塩―企業紹介|食料新聞

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塩 企業・団体紹介

 

2019年4月22日号 伯方塩業

2019年4月22日号 伯方塩業
 
増設した大三島工場
大三島工場を増設  生産拠点集約で効率化
伯方塩業株式会社(石丸一三社長、本社=愛媛県)は、「塩について最も頼られる会社」をビジョンに掲げ、事業継承計画の一環として生産体制の再編を行った。そしてこの度、かねてから建設を進めていた大三島工場の増設が完了し、2019年4月16日に落成式を執り行った。
増設した工場には、見学者にもっと「塩」へ興味を持ってもらうための体験室を設置し「塩つくり体験」をはじめ、年間を通して様々な体験イベントを実施していく予定。
増設の経緯として、同社主力の大三島工場は竣工から19年が経過し、蒸発釜の大規模なメンテナンスを予定しているため、全社的に施設・設備の見直した結果、生産拠点を統合することとなった。
明浜工場は、設備の老朽化が進んでおり、補完工場の役割を果たせず、また近い将来発生すると言われている南海トラフ地震による津波のリスクが高いとの判断から、2019年3月を以て閉鎖することを決定。それに伴い、大三島工場を増設し、施設・設備を集約することで効率化を図り、商品の安定供給ができるよう生産体制を整えた。
【工場概要】▼所在地:愛媛県今治市大三島町台32番地▼大三島工場敷地面積:3万1359㎡▼増設建物面積:建築面積2482㎡、延べ面積3613㎡▼大三島工場生産能力:粗塩=蒸発釜6基(2基増設)、フルール・ド・セル=結晶釜4基(移設)▼年間生産量=1万9000t
【2019年4月22日第4975号6面】
 
伯方塩業株式会社  https://www.hakatanoshio.co.jp/
 

2018年8月20日号 日本海水

2018年8月20日号 日本海水
 
業務・小売用双方で活躍
株式会社日本海水(金澤正博社長、東京都千代田区)は塩の国内トップメーカーとしてシェア4割を超え年間40万tの生産規模を誇り、兵庫県の赤穂と香川県の讃岐の2工場を持つ。各工場の相互補完や迅速な配送システムなど安定供給の体制作りを確立しているだけでなくバラエティーに富んだ商品群であらゆる製品を提案できる対応力を備える。塩造りの技術や海水資源を基にしてグループ会社と協同し、環境・電力・食品・農業・水事業など多彩な事業も創出している。
そんな同社の家庭用商品では食卓で、キッチンでと毎日の料理に使いやすい定番塩としておすすめしたいのが「日本海水食塩」である。瀬戸内の海水を100%使用した国産塩で水分をしっかり飛ばしたサラサラタイプ。荷姿は1㎏と5㎏を用意し入数も昨今の店舗サイズ、取扱い状況に合わせて24入りだけでなく12入りも用意。持ち運び負担軽減やバックヤードのスペース削減に対応。リーズナブルな価格を実現した看板商品である。
「和の豊塩」はにがり塩が使いたいけれど、べとついて使いづらいという声に対応し開発されたべとつきを抑えたタイプ。肉や魚の振り塩や塩一つまみといった普段の料理での使いやすさを追求した。こちらも国産原料100%使用で定番塩として活躍が期待できる商品。内容量200g、500g、1㎏だけでなく業務用25㎏も用意している。500度以上で焼成した「和の豊塩焼塩」もあり、よりサラサラしたまろやかな味わいを楽しむことができる。日本海水はイオン交換膜式立釜製法だけでなく工場それぞれに独自のこだわりのある平釜塩も用意している。
「瀬戸のあらじお」は讃岐の平釜でじっくりと煮詰めており一つ一つの粒が大きい。スプーン一杯分のグラム数が立釜で造る普通の塩の約半分なのが特徴である。
塩味をそのままで塩分50%にまでカットした「お塩で減塩」も需要が伸びている。こちらはナトリウムを減らした代わりに野菜や果物に含まれていて血圧を下げると言われている塩化カリウムをプラス。内容量80gのボトルタイプと350gのパウチタイプを揃えている。
【2018年8月20日第4945号4面】
 
