スーパー大麦ふりかけ発売 総食物繊維量は白米の40倍
株式会社日本海水(西田直裕社長、本社=東京都千代田区)は、スーパー大麦「バーリーマックス」を使用した初めてのふりかけ「スーパー大麦ふりかけ(梅かつお味・ひじき味)」を発売した。
「バーリーマックス」は、オーストラリア連邦科学研究機構が開発した大麦であり、総食物繊維量は一般の大麦の約2・5倍、玄米の約8倍、白米の約40倍というスーパーフード。腸の奥まで届く3種類の食物繊維(レジスタントスターチ、β‐グルカン、フルクタン)が含まれている。アジアにおいては、豪州の食品ベンチャーであるヘルシー・グレイン社と独占共同開発契約を締結して帝人株式会社が販売している。
現在(2020年2月)、炊飯用をはじめとして、シリアルやスープ・ビスケットなどにスーパー大麦使用商品が展開されているが、ふりかけとしては初めての商品化となる。スーパー大麦は1袋(32g)中に、ひじき味が11・5g、梅かつお味が14g配合されている。スーパー大麦に味付けし、日本海水独自の製法で加工することにより、パリッとした食感の美味しいふりかけを商品化することができた。ご飯はもちろんサラダや料理のアクセントに使用できる。
同社が調査した結果では味の評価・今後の継続使用意向も非常に高く、手軽にスーパー大麦を摂取できる簡便性が高く評価されており、新しいふりかけジャンルになることが期待される。
日本海水は、国内トップシェアの「塩」のリーディングカンパニーとして、長年、安心・安全な塩を提供してきた。そして、海の恵みである塩造りで培った「技術力」と「ものづくり」への想いを礎に、無限の海水資源を活用した環境・農業・食品分野などへと事業を展開している。
【商品概要】▼商品名=スーパー大麦ふりかけ(梅かつお味・ひじき味)▼希望小売価格=32g、200円(税抜)▼製造場所=日本海水 熊本工場(熊本県玉名市)▼2020年2月10日発売(3月頃より店頭に陳列)
【2020年2月17日第5011号4面】