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新店・催事・キャンペーン・セミナー・イベント・コラボ2024

丸越チェーン会 年末売上は103%に

加藤会長
創業110年で記念企画発表 
 【大阪支社】株式会社丸越(野田明孝社長、愛知県名古屋市)のフランチャイズ部門で組織する丸越チェーン会(加藤典行会長)は1月25日、名古屋市のANAクラウンプラザホテル・グランコート名古屋にて新年会を開催。FCオーナー、丸越社員ら38名が出席し、更なる繁栄を誓い合った。
 加藤会長は冒頭、能登半島地震、日航機事故、そして新年会前日から全国で災害レベルの大雪となったことに言及し「被災者の方々へ心よりお見舞い申し上げる。こうして例年通り会を開催できるのは有り難いことと実感する」と話し、出席者の無事に安堵した表情を見せた。
 また「物価が高くなり、モノを売る難しさを改めて感じている。皆様は丁寧に接客されているからこそ肌で感じる部分も多いと思う。大変な時代だが生活に運動を取り入れて、元気に笑顔で過ごしましょう」と日頃の苦労を労い挨拶とした。
野田社長
 次に来賓として出席した野田社長は「当社が丹精込めて作った漬物を売っていただき感謝している。おかげで当社は創業110年を迎えることができた」と感謝の言葉を述べた。
 昨年の市場動向については「コロナが5類に移行して年配者の来店が増えたが、夏は原料不足に悩まされた。10月には第二次値上げを実施したが、皆様の尽力のおかげでFC部門の販売数量は落ちず、年末商戦の売上は関東が106・1%、中京が101・1%、関西が102・3%、静岡が99・0%、合計103%と伸長した。当社の商品は嗜好性が強く、決して安くはないと思うが、美味しさで選んでもらえると自負している。これからも販売にお力添えいただきたい」と振り返った。
 創業110周年を記念した企画としては①過去の人気商品を復刻して再発売②110周年記念プリント入の前掛けを各店に配布、③110周年ロゴラベルを発行‐を実施する。
丸越チェーン会の新年会
 また昨年から毎月、月替り商品を発売しており、その中で特に好評だった『七味大根』を4月から定番化するなどヒット商品が生まれていることも報告した。
 新年会を終え懇親会へ移ると、安藤成三副会長は「先日、丸越の工場見学をして商品にかける情熱を目の当たりにした。我々はその良さを伝えていけるように頑張ろう」と乾杯の音頭を取った。
 懇親会中は歓談、情報交換が行われ、途中にはビンゴゲーム大会が開かれるなど和やかな時間を過ごした。最後は熊澤登巳朗副会長による中締めで、盛会裏に幕を閉じた。
【2024(令和6)年2月1日第5152号3面】

丸越
 

<東海漬物>「どん辛」などリニューアル 「ごはんに逸品シリーズ」に

どん辛
旨辛きゅうり
青しその実
 東海漬物株式会社(永井英朗社長、愛知県豊橋市)は、3月より順次、30年以上のロングセラー商品である、「どん辛」、「旨辛きゅうり(元商品名:男の味)」、「青しその実」の3品を、「ごはんに逸品シリーズ」としてリニューアル発売する。
 「ごはんに逸品シリーズ」とは、消費者に愛され続けて30年以上。やみつきになる素材でごはんをもっと美味しくする、漬物シリーズ。おいしさの特徴を分かりやすく伝えられる商品名とパッケージにリニューアルした。
 「どん辛」は、6種類の細かく刻んだ野菜を旨辛く漬け込んだ、ごはんによく合う漬物。コク深い味噌と青唐辛子の辛さ、青しその香りがやみつきになる味わいとなっている。
 内容量は90gで賞味期間は120日。
 「旨辛きゅうり」は、歯ざわりの良い胡瓜を、しそと一緒に旨辛く漬け込んだごはんによく合う一品。ガツンとくる旨味と青唐辛子の辛さ、赤しそと青しその爽やかな香りがやみつきになる味わい。内容量は90gで賞味期間は120日。
 「青しその実」は、食感の良いしその実、刻んだ大根、胡瓜、生姜を漬け込んだ、ごはんによく合う漬物。プチッとした食感と香りの良いしその実、生姜の後味がやみつきになる味わいが楽しめる。
 内容量は80gで賞味期限は120日。
【2024(令和6)年2月1日第5152号6面】

