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データ、法令、告示・通知・書籍等2024

業界で役に立つデータ(統計・アンケート・学術・法令・記録など)を掲載するページです。

☆★目次★☆
 【2024(令和6)年5月11日第5162号5面】
 【2024(令和6)年5月1日第5161号6面】
 【2024(令和6)年2月21日第5154号6面】
 【2024(令和6)年2月21日第5154号1面】
<中小企業庁>価格交渉環境を整備 3月と9月は交渉促進月間
 【2024(令和6)年2月21日第5154号1面】
 【2024(令和6)年2月11日第5153号2面】
 【2024(令和6)年2月1日第5152号3面】

<食品需給研究センター> 令和5年度食品産業動態調査 食料販売額は回復傾向

生産コストの価格転嫁が進展
 食品需給研究センター(白須敏朗理事長)は、令和5年度食品産業動態調査の結果を発表した。同年度の食品製造業の生産動向について見ると、日本経済は、令和2年の新型コロナウイルス感染症パンデミックによる経済停滞から徐々に回復傾向にある。農畜産物・水産物卸売業販売額及び食料・飲料卸売業販売額は、それぞれかなりの程度増加し、感染症前の令和元年の水準に回復しつつある。しかし食品産業においては、エネルギー価格や原料価格の高騰など生産コストの価格転嫁が進展する中、食料品価格上昇による消費の低迷など課題に直面。農産食料品の生産指数は、対前年比▲4・1%とやや低下。品目別で見ても、野菜・果実漬物の生産量はわずかに低下した。調理食品の生産指数は、わずかに上昇。備蓄需要の高まりや簡便化志向のニーズから、無菌包装米飯や冷凍米飯の市場拡大が続いてきている。この調査は、農林水産省が食品産業の動向を把握するため、調査の企画・立案から調査の実施・分析に係る業務を一体として同センターが請け負って実施している。
 第1章.食品製造業をめぐる市場経済動向
 1.食品製造業をめぐる市場経済動向
 (1)食品製造業の生産動向
 食品製造業生産額指数(総合、平成5年は暫定値)は、令和2年は新型コロナ感染症の影響から低下した。令和3年には上昇に転じ、5年は物価上昇の影響もあり対前年比8・3%とかなりの程度の上昇となった。
 農畜産物・水産物卸売業販売額及び食料・飲料卸売業販売額は、それぞれ対前年比8・2%、10・8%とかなりの程度増加し、感染症前の令和元年の水準に回復しつつある。
 令和5年の飲食料品小売業販売額は、対前年比6・3%とかなりの程度増加し、感染症前の令和元年と比べてかなりの程度の増加となった。うち、スーパーの飲食料品販売額は対前年比3・5%とやや増加となったが、令和元年と比べて大幅な増加でコロナ禍の巣ごもり需要後も順調となっている。
 一方、百貨店の飲食料品販売額は、対前年比1・9%とわずかに増加となったものの、令和元年の水準には回復していない。コンビニエンスストアのFF・加工食品販売額は、対前年比6・7%とかなりの程度増加し、令和元年に比べてやや増加となった。
 第2章.食品製造業の生産動向
 2.水産食料品
 水産食料品の生産指数(令和2年=100、暫定値)は105・5で、対前年比7・6%とかなりの程度上昇した。令和2年には感染症の影響により生産が大きく落ち込んだと見受けられるが、3年以降回復傾向にある。
 対前年比を品目別に見ると、ちくわ・かまぼこ類はかなり大きく上昇した。一方、水産缶・びん詰はやや低下した。なお、対前年比に対する寄与を品目別にみると、ちくわかまぼこ類はプラスであり、水産缶・びん詰はマイナスだった。
 3.農産食料品
 農産食料品の生産指数(令和2年=100、暫定値)は97・0で、対前年比▲4・1%とやや低下した。なお、近年の推移は、平成30年以降上昇傾向で推移していたが、令和5年には低下に転じている(図2‐11)。
 対前年比を品目別に見ると、野菜・果実漬物はわすかに低下した。農産缶・びん詰はかなり大きく下し、トマト加工品はやや低下した。また、乾燥野菜は前年並みとなった。なお、対前年比に対する寄与を品目別に見ると、野菜・果実漬物、農産缶・びん詰及びトマト加工品のいずれもマイナスだった(図2‐12、表2‐6)。
 野菜・果実漬物の生産量は80万2千トンで、生産指数は対前年比▲2・3%とわずかに低下した。内訳について見ると、塩漬類の生産量は10万5千トンで、生産指数は対前年比▲1・5%とわずかに低下、酢漬類の生産量は11万2千トンで、生産指数は対前年比▲6・7%とかなりの程度低下し、浅漬類の生産量は15万1千トンで、生産指数は対前年比▲1・5%とわずかに低下し、醤油漬類は33万5千トンで、生産指数は対前年比▲1・7%とわずかに低下した。
(抜粋のため項目数字は原文のままで、図の一部は省略)
【2024(令和6)年5月11日第5162号1、2面】