株式会社日本海水 https://www.nihonkaisui.co.jp/
 
 
お塩で減塩80g
 
お塩で減塩350g
 
日本海水 食塩
 
和の豊塩(てしお)
 
瀬戸のあらじお
 

2018年7月16日号 パラダイスプラン(塩専門店”まーすやー”)

2018年7月16日号 パラダイスプラン(塩専門店”まーすやー”)
 
看板商品の雪塩
料理専用合わせ塩が人気
株式会社パラダイスプラン(西里長治社長、沖縄県宮古島市)が経営する塩屋(まーすやー)は沖縄の塩をはじめ世界各国からのアイテムを揃える塩の専門店だ。
塩屋・麻布十番店では沖縄・日本・世界の塩を約360種600アイテム揃えている。トリュフ塩やワイン塩など世界の塩をはじめ日本国内からも牡蠣塩や酒粕塩など珍しい塩を実際に試食することが出来る。雪塩ソフトクリームも人気で家族連れだけでなく様々な客層が店を訪れる。
また、塩屋には塩に関する豊富な知識を持つソルトソムリエが各店に常駐し「塩のプロが作る、使って楽しい塩」をコンセプトに独自に開発した合わせ塩を多数揃える。合わせ塩は顆粒タイプの「雪塩」に他の厳選した素材をブレンド。一番人気はローゼルという食用のハイビスカスをシソ代わりに合わせた「ごはんの塩」で、他には「サラダの塩」や「ステーキの塩」、それだけで麻婆豆腐が作れる「麻婆塩」など約50種類が販売されている。
ソルトソムリエの大底秀和氏は「麻布十番という土地柄もあるかもしれないが料理が好きな人だけでなく外食の経営者やシェフも調理に合った塩をお求めにいらっしゃり、質問もよく受ける」と話す。そうした動きがある中でパラダイスプランは合わせ塩の中でも料理専用塩に力を入れている。和食用では「おにぎりの塩」が米の甘味が引き立つよう粒の大きさを含めて調整されており3種のブレンドがなされている。「刺身の塩」は赤身、白身用の2種類があるというこだわり様だ。現在、納豆用やトマト用も開発中であり具体的な食材に合う塩にこれからもスポットをあていくという。
塩屋を運営するパラダイスプランは「雪塩」のメーカーとして出発した。宮古島の海水から生まれた「雪塩」は「宮古島の島おこしのために新たなモノづくりを考えよう」と1998年に地元宮古島の有志が集まり島おこしの会社を立ち上げたのがきっかけ。当初はサトウキビの搾りかすを利用した非木材パルプの開発から始まったが計画は頓挫し、紆余曲折を経て廃糖蜜を乾燥させるために開発した機械設備に海水を入れて動かしたところ、粉雪のようにサラサラと舞う塩ができたのが雪塩のルーツである。
雪塩は島を取り囲む美しい海水をサンゴ石灰岩層にくりぬいた井戸から汲み上げて原料にしており、それが「ミネラル成分が世界で1番多い塩」としてギネスブックから世界一の認定を受けたことからヒットした。今では土産物だけでなくこだわりの料理店でも使用され輸出もなされている。2002年には製塩所に隣接する雪塩ミュージアムがオープンし、宮古島の特徴や製塩工程まで説明を行っている。ミュージアムは一昨年前にリニューアルされ「雪塩」の様々な使い方を紹介している。
【2018年7月16日第4941号7面】
 
