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長島漬物食品株式会社 茨城県

   
茨城県を代表する沢庵メーカー
 
 
広大な大根畑
 

<企業紹介>

<企業紹介>
 
茨城県を代表するメーカー、長島漬物食品株式会社(長島久社長、小美玉市与沢)は、昭和28年6月の設立。低温熟成・ノンボイル製法の沢庵にこだわり、一本物、ハーフサイズ、ミニなど幅広いアイテムを揃えている。塩漬沢庵や糠絞り大根等豊富なラインナップも同社の強みだ。いずれの製品も生パックのため風味、旨味、食感に優れており、各所から引き合いも強い。
原料の90%以上が茨城県産で、自社で丹精込めて育てた大根に加え、優れた地元農家と契約し生産した新鮮な大根を加工しており、地元に根差し、旬を活かした商品作りで消費者の心を掴んでいる。
 

<商品紹介>

<商品紹介>
 
好評な「ぬか漬大根」
 
昆布だし大根
 
乳酸発酵沢庵
 
燻製沢庵
   
昆布だししぼり
 
注目の一品『ぬか漬大根』
同社の人気商品「昆布だし大根」は北海道産昆布のだしとりんご酢を使用。従来の糠絞り大根とは一線を画す上品な酸味と深い味わいに仕上がっており、食感も抜群に良い出来だ。見た目にも白い大根に昆布の緑が映え、人目を惹く商品だ。サイズも1/3サイズを2個入りにしており、食べきりサイズとして消費者の要望に応えている。一方で、半割一本物の「昆布だししぼり」も人気がある。
この注目商品「昆布だし大根」の姉妹品として、米糠発酵液を使用した「ぬか漬大根」も人気の一品だ。
また、「乳酸発酵沢庵」にも注目したい。厳選された大根を使い糖分、米糠、食塩と植物性乳酸菌だけで熟成発酵させた沢庵漬。品種と栽培法を指定した上に厳選された原料のみを使用し本来の沢庵よりも更に圧搾している。
植物性乳酸菌や食物繊維を豊富に含み、甘味の中にも乳酸菌による優しい酸味が程よく楽しめる。食品添加物は一切使用せず、アレルギー物質も含まないという点で安全、安心を実現しており、高付加価値商品として外食からも引き合いがあり、好評だ。
「燻製沢庵」は桜の原木でじっくり燻しており、風味は芳醇で、食感はパリパリで小気味良い歯応え。おつまみとして日本酒はもちろん、ワインなどにも合う逸品だ。

 
 

<原料への取組>

<原料への取組>
 
良質な大根を披露する長島社長
同社では2019年から長島社長が個人で大根の生産をスタート。初年度は農業の勉強をしながら3町歩の大根を生産し、2020年は12町歩の白首大根、2町歩の青首大根を手掛けている。今年からハーベスタ(大根収穫機)を導入し、労働力を最小限に抑えながらも効率的に作業を行い、必要量の確保を目指している。
農業を本格化させた理由は、農家の高齢化や後継者不足などの問題で作付面積が減少傾向にあり、将来的に確保できなく可能性があること。ここ3年は天候不順などの影響もあって原料不足が続いていたこともあり、量、価格、品質の面からも自前で生産するメリットを考慮し、個人による農業の参入に踏み切った。
2年目の今年は種蒔きまで1人で作業を行った。従業員は工場での仕事があるため、農作業を行うことができない。収穫時は期間従業員を雇って対応する。今年の作柄は日照不足の影響もあって生育がやや遅れ気味だが、概ね順調。
畑の面積は異なるが、ある程度集約してハーベスタなどの機械が使用できるように整備。機械を導入することで作業の効率化を図っている。産地は全て工場から半径2㎞以内のところにあり、運ぶ手間と距離、時間を大幅に軽減。鮮度が良い状態で工場に運び込めるメリットもある。
大根原料だけではなく、青果向けにハウスでのチンゲン菜生産も行っている。「現在は自分がやれる範囲内で、会社とは別枠で農業を行っている。今後、規模が大きくなれば法人化してグループ企業にするか、別会社にする可能性もある。本当は農家さんが大根を生産し続けてくれれば良いのだが、いつまで続けてくれるか分からないので、自分たちで手を打たなければならない」と将来的には20町歩まで増反する意向を示し、自前で原料を確保する必要性を強調した。
 
 
【2021年】年間25町歩の大根を生産 新しい取組に着手
ハーベスタによる収穫作業
長島漬物食品は、付加価値の高い低温熟成・ノンボイル製法の沢庵にこだわり、一本もの、ハーフサイズ、ミニと幅広いアイテムを揃えている。
将来的な原料の安定供給が難しくなると判断した長島社長は、一昨年から個人で大根の生産をスタート。初年度は農業の勉強をしながら3町歩の大根を生産し、昨年は12町歩の白首大根、2町歩の青首大根を手掛けた。
今年は目標の計20町歩を達成し、春蒔きを合わせると総面積は25町歩まで拡大。契約農家の分を合わせると、年間使用量の約8割をカバーする量となる。
畑は工場の半径2㎞以内にあり、収穫直後に工場に運ぶことができる。鮮度が良い状態で漬け込むことができるだけでなく、運搬の手間や時間も大幅に軽減できている。
同社では10月12日から収穫をスタート。現在はハーベスタ(大根収穫機)による収穫を本格化させている。人手はオペレーター1人、作業員4人、トラック運転手1人の計6人。必要最低限の人数で収穫作業を行っている。
 
効率よく大根を収穫
作業員は派遣の期間従業員。農業経験はないが、難しい作業がないため、経験がなくても作業を行うことができる。収穫作業は11月9日の時点で30%が終了。1日6反~7反の収穫を行っているため、収穫は11月いっぱいで終了する予定。
長島社長は、「大根の自社生産のメリットは量の確保と品質が担保できること。農家はお願いレベルで生産を続けてくれているが、いつまでやってくれるか分からない。また、欲しい品質とサイズの大根を自分たちのペースで収穫できることも大きい。もちろん手間と時間はかかるが、個人としても大根の生産に慣れてきたので、効率も上がっている」と前向きに話した。
今後の取組については、「今年の状況から判断すると、秋だけであと5町歩は増やせる見込みで、春蒔きを合わせた年間の総面積は30町歩となる。この取組を軌道に乗せれば自分が手を放しても継続することができ、新しい取組に着手することができる」と新たな道を模索していくことを示唆した。
【2021(令和3)年11月11日第5075号5面】

 
 

企業情報

企業情報
   
会社名
長島漬物食品株式会社
代表
創業者:長島 満
代表取締役社長:長島 久
設立 昭和28年6月
業種 漬物製造・卸業
本社所在地 茨城県小美玉市与沢1081番地
Tel.0299-54-0231 Fax.0299-54-0233
工場
第一・第二工場(沢庵漬け込み専用) 所在地:本社同様
第三・第四工場 所在地:茨城県小美玉市与沢1103番地
資本金 1,000万円
従業員 26名(パートを含む)
HP
 
   
本社 茨城県小美玉市与沢1081
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