文化8年(1811年)創業の野島食品株式会社(多田周平社長、新潟県三条市)は、漬物や惣菜、ドレッシングの製造をはじめ、青果物も取り扱う野菜の総合加工メーカーとして知られる。
同社ではイチ押し商品として「飯王(めしおう)キムチ」を提案している。同商品は米どころである新潟県ならではの「ご飯に合うキムチ」をテーマに開発。
「ちゃんと辛くて、ちゃんと濃い。だから米に合う」をキャッチコピーに、キムチ本来の旨みをしっかりと感じられる濃厚な味わいに仕上げている。程良い辛さと爽やかな酸味のバランスが絶妙で、あとを引く辛さと相まって食欲をそそる。
奥深い味と風味を生み出すために新潟の魚醤、鰹節のエキス、醤油と日本人の舌に合う3種の調味料を使用している。中でも新潟の魚醤は、鮭の旨味を凝縮した新魚醤「最後の一滴」を使用している。
「最後の一滴」は、2013年に新潟海洋高校の食品研究部が、産卵のために地元の河川に帰って来た鮭を有効利用するために株式会社能水商店(松本将史社長、新潟県糸魚川市)と共同開発。一般的な魚醤のイメージを覆す、生臭さのないスッキリとした後味が特徴の鮭の魚醤で、料理にコクを与えて素材の味を引き立てる。
最後の一滴という商品名は、開発当時の生徒たちが、「糸魚川で最期を迎える鮭を大切に使いたい!」という思いと、「料理の最後に使用すると美味しい!」という意味をかけてネーミングした。キムチの商品名は、一口食べると思わずもう一口ご飯が食べたくなる味わいのキムチに仕上がったことから「飯王キムチ」となった。内容量は170gで賞味期間はD+24。
旬の野菜を厳選
四季折々の旬の野菜を厳選して使用した「食卓彩る 旬菜漬」は、漬物が食卓に並ぶ風景までを思い描きながら一食一食を大切に季節の彩りと美味しさを届けたい、という思いで開発。
現在は夏の旬菜漬として、胡瓜と茄子を中心に、枝豆、オクラ、みょうがを使用し、夏らしい爽やかな味わいに仕上げた。異なる素材の味や風味、食感が楽しめる。内容量は130gで賞味期間はD+5。
春は桜、夏は新潟の花火、秋は紅葉、冬は雪の結晶をあしらったパッケージで、味わいだけでなく日本の四季も感じることができる商品となっている。
【2026(令和8)年8月21日第5238号3面】
野島食品





























