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ぬか・漬物の素 インタビュー 2020

 

5月18日号 漬物の素・夏の甘酒特集

5月18日号 漬物の素・夏の甘酒特集
 
日本いりぬか工業会 会長 甲斐義人氏
「ぬか漬けの素」活発な動き コロナ禍の巣ごもり需要で
 
日本いりぬか工業会の甲斐義人会長(三色香辛料株式会社代表取締役)にインタビュー。最新動向や日本いりぬか工業会の取組みについて聞いた。※取材は電話にて実施 (藤井大碁)
‐コロナ禍の製品動向。
「外出自粛が続く中、ぬか漬けの素や唐辛子の売上は伸びている。ぬか漬けの素に関しては、今年前半一時的に野菜が高く動きが鈍かったが、暖かくなり野菜の価格が下がるにつれ、ぬか漬けの素の動きも良くなってきた。外出自粛が本格化した3月中旬からさらにその動きが活発になり、それ以降は前年比1~2割増で推移している。驚いているのは、平年であればゴールデンウイーク前に出荷した分は、GW明けもしばらく在庫が残っているのだが、今年は既に出荷した分の在庫がなくなってきていること。GW中に巣ごもりしながらできることとして、新たにぬか漬けにチャレンジし始めた方も多いようだ。弊社も特に男性の方からぬか漬けに関する問い合わせを多く頂いた」
‐唐辛子製品の動き。
「唐辛子については、前年比2倍以上の動きとなっている。家庭内で食事を作る機会が増え、唐辛子の使用量が増加していると推測できる。特に国産唐辛子が伸長しており、例年は9月中旬までもつものが、今年は6月中旬にはなくなりそうな勢いだ。現在、この先どう安定供給していくかを思案している。一方で、外食に供給している製品は減少し、給食向けのものはストップしている」
‐工業会事業について。
「近年、西日本方面の組織である全国ぬかづけのもと工業会さんとの共同事業を推進してきた。昨年10月には東西合同の研修旅行を新潟で開催し、発酵について学びながら情報交換を図った。懇親会では、東西の会員の席が分かれてしまい、もう少し工夫して相互コミュニケーションがとれたのではという思いもあるが、今後に向けて良い機会になったと考えている」
‐東西統合の可能性。
「合同研修においても議題に上り、事前アンケートでは東西の会員共に統合に賛成という意見が圧倒的に多かった。一方で、発足の経緯など両工業会で異なる側面も多いため、統合のメリットやデメリットを慎重に議論し、すり合わせていく必要がある。統合により会が大きくなり、組合というかたちに発展していければ、全国規模でPR活動ができ、会員数も増やしやすい。最終的には各会員の事業にもプラスになると思うので、今後も前向きに協議していきたい」
‐今後について。
「ぬか漬けの健康機能性については、消費者が一番興味を持っているもので、近年テレビで取り上げられる機会も増え、有難いことに少しずつ認知が進んでいる。現在、ぬか漬けの一番の問題点は、手間がかかり面倒くさいと考え、敬遠している方が多いところ。こうした方に向け、ぬか床を作り育てる楽しみや面白さ、毎日味が変化していく奥深さなどを普及啓発していきたいと考えている。また、海外でもワイン片手にぬか漬けスティックを食べて頂けるようなアプローチも行っていきたい。世界各地で野菜だけは新鮮なものが手に入る。地場の野菜をぬか漬けにして楽しむ文化を日本酒とセットで広めていければ面白いのではないか」
【2020(令和2)年5月18日第5021号7面】
 
 

1月27日号 漬物の素特集

1月27日号 漬物の素特集
 
株式会社伊勢惣 会長 足立開作氏
独自の健康法を継続  麹摂取でPSA数値改善
 
株式会社伊勢惣(足立功社長、東京都板橋区)の足立開作会長にインタビュー。「麹をそのまま飲む」という独自の健康法を継続し、92歳となった今も元気で仕事に取り組んでいる。麹を飲むことによる健康効果や体験談を聞いた。
(千葉友寛)
◇ ◇
‐最近の健康状態について。
「92歳となったが、杖無しで毎日歩くようにしているし、健康状態は良い。しかし、内臓の調子は見た目では分からないので定期的に検査を受けている。昨年2月に受けた前立腺がんを早期発見するためのPSA検査で基準値(4・0以下)以上の4・16 ng/mlという結果が出てしまった。医者からは前立腺がんの可能性が高く、長期間の延命は期待しない方が良い、と言われた。今後については抗がん剤や放射線等の治療をせず病気と付き合っていくか、女性ホルモンを投与して病気の進行を遅らせるかのどちらかを選択するよう薦められた。昨年、妹を大腸がんで亡くしているので不安を感じていた」
‐前立腺がんの可能性が高いことが麹を飲むきっかけになったのですね。
「麹は善玉菌の塊なので、科学的な根拠はないのだが体に良い効果をもたらすものだと思っている。これまで麹で甘酒や味噌を作って摂取してきたが、麹をそのまま飲んだことはなかった。色々考えても仕方がないのですぐにできることとして麹をほぐしてスプーン小さじ1杯(4~5g)を1日3回、夕食の後と寝る前に60℃のお湯と一緒に飲むようにして、それを続けた」
‐再検査の結果は。
「2月の検査から3カ月経った5月の結果は、3・25にまで下がっていた。医者も驚いていたが、前立腺がんの疑いはないとのことだった。10月の検査でも3・76と基準値以下だった」
‐麹の力について。
「私は専門家ではないので詳細は分からないが、がん細胞が自然に消えることはないだろう。何かしらの現象が発生するか転移によって消えるのが普通。麹から作る甘酒や味噌は菌の働きによって免疫力を高める効果があると言われており、麹を摂取することによって同じ効果が期待できると思っている。診断の前と後で変えたことと言えば、麹の摂取くらいしかない。私の実体験では、PSA検査の数値が下がり、他の数値も改善した。麹は昔から神麹(シンギク)と呼ばれ、漢方でも整腸・消化剤として重宝されてきた。近年は甘酒や味噌の健康効果の研究も進んできており、整腸作用などが期待できることが浸透してきている。特に菌の力を温存し、休眠状態にしている乾燥麹への注目度はますます高まっていくと感じている」
‐今後の目標は。
「私は11月に93歳になる。父は92歳でなくなったので、親孝行のつもりで父よりも長生きし、100歳まで生きることを目標としている」
【2020(令和2)年1月27日第5009号4面】
 
 
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