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平松食品(愛知県豊橋市梅藪町)

〝世界の食卓につくだ煮を〟
 海外輸出のリーディングカンパニー

株式会社平松食品(平松賢介社長、愛知県豊橋市梅藪町)は、”世界の食卓につくだ煮を”というスローガンの下、日本の食文化つくだ煮を世界に広めるため、業界に先駆けて海外輸出に取り組んできたリーディングカンパニー。
先進的な食品安全マネジメントでも知られ、2005年に審査機関JQAの第一号として「ISO22000」の認証を取得、2017年には食品安全の国際規格「FSSC22000」を取得するなど、常に時代に先駆けた最先端の衛生管理手法を取り入れている。
三河本はぜ甘露煮
あゆ甘露煮
めひかり甘露煮
篠島産甘露ちりめん
同社が製造する「三河生炊佃煮」は2020年より地域食品ブランド『本場の本物』に認定されている。『本場の本物』は、日本各地で伝統的に培われた「本場」の製法で、地域特有の食材などの厳選原料を用いて「本物」の味をつくり続ける製品を認定する地域食品ブランドの表示基準。認定されているのは、「三河本はぜ甘露煮」「あゆ甘露煮」「めひかり甘露煮」「篠島産甘露ちりめん」の4品。「焼き」「炊き」「仕上げ」に3日間の手間暇をかけ、竹籠を使用した伝統製法により作られる「三河生炊佃煮」として「本場の本物」Ⅰ種に登録されている。
「本はぜ甘露煮」 は同社が特に力を入れている東海エリアのおせち料理に欠かせない伝統の一品。40年ほど前、同社の「本はぜ甘露煮」づくりを地元ラジオ局が取材、その後は複数のテレビ局が季節の風物詩として取り上げ、“三河のはぜ甘露煮は平松”と多くの人に認識されるようになった。
はぜの内臓の除去、串打ち、素焼き、煮炊きなど、代々続く伝統製法を守り続け、御津工場に移転してからは、HACCP対応で製造されるようになっている。
近年、地元漁師の減少により、原料として使用する三河湾産マハゼが不足がちになっていたが、同社では新たな取組みを実施。東海エリアの釣用品店「フィッシング遊」と提携し、釣り人から三河湾産マハゼを買い取る「ハゼ釣りんピック」を今年も10月31日までの期間限定で開催している。
同社では伝統の味わいを伝承すると共に、時代に合わせた商品開発にも積極的に取り組む。”日本のおいしさ新提案”をコンセプトに、つくだ煮の伝統製法を用いた斬新な商品を展開するのが「Teriyaki Fish(テリヤキ・フィッシュ)」シリーズだ。
2020年には、フック陳列に対応する真空パック形態を採用した「Teriyaki Fish Jerky」シリーズが登場。ラインナップは「さんま(黒胡椒味)」と「いわし(山椒味)」の2種類。香ばしいさんまやいわしの味わいがお酒との相性抜群に仕上がっており、おつまみ需要を開拓、日本だけでなく海外でも人気商品となっている。
3月には「Teriyaki Fish」シリーズより『骨付き炙りサーモン 黒胡椒味』と『骨付き炙りサーモン 塩味』を新発売した。『骨付き炙りサーモン 』は、素焼きした魚を丹念に煮込んで仕上げる甘露煮の伝統技術をサーモンに応用、”炙り”仕立てにすることで、素材に新たな美味しさを吹き込んだ商品。ラインナップは粗びき胡椒の「黒胡椒味」と沖縄産海水塩を使用した「塩味」の2種。骨まで柔らかくする加圧調理技法を取り入れ、身だけでなく、骨までまるごとサーモンの美味しさを楽しめるように仕上げている。
Teriyaki Fish Jerkyさんま(黒胡椒味)
Teriyaki Fish Jerkyいわし(山椒味)
骨付き炙りサーモン 黒胡椒味
骨付き炙りサーモン 塩味

<紙面アーカイブ>

2022年4月11日号9面「調理食品特集」

企業情報

会社株式会社平松食品
代表

代表取締役社長 平松賢介

住所(本社)愛知県豊橋市梅藪町字折地 2-1
電話(代表)0533-77-2468
FAX0533-76-2170
HPhttps://www.bisyoku.com/
株式会社食料新聞社
〒111-0053
東京都台東区浅草橋5-9-4 MSビル2F

TEL.03-5835-4919(ショクイク)
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