株式会社パラダイスプラン  http://www.paradise-plan.co.jp/
 
 
料理専用塩が人気
 
塩屋(まーすやー)の麻布十番店
 
様々な塩のテイスティングができる
 

2018年6月25日号 伯方塩業

2018年6月25日号 伯方塩業
 
されど塩 藻塩
知名度に強み・伯方の塩
伯方塩業株式会社(石丸一三社長、本社=愛媛県松山市)は代表商品「伯方の塩」とそのインパクトあるテレビCMで知られる。
「伯方の塩」は、化学薬品を一切使わず、「にがり」をほどよく残すために輸入天日塩田塩を日本の海水で溶解して、ゴミ・砂を除いた濃い塩水を煮詰め結晶した塩を数日間じっくりと自然乾燥させて作る。
同品、そして伯方塩業誕生のきっかけは、塩田製の塩を残してほしいという消費者運動であった。このような由来をもつだけに、同社は塩の正しい知識を伝えることにも力を注いでいる。
自然豊かな瀬戸内海の原料100%でつくった「されど塩 藻塩」も、その創業当初からの思いが形になった商品。同社大三島工場に再現した「流下式枝条架併用塩田」で濃い塩水をつくり、ホンダワラ(海藻)を浸込み煮詰めることで、まろやかな旨味がある塩となる。にがりをほどよく残し、しっとりとした口当たりが特徴的。〝たかが塩、されど塩〟から名付けられたとおり、製法による塩の違いを実感させる品質となっている。
 
伯方の塩 抹茶塩
昨年発売した「伯方の塩 抹茶塩1g」は、天ぷら等料理の添付として提案する。サラサラで使いやすく、まろやかな塩味の「伯方の塩・焼塩」と、有機栽培にこだわった香り高い宇治抹茶を配合しており、飲食店や惣菜売り場にオススメの塩として提案していく方針だ。
同社はその高い知名度と幅広いラインナップを武器に、棚作りをトータルで提案できるのが強み。現在は一般消費者に支持されている塩であることから市販用の比重が大きい。
今後は惣菜、漬物等の業務用に対しても、こだわりの製品作りのベースとして商品提案を強化していく方針だ。
【2018年6月25日第4939号9面】
 
伯方塩業株式会社  https://www.hakatanoshio.co.jp/
 

2018年6月25日号 青い海

2018年6月25日号 青い海
 
沖縄の塩・シママース
株式会社青い海(又吉元榮社長、沖縄県糸満市)は沖縄の塩(マース)づくりの伝統を今に伝える様々な商品ラインナップを揃えており小売り向け・業務用両面で存在感を強めている。
看板商品「沖縄の塩シママース®」は平釜で炊き上げて粒の粗い「あらじお」タイプに仕上げることで食材への付着が良くなじみやすい。塩専売制の下、法の枠内で本土復帰前の「マース(塩)」を復活させるために専売公社と協議を重ねた結果、輸入天日塩を購入し再生・加工する製法が認可され1974年7月に青い海はスタートした。現在は当時の製法に準じて輸入天日塩を沖縄の海水で完全に溶解した後、平釜にて再結晶化させる方法で製造を行う。フレーク状のため漬物では浅漬等への塩の入りが良く原菜のシャキシャキとした歯応えを失わない。塩度も高くしっかりと塩味も得ることができる。
「沖縄の塩 シママース®やきしお」はドライタイプのシママースとして引き合いが強くなっている。「やきしお」にすることで粒度を細かくしておりユーザーごとの要望にも応えることも可能だ。ハム・ソーセージ用としては沖縄だけでなく大手量販店グループの指定加工原料にも採用されており全国的に有名な米菓にも使用されている。
「沖縄の海水塩 青い海®」は比較的塩かどの取れた柔らかい塩味が楽しめる。1997年に塩専売法が廃止となり海水からの製塩が認められるようになると会社設立より念願であった沖縄の海水を100%原料とした海水塩シリーズが誕生。糸満沖合約2000mから取水した海水をじっくりと煮詰めて造る塩で、単なる塩味だけでなくほのかな甘味が楽しめる。高質であるがゆえの素材の味を重視した料理におすすめだ。人気飲料水にも採用されるなど沖縄ブランドとして販路を広げている。
「沖縄の海水塩 美ら海育ち」は「沖縄の海水塩 青い海」と濃縮する工程までは同じだが結晶化する段階で薪焚きを行い、ミネラル分を多くして粒度も比較的細かくしている。食通をはじめ根強いファンを持つ。薪の炎でじっくりと煮詰めた同商品はほのかな苦みと甘みが特長だ。和・洋・中などあらゆる料理の使用に向いている。外食向けとしては焼き鳥店など店頭に「沖縄の塩使用」のミニ看板を提供するなど地道な販促も行っている。
また、青い海は砂糖製品も揃えている。「天糖太陽」は沖縄の太陽をいっぱいに浴びて育ったサトウキビのみを使用し精製を控えめにして仕上げた1番糖である。サトウキビ由来の香りがしっかりと残っておりコーヒーなどの飲み物はもちろん煮物などの料理、お菓子作りにもピッタリ。
【2018年6月25日第4939号10面】
 