※詳細データはこちらからダウンロード可↓
 食品需給研究センター http://www.fmric.or.jp/stat/

<農林水産省、日本惣菜協会> 惣菜市場拡大 サラダ、カット野菜が伸長

 主要農産物の消費動向をみると、野菜の消費は減少傾向にある。健康づくりの指標「健康日本21」における成人1人1日当たりの野菜摂取目標量350gに対し、摂取量の現状は280g程度で約7割の成人が目標に達しておらず、特に20~40歳代で不足が目立つ。こうした状況の中、農林水産省では昨年4月、漬物で野菜の目的摂取量を補うことを呼びかける「漬物で野菜を食べよう!」の取組をスタートした。生鮮野菜の購入額が減少する一方で、サラダやカット野菜、冷凍野菜の需要は増加している。また惣菜市場も拡大している。惣菜市場は2年連続でプラス3%台の成長を遂げ、コロナ禍前の水準に回復。業態別では食料品スーパー、カテゴリー別では調理麺が高い伸びを示している。惣菜の選択基準は男女ともに1位が「おいしさ」、2位が「価格」、3位に「メニュー」となっている(資料は食料新聞電子版に掲載予定、農林水産省「漬物で野菜を食べよう!」資料は同電子版に掲載済)。
【2024(令和6)年5月11日第5162号5面】

【引用】
表1~3:「加工・業務用野菜をめぐる情勢」(農林水産省)

表4~7:「2023年版惣菜白書ーダイジェスト版ー」(一般社団法人日本惣菜協会)

表1
農林水産省「漬物で野菜を食べよう!」キャンペーンポスター
表2
表3
表4
表5
表6
表7

<日園連> 令和6年産うめ 収穫予想量約3万5千t 主要17県、前年より大幅減

 日本園芸農業協同組合連合会は、4月1日付で主産17県と全国の梅産地栽培面積並びに収穫予想量を発表した。
 主産17県の栽培面積は7654ha(前年比99%)、収穫予想量は3万5094t(前年比56%)と見込まれる。
 全国の収穫予想量は、5万3500t(農林水産統計令和5年産実績9万5500tの56%)程度と推定され、平年比(過去5カ年平均)では59%と、前年・平年より大幅に少ないことが見込まれる。
 開花日は、産地・品種によってバラツキがあるが、1月~2月の気温が高かったことにより、前年より7日~18日、平年より7~14日程度早かった。
 着果状況については、着花量は確保できていたものの、開花期以降の天候不良や低温などにより、ミツバチの活動が悪かったことなどから、結実不良が見られた。
 加えて、主力の和歌山県では3月20日に主産地域で降雹被害があり、スレ果等が発生していることから、さらに下方修正の可能性がある。
 生育状況については、産地・品種によってバラツキがあるものの、開花期以降の低温により生育が鈍化したため、概ね平年並の生育進度となっている。
 病害虫の発生については、一部産地でヨコバイ類・カメムシ類・灰色カビ病が散見される。
【2024(令和6)年5月1日第5161号6面】

