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豆腐・油揚・がんも商材・企業紹介2019

2019年9月30日号 小沢食品(茨城県)

豆富屋さんのうの花こんにゃく
画期的な新商品を多数開発
株式会社小沢食品(小沢幸也社長、那珂市向山)は大正12年創業の老舗の豆腐メーカー。主力の豆腐製品ラインナップは多岐に渡る。中でも茨城県産大豆を使い職人が丹精込めて仕上げた「日本の豆富」シリーズは人気の商品だ。また早い時期からHACCPを導入し、品質管理と安全面では万全の体制を整えている。新商品の開発にも意欲的で、こだわりの豆腐、厚揚げ製品でありながら賞味期限D+30以上を実現した画期的な商品群など個人消費者だけでなく業務用としても優れた利点を持つものも多数ある。
中でも注目の商品が「豆富屋さんのうの花こんにゃく」だ。
フード・アクション・ニッポン アワード選定証
農林水産省が主催し、全国各地の産品を食のプロが発掘するコンテスト「フード・アクション・ニッポンアワード2018」において入賞した商品。豆腐を作る際にできるおからを上手く資源化していきたいと考え、環境対策にもつながると考案された商品だ。生おからと蒟蒻で作った新素材でサラダ、おかずとしてはもちろん、主食としてごはんの代わりにもなり、スイーツの素材にもなる優れもの。糖質ゼロで低脂質、低カロリーであり主食として食べればダイエット食材としても最適だ。また不溶性と水溶性の2種類の食物繊維が含まれ、100gあたりセロリの約5倍の食物繊維が摂れるので腸内環境改善など健康面でも効果が期待できる商品だ。小売り用は内容量200g、常温保存で賞味期限はD+180。業務用は内容量1㎏、冷蔵保存で賞味期限はD+60となっている。
【2019(令和元)年9月30日第4994号5面】
 
株式会社小沢食品 http://www.kozawafoods.jp/

2019年9月23日号 旭松食品(本社:大阪府)

新あさひ豆腐1/6サイズ
新あさひ豆腐1/20サイズ
おからパウダー
新あさひ豆腐1/60サイズ
新あさひ豆腐1/150サイズ
袋入生みそずい いりこだしみそ汁3食
こうや豆腐のトップメーカー
健康機能性が注目され、再び成長局面を迎えた注目の食材、こうや豆腐(凍豆腐)。その中でもトップメーカーとして知られるのが旭松食品株式会社(木下博隆社長、本社:大阪市淀川区・本店:長野県飯田市)である。
そんな大豆加工・豆腐作りのプロとも言える同社が10月7日より新発売するのが「なめらかおからパウダー」だ。本品は、東京オリンピック・パラリンピックの食材選定でも活用される国際規格「グローバルGAP」認証大豆を使用した、おからとしては日本初の商品だ。製造工場もHACCPシステム採用、FSSC22000認証取得済とあり、安全性の面で取引先からも高い信頼を得ている。
本品は通常のおからと比べ粒子が細かく、ザラつき感がないなめらかさが特長。食物繊維量はスプーン1杯(約3g)中に約2gと、業界最多クラスだ。
おからは料理の味の邪魔をせず、何にでも振りかけるだけで食物繊維をプラスできる健康食材として昨年から注目を浴びている。
またこうや豆腐においては新規ユーザー層の開拓を重視し様々な工夫を凝らしている。9月1日からは、新あさひ豆腐カットタイプ品をリニューアル発売した。1丁を1/6サイズから、非常に細かい1/150サイズまでの4種類をラインナップ。パッケージでは唐揚げや味噌汁の具として利用できることを訴求する。
なお同社のこうや豆腐は「新あさひ豆腐」の名称で、全国へ出荷されている。一般的なこうや豆腐より98%もナトリウム量を抑える減塩製法で特許を取得しており、高血圧など塩分が気になる人でも安心して食べられる。
また即席味噌汁・スープにおいても幅広い製品を揃える。味噌汁は「生みそずい」シリーズとして、9月からは「袋入生みそずいいりこだしみそ汁3食」を新発売した。同じくスープでは「カップサラダチキン」を『参鶏湯風』『かきたま中華風』の2品を新発売している。
おからやサラダチキンは、こうや豆腐と同様、低糖質でタンパク質が豊富な健康には欠かせない食材。このように食材の新たな活用法を見つけ、健康的で美味しい商品を開発できるのが同社の強みだ。
【2019(令和元)年9月23日(第4993)号6面】
 