株式会社青い海  https://www.aoiumi.co.jp/
 
 
沖縄の塩 シママース
 
沖縄の海水塩 青い海
 
沖縄の海水塩 美ら海育ち
 
天糖太陽
 
 
焼き鳥店などにお勧めの看板
 

2018年6月25日号 天塩

2018年6月25日号 天塩
 
赤穂の天塩45周年
株式会社天塩(鈴木恵社長、東京都新宿区)は、「赤穂の天塩」発売45周年を迎えることを記念して懸賞キャンペーンを実施している。同社は赤穂の塩作りの歴史として江戸時代から伝わる製法にこだわり、にがりを含む本来の塩として「赤穂の天塩」を販売している。
「赤穂の天塩」は、世界自然遺産地域であるオーストラリア・シャークベイの海水からできた天日塩を原料にして江戸時代から続く差塩製法を継承し、にがりを含むまろやかな味わいの粗塩に仕上げている。料理に使うと食材の旨味を上手に引き立てるため奥深い味わいが楽しめる。食材への浸透性や付着性も高く料理への馴染みが良いので発酵を促進し旨味を増すこともできる。
「天海の塩」は、高知県室戸岬の深海より湧き昇る恵み豊かできれいな海水深層水が原料となっている。海の恵み・にがり成分をバランス良く含ませた粗塩である。食材のおいしさを引き出す粒度にもこだわり平釜と立釜の結晶塩を併用し、まろやかで滋味豊かな国産塩に仕上げている。梅干しなど漬物、お吸い物、煮物、肉・魚料理など何でも合う。
「天海の平釜塩」は、さらさらで使いやすい焼塩。こちらも高知県室戸海洋深層水を平釜でじっくりと炊き上げ結晶化している。さらに高温熟成で仕上げ、昔懐かしい味わいにした。にがりを含んだ塩なのでまろやかな味わいが楽しめる。焼魚の振り塩、天ぷら、刺身、野菜炒め、盛り蕎麦のつけ塩など、どんな料理にもピッタリとなっている。
【2018年6月25日第4939号10面】
 
株式会社天塩  https://www.amashio.co.jp/
 
 
赤穂の天塩
 
天海の塩
 
天海の平釜塩
 

2018年6月25日号 朋和商事

2018年6月25日号 朋和商事
 
表副社長
海からの恵み「海人の藻塩」
朋和商事株式会社(表敏昭社長、東京都中央区)は瀬戸内の海水と国産ホンダワラを原料に上蒲刈島の海辺の工場で造られる「海人の藻塩」の総販売元である。「海人の藻塩」は、広島県安芸郡蒲刈町(現呉市)の県民の浜造成工事中に古墳時代の製塩土器を発見した故・松浦宣秀氏を中心にして製塩法が研究されたのがルーツとなっている。
10年余りの歳月を経て確立された藻塩の製法は、海水の水分を蒸発させ塩分濃度を高くしたかん水にホンダワラを入れて海藻のエキスを抽出している。かん水をフィルターに通して煮詰めてシャーベット状になったら火を止め、釜からすくい出し遠心分離機にかけて塩に程良くにがりを残す。
その後はよくかき混ぜながら、から煎りを行いサラサラになるまで水分を飛ばして焼き上げていく。最後は選別と計量を行い「海人の藻塩」の完成となる。古代の海の民のように丁寧に製造された海からの恵みを表現した国産塩だと言える。
製品ラインナップとしては「土器入り250g」、「布袋入り300g」、「巻紙包み500g」など工夫を凝らしたパッケージが多い。「スタンドパック100g」はより手軽で使い勝手が良いタイプとなっている。
卓上塩にはプレーンはもちろん、柚子塩、抹茶塩、梅塩、レモン塩、わさび塩6種類を揃えており「海人の藻塩」の付加価値が活かされた商品として引き合いは高い。プレーンを中心にお刺身や豆腐、天ぷらのつけ塩など、様々な料理シーンに合う藻塩となっている。
高級菓子原料や調味料の原料にも採用されているのに加えて多数の外食でも好評を得ており、藻塩の元祖として「海人の藻塩」がこれからも注目されることは間違いない。
 