日本園芸農業協同組合連合会 HP
http://www.nichienren.or.jp/
(注1)空欄は調査報告なし。
(注2)報告値に小数点以下の値が含まれるため、合計値とは一致しない。
(注3)宮城県は栽培面積のみ、茨城県・神奈川県は合計値のみで詳細は不明である。
(注4)静岡県のその他は「改良内田」等、三重県のその他は「古城」、和歌山県のその他は「古城」等、佐賀県のその他は「古城」、「秀梅」等である。
(注5)徳島県のその他は「白加賀」・「南高」・その他の3つの合算。
(注6)10a当たり収量は、報告値から算出。また合計欄は、宮城県を除く平均値。
各地域ごとの調査結果は、こちらをダウンロード↑

紅麹問題のQ&A作成 宮尾茂雄氏(東京家政大学大学院客員教授)

宮尾氏
正しい情報を消費者に
 東京家政大学大学院客員教授の宮尾茂雄氏は、小林製薬株式会社(小林章浩社長、大阪府大阪市)の紅麹原料に関連する機能性表示食品の健康被害問題を受け、一般消費者向けのQ&Aを作成。漬物業界に対して紅麹に対する理解を深めるとともに正しい情報を伝える重要性を指摘している。
 紅麹の問題は死者が出ていることから、一般消費者の関心も高まっている。漬物業界においてもベニコウジ色素を使用している企業や麹関連製品を取り扱っていて誤認されやすい企業、また、麹を使用していない企業にも取引先をはじめ、一般消費者から問い合わせが届く事態となっている。
 各企業ではホームページなどで紅麹に関する情報を発信しているが、一般社団法人全国漬物検査協会の会長でもある宮尾氏は、専門的な立場から想定される消費者の関心事項をピックアップ。「漬物業界で紅麹を原材料として使用することはあまりないと思うが、ベニコウジ色素は使用している企業もある。この場合でもベニコウジ色素は、食品衛生法では既存添加物として認められており、安全性の問題がないことが証明されている」と説明、各企業が使用できるQ&Aの活用を推奨している。
 なお、Q&Aは死亡者が2人出た初期の段階(3月27日)に呈示されたもので、現在、未知物質としてプベルル酸が特定され、腎臓障害との関連性について調査が進められている。
 ▼Q1:麹とは何ですか?
 ▼Q1:主に米などの穀類に麹菌を生育させたもので、「黄麹(こうじ)」(一般的に「麹」と言うと黄麹のことを指す)「紅麹(べにこうじ)」がある。「麹」は、米に黄麹菌を生育させたもので、「紅麹」は紅麹菌を米などの穀類に生育させたものである。日本酒、味噌、醤油の主原料として古来から利用されており、食経験も長い。
 ▼Q2:紅麹って何ですか?
 ▼A2:紅麹菌(モナスカスカビ)を使用して造られた麹のことで、赤い色素を生成することから、紅麹と呼ばれる。古来から中国、台湾の腐乳、琉球の「豆腐よう」を作る際に利用されてきた。紅麹菌には、Monascus pilosus、Mpurpureus、M.ruberの3種類がある。腎臓障害を引き起こすカビ毒の一種、シトリニンを生産する菌株がある。小林製薬の「紅麹」に利用されたMonascus pilosusは、シトリニンを生成しない菌株であることが報告されている。
 ▼Q3:紅麹と日本酒、味噌、醤油などの発酵食品などに使われる麹とどこが違うのでしょうか?
 ▼A3:麹漬、味噌、醤油に使われるのは黄麹菌と呼ばれるカビで古来から利用されている。黄麹菌の学名はAspergillus oryzaeで食経験は極めて長い。研究調査により、カビ毒を産生しないことが証明されている。健康被害も起きていない。
 ▼Q4:紅麹を使った食品で健康被害が起きている食品はどんなもの?
 ▼A4:機能性食品原料の「紅麹」を使ったサプリメントで、長く継続して利用していた人に健康被害が生じている可能性がある(調査中)。紅麹の機能性成分は、モナコリンKでLDLコレステロール(悪玉)を低下させることが知られている。2024年以前製造されたロットでは被害が出ておらず、2024年以降製造された同一ロットから健康被害が出ている(小林製薬)ことから、問題となっているロットで、別のカビのコンタミ(混入)があったか、菌株に変異があって「未知成分」が生成されたのか?現段階では分からない。
 ▼Q5:食品の表示に「ベニコウジ色素」と書かれていますが、「紅麹」と「ベニコウジ色素」の違いは何ですか?
 ▼A5:「紅麹」は、食品やサプリメントの原材料として使用されているもので、固体培養(米で生育)で長期間培養して製造される。一方、「ベニコウジ色素」は、主に食品の着色料として使用されているもので、液体培養により短時間培養して色素を抽出したものである。「ベニコウジ色素」は、菌体そのものである「紅麹」と異なり、食品添加物(既存添加物)として食品に使用されるものであるので、食品衛生法により使用に関して規制があるなど、厳しい安全性チェックがある。したがって、いままで健康被害の報告はない。
 ▼Q6:何故、何が原因で健康被害が起きているのか?
 ▼A6:サプリメントとして継続的、長期的に摂食した場合に健康被害が生じている。その原因は未知成分によるとされているが調査中である。なお、紅麹菌が生成するカビ毒のシトリニンは、腎臓被害を生じさせることが知られており、欧米では問題となっている。EUでは、「紅麹」(原料)のサプリメントを規制している。(現在、未知物質はプベルル酸であるとしており、因果関係について調査中)
 ▼Q7:漬物関係では、健康被害は報告されていますか?
 ▼A7:「紅麹」を漬物の原材料として使用した場合は、健康被害を生じる可能性があるが、万が一摂食しても、サプリメントのように継続して摂取することは考えにくいので健康被害は生じないと推測される。また、「ベニコウジ色素」(食品添加物)として使用した場合は、食品衛生法のもとでの使用条件では、安全性は高く、健康被害を生じることはないと思われる。
【2024(令和6)年4月21日第5160号5面】