東海漬物
https://www.kyuchan.co.jp/index.html

<ピックルス> 「ご飯がススム」キャンペーン 増量とLINEマイレージ企画

ご飯がススムキムチ
ご飯がススム辛口キムチ
ご飯がススムカクテキ
 株式会社ピックルスホールディングス(影山直司社長、埼玉県所沢市)の連結子会社である株式会社ピックルスコーポレーション(影山直司社長、埼玉県所沢市)は、「ご飯がススムキムチ」シリーズ3品について「20g増量」及び「デジタルギフトが当たるLINEを活用したマイレージ企画」の2つのキャンペーンを開催する。
【①「ご飯がススムキムチ」シリーズ3品20g増量キャンペーン】
 日頃からのご愛顧に感謝し、生活応援の意味を込めて本キャンペーンを開催。増量パッケージでは、ススムファミリーが鉢巻き姿で消費者の生活を応援する。「ご飯がススムキムチ」シリーズ3品の20g増量キャンペーンで、さらに多くの消費者に満足してもらうことを願っている。
 甘っ辛っうまっ!!な「ご飯がススムキムチ」シリーズの美味しさそのままで、20g増量。「ご飯がススムキムチ」は、かつお節などの魚介のうま味が、具沢山ヤンニョムによってご飯とよく絡み、ついついおかわりしたくなるこってりとした味わい。
 一般的なキムチに比べ辛さ控えめなので、辛いものが苦手な子供もおいしく食べられる。また、独自の植物性乳酸菌Pne‐12(ピーネ12)を配合している。
 そのままはもちろんのこと、料理に使ってもおいしいと評判のキムチで、ピックルスコーポレーションのホームページでは本商品を使用したレシピを紹介している(下記参照)。
 「ご飯がススムキムチ」と「ご飯がススム辛口キムチ」の内容量は220g(200g+20g、※一部エリアでは異なる仕様の場合がある)で、「ご飯がススムカクテキ」は170g(150g+20g)。賞味期限は全て製造日+20日。販売期間は2024年2月5日~2024年3月17日(※天候不順などによる原料不良などやむを得ない事由により、販売期間を変更する可能性がある)。
【②デジタルギフトが当たるLINEを活用したマイレージ企画】
 対象商品の購入レシートをLINEで読込み、獲得したポイントに応じてデジタルギフトが当たるキャンペーンを実施する。商品パッケージのQRコードを読込み、LINEから購入レシートをアップロードし、ポイントをためて応募、その場で当たりがわかるキャンペーン。合計で2260名にプレゼント。
【キャンペーン概要】
 ●キャンペーンタイトル:「ご飯がススムキムチ LINEを活用したマイレージキャンペーン」
 ●応募期間:2024年1月29日~2024年3月24日23時59分
 ●賞品:5ptコース=5000円分のデジタルギフト 226名。3ptコース=2000円分のデジタルギフト 600名。1ptコース=500円分のデジタルギフト 1434名。合計2260名にプレゼント
 ●応募方法(お一人で何口でも応募可能)
 ①LINEの友だち追加:ご飯がススムの【ピックルス公式】LINE 公式アカウントを友だち追加。
 ②LINEの「応募はこちら」ボタンをタップ:トークルームのリッチメニューで「応募はこちら」を選択
 ③ポイントをためる:「ポイントをためる」ボタンを選択。初回応募時に限り、アンケート画面に遷移するので、アンケートに回答。撮影した対象商品の購入レシート画像をアップロードすると、ポイントが貯まる。
 ④ポイントで応募:「ポイントで応募」を選択し、賞品に応募。
 ⑤その場で当たる:当選された方には、当選画面が表示される。「ギフトを受け取る」を選択して賞品を受け取る。
 ●対象商品:ご飯がススムキムチ、ご飯がススム辛口キムチ、ご飯がススムカクテキ。どの商品でも1pt 獲得できる。
 ※通常パッケージ、20g 増量キャンペーン、いずれも対象となる。詳細は、キャンペーンサイト(下記参照)を確認。
 キャンペーンに関する問い合わせ先:キャンペーン事務局 TEL:0120‐234‐868(平日10時~17時/土日祝日除く)
【2024(令和6)年2月1日第5152号6面】

レシピ:https://www.pickles.co.jp/recipe/

<ピックルス> 「ご飯がススム辛口キムチ」リニューアル

ご飯がススム辛口キムチ(リニューアルパッケージ)
 ピックルスコーポレーションは、「ご飯がススムキムチ辛口」を1月下旬よりリニューアル発売した。
 好評となっている濃厚さはそのままに、しっかりとした辛さと程よい酸味、奥深い魚介のうま味のバランスが絶妙な辛口タイプのキムチに仕上げた。バランスの良い味わいなので、ご飯のおかずやお酒のおつまみとしてはもちろん、料理に使用しても美味しく食べられる。また、独自の植物性乳酸菌Pne‐12(ピーネ12)を配合している。
 内容量は200g(一部エリアでは異なる仕様の場合がある)で賞味期限は製造日+20日。
 ※3月末まではリニューアルパッケージでの販売となる。(2月4日~3月16日を除く)
【2024(令和6)年2月1日第5152号6面】

ピックルスコーポレーション

<片山食品> 「お!得だね」シリーズ発売 大容量サイズの茄子・胡瓜製品

240gお!得だねピリ辛茄子
230gお!得だねピリ辛胡瓜
230gお!得だね赤しば胡瓜
 片山食品株式会社(杉林正木社長、新潟県新発田市藤塚浜)は、全国トップシェアのにんにく漬を主力に、農産物と海産物を組み合わせた惣菜漬物など、数々のヒット商品を生み出している有力メーカーとして知られている。
 同社では2月26日(出荷)より期間限定で「お!得だね」シリーズ3品を発売する。同シリーズはレギュラー商品よりもお買い得でボリューム感のある特別大容量サイズの茄子・胡瓜製品で、売場で存在感を発揮するトレー形態品。縦横兼用ラベルで、売場に適した陳列が可能となっている。販売期間は5月31日(出荷)まで。
 「240gお!得だねピリ辛茄子」は、姿物の茄子をピリッと辛味の効いた醤油ベースの調味液に漬け込み、食べ応えのあるジューシーな味に仕上げた。旨味に「焼あごエキス」を使用して、食べやすさにこだわった。酒のつまみやごはんの友としてオススメだ。内容量は240gで賞味期間はD+44。
 「230gお!得だねピリ辛胡瓜」は、大ぶりにカットした胡瓜を、辛味とにんにくの効いた醤油ベースの調味液にじっくり漬込み、食べ応えのあるジューシーな味に仕上げている。こちらも旨味に「焼あごエキス」を使用して、食べやすさにこだわった。内容量は230gで賞味期間はD+44。
 「230gお!得だね赤しば胡瓜」は、大ぶりにカットした胡瓜を、黒酢のさっぱりとした酸味の効いた醤油ベースの調味液にじっくり漬込み、食べ応えのあるジューシーな味に仕上げた。
 トッピングに大ぶりの生姜を使用し、見た目にも鮮やかな商品となっている。ごはんはもちろん、お茶漬やおかゆ、お酒のおつまみにも利用できる。内容量は230gで賞味期間はD+44。
【2024(令和6)年2月1日第5152号7面】

