株式会社出羽屋(戸田弘美社長、茨城県かすみがうら市)は、霞ヶ浦湖畔で、佃煮を作り続けて80余年の老舗。地元で水揚げされた鮮度の高い水産物などを使用し、水と人にこだわった製品づくりを行っている。 真摯な姿勢により生み出された佃煮は、いずれも評価が高く、「全国水産加工たべもの展」において農林水産大臣賞を8回受賞している。
同社では、地元茨城県のブランド豚「常陸の輝き」を使用した新商品「常陸の輝き使用 こだわりの豚肉しぐれ煮」を新発売した。醤油は、JAS特級規格のうすくちしょうゆのみを使用。たっぷりの生姜を入れて添加物を使わず炊き上げている。
冷めても固くならないよう手間を惜しまずに調理しており、素材の良さを生かしたこだわりの味わいが楽しめる。 特別感のある常備菜やおにぎり具材として重宝する他、キャベツなどの野菜と炒めても美味しい。あたたかいご飯に乗せて少し置き、お肉が柔らかくなり、味がご飯になじんでから食べるのもオススメだ。
同社の人気商品が“帆引せんシリーズ”。窒素充填真空包装機を導入し、開発したガス真空包装の商品となっている。
「わかさぎやわらか煮」や「ちりめんくるみ」「辛子昆布」「おかか生姜」など豊富な商品をラインナップ。ご飯にもよく合い、お酒のおつまみとしても最適で、幅広いシーンで重宝される人気シリーズとして定着してきた。
一番の特徴は、長い賞味期間。従来、20日間程度だったが、真空包装により、常温で4カ月間の日持ちを実現した。これにより、利便性が向上、常備菜として愛用する人が増加している。冷蔵庫で保存する必要がないため、備蓄食や非常食としてのローリングストックにも向いている。
また、同社が力を入れているのがネット通販事業。オンラインショッピングの拡大とともに年々売上が伸長、全国に顧客を有している。8月下旬にはサイトリニューアルを実施、スマートフォンからさらに閲覧・購入しやすいページへ生まれ変わる予定だ。
現在WEBショップで人気を集めているのが、WEB限定の「食べ切り佃煮セット」。4種、6種、8種の3種類を展開しており、「わかさぎやわらか煮」や「ちりめん山椒」といった人気の佃煮を手軽に楽しむことができる内容が好評を得ている。
【2026(令和8)年8月11日第5237号13面】

