フジッコ 食事の選び方実態調査 「美味しそう」だけでは選ばれない

 フジッコ株式会社(福井正一社長、神戸市中央区)は20~60代男女520名を対象に「食事の選び方」に関する実態調査を実施した。
 食事選択時に「美味しそうなもの」を選ぶという人は約半数にとどまり、残りの約半数は栄養成分などを選択の判断材料にしていることが判明した。
 また、3割以上の人が栄養成分などにより食べることを避けている(または抵抗を感じている)料理/食品があることも明らかになった。特に「ご飯もの」や「揚げ物」は避けられることが多かった。
 美味しさだけではなく栄養成分も意識した料理や食品が充実する一方で、栄養を気にすることで食事の選択肢を狭めている可能性が見えてきた。
 同社はこうした食に関する悩みを解決する新発想の大豆食品として「ダイズライス」を提案している。まるでお米のように食べられるのに植物性タンパク質をはじめとする栄養たっぷりの大豆を摂れるため、食べたい「ご飯ものメニュー」を食べられるようにサポートできる。
 【食事の選び方に関する実態調査で判明した主なトピックス】
 ①美味しそうなものを選ぶ人は約半数(51・9%)止まり。約半数(48・0%)の人は食事を選ぶ時に栄養成分などが影響。
 ②2約7割(69・2%)の人が気になる栄養成分などがあると回答。
 ③特に気にしている栄養成分などは「糖質」「脂質」「タンパク質」。主に「体型維持」「病気/疾患または予防」「ダイエット」を理由に気にしている。
 ④4約3割(31・3%)に栄養成分などで避けている料理/食品がある。
 ⑤5避けられがちなのは、「ご飯もの」(44・2%)「揚げ物」(41・1%)。
 ⑥6避けている人の約6割(60・8%)は、栄養成分などが自分の目安に合えば食べたいと回答。
 ⑦一方で、9割近くの人には摂取量の具体的な目安がない。糖質摂取量の目安がない人は88・7%、タンパク質摂取量の目安がない人は86・0%。
 <調査概要>
 ⑧調査名:食事の選び方に関する実態調査
 ⑨調査時期:2023 年12月26日~27日
 ⑩調査対象: 20~60 代男女520名
 ⑪調査方法:インターネット調査
 ⑫調査主体:フジッコ株式会社
【2024(令和6)年2月21日第5154号6面】