片山食品 HP
http://www.powerkun.co.jp/

西利 かっぱ寿司とコラボ 『京漬物を使った寿司』販売

千枚漬の京漬物寿司
あさりの京漬物和え包み
~西利 山里の香り使用~
とろ〆鯖と京漬物の特製押し寿司
~西利 山里の香り使用~
“ゆかりむらさき”の特製いなり
活〆真鯛の食べ比べ
“ゆかりむらさき”仕立て
 京漬物二種盛り(千枚漬・ゆかりむらさき)
京漬物二種盛り(千枚漬・山里の香り)
かっぱ寿司と西利がコラボ
【大阪支社】コロワイドグループのかっぱ寿司(カッパ・クリエイト株式会社、山角豪社長、横浜市)は、1月11日~2月7日の期間、京都漬物の老舗・京つけもの 西利(株式会社西利、平井誠一社長、京都市下京区)監修『京漬物を使った寿司』5品他を販売する。
 かっぱ寿司では、寿司の名店とされる鮨職人などに監修を受けた「名店レシピ」をはじめ、さまざまなコラボ商品を期間限定で提供してきた。
 今回は、昭和15(1940)年に創業した京都漬物の老舗「京つけもの 西利」の協力を得た。“旬 おいしく、やさしく。”のテーマのもと、京の風土に育まれた自然の恵みのおいしさをそのまま届ける伝統の漬物と、かっぱ寿司の舎利とネタで織りなす寿司全5品と、京漬物二種盛りを販売する。
 かっぱ寿司が漬物に焦点を当てたコラボ商品を展開するのは今回が初めて。老舗の伝統を守りつつ、常に新しいものを提案する西利とコラボすることにより、新たな美味しさを提供できると考え、2023年夏頃から試作を重ね、この度の企画に至った。
 【京漬物を使った寿司概要(税込)】
 ▼『千枚漬の京漬物寿司』一貫187円=かっぱ寿司こだわりの舎利を、きめ細かな食感とみずみずしい風味の千枚漬(1/2枚)でくるみ、柚子をあしらった。
 ▼『あさりの京漬物和え包み~西利 山里の香り使用~』一貫110円=刻んだ山ごぼう、胡瓜などを醤油床で漬けあげた西利の漬物“山里の香り”を、ボイルしたあさりと和えて、いりごまをトッピングした。
 ▼『とろ〆鯖と京漬物の特製押し寿司~西利 山里の香り使用~』二貫363円=かっぱ寿司の人気ネタである脂ののったとろ〆鯖を使った店舗で仕込む押し寿司に、京都の伝統漬物“山里の香り”を掛け合わせて作り上げた押し寿司。
 ▼『“ゆかりむらさき”の特製いなり』一貫110円=刻んだ胡瓜を赤しそ、生姜、茗荷と共に漬け込んだ西利の漬物“ゆかりむらさき”を使用した特製いなり。
▼活〆真鯛の食べ比べ“ゆかりむらさき”仕立て 二貫297円=かっぱ寿司の人気ネタ「活〆真鯛」と西利の漬物“ゆかりむらさき”を使用した食べ比べの商品。
 【京漬物二種盛り概要(税込)】
 ▼『京つけもの西利 京漬物二種盛り(千枚漬・山里の香り)』297円
 ▼『京つけもの西利 京漬物二種盛り(千枚漬・ゆかりむらさき)』297円
【2024(令和6)年2月1日第5152号7面】

かっぱ寿司(キャンペーン詳細)https://www.kappasushi.jp/cp/2024/nishiri

<東海漬物(愛知県)>春季キューちゃんプロモーション

きゅうりのキューちゃん90g+10g
胡瓜のキューちゃん140g+10g
旬の春きゃべつ
東海漬物株式会社(永井英朗社長、愛知県豊橋市)は、3月より2024年春季キューちゃんプロモーションを展開する。
 「きゅうりのキューちゃん」、「きゅうりのキューちゃん内容量1・5倍」を対象に、「+10g増量セール」を期間限定、数量限定にて実施し、店頭の活性化を図り、キューちゃんの魅力を広く発信する。
 【+10g増量セールの概要】
 ◆実施期間:2024年3月‐4月下旬
 ◆実施地域:全国
 ◆生産期間:2024年2月上旬~3月下旬(予定)(対象商品の販売計画数量を達成次第生産終了)
 ◆対象商品:「きゅうりのキューちゃん」、「きゅうりのキューちゃん内容量1・5倍」(計2品)
 ◆セール内容+10gの内容量増量
 また、同社では2月~4月の期間限定で「旬の春きゃべつ」をリニューアル発売する。同商品は柔らかい春きゃべつと生姜を使用した浅漬。生姜の使用量を増やすことで、より食べやすく食欲そそる味わいにリニューアルした。
 国産きゃべつ、国産人参、国産生姜を使用。桜の花びらを使用したピンク色を基調としたパッケージで、春らしさを感じられる一品となっている。内容量は130gで賞味期間は8日。
【2024(令和6)年1月21日第5151号3面】 

