本文へ移動

アニバーサリー 2024

<前田食品工業> 前田節明氏が県知事に受章報告 褒章祝賀会を2月20日開催

受章を報告した前田会長(中)と山口知事(右)、広瀬理事長(左)
佐賀県庁ロビーのスクリーンに受章伝達式の写真が投影された
 令和5年秋の叙勲・褒章で黄綬褒章を受章した、元全日本漬物協同組合連合会常務理事の前田節明氏(前田食品工業有限会社代表取締役会長)は1月9日、佐賀県漬物工業協同組合の広瀬忠伸理事長と共に、山口祥義佐賀県知事を訪問し、褒章受章報告を行った。
 山口知事の歓待を受けた前田氏は受章の経緯や、組合事業として復活を手掛けた相知高菜の歴史などを説明。前田氏は「家業を継いで仕事をしていた私にとって、思いもしなかった受章で大変名誉なこと」と語った。
 また、褒章伝達式当日に皇居を訪ねた際には、天皇陛下から直接お声がけがあったエピソード等も報告した。
 11時45分~12時という限られた時間の中ではあったが、笑いも交えながら温かい雰囲気の中で報告を終えた。
 また、当日は佐賀県中小企業団体中央会の計らいで、前田氏本人にはサプライズとして佐賀県庁ロビーのスクリーンに受章伝達式の写真が投影された。
 なお、前田氏の「黄綬褒章受章祝賀会」は2月20日12時30分~15時、「ホテルニューオータニ佐賀」で開催される。
【2024(令和6)年2月1日第5152号1面】
電子版 九州うまかモン 前田食品工業
 

<中田食品(和歌山県)> 健康寿命をのばそう!アワード

表彰状を受け取る研究開発室次長の大川智義氏(右)
厚生労働省健康・生活衛生局長優良賞
 厚生労働省及びスポーツ庁は昨年11月27日、東京都千代田区のイイノホールにて「第12回健康寿命をのばそう!アワード」表彰式を開催。2007年度より「おいしい減塩梅干しの研究・開発と積極的な市場導入」の取組を行っている中田食品株式会社(中田吉昭社長、和歌山県田辺市)が厚生労働省健康・生活衛生局長優良賞(生活習慣病予防分野企業部門)を受賞した。
 食塩の取り過ぎは高血圧を引き起こし、脳血管疾患や心疾患などの原因になるため、減塩はその予防や管理に効果があると言われている。そうした中で梅干しは、塩分の高い象徴的な食品として取り扱われており、減塩化への取組は長年にわたり梅干し産業の大きな課題だった。
 特に梅干し愛好者は適度な塩味を好む傾向にあり、減塩した梅干しは美味しくないとの意見が多く、市場に定着することはなかった。このような背景の中、同社では2007年よりおいしい減塩梅干しの研究・開発と積極的な市場導入に取り組んできた。
厚生労働省健康・生活衛生局長優良賞の表彰状
 おいしい減塩梅干しの製法技術が確立し、幅広い販売チャネルで市場導入が進んだことにより、2022年度には減塩梅干しの売上が20億円(小売価格ベース)超えとなり、(相対的減塩量23・7t)同社調味梅干しの平均塩分は6・5%(2010年度比▲2・1ポイント)まで減少。日本食品標準成分表に記載されている梅干し調味漬の塩分7・6%を大きく下回っている。今後も日本の伝統食である梅干しをおいしく減塩する取組を継続的に行っていく方針だ。
 厚生労働省及びスポーツ庁は、健康増進・生活習慣病予防、介護予防推進に資する優れた取組を行っている企業・団体・自治体を表彰し、他の模範となる取組を奨励・普及することにより、健やかで心豊かに生活できる社会の実現を図ることを目的とした、「健康寿命をのばそう!アワード」を実施。今回は第12回目のアワード開催となった。
【2024(令和6)年1月21日第5151号3面】

中田食品 HP
https://www.nakatafoods.co.jp/

京都市 「京の名匠」に井上富成氏 大庭真一氏は「未来の名匠」に

井上氏
 【大阪支社】有限会社井上漬物店(京都市下京区)の井上富成社長は京都市より「京都市伝統産業技術功労者(京の名匠)」の表彰を受けた。また有限会社京漬物大こう本店(京都市北区)の大庭真一社長は「未来の名匠」に認定された。
 昨年12月14日にはその表彰式が京都市市役所で執り行われ、門川大作市長より表彰状が手渡された。
 「京都市伝統産業技術功労者」は京都市が、1200年を超える悠久の歴史の中で磨き抜かれた伝統産業の卓越した技と美を極め、永年にわたり伝統産業界を牽引してきた人物を顕彰するもの。
 井上氏は昭和26年生まれで、50年以上にわたり漬物作りを続けてきた。明治5年創業の老舗・井上漬物店の四代目として、店の味を守りながらも、独自の味を追求してきた。こだわりを持って選ぶ旬の野菜は、持ったときの感触や匂いで仕込み方法を変えるなど手間暇を惜しまない。既成の調味液は使用せず、塩や砂糖、昆布などの調味料を独自に調合し、手で全体に馴染むよう振りかけるとともに、重石の重さや温度管理をこまめに調整することで、収穫時期や産地によって違いのある野菜を、常に高い水準の漬物に加工してきた。
 井上氏は「漬物に50年以上携わり、このような賞をいただき感激している。名に恥じないようもっと努力しないといけない」と喜んだ。
大庭氏
 また「未来の名匠」は今後の伝統産業界を牽引する担い手を育成するため、市内で活躍する優秀な伝統産業中堅技術者を認定するもの。
 大庭氏は昭和45年生まれ。高校卒業後、京都市中央卸売市場での修行を経て大こう本店に入社し、添加物は使わず塩加減と重石を大切にする漬物作りを磨いている。大庭氏は「漬物を未来へ残せるよう技術研鑽はもちろんのこと、食育にも力を入れていきたい」と意気込みを見せた。
【2024(令和6)年1月11日第5150号7面】
株式会社食料新聞社
〒111-0053
東京都台東区浅草橋5-9-4 MSビル2F

TEL.03-5835-4919(ショクイク)
FAX.03-5835-4921
・食料新聞の発行
・広報、宣伝サービス
・書籍の出版
TOPへ戻る