滋賀県水産加工業協同組合(奥村龍男組合長)は5月29日、旧大津公会堂で第50回総会を開催した。
今期は任期満了に伴う役員改選が行われ、新組合長に阪田嘉仁氏(西友商店)が就任。副組合長には中川弥栄一氏(中弥)と松井伸晃氏(松井網元商店)が選ばれた。
阪田新組合長は現在、全調食近畿ブロック会で会長を務め、「佃煮の日」のPR事業では同組合との橋渡し役を担っている。
冒頭、奥村組合長が組合員に日頃の理解と協力への謝意を述べた上で、「湖魚の不漁が歴史的と呼べるほど続いている。大変な状況だが、組合が取り組めることを努めて参りたい」と挨拶した。 次に来賓を代表して滋賀県農政水産部の酒井明久課長が「びわ湖では鮎の不漁が深刻で、県としては人工河川の活用など、引き続き資源回復に取り組んでいく」と行政の支援状況を伝えた。
続いて議案に移り、議長には奥村吉男氏が選任され、各議案を審議した。
議案は専務理事の山本重樹氏が読み上げ、9議案が原案通り承認された。(1)令和7年度事業報告、収支決算、剰余金処分、(2)令和8年度事業計画、収支予算、(3)賦課金の徴収額・徴収時期および方法、(4)貸付金利率の最高限度額、(5)1組合員に対する貸付金および債務保証の最高限度額、(6)組合借入金最高限度額、(7)余裕金預け入れ先、取引金融機関の指定、(8)定款の一部変更、(9)役員選任
前年度の主な事業では、全国調理食品工業協同組合近畿ブロック会(阪田嘉仁会長)の委託により「佃煮の日」事業として佃煮を3回配布した。
昨年は11月にびわ湖大橋米プラザでわかさぎ佃煮650個、滋賀県立大学でわかさぎ佃煮とはす佃煮計900個、今年2月にはボートレースびわこでもろこ佃煮200個を配った。
本年度も同様の事業を進めていく他、最新版の組合員所在地マップパンフレットを作成する、との案が出ている。
新組合長に就任した阪田氏は「びわ湖の水産物の激減や加工業者の人手不足で課題が多い。組合で力を合わせ困難を乗り切っていこう」と意欲を見せた。
閉会の辞は松井伸晃副組合長が述べ、総会を締めくくった。
【新役員】(敬称略)
▽組合長:阪田嘉仁(西友商店)▽副組合長:中川弥栄一(中弥)、松井伸晃(松井網元商店)▽専務理事:山本重樹(やま重)▽理事:今井博司(魚重産業)▽監事:奥村龍男(奥村佃煮)、左嵜謙祐(魚治)
【2026(令和8)年7月1日第5233号3面】






