東海漬物

<岩下食品(栃木県)> バレンタインイベント開催 Love & New Ginger2024

 岩下食品株式会社(岩下和了社長、栃木県栃木市)は岩下の新生姜のスライス2枚でハート形を表現した「岩下の新生姜ハート」やハートのバルーン、ピンク色のモチーフがいっぱいのバレンタインイベント「Love & New Ginger 2024」を17日から2月12日まで開催する。
 「岩下の新生姜ハート」やハートのバルーンでデコレーションした館内はフォトスポットも充実。人気のプロジェクションマッピングや「イワシカちゃんグリーティング(土日祝開催)」もバレンタイン仕様になる。
 館内のカフェでは、期間限定メニューと定番メニューに「岩下の新生姜ハート」をトッピング。イベント期間中は、カフェメニューの注文で「ピンクジンジャーチョコファウンテン」が無料サービスとなる。
 さらに、単日のスペシャルイベントも決定。1月20日にイワシカちゃんが4人登場するスペシャルグリーティングのアンコール開催、1月28日には大食い女王として多彩に活躍中の「もえのあずき」さんによるソロ2ndシングル『にゃんにゃんにゃん』リリースイベント&コラボカフェを開催する。
【2024(令和6)年1月21日第5151号3面】

岩下食品
https://shinshoga-museum.com/news/love-new-ginger2024

加藤産業 春夏の新製品発表会 トレンドは食感・マイルド・旨味

中村専務
 【大阪支社】加藤産業株式会社(加藤和弥社長、兵庫県西宮市)は、18~19日の2日間にわたり「第49回2024春&夏の新製品発表会」を神戸国際展示場にて開催した。
 出展メーカー数は「常温・菓子」が378、「チルド日配冷凍食品」が73、「酒類」が135で、新商品の出品数は合計1700品。
 アフターコロナとなったことで出展意欲が高まり、前回よりも約50社、新商品約300品増となった。事前登録者数は、全国の主要得意先を中心に、約4200名。
新製品のトレンドを発表
今回の出品物の傾向や市場動向から割り出した新製品トレンドは次の3点。
 ①ザクザク、もちもちなど食感を楽しむ製品
 ②力強さよりもまろやかな味や、微炭酸、微カフェインなどのマイルド系製品
 ③昆布、鰹節など複数素材の旨味に着目した製品ーとしている。
 また酒類で大阪もん酒提案コーナーを設けるなど、2025年の大阪・関西万博を見据えた提案も行った。
 記者会見では、中村考直専務らが登壇した。中村専務は自社の直近の動向について「値上げは落ち着いたが、販売点数が減っており売上の伸びが鈍化している。物流の2024年問題などでコストは上がり続けるため危機感を持っている」と報告した。
 こうした厳しい商環境に対し、自社ブランド「カンピー」でプレミアムラインの商品を強化していくことなどに触れながら「低価格商品と高価格の二極化が進んでいる。嗜好品価値が理解されている、付加価値ある商品は顕著に伸びている。商品価値を伝えて、何故その商品を置くべきなのか理解してもらう努力を続けていく」と提案力による差別化を図っていく方針を示した。
【2024(令和6)年1月21日第5151号4面】

<SM・中外食> 各社の「恵方巻」商戦 季節イベントへニーズ高まる

イオン「船盛セット」
京樽「幸運巻」
サミット「活〆穴子とふっくら玉子の和風巻」
平禄寿司「いわし梅煮ハーフ巻」
イトーヨーカドー「よくばり五種の恵方巻」
 2月3日の節分に合わせたスーパー、中外食の「恵方巻」商戦が今年も活発だ。
 今年の節分は5年ぶりに週末にあたることから、家族や友人と集まり、豆まきや恵方巻とともに、節分パーティーを楽しむ消費者が増えると予想される。
 また、恵方巻市場は年々拡大しており、恵方に向かって丸ごとかぶりついて縁起を担ぐ本来の食べ方だけでなく、様々な食材が使われた豪華な太巻や、バラエティーあふれるセット商品を楽しむ傾向が高まり、季節イベントとしてのニーズが高まっている。
 イオンでは、食べやすくカットした巻き寿司や、蟹やいくらなどの贅沢食材を縦48㎝×横20㎝の特大容器に盛り付けた大迫力の“船盛”など、大人数での節分パーティーに最適なファミリーセットを2品目、初展開する。▼みんなで楽しむバラエティー船盛セット(予約限定)、価格:本体1万800円(税込、以下同じ)▼こだわりの食べ方でかにを楽しむ太巻セット(予約限定)価格:本体1万800円
 セブン&アイ・ホールディングスのイトーヨーカドー(123店舗)では昨年、食べきり1/3サイズのセット商品が好評で、過去最高の売上を達成。今年も、「よくばり五種の恵方巻セット」「海鮮三種ベストセレクト」など、セットメニューの予約商品を前年よりも増やして展開する。▼よくばり五種の恵方巻セット、価格:2268円▼海鮮三種ベストセレクト、価格:1922円
 持ち帰り鮨専門店・京樽では、伝統の「幸運巻」を複数展開。“幸せを運ぶ”という願いを込めて20年以上販売されている人気商品。定番の「幸運巻」はおぼろ、高野豆腐、かんぴょうなどを用いたオーソドックスな味に定評。「特上海鮮幸運巻」は、こだわりの海鮮をふんだんに使った味も見た目も“特上”な一品だ。▼幸運巻、価格:720円▼特上海鮮幸運巻、価格:1980円、小1050円
 サミットでは、定番の「太巻」だけでなく、要望の多い「中巻」や「セット商品」の品揃えを充実させた。「活〆穴子とふっくら玉子の和風巻」は、脂がのり、ふっくらと仕上げた「活〆穴子」を1本まるごと盛り込み、「高野豆腐」や優しい味わいの「厚焼玉子」、食感と風味にこだわった「椎茸」等を盛り込んだ、優しい味付けの和風巻。▼活〆穴子とふっくら玉子の和風巻、価格:1166円、ハーフ602円▼6色開運中巻セット、価格:1パック1382円
 仙台発祥の平禄寿司では、東北の食材や名物を一度に味わえる「東北恵方ハーフ巻」や、宮城県で獲れたいわしを使用した「いわし梅煮ハーフ巻」などを取り揃えている。▼東北恵方ハーフ巻(数量限定)、予約特別価格:745円▼いわし梅煮ハーフ巻、約特別価格:410円
【2024(令和6)年1月21日第5151号5面】