旭松食品株式会社 https://www.asahimatsu.co.jp/
 

2019年9月9日号 平安商店(岩手県)

岩手県産大豆100%の豆腐
有限会社平安商店(平野隆社長、岩手県盛岡市)は1901年創業の老舗、こんにゃくから端を発し、現在は豆腐・揚げ・こんにゃくなどの製造を行う。
同社では約20年前より地元・岩手県産大豆を100%使用した商品づくりにも力を注いでいる。大豆の品種は、シュウリュウ、リュウホウといった豆腐加工に適した品種で、なめらかで濃厚な味わいが特長となっている。
「いわてもめん」「いわて絹ごし」はこの岩手県産大豆を使用した商品。にがりで寄せているため、大豆の美味しさが引き出され、ほんのりと甘みを感じる仕上がり。分けて使える2個割りタイプパック「いわてツインもめん」「いわてツイン絹ごし」も人気だ。
「県産焼きとうふ」はしっかりと水切りしたあとに香ばしい焼き目をつけるため豆腐の味が濃く、堅めの食感は昔懐かしい味わい。これらの岩手県産大豆を使用した商品は岩手県ふるさと認証食品にも認定されている。
また「県産岩豆腐」は岩手県産大豆の豆乳をにがりで硬めに仕上げたもめん豆腐。スライスして刺身風に、チーズをのせてピザ風になど、和・洋・中のどんなジャンルにも使用できる。串に刺して豆腐田楽として楽しむのもオススメだ。
「岩手県産大豆豆乳」も無調整のこだわりの味わいが楽しめる一品、近年の健康志向に乗り需要が高まっている。また「国産味付け玉こんにゃく」も群馬県産こんにゃく粉100%で作った人気商品だ。
同社ではグループ会社に株式会社黒川食品(岩手県花巻市)を有し、レトルト食品や惣菜の製造販売も行っている。
【2019(令和元)9月9日(第4992)号9面】
 
有限会社平安商店 http://www.hirayasu.co.jp/
株式会社黒川食品   https://www.kurokawafoods.com/
いわてもめん
いわて絹ごし
県産焼きとうふ
県産岩豆腐
岩手県産大豆豆乳
国産味付け玉こんにゃく

2019年9月9日号 鈴清食品(岩手県)

「ステーキとうふ」に注目
株式会社鈴清食品(鈴木達也社長、岩手県一関市)は豆腐を中心に揚げ、納豆、こんにゃくなどの製造販売を行う。
同社が近年、力を入れて取り組んでいるのが、地元メーカーとのコラボ商品。その中でひと際注目を集めるのが「ステーキとうふ」だ。
「ステーキとうふ」は木綿豆腐と豆腐を焼くための牛脂、ペッパーソルトがセットになった商品。牛脂は日本を代表するブランド牛で知られる前沢の小形牧場より仕入れた、整形していないこだわりのものだ。
豆腐も水分をしぼりステーキ用に使いやすい堅さに仕上げているため、水切りをする必要がない。
熱したフライパンに牛脂をひき、ペッパーソルトを振った豆腐の裏表を焼き目が付く程度にこんがり焼けば、簡単手軽に同社特製の「ステーキとうふ」が完成する。
前沢・小形牧場の牛脂で焼くことにより、豆腐にコク深い旨味や甘みが付与されるのが最大の特長で、ヘルシーでありながら満足感のある食べ応えを実現している。
この「ステーキとうふ」の豆腐だけが欲しい、という声に応えて7月より新発売したのが「手間なし絹」。こちらは絹豆腐の水分を絞り堅めに仕上げた商品で、水切りの手間なく様々なレシピに使用できる。同社社員が考案したオススメメニュー「豆腐の照り焼き」「豆腐グラタン」のレシピもパッケージ裏面に載っており、手軽に豆腐料理を作ることが可能だ。
また2年前には、岩手県民の健康を願い開発された減塩対策醤油「いわて健民」をタレに使用したその名も「いわて健民納豆」を発売。おいしさは変わらずに気になる塩分を減らせると好評を博している。その他にも「七種の雑穀納豆」など健康性に秀でた商品を展開している。
【2019(令和元)9月9日(第4992)号8面】
 