<食品需給研究センター> 2023年 漬物生産量2.3%減

らっきょう漬11・2%増
たくあん漬は4年連続で増加
 一般社団法人食品需給研究センター(白須敏朗理事長)が13日に発表した2023年の国内漬物生産量は80万1963tで、2022年の82万721tから▲2・3%の減少。2018年から2022年まで5年連続で増加していたが、6年ぶりに減少した。
 漬物市場で最もボリュームがある「キムチ」は、19万3146tで前年比3・0%増。2022年はコロナによる巣ごもり需要の反動減で大きく減少していたが、昨年は夏場の猛暑時にスタミナ食として大幅に増加し、回復を見せた。
 「キムチ」に続くシェアを持つ「浅漬」は15万1455tで、前年比▲1・5%減。夏場以降、青果相場が高騰したため原料の手当てに苦労したメーカーが多く、6月から7カ月連続で生産量が減少した。
 シェア3位の「その他塩漬」は、8万519tで前年比▲3・7%と5年連続で減少。続く「福神漬」も6万7873tで、前年比▲4・0%と3年連続の減少となった。
 「酢漬類」では、「しょうが漬」が6万6301tで、前年比▲13・0%と大幅な減少となった。2022年は、業務用(回転ずし、牛丼チェーン店など)で大きな回復を見せていたが、昨年は原料不足や円安の影響で生産量が大きく減少する形となった。
 一方、酢漬類の中でも「らっきょう漬」は前年比11・2%増の2万9736tで、3年ぶりの増加となった。2022年は量目調整、価格改定の影響で量販店での売れ行きが低調だったが、昨年はその反動で前年を大きく上回る月があり、年間での数量が回復した。「その他酢漬」は1万5733tで、前年比▲6・6%と4年連続で前年を下回っている。
 「たくあん漬」は5万7950tで、前年比0・8%と、わずかではあったがこれで4年連続の増加となっている。「野菜刻み漬」は、4万3901tで前年比▲14・6%と、大幅な減少となった。
 梅干・梅漬は、2万4552tで前年比6・6%増。ここ数年、大きな変動はなく安定した動きを見せているが、昨年は8~9月に猛暑で熱中症予防効果により2桁増が続いた。
 「その他漬物」は、1万4619tで前年比▲1・0%とほぼ前年並み。「粕漬類」では、「奈良漬」が1万2325tで前年比▲2・1%と、2年ぶりの減少。「わさび漬」も2643tで▲1・9%減、「その他粕漬」も1915tで▲18・4%となり、粕漬全体で微減となった。「みそ漬類」は、9573tで前年比▲5・3%のと2年連続の減少となった。
【2024(令和6)年2月21日第5154号1面】