<すが野(栃木県)>漬物を使用したレシピを募集

ごはんにかけるごぼうと昆布
ごぼうと昆布のうまみたっぷり巾着煮
用途と需要の拡大目指す
国産楽京漬のトップメーカーとして知られている株式会社すが野(菅野弘社長、栃木県下都賀郡壬生町)は、漬物の用途と需要の拡大を目指し、楽京、生姜、ごぼうを主力とする同社商品を素材として使用したレシピを消費者から募集している。
 採用されたレシピは同社のオリジナルレシピとともに同社ホームページに掲載。また、レシピの投稿者の中から毎月1名に抽選で同社商品詰め合わせセットがプレゼントされる。同じ投稿者でも応募は何度でも可能で、同社のお問い合わせフォームより必要事項を入力して応募することができる。
 消費者より投稿され当選したレシピは、和食だけではなく洋食や中華のメニューも掲載されている。漬物は生野菜よりも日持ちが長く、常備菜として、また下処理の必要もなく刻むだけで野菜のちょい足しにも使用できる。そのまま食べる、という従来の食べ方以外にも幅広く利用できることをホームページやインスタグラムなどを活用してPRしている。
 ▼【2023年3月のご当選レシピ:あさごぼうおむすび】(使用商品=あさごぼう)
 ▼【2023年5月のご当選レシピ:塩らっきょうでピザトースト】(使用商品=国内産塩らっきょう)
 ▼【2023年6月のご当選レシピ:ごぼうと昆布のうまみたっぷり巾着煮】(使用商品=ごはんにかけるごぼうと昆布)
【2024(令和6)年1月21日第5151号6面】 

すが野

丸越 2月催事情報

小田急百貨店町田店 (東京都町田市)
【販売ブランド】 ベジリエ
【販売期間】 215(220() 

<林原> 3月19日にセミナー開催 アンチエイジングがテーマ

 【大阪支社】株式会社林原(安場直樹社長、岡山市北区)は、3月19日に「林原ライフセミナー」を岡山で開催する。6回目となる今回は、「アンチエイジング医学と老化時計」をテーマに、近畿大学アンチエイジングセンター教授の山田秀和氏が講演する。
 講演タイトルは『「老化」も予防と治療が可能になる時代がやってくる! 老化時計を遅らせて健康長寿を目指す!!』。「健康寿命延伸」と、生物学的年齢を計測する「DNA年齢」、さらには老化を治療して“若返り”が可能になるという、最新の研究に基づいた画期的な取組を紹介する。
【講演概要】
 ▼日時 3月19日13:30~15:20▼場所/定員 岡山・山陽新聞社「さん太ホール」/250名(先着)▼締切 3月12日(定員になり次第締め切り)▼対象 一般、医療関係者、管理栄養士・栄養士、企業の製品担当の方など▼聴講料 無料
【参加申込み方法】
 ▼会場参加の申込方法:申込専用サイト(下記参照)にアクセスし、必要事項を記入の上、申込む。なお、講演内容は録画編集し、YouTubeの林原公式チャンネルにて後日配信する。会場参加者にも、登録メールアドレスに後日オンライン配信のURLを連絡する
 ▼問合せ先:TEL086‐224‐4315(平日10時~17時)
 ▼申込専用サイト
 https://48auto.biz/hayashibara/registp/entryform44.htm
【2024(令和6)年1月11日第5150号12面】