表広一副社長の話
万葉集など古い文献には出ていたものの、完全には解明されていなかったのが藻塩の製法であった。地元の歴史家たちが実地に基づきながら、時にはシンポジウムも開催するなど製法の解明が続けられていた。地元で発足した「藻塩の会」の松浦宣秀氏にお会いしたことがとにかく始まりで事業化に着手することできた。
「海人の藻塩」はミネラル分を含んだうま味たっぷりの塩であり、さらに広がりを見せていってほしいと思っている。1984年の会発足当初から土器を造り製塩するという体験学習を「藻塩の会」は継続しており、最近でも関西方面から来る修学旅行生が参加するなど普及活動も実施されている。
海人の館で製塩を担っている蒲刈物産も地域振興としての役割を持っており蒲刈町との共同出資で設立された経緯がある。製塩に関しては「藻塩の会」の協力はなくてはならないものであった。働く人たちも地元出身の人がほとんど。工場は海の目の前にあり潮通しの良い上蒲刈島の綺麗な海水を取水している。藻塩の原料の一つであるホンダワラを集めるのも市販されているわけではないので苦労は多い。「海人の藻塩」がベージュ色なのは、かん水にこのホンダワラのエキスを抽出されているから。国産ホンダワラを使用しており天日干しが必要な手間暇かけたものとなっている。
【2018年6月25日第4939号11面】
 
朋和商事株式会社(海人の藻塩) https://www.moshio.co.jp/index.htm
 
 
スタンドパック
 
土器入り、布袋入り、巻紙包み
 
海人の藻塩 卓上塩
 

2018年6月25日号 日本精塩

2018年6月25日号 日本精塩
 
日精の天日塩シリーズ
日本精塩株式会社(貞永憲作社長、神奈川県川崎市)では輸入天日塩の洗浄回数・粉砕・篩分け・異物選別ほか、各製造工程によって製品区分を行いユーザーの使用用途に合わせた提案を行っている。同社は世界自然遺産に指定された海域の海水で作られるメキシコ産天日塩を原料とし、その天日塩表面を飽和食塩水で洗い磨きする洗滌法を国内で始めて試みた製塩メーカー。
洗滌法による製品を揃える中で「洗浄塩シリーズ」は、1回洗浄を施した製品。溶解・濾過して使用する醤油メーカーや塩漬後に洗い流す漬物メーカーに重宝されている。
「サンソルトシリーズ」は、2回洗浄と脱水を施しているため塩結晶がよりクリアな製品となっている。こちらも醤油・漬物・水産加工で好評を博している。「洗浄塩シリーズ」・「サンソルトシリーズ」には小粒タイプも揃えており粒型でもユーザーの要望に対応している。
「波の華シリーズ」は、2回洗浄後、異物選別と乾燥工程を経てサラサラと使いやすい仕上げにしている。天日塩使用を謳いたい練製品・味噌、さらには製菓メーカーで採用されている。粗粒タイプは2~3ミリと粒型が粗くソルトミルなど外食での引き合いが多く、パスタのゆで塩などにも使用されている。
「日精の天日塩」は2回洗浄後、異物選別工程を経て粉砕・にがり添加を施した製品として人気が高い。漬物・練製品・味噌メーカーで長年にわたり使用されている。天日塩でもサラサラした商品要望が強まるなかで開発されたのが「ドライ天日塩」で最終工程におけるプレミックスで重宝されている。いずれの商品もユーザー製品のパッケージに「天日塩使用」を謳えることも人気の秘訣だ。
また、小売り向け製品で注目したいのが彩塩シリーズだ。やき塩に天然パン酵母由来のうま味成分と各種スパイスやハーブをブレンドした調味塩を瓶タイプで8種類を発売している。その中でも人気の高いフレーバーである「イタリアン塩」、「ゆず塩」、「レモン塩」は分包タイプで「彩塩フレッシュパック」として販売しノベルティ商品としても需要が高まっている。ワサビや抹茶も近く新発売予定。女性を中心に持ち歩き用として、さらにはアウトドア用にも好評である。シンガポールで毎年開催されているフードジャパンにも同商品は出展されており東南アジアの小売・外食市場へも狙いを定めている。
【2018年6月25日第4939号11面】
 
