オール日本スーパーマーケット協会２０２４

新年トップ経営研修会　持続的な食料システム考える

パネルディスカッション

　【大阪支社】オール日本スーパーマーケット協会（田尻一会長、略称：ＡＪＳ）は１１日、神奈川県横浜市の「横浜ベイホテル東急」において、「２０２４年ＡＪＳ新年トップ経営研修会」を開催した。正会員・賛助会員合わせて約５８０名が参加した。
　当日は、農林水産省による全面協力のもと、「持続的な食料システムの実現に向けた地域密着型スーパーマーケットの役割」と題して農林水産省の特別講演が行われた。
　その他、農林水産省・農業生産者・農機具メーカー・小売業を代表するパネリストによるパネルディスカッションを行い、参加者の全員とサプライチェーン全体で、日本の食料・農林水産業を考える機会となった。

約５８０名が参加

また、夕食懇親会においては、ＡＬＰＳ処理水の海洋放出に伴う風評や一部輸入禁止の影響を受ける、三陸・常磐産品の消費喚起の観点から、三陸・常磐ものネットワーク（経済産業省）、横浜ベイホテル東急（日本料理　大志満）の協力で、三陸・常磐食材を使った夕食メニューが用意され、振る舞われた。
【特別講演概要（敬称略）】
　▼タイトル：みどりの食料システム戦略の実現に向けて
　▼講演者：農林水産省　みどりの食料システム戦略グループ長　久保　牧衣子
【パネルディスカッション概要（敬称略）】
　▼テーマ：持続可能な食料システムの実現に向けた地域密着型スーパーマーケットの役割
　▼パネリスト
　①農林水産省　みどりの食料システム戦略グループ長　久保　牧衣子
　②株式会社サンプラザ　代表取締役社長　山口力
　③つむぎて農園　杉山修一
　④㈱関東地区昔がえりの会　代表取締役社長　小暮　郁夫
　⑤井関農機株式会社　顧問　鈴木　良典
　▼コーディネーター
　ＡＪＳ常務理事　中村　伸一郎

【2024（令和6）年1月21日第5151号4面】