林原 HP

<行田市> 「三方領知替」講演会 山本食品工業が特別協力

三方領知替200年記念講演会・トークショー
左から行田市長、山本社長、春風亭昇太氏、千田嘉博氏、山本会長
 埼玉県行田市では昨年、「三方領知替」から200年を迎えるにあたり記念事業を実施。昨年12月24日には、三方領知替200年記念講演会・トークショー(主催:行田市、行田市教育委員会、特別協力:山本食品工業株式会社、株式会社ファイブイズホーム)が、行田市の行田市産業文化会館ホールにて開催された。
 当日は、行田市郷土博物館館長の鈴木紀三雄氏の基調講演、落語家の春風亭昇太氏、城郭考古学者・博士の千田嘉博氏によるトークショーが行われ、会場が満席となる約1000名が来場するなど盛況を博した。
 冒頭、行田市の行田邦子市長が挨拶。「三方領知替200年を機に、行田の歴史を市民の皆様と再認識していきたい。行田の未来を考える時に、まず行田の歴史を学ぶことが大切。過去、現在、未来へと行田を一つの線で結び、皆様と一緒に、未来に希望が持てる新しい行田を作っていけると考えている」と述べた。
 続いて、同講演会・トークショーを始めとした三方領知替200年記念事業に対して寄付を行った山本食品工業株式会社(山本正憲社長、行田市埼玉)の山本正幸会長、株式会社ファイブイズホーム(行田市持田)の細井保雄社長が紹介され、記念事業への協力に御礼が述べられた。
 講演会では鈴木館長が「文政6年の三方領地替について」というテーマで三方領知替について説明した。三方領知替とは、江戸時代に幕府の命令で三つの大名家が同時に玉突き状態でお互いの領地を同時に交換させる(転封する)こと。文政6年(1823年)、忍藩主阿部正権が白河へ、白河藩主松平定永が桑名へ、桑名藩主松平忠堯が忍へ転封となる三方領知替が行われた。鈴木氏はその経緯や各藩の事情、転封の結果などについて解説した。
 続いて春風亭昇太氏と千田嘉博氏によるトークショー「忍城・桑名城・小峰城~三方領知替の城~」が行われた。トークショーでは、三方領知替の舞台となった忍城、桑名城、小峰城の特徴を春風亭昇太氏と千田嘉博氏が軽快なトークを交えて紹介。石田三成の水攻めに耐え、映画「のぼうの城」のモデルにもなった〝浮き城〟として知られる行田市の忍城について、「湿地帯である地域の地形を生かした素晴らしいお城。鉄壁の防御力を誇っている」とその魅力を伝えた。
 なお同事業に寄付を行った山本食品工業では、行田市社会福祉協議会へのらっきょう製品の継続的な寄贈や、昨年11月に150周年を迎えた地元の埼玉(さきたま)小学校への寄付など、地元企業として様々な地域貢献事業を行っている。
【2024(令和6)年1月11日第5150号14面】

行田市 特設サイトは→こちら「行田市三方領知替200年記念事業」

<片山食品> 「2月29日にんにくの日」キャンペーン

190gお!得だねみそかつおにんにく
190gお!得だねしそかつおにんにく
2月29日にんにくの日キャンペーン
受験生応援パッケージも
 片山食品株式会社(杉林正木社長、新潟県新発田市藤塚浜)は、全国トップシェアのにんにく漬を主力に、農産物と海産物を組み合わせた惣菜漬物など、数々のヒット商品を生み出している有力メーカーとして知られている。
 同社では、昨年12月18日(出荷)より、「お!得だねにんにくシリーズ」を今年2月29日(出荷)の期間限定で発売。
 同期間内の1月22日~2月20日の包装・出荷分の製品ラベルをキャンペーンラベルに置き換え、4年に一度しかない「2月29日にんにくの日」に合わせた消費者プレゼントキャンペーンを実施する。
 ▼対象商品:「190gお!得だねみそかつおにんにく」、「190gお!得だねしそかつおにんにく」
 ▼応募期間:2024年2月1日~2024年4月15日 ※当日消印有効
 ▼賞品:新潟産新之助5kg
 ▼当選者数:229名
 ▼応募方法:ラベルの「2月29日にんにくの日」を切り取り、2枚一口として、郵便ハガキに貼り付け郵便番号、住所、氏名、電話番号、性別、購入店名を明記の上、「〒957‐0293 新潟県新発田市藤塚浜3310‐3 片山食品株式会社」まで送る。※応募専用はがきはない。
 「お!得だね」シリーズは、下段・平台展開で見栄えが良く、ボリューム感とお得感のあるトレー形態商品。縦横兼用ラベルで売場に適した陳列が可能となっている。また、今回のお得だね期間は厳選した大粒のにんにくを使用し、歯ざわりの良い食感に仕上げて提供する。
 「190gお!得だねみそかつおにんにく」は、越後味噌のまろやかな味わいと、かつお節をふんだんに使用した自然で上品な旨味の強さが自慢の一品。賞味期間はD+44。
 「190gお!得だねしそかつおにんにく」は、しその葉の自然な風味と、かつお節をふんだんに使用した自然で上品な旨味の強さが特徴。「みそかつおにんにく」と同様に、ご飯やおにぎりのおかず、お茶漬け、酒の肴としてオススメだ。賞味期間はD+44。
 また、受験シーズン本番となる1月、2月の受験生応援企画として期間限定で受験生応援パッケージのにんにく製品を販売する。「みそかつお」と「しそかつお」の『かつ』と、受験に『勝つ』をかけた受験生応援パッケージで、販売期間は12月18日包装出荷~1月31日包装出荷。健康イメージのあるにんにく漬で、「受験生の夜食に」、「風邪の季節に」、「インフルエンザ対策」等の企画に適した商品となっている。
 「頑張れ受験生!75gDCみそかつおにんにく」、と「頑張れ受験生!75gDCしそかつおにんにく」は、小サイズのデリカ容器形態商品。「頑張れ受験生!105gトレーみそかつおにんにく」と「頑張れ受験生!105gトレーしそかつおにんにく」は、売場で存在感を発揮するトレー形態商品。賞味期間は全てD+44。
【2024(令和6)年1月11日第5150号14面】

