<日本園芸農業協同組合連合会>「うめ」作柄調査結果 主要16県の栽培面積6981ha
収穫予想量は平年比(過去5年)で少ないことが見込まれる
日本園芸農業協同組合連合会(=日園連、橋本明利代表理事会長)は、令和8年4月1日時点の「うめ」の作柄調査結果を発表した。
主産16県の栽培面積は6981ha(前年比99%)、収穫予想量は3万9053t(前年比94%)と見込まれる。
全国の収穫予想量は、6万9500t(農林水産統計令和7年産実績7万3900tの94%)程度と推定され、平年比(過去5か年平均)82%と、少ないことが見込まれている。
開花日については、冬季が平年より暖冬で推移したこともあり、全県的に早く、前年より10~15日程度、平年より5~10日程度早かった。
着果状況については、春先の低温の影響を受けた産地もあり産地間のバラツキが大きいものの、全体としては平年並~やや少ない。
生育状況については、3月以降気温が高く推移したことから、とりわけ東日本では平年より進んでいる一方で、開花期の低温の影響を受けた四国・九州地方の一部地域では、平年より遅れている。
病害虫の発生については、一部産地にて越冬害虫の発生が見られるものの、大きな被害は出ていない。3月29日に、主産地である和歌山県にて降雹があり、裂果や落葉の被害が発生したことから、収穫量への影響が懸念される。
【2026(令和8)年5月1日第5228号1、7面】
主産16県の栽培面積は6981ha(前年比99%)、収穫予想量は3万9053t(前年比94%)と見込まれる。
全国の収穫予想量は、6万9500t(農林水産統計令和7年産実績7万3900tの94%)程度と推定され、平年比(過去5か年平均)82%と、少ないことが見込まれている。
開花日については、冬季が平年より暖冬で推移したこともあり、全県的に早く、前年より10~15日程度、平年より5~10日程度早かった。
着果状況については、春先の低温の影響を受けた産地もあり産地間のバラツキが大きいものの、全体としては平年並~やや少ない。
生育状況については、3月以降気温が高く推移したことから、とりわけ東日本では平年より進んでいる一方で、開花期の低温の影響を受けた四国・九州地方の一部地域では、平年より遅れている。
病害虫の発生については、一部産地にて越冬害虫の発生が見られるものの、大きな被害は出ていない。3月29日に、主産地である和歌山県にて降雹があり、裂果や落葉の被害が発生したことから、収穫量への影響が懸念される。
【2026(令和8)年5月1日第5228号1、7面】
<紀州梅産地>3年連続の凶作見通し 原料不足や価格高騰が懸念
紀州梅が平年の6割作で3年連続となる凶作の見通しが強まっている。
JAわかやまは20日、紀南梅産地の着果調査の結果を発表。14日に実施された定点調査の結果、平均着果数は「南高」が前年の74%、平年の61%、「古城」が前年の62%、平年の56%、「小梅」が前年の44%、平年の50%。いずれの品種も前年と平年を大きく下回った。
JA梅部会まとめの生産予想量は、「南高」1万1859t(前年比89%、平年比63%)、「古城」265t(前年比101%、平年比67%)、「小梅」574t(前年比100%、平年比85%)を見込んでいる。
着果が少ない要因は、着蕾数が少なく、暖冬の影響で不完全花が多かったことや1月に降雨が少なく乾燥状態となり、花の受粉能力が低かったことが挙げられている。
紀州梅は一昨年の4割作、昨年の7割作に続き、今年の作柄も厳しい見通しとなっている。3年連続の凶作は過去に例がなく、原料不足や価格の高騰が懸念されている。
凶作の見通しが強まる中、梅産地の状況はさらに悪化する可能性もある。紀州梅産地では3月29日に雹が降り、4月8日に和歌山県が発表した被害面積は655ヘクタールで被害額は1億6431万3000円に上った。
昨年は4月だけで4回の降雹があり、今後も雹害をはじめ、雨不足や高温など天候の影響も不安視されている。
JAわかやまは20日、紀南梅産地の着果調査の結果を発表。14日に実施された定点調査の結果、平均着果数は「南高」が前年の74%、平年の61%、「古城」が前年の62%、平年の56%、「小梅」が前年の44%、平年の50%。いずれの品種も前年と平年を大きく下回った。
JA梅部会まとめの生産予想量は、「南高」1万1859t(前年比89%、平年比63%)、「古城」265t(前年比101%、平年比67%)、「小梅」574t(前年比100%、平年比85%)を見込んでいる。
着果が少ない要因は、着蕾数が少なく、暖冬の影響で不完全花が多かったことや1月に降雨が少なく乾燥状態となり、花の受粉能力が低かったことが挙げられている。
紀州梅は一昨年の4割作、昨年の7割作に続き、今年の作柄も厳しい見通しとなっている。3年連続の凶作は過去に例がなく、原料不足や価格の高騰が懸念されている。
凶作の見通しが強まる中、梅産地の状況はさらに悪化する可能性もある。紀州梅産地では3月29日に雹が降り、4月8日に和歌山県が発表した被害面積は655ヘクタールで被害額は1億6431万3000円に上った。
昨年は4月だけで4回の降雹があり、今後も雹害をはじめ、雨不足や高温など天候の影響も不安視されている。
【2026(令和8)年4月21日第5227号1面】

