食品需給研究センター
http://www.fmric.or.jp/stat/index.html

中小企業庁 価格交渉環境を整備

3月と9月は交渉促進月間
 中小企業庁では、原材料費やエネルギー費、労務費等が上昇する中、中小企業が適切に価格交渉・転嫁できる環境を整備するため、2021年9月より毎年9月と3月を「価格交渉促進月間」と設定している。
 その成果を確認するため、各「月間」の終了後、価格交渉、価格転嫁それぞれの実施状況について、中小企業に対して①アンケート調査、②下請Gメンによるヒアリングを実施し、結果を取りまとめている。
 昨年9月のアンケート調査は、中小企業等に発注側の事業者(最大3社分)との間の価格交渉・転嫁の状況を問うアンケート票を送付。配布先の企業数30万社、調査期間10月10日~12月6日。回答企業数3万6102社(※回答から抽出される発注側企業数は延べ4万4059社)。回収率12・0%。下請Gメンによるヒアリング調査は約2000社。
【価格交渉の状況】
 「発注側企業から交渉の申し入れがあり、価格交渉が行われた」割合は、3月時点から概ね倍増(7・7%↓14・3%)。また、「価格交渉を希望したが、交渉が行われなかった」割合は10ポイント程度減少(17・1%↓7・8%)。
 「コストが上昇せず、価格交渉は不要」と回答した受注企業の割合が16・4%、3月時点より約9ポイント増加。コスト上昇が一服あるいは既に価格転嫁(値上げ)出来たため、価格交渉を不要と考える企業が増加し、価格交渉できる雰囲気は醸成されつつある。
【残る課題】
 「コスト上昇したが、下請の方から『価格交渉は不要』と判断し、交渉しなかった」割合が17・3%存在。↓この中には、「交渉資料を準備できない」、「価格改定の時期が数年に1度」等の理由で、機動的な価格交渉が出来ていない者も残る。
【2024(令和6)年2月21日第5154号1面】

中小企業庁

小学館 「めしのせ食堂」

めしのせ食堂
山口恵以子、長船クニヒコ共著
 食堂と酒をテーマにした「食堂のおばちゃん」「婚活食堂」「ゆうれい居酒屋」シリーズが累計で100万部を突破した小説家の山口恵以子氏が、このたび「ご飯のおとも」が登場する10編の新作を書き上げた。
 また、小説に登場する「ご飯のおとも」は、ご飯のお供専門家である長船クニヒコ氏(おかわりJAPAN株式会社代表取締役、福岡県福岡市)が監修し、共著として出版した。
 著書の内容は、山口氏による「ご飯のおとも」をキーワードにした10編の小説を収録。それぞれのストーリーに登場する「ご飯のおとも」は全て実在する商品で、長船氏がセレクトした40品の「めしのせ案内」を8つのカテゴリに分け、取り寄せ方法も明記して紹介している。
 登場する40品は、▼大西食品(香川県)「しょうゆ豆」▼佃食品(石川県)「磯くるみ」▼小倉屋山本(大阪府)「えびすめ」▼丸越(愛知県)「ピリ辛大豆ミンチ」▼ハコショウ食品工業(岩手県)「呑んべえ漬」▼伊勢岩尾食品(三重県)「伊勢たくあん」▼安藤醸造(秋田県)「いぶり麹たくあん」▼マルハチ(山形県)「山形のだし」▼丸長食品(滋賀県)「まぜちゃい菜」▼ヤマモト食品(青森県)「ねぶた漬」―など。
 長船氏は出版にあたって「念願だった“ご飯のお供本”をこうして出版することができたのは、皆様の支えがあったおかげ」とコメントしている。
 【2024(令和6)年2月11日第5153号2面】
 
めしのせ食堂

<トクバイ> 恵方巻アンケート 節分に食べる人は7割以上

 くふうカンパニーグループにおいて、チラシ・買い物情報サービス「トクバイ」を運営する株式会社ロコガイド(穐田誉輝社長、東京都港区)は、「トクバイ」ユーザー2353名を対象に、「恵方巻」に関する調査を実施した。
 調査の結果、節分に「恵方巻を食べる」人は7割以上にのぼり、「豆まきをする」人の約2倍となったことが分かった。
 節分に恵方巻きを食べるという習慣が毎年の恒例行事として全国的に定着してきた中で、多様な具材を楽しみたいというニーズも高くなっており、スーパーマーケットやコンビニエンスストアなどでも様々な恵方巻が扱われるようになってきている。
【「恵方巻」に関するアンケート 調査サマリ】
 ①節分に「恵方巻を食べる」人は7割以上、「豆まきをする」人の約2倍。主な理由は「縁起物だから」74・1%、「毎年恒例だから」64・2%。恵方巻が毎年節分に食べる縁起物として定着していることがうかがえる。
 ②恵方巻を「購入する」人は8割以上、主な購入先は「スーパーマーケット」。理由は「自分で作るのは大変だから」53・6%、「色々な種類を食べられるから」39・4%、「食べたい恵方巻きが売られているから」31.・3%。恵方巻を購入して手軽に楽しみたいというニーズや、多様な種類や好みの商品を求める傾向があることがわかった。
 ③どのような恵方巻が食べたいかについてたずねたところ、「海鮮系」恵方巻が「定番系」を上回り人気トップ、「色々な種類を少しずつ」食べたいという人が約3割。バリエーション豊かな恵方巻を少しずつ楽しみたいというニーズがうかがえる結果となった。
【2024(令和6)年2月1日第5152号3面】