片山食品
http://www.powerkun.co.jp/

<練馬漬物事業組合> 第36回「ねりま漬物物産展」 2月9日、10日に産業プラザで

「ねりま漬物物産展」告知のチラシ
 練馬漬物事業組合(小澤優貴組合長)は、第36回「ねりま漬物物産展」(後援:練馬区、一般社団法人練馬区産業振興公社、一般社団法人練馬産業連合会)を2月9日と10日に、練馬区立区民・産業プラザ「産業イベントコーナー」(Coconeri3階)にて開催する。
 また昨年同様にオンライン開催も実施。1月13日~1月31日まで、同組合HP「ねり漬.com」からリンクするオンラインサイトでねりま本干沢庵など、区内事業者の自慢の漬物を購入することができる。
 注文はFAX・郵送でも受け付け、送り先1件につき、送料1000円分を同組合が負担する。発送日は2月16日前後を予定している。
 同組合HP「ねり漬.com」は、通年で情報発信できる仕様となっており、物産展の告知はもちろん、練馬大根の収穫や干し風景の動画、練馬漬物の歴史、練馬大根と漬物を使った料理レシピなどを掲載している。
【2024(令和6)年1月11日第5150号14面】

ねり漬.com
https://neritsuke.com/

やまう SDGsコーナー開設 公式HPで5つの取組紹介

太陽光発電システムを導入
子ども食堂への寄贈を実施
摘果桃を使用した漬物
堆肥化された残渣
商品の包装を小型・軽量化
 やまう株式会社(梅澤綱祐社長、東京都目黒区)は、『「食卓に、もっと漬物を」明日への取り組み』と題し、公式ホームページ上にSDGsコーナーを開設した。同コーナーでは、同社のSDGsの取組を5項目に分けて紹介している。
【①太陽光発電システム導入によるCO2削減】
 ▽やまうグループ各工場(群馬、岡山、中国天津)に太陽光パネルを順次設置。これによりグループ各工場で使用する電力の約15%を再生可能エネルギーに代替し、CO2排出量の約10%に相当する年間約375tのCO2削減を見込んでいる。
【②ワーク・ライフ・バランスの実現と、社員ひとりひとりの職務・職場環境の改善に努める】
 ▽厚労省の調査では2021年の国内企業の有休取得率は58・3%。やまうグループでは年次有給休暇取得率70%を目指している。
【③フードバンクへの寄贈や規格外野菜の有効活用でフードロスの問題に取り組んでいる】
 ▽品質にまったく問題がないにもかかわらず、出荷許容日数を超えるなどして一般流通されない製品を社内販売やフードバンク団体に寄贈することで食品ロスをほぼゼロにしている。これまで、東京都目黒区、群馬県館林市、岡山県総社市のフードバンクや子ども食堂に寄贈している。
 ▽味や品質に問題がないにもかかわらず、スーパーなどで販売できない野菜が数多くある。そのような野菜を加工し漬物とすることで有効利用している。高級果実の清水白桃は、良質の桃を収穫するために幼いうちに間引く摘果作業がある。これまで廃棄処分されていた摘果桃を上質な漬物に作り変えて銀座やまうで販売している。またサイズや形状が規格外のためスーパーなどで販売できない野菜を漬物として有効利用している。
 ▽「野菜供養塔」を建立し、社員ひとりひとりが自然の恵みに感謝しつつ日々生産を続けている。
【④工場からの排水を浄化し、廃棄物はほぼすべてリサイクル処理している】
 ▽工場から排出される野菜の切れかすや塩分を含んだ水は、排水処理施設を通して有機物を取り除き、残った残渣は堆肥に変えてすべてリサイクルしている。
 ▽原料輸送などに使用された木箱やプラスチック容器のうち、木箱は破砕して燃料チップに、廃棄が難しい廃プラスチック類は焼却排熱を発電に利用するサーマルリサイクルを行っている。
【⑤プラスチックの削減とバイオマスインキの使用でCO2削減に取り組んでいる】
 ▽商品の包装を小型・軽量化してプラスチックの使用量と廃棄量を削減している。2023年9月以降、一部商品のパッケージを約13%小型化。これにより年間約12tのCO2排出削減が見込まれる。
 ▽パッケージの印刷に使用するインキには、植物由来原料を一部使用したバイオマスインキを使用することで、従来のインキに比べて年間5%~10%のCO2排出削減が見込まれる。
 また同コーナーにおいては、「漬物の可能性を広げる」「漬物の魅力を伝える」「漬物を極める」という3つのテーマで、同社の近年の取組について掲載している。
 ライフスタイルの変化に合わせた商品開発や株式会社新進と共同制作した小学生向けの家庭科用副教材「日本の伝統的な食について」、日本各地の優れた漬物を作り手の物語と共に提供する「銀座やまう」の取組などについて紹介している。
【2024(令和6)年1月1日第5149号14面】

やまうHP

農林水産省 野菜を食べようプロジェクト『漬物で野菜を食べよう!』

野菜摂取量の評価と改善策の説明を受ける武村副大臣(左)
農水省職員も野菜摂取量を測定(左)
昨年4月に農水省が作成した「漬物で野菜を食べよう!」のチラシ
野菜摂取量見える化の取組
武村副大臣が漬物を推奨

