市高岡)は個包装で使いやすい「なめらか生酒粕」を提案している。
「なめらか生酒粕」は、酒粕加工に長年従事してきた同社の技術を活かして、酒粕をゆっくりと熟成させ、なめらかなペースト状に仕立てている。スティック状の包装から簡単に絞り出すことができる。本品一本とお湯100㏄を溶けば甘酒一杯ができる(お好みで砂糖や蜂蜜を)。
他にも野菜や肉、魚に塗りつけてラップで包むめば簡単に粕漬けが作れる。また様々な料理の下味付けや、卓上で味噌汁やスープの味変にも利用できる。
山田社長は「酒かすは毎日継続して食べていただきたい健康食材。少量で使いやすいので、従来ならシーズンオフとなる春夏にも購入してもらえる商品になってきている」と徐々に定着してきている手応えを語る。
この他、漬物用では自社ブランド酒粕「瀧の泉」が特に好評を得ている。同社の酒粕は、自社低温貯蔵庫とチルド温度管理、加工を一貫で行える体制を完備している。同社が長年の研究で成し得た独自の味だけに、他の追随を許さない分野の一つといえる。
この酒粕を用いた「たきのいずみ 甘酒」は吟醸酒粕と米こうじで造った甘酒。吟醸酒粕のコクはありながら、蜂蜜を加えることですっきりとしたクセのない味に仕上げている。
「なめらか生酒粕」は、酒粕加工に長年従事してきた同社の技術を活かして、酒粕をゆっくりと熟成させ、なめらかなペースト状に仕立てている。スティック状の包装から簡単に絞り出すことができる。本品一本とお湯100㏄を溶けば甘酒一杯ができる(お好みで砂糖や蜂蜜を)。
他にも野菜や肉、魚に塗りつけてラップで包むめば簡単に粕漬けが作れる。また様々な料理の下味付けや、卓上で味噌汁やスープの味変にも利用できる。
山田社長は「酒かすは毎日継続して食べていただきたい健康食材。少量で使いやすいので、従来ならシーズンオフとなる春夏にも購入してもらえる商品になってきている」と徐々に定着してきている手応えを語る。
この他、漬物用では自社ブランド酒粕「瀧の泉」が特に好評を得ている。同社の酒粕は、自社低温貯蔵庫とチルド温度管理、加工を一貫で行える体制を完備している。同社が長年の研究で成し得た独自の味だけに、他の追随を許さない分野の一つといえる。
この酒粕を用いた「たきのいずみ 甘酒」は吟醸酒粕と米こうじで造った甘酒。吟醸酒粕のコクはありながら、蜂蜜を加えることですっきりとしたクセのない味に仕上げている。
【2026(令和8)年5月1日第5228号5面】
山田酒造食品


