トクバイ HP
https://tokubai.co.jp/

<リスパック>「佃煮」アンケート 買いやすい価格帯「299円以下」

 リスパック株式会社(大松栄太社長、岐阜県岐阜市)は、「佃煮」に関する生活者アンケートを実施した。全国を5つのエリアに分け、性別・年代別・地域別で「弁当の購入頻度」等について質問し、その回答結果をまとめた。
【アンケート概要】
 ◆調査方法:Webアンケートシステム
 ◆実施時期:2023年10月24日
 ◆調査人数:1000名
 ◆エリア:①北海道・東北②首都圏・関東③信越・北陸・中部④近畿⑤中国・四国・九州・沖縄
 ◆年代別・性別:1エリア当たり20代、30代、40代、50代、60代以上の男性・女性(※各年代で100名ずつ)
【質問項目】
 ▼佃煮の購入頻度→購入しない理由▼佃煮の購入場所・売場▼佃煮の購入時に重要視すること▼買いやすい佃煮の量目・価格▼好きな佃煮の具材▼佃煮の保存方法と食卓へのあげ方▼佃煮を食べるシーン▼佃煮に対する不満▼佃煮の容器形状・包装形態の違いによる印象①美味しそうに見える②手に取りやすい③ボリュームがあるように見える④高級・豪華に見える⑤リーズナブルに見える⑥目を引く⑦オシャレに見える⑧手作り感を感じる⑨冷蔵庫に保管しやすい⑩購入しやすい
【トピックス】
 ▼佃煮を購入する頻度=佃煮を月1回以上購入する人は合計26・1%。
 ▼買いやすい佃煮の量目=100g以下の価格帯では大きな偏りはなく、それぞれに一定の購入層がいる。
 ▼買いやすい佃煮の価格=全体の合計68・4%が「299円以下」と回答
 ▼佃煮の保存方法と食卓へのあげ方=1位購入した容器をそのまま保存、そのまま食卓へ(48・0%)。2位購入した容器のまま保存、食べる分だけ皿に移し替えて食卓へ(35・6%)。3位食器などに移し替えて保存、そのまま食卓へ(22・6%)。4位食器などに移し替えて保存、食べる分だけ皿に移し替えて食卓へ。全体の合計83・6%が「容器のまま保存する」と回答。
 ▼佃煮を食べるシーン=1位夕食のご飯のお供として(64・4%)。2位朝食のご飯のお供として(39・5%)。3位おにぎりの具材として(35・6%)。4位昼食のご飯のお供として(27・9%)。「ご飯のお供」が大多数を占めているが、それ以外の回答率も比較的高い。
 ▼佃煮容器の形状に対する印象=『ボリュームがあるように見える』:1位長角形状(52・0%)、2位丸形状(22・1%)。『高級・豪華に見える』:1位変形形状(39・3%)、2位丸形状(23・1%)。『冷蔵庫に保管しやすそう』:1位正角形状(42・9%)、2位長角形状(26・0%)。『購入したい』:1位丸形状(31・4%)、2位長角形状(29・3%)。
【2024(令和6)年1月11日第5150号12面】