 農林水産省は昨年12月21日、同省正面玄関にて武村展英農林水産副大臣が野菜摂取量を見える化する測定機器(ベジメータ)を使用し、野菜摂取状況を測定。健康維持のための野菜摂取の必要性などを説明した他、野菜摂取の手段として同省が取り組んでいる漬物による摂取を推奨した。
 ベジメータで測定した武村副大臣の数値は319(0~1200)。AからEまでの5段階判定でC判定となり、「日本人の平均値だが、まだ少し不足気味」という評価となった。今後の改善策としては、小鉢やサラダなど野菜料理をもう一品、緑黄色野菜を今食べている量の2倍摂ることが推奨された。
 武村副大臣は、「これまであまり野菜摂取を心がけていなかったが、数値になると分かりやすいのでもっと野菜を食べようという気持ちになる。議員の中にもA判定が出る方がいるのだが、そのような方は日頃から意識して野菜を摂っている。農水省としては健康維持のために1日350gの野菜摂取を強く推奨している。私もクリアできるように頑張りたい」と前向きな姿勢を示した。
 農水省が全日本漬物協同組合連合会(中園雅治会長)の協力でチラシを作成した「漬物で野菜を食べよう!」の取組については、「野菜摂取を補う手段として漬物は発酵食品でもあるので非常に良い。乳酸菌も摂取できるので免疫力も上がる。私は滋賀県出身ということもあり、京都のしば漬や千枚漬が好きで高菜も好んで食べる。農水省としても漬物を推していきたい」と力強く語った。
 野菜の摂取目標量は、第4次食育推進基本計画において、健康寿命の延伸を目指す「健康日本21(第二次)」の趣旨を踏まえ、2025年度までに1日当たりの野菜摂取量の平均値を350g以上としている。
 しかし、現状は平均280g程度となっており、約7割の人が目標量に達していない。これは健康維持のために1日350gの野菜摂取が必要なことが認知されていないことや、日頃の食生活において、自分自身が摂取している野菜の量や不足している野菜の量を正しく把握できていないことが原因と考えられている。
 そこで、同省では日頃の野菜摂取状況が把握できる測定機器を省内に設置し、主に同省職員を対象に野菜摂取量を見える化する取組を行うことで、日頃の食生活に適量の野菜を取り入れることが習慣となるような機会を作った。
 同省では一昨年8月~9月にも正面玄関にベジメータを設置し、同省職員が測定。1回目は8月18日~9月2日、2回目は9月5日~9月30日の期間で実施され、1回目の測定を行った1200名の内、約280名が2回目の測定を行った。1回目と2回目のスコアを見ると平均約40ポイント(野菜35gに相当)上昇し、「野菜摂取量の見える化」によって行動変容が起こったものと推察されている。本年度は規模が拡大し、約2800名が1回目の測定を行っており、今後データを集計・分析の上、3月頃に取組結果を公表する予定。
 ベジメータは、人の体内で合成できず、野菜と果物からの摂取が多いカロテノイドに着目してLED白色を指先に照射し、皮膚カロテノイドのみを測定する装置。2016年に米国LLC社から発売され、全世界で80以上の研究機関において、主に栄養・疫学、公衆衛生学、医学などの分野で利用されている。
 2019年から日本でも発売され、国立健康・栄養研究所、医療機関、健診機関、自治体、健康経営企業、生命保険、飲料・食品・サプリメント・製薬企業、スーパーマーケット、青果企業、ドラッグストア、調剤薬局等で利用されている。
 結果は「ベジスコア」と呼ばれる0~1200の数値で野菜摂取状況が表示される。測定方法は中指に光を当てるだけで、測定時間は10秒。野菜不足とその改善を数値化することで「見える化」し、食事に対する行動変容を促すことができる。
 スーパーマーケットなどの小売店では、ベジメータを導入した店舗において野菜の売上が2倍に増えた実績もある。漬物企業では東海漬物株式会社が導入し、本社玄関に設置している。
野菜摂取量の平均値(20歳以上、性・年齢階級別)
資料:厚生労働省「国民健康・栄養調査」(令和元年)
昨年8月に開催されたWebシンポジウム
農水省 Webシンポジウムも開催 漬物の魅力を広く深く発信
 農林水産省は「野菜を食べようプロジェクト」の一環で、野菜の目標摂取量を補う一つの手段として、「漬物で野菜を食べよう!」の取組をスタート。昨年4月26日に同省HPで概要を発表し、チラシ(別掲)を作成した。
 また、「野菜の日」である同年8月31日には、『~「漬物」から野菜の消費拡大を考える~』をテーマとしたWebシンポジウムを開催し、一般の生活者も合わせて約350名が参加した。
 一般社団法人全国漬物検査協会会長で東京家政大学大学院客員教授の宮尾茂雄氏が「つけもの‐その魅力と健康力‐」の演題で基調講演を行うとともに、『野菜の日に、改めて「漬物」から野菜の消費拡大を考える』をテーマにしたパネルディスカッションでは、栃木県漬物工業協同組合理事長で株式会社アキモ社長の秋本薫氏、日本漬物産業同友会副会長で赤城フーズ株式会社社長の遠山昌子氏らが登壇。それぞれの活動や取組などを紹介するなど、漬物の魅力を広く深く発信した。
【2024(令和6)年1月1日第5149号15面】
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