グランプリに秋本食品『ぶっかけオクラ』
準グランプリは河村屋『乳酸発酵「雪下にんじん」』
全日本漬物協同組合連合会(野﨑伸一会長)主催の『漬物グランプリ2018』(後援:農林水産省、特別協力:日本食糧新聞社)の最終審査が2018(平成30)年4月28日、東京ビッグサイト東4ホール「ホビークッキングフェア」内特設会場にて行われた。全国5ブロック116作品の応募があった法人の部では、秋本食品『ぶっかけオクラ』がグランプリ、河村屋『乳酸発酵「雪下にんじん」』が準グランプリ、新進『国産釜炊き生姜』が一般審査特別賞に輝いた。なお法人の部の審査は26、27日に一般審査員による実食審査、28日に審査員らに向けたプレゼンテーションを行い、受賞品を決定した。
また42作品の応募があった個人の部では、福島明成高校食品科学科漬物研究班『紅色がっこいぶり』がグランプリを受賞。そのほか準グランプリには渡部直子さん(北海道)『アンチエイジングベリー☆ハスカップ漬け☆』、審査員特別賞には鈴木志奈さん(愛媛県)「乙女の初恋」、一般審査特別賞には天野みどりさん(愛媛県)「切干大根とさきいかのラー油漬け」、学生特別賞には能登帆奈美さん(滋賀県/龍谷大学)「かぶと柿の柚子ジャム漬け」がそれぞれ選出された。
会場では、ホビークッキングフェアが開催された26~28日にかけて、全漬連やグランプリ協賛企業がブースを出展。全国46の漬物の試食・販売(一部商品のみ)を行った全漬連ブースは連日の賑わいぶりで、年に1度漬物の祭典に相応しい3日間となった。