リスパック HP
https://www.risupack.co.jp/

<国分グループ本社>「健康と食、栄養に関する調査」

減塩よりも食物繊維摂取意向高まる
食材の購入場所で大きな変化
 国分グループ本社株式会社(國分勘兵衛会長兼CEO、東京都中央区)は、栄養士をネットワークし、食や健康・栄養に関するコンテンツを発信する、株式会社リンクアンドコミュニケーション(渡辺敏成社長、東京都千代田区)の協力のもと、生活者アンケートを実施し、調査レポートを公開した。
 国分グループ本社は、2015年より毎年アンケートを実施しており、本年で9年目となる。本調査は、国民が健康や食事、栄養、調理に関してどのようなことを考え、注目し、行動しているかを調べることにより、「食のマーケティングカンパニー」として、食に関わるサービスを提供している自社の新規サービスの検討や新たな情報提供手法の摸索など、様々な形で活用することを目的としている。今年の調査は主にインターネットにより、2860名が回答。国民の健康や栄養、調理に関する基礎データとして見ることができる。
 本調査では、全体集計、性年代別集計とあわせて、調理力、健康状態の切り口でも集計を行っている。また、分析の軸として、家族構成別、地域別、職業別、BMI別など、多角的に分析。特に今回は、減塩志向・食物繊維摂取志向・たんぱく質摂取志向など注目度の高い栄養素の摂取について、取組状況、きっかけ、具体的な実施事項などを掘り下げて聞いている。
 【調査概要】
 ▼調査名:健康と食、栄養に関する調査
 ▼調査時期:2023年7月7日~7月16日
 ▼調査方法:インターネット アンケート調査
 ▼調査対象者:ネット調査会員、ぐるっぱ会員
 ▼有効回収数:2860サンプル
 ▼設問数:全30問
 ▼調査主体:株式会社リンクアンドコミュニケーション
 ▼調査協力:国分グループ本社株式会社
 【回答者の基本属性】
 アンケートの有効回答者数は2860名。男女比は男性31%、女性69%。男性は50~70代、女性は30~60代が満遍なく回答している。また、年代別集計で使用している男女の20歳未満、80代以上はn数が極端に少ないため、参考データとしての使用を推奨。
 本調査の集計にあたっては全体集計・性年代別集計とあわせ、異なる指標を設定するなど別の切り口でも集計を行っている。全体集計だけでは見えなかった特徴を見つけ出す切り口として、それぞれの指標を用いたクロス集計も行っている。
 食の章、健康の章、栄養の章に分けて行った今回の調査結果より、同社が注目したポイントは次の3つ。
 ①食:食材の購入場所に大きな変化が!
 ②健康:普段の生活習慣でやりやすいこと/やりにくいこと
 ③栄養:減塩よりも食物繊維やたんぱく質摂取に励む。
【2024(令和6)年1月1日第5149号7面】

国分グループ本社株式会社
https://www.kokubu.co.jp/news/2023/detail/1218100000.html

<Shufoo!> 年末年始の意識調査 出費は「おせち」がトップ

「購入する予定」前年比増
 株式会社ONE COMPATHが運営する電子チラシサービス「Shufoo!(シュフー)」は、全国の男女6016名に、年末年始に関する意識調査を実施した。
 昨今の値上げが年末年始の出費に影響すると答えた人が8割に上った。その中で、年末年始の出費は「おせち料理」「お年玉」が上位を占め、続いて「帰省の交通費」という結果になった。
 出費のトップ「おせち」は、「一部を作り、一部を購入する予定」(34・4%)が最多、「全て購入する予定」(20・8%)を合わせて55・2%が購入する予定と答え、昨年より約6・9ポイント増加している。
«年末年始に関する意識調査»
■年末年始の印象、6割がポジティブ 昨年比微増も値上げラッシュ前まで回復せず
■年末年始の出費額は「1万円未満」が過去最多の36.3% 値上げが年末年始の出費に影響8割以上
■最も高い出費は「おせち料理」手作りと購入のハイブリッドが人気 食べない派は39.0%
■福袋を購入したい人は15.5% 買いたい派と買わない派の福袋に対するイメージが大きく乖離
■お雑煮の食べ方は東西で差「手軽にレンジで作る」も人気
■好きなお餅の食べ方は1位 醤油、2位 砂糖醤油、3位 きなこが僅差で上位を占める
【2024(令和6)年1月1日第5149号12面】

ONE COMPATHサイト
https://onecompath.com/news/release/14439/

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