日本精塩株式会社  http://www.nihonseien.co.jp/
 
 
ソーラーソルト洗浄塩
 
サンソルト
 
 
波の華
 
天日塩
 
彩塩 イタリアン塩
 

2018年6月25日号 日塩

2018年6月25日号 日塩
 
にちえんそると天日原塩25kg
にちえんそるとシリーズ
日塩株式会社(吉武義憲社長、東京都港区)は大日本塩業が前身であり塩業界屈指の歴史を持つ。戦後は企業再建整備法に基づき昭和24年に発足。国内に残存した塩倉庫や再製塩工場を主体にして塩の保管、加工包装、回送のほか、外国塩の輸入を営み、粉砕加工塩メーカーとして、食用から工業用まで幅広く輸入塩を国内に供給している。さらには一般物流事業にも進出し一般貨物の保管も取扱う。全国輸入塩協会の加盟企業として、道路融雪用塩を安定的に供給できる企業としても実績を積み重ねており来年で70周年を迎える。
同社が扱う輸入塩はコストの都合上で一部、中国塩も扱うが、メキシコ産の天日塩が主であり、日本国内に安定的なサプライチェーンを質量・共に構築している。
 
にちえんそると 天日粉砕塩25kg
また、漁協などに納入する瞬間凍結用のブライン凍結用塩も扱うなど同社の塩部の取組みは幅広い。
食用塩の主力は天日塩シリーズがロングセラーとなっており「にちえんそると天日原塩」は塩化ナトリウム95%以上で自然結晶させた天日塩である。様々な大きさの不定形結晶の天日塩で、漬物の下漬の他、醤油、水産加工に溶解して使用されている。
「にちえんそると 天日粉砕塩」も塩化ナトリウム95%以上の天日原塩を粉砕した塩で素材へのなじみやすさが特長となっている。皮革なめし、漬物、水産加工で採用されている。
【2018年6月25日4939号12面】
 
日塩株式会社 http://www.nichien-s.co.jp/
 

2018年6月25日号 菱塩

2018年6月25日号 菱塩
 
塩分上手 五島灘の塩さらさら
「塩分上手さらさら」新発売
株式会社菱塩(寺下聡社長、本社・崎戸工場=長崎県西海市)は、ダイヤソルト株式会社の全額出資により昭和60年に設立。同年に発売した「いそしお」は、伝統的な日本食(漬物、味噌・醤油、梅干など)や、様々な料理の風味にどのように影響するかを研究し、その集大成として販売を開始した。
現在は、国内で生産されている食用塩のうち、グループでのシェアは2割強と、国内でもトップクラスの生産量を誇っている。同社は、多様な製品(塩・にがり)を安全かつ安定して製造するため素材となる海水の質や製法にこだわっている。原料となる海水は工場に面した五島灘の清澄な海水を使用。原料は親会社ダイヤソルトの「イオン交換膜製塩法」で生産された物を使用しており、その品質と安全性は世界的にも評価されている。
現在、売上のうち塩が9割、にがりが1割。食用塩では、工場のある崎戸町周辺の五島灘をアピールするため「五島灘の塩」のブランド名を前面に打ち出している。発売から3年が経過して年々売上を伸ばしている製品が「塩分上手 五島灘の塩」だ。
同社独自の平釜製法と海水濃縮技術により塩味を損なわずに塩分30%カットを実現。平釜製法で製造した塩の結晶は〝平板状〟で素材に付着しやすく且つ溶けやすい。〝いつもの量で塩味そのまま〟がキャッチフレーズとなっている。
これまでの500g入りに加え、今年4月より同じく塩分30%カットで乾燥タイプ150g入りの「塩分上手 五島灘の塩さらさら」を新発売した。
家庭用として食卓に置いても邪魔にならないサイズで、利用度の向上を狙っている。
【2018年6月25日第4939号12面】
 
