ハギワラ(東京都) 塩とうふ・味噌とうふ
「塩とうふ」と「味噌とうふ」
漬物製造卸の株式会社ハギワラ(萩原賢一社長、本社=東京都足立区六木)の豆腐製品は高い品質が特徴で、差別化できる商品として認知されている。
同社の豆腐製品は原料となる豆乳の濃度が13%と一般的な製品よりも濃く、大豆の味とコク、風味が強く感じられるため、リピーターも多い。その豆腐事業の中でも、昭和38年に漬物製造卸として創立した同社らしい商品が「塩とうふ」と「味噌とうふ」だ。
2017(平成29)年8月末から発売した秋冬向けの新商品で、同社の濃厚な木綿豆腐をさらに硬めに仕上げた。しっかりとした塩味、味噌味の豆腐を圧縮。賞味期限はD+20日間で、2商品の大きな特徴として、冷蔵庫で保管しておくと賞味期限間近になるほど熟成していくイメージで味の深みが増していく。
健康食でもある豆腐に「発酵」という要素を加えたことで、女性客を中心に人気が高まっている。布で包んだこだわりの様式もグルメの心を熱くする。豆腐一丁を丸ごと漬け込んでいるため、そのままでもおかずの一品になる他、薄くカットしてチーズのように食べたり、サイコロ状にカットしてサラダに載せることも可能。「塩とうふ」はチーズのような濃厚な味わいで、「味噌とうふ」は濃厚かつ芳醇な味わいが特徴だ。利用できるメニューの幅が広く、グラタンのトッピングにもなる。
【2017(平成29)年8月21日第4902号6面】
株式会社ハギワラ http://kk-hagiwara.co.jp/