株式会社菱塩 https://ryouen.co.jp/
 

2018年6月25日号 多田フィロソフィ

2018年6月25日号 多田フィロソフィ
 
淡路島の藻塩PREMIUM80g
淡路島のもしおブランド堅調に
株式会社多田フィロソフィ(多田佳嗣社長、本社=兵庫県南あわじ市)は、多くの製塩土器が出土されるなど古来より塩作りが盛んだった淡路島に位置する藻塩メーカー。近年は売上の8割を占める業務用が伸張し、存在感を増している。
「淡路島の藻塩(業務用)20㎏」は、出荷量がこの4年で数倍に拡大した中心商材。取引先は多彩で、菓子やパン、製肉などのメーカー筋からコンビニや外食関係まで、業界大手各社にて『淡路島の藻塩』使用を謳った商品がリリースされている。これらの商品ではコンビニで販売するおにぎりが今年売上2桁増を記録したのをはじめ、多くのヒットを記録した。自然の海藻由来の強い旨味を生かしたその味わいは、和洋両面の商材にて、プレミアムな価値を加える存在として影響力が絶大だ。
「淡路島の藻塩PREMIUM80g」は全国のスーパー等に納入されている市販用の主力商品。PREMIUMシリーズは、ホンダワラやアカモクといった海藻を使用し、海水の取水から完成まで塩職人が4日間かけて作るこだわり製法から生み出される。他にも、美味シリーズから昨年発売された「淡路島の藻塩ふりしお250g」など、スタンドパックを中心に支持が広がっている。
同社の創業は延宝元年(1673年)と古いが、藻塩製造に参入したのは1998年とわずか20年前。当時売上のほとんどを占めていた飼料事業から撤退し研究を重ねることで、海藻の旨味を最大限生かした同社ならではの製法を生み出した。その後は「お客様第一主義」をモットーに経営を拡大しており、今年は生産・充填ラインにて設備投資を予定。生産能力は従来の2倍以上への拡大が見込まれており、伝統製法と省力化した近代設備両面の良さを生かした、安全安心な藻塩製造を拡大して行く構えだ。
【2018年6月25日第4939号12面】
 
株式会社多田フィロソフィ http://www.e-moshio.com/
 

2018年6月25日号 マルニ

2018年6月25日号 マルニ
 
「エンリッチ塩」ブランド
マルニ株式会社(小林正世社長、大阪市北区)は、主力ブランド「エンリッチ塩」に代表される特殊製法塩のメーカーとして、今年で設立69年目を迎える。小林社長は2017年まで食用塩公正取引協議会の会長を務めており、適正表示の実現に向け長く業界発展に貢献して来た存在として知られている。
「エンリッチ塩」は国産海塩(瀬戸内産)を原材料とした塩で、湿気の多い台所や厨房等でも使いやすいサラサラとした質感が特徴だ。食卓から調理用まで幅広く使用でき、市販用ではスタンドパックの450g・1㎏や卓上タイプの110g、業務用としては平袋タイプの5㎏・25㎏入りがある。
また同社商品の中で近年伸びを見せているのが、業務用の『〝つけ塩〟小袋シリーズ』。これは天ぷらやフライドポテトといった惣菜、弁当などの添付品として使用出来るよう小袋包装したもの。内容量はエンリッチ塩では2g入り、その他の塩では1gや1・8g入りとなっており、PBの生産オーダーも数多く寄せられている。当初用いられた惣菜・弁当に加えて、ステーキ、刺身、寿司など活躍の場は多彩で引き合いも高まっている。
2017年の市場規模が10兆円を突破した惣菜市場(2018年版惣菜白書より)の拡大に合わせ、大手スーパー等を中心に堅調な動きを見せている。また真夏の炎天下での塩分補給用など、熱中症対策としても引き合いがある。
小袋シリーズは、エンリッチ塩以外にも食品添加物不使用の「播州赤穂のお塩でどうぞ」「ごましお」や、岩塩などのラインナップがある。同社内におけるこうした業務用商品の割合は年々増加傾向にあり、今後も惣菜・中食商品のお供として、売上拡大が期待出来そうだ。
【2018年6月25日第4939号12面】
 
マルニ株式会社 http://www.enrichen.co.jp/
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