株式会社鈴清食品 http://www.suzuseifoods.co.jp/
ステーキとうふ
手間なし絹
いわて健民納豆

2019年8月5日号 旭松食品(大阪府)

新あさひ豆腐
減塩付与で製法特許
代表商品「新あさひ豆腐」

【大阪支社】旭松食品株式会社(木下博隆社長、本社=大阪市淀川区)は2019年8月2日、代表商品「新あさひ豆腐」の製法特許を取得したことを発表した。
この製法は「新あさひ豆腐」にて以前から採用、発売されており、生活習慣病予防に貢献する技術・取組みとして、2017年11月13日には厚生労働省より「厚生労働省健康局長優秀賞」を受賞している。
この製法では、こうや豆腐の減塩を可能とし、塩分の過剰摂取を防げるようになるため、より健康的な食材となる。
こうや豆腐1個(16・5g)あたりで見ると、ナトリウム量が「新あさひ豆腐」の場合1・2㎎と、一般的なこうや豆腐の72・6㎎と比較し98%減である。一方でカリウム量は「新あさひ豆腐」の場合129㎎で、一般的なこうや豆腐5・6㎎と23倍である。
なお、この度取得した製法特許は特許第6556438号(特願2014‐215230)。
【2019(令和元)年8月5日(第4988)号20面】
 
旭松食品株式会社 https://www.asahimatsu.co.jp/
 

富岡食品(埼玉県深谷市)

深谷ねぎがんも
地元ならでは〝深谷ねぎがんも〟
株式会社富岡食品(冨岡宏臣社長、埼玉県深谷市東大沼)は、大正15年創業の老舗。納豆作りに端を発し、現在は油揚げを中心にがんも、厚揚げなど大豆加工食品の製造、販売を行っている。近年の世界的な和食ブームや健康志向の高まりを受け、これを市場を拡大する大きな追い風だと捉え、開発型の大豆加工品メーカーとして、オリジナリティ溢れる様々な商品を生み出している。
深谷発祥の企業として、地元への想いも強い。深谷ねぎ農家の要望を受け、開発が始まった同社の主力商品、「深谷ねぎがんも」は、その表れのひとつだ。「深谷ねぎがんも」は、地元名産の深谷ねぎをふんだんに使い、シャキシャキとしたねぎの食感が活きるように配合。その量は、1個あたり1/3にもなる。
直営店 富ばあちゃんのいなり本舗
深谷ねぎのシャキシャキ感はたまらなく、フライパンやトースターで焼いて食べるのが特におすすめ。焼くと豆腐生地との相乗効果でねぎが香ばしくなり、抜群の美味しさを発揮する。
がんもは、煮物やおでん鍋など煮込みにはもちろん適しているが富岡食品は刺身やサラダなど生食としての具材としても提案している。生食で食べられるがんも製造のためには原料も国産というこだわりを持つ。品質管理も万全の体制を敷いており、同社の安全・安心への意識レベルも高い。
そして、同社で売上ナンバーワンを誇るのがいなり寿司の皮として使用される味つけ油揚げである。県内に昔から伝わる砂糖、醤油、味醂で味つけをした〝あまじょっぱい味〟を基調にしており無添加である点も見逃せない。業務用だけでなく、小売向け商品も多数販売しており販路は広がり続けている。
おばあちゃんのいなり
同社は、厳格な品質管理体制を行っており、原料から製造工程における衛生管理まで、安全・安心への意識は非常に高い。90年を超える歴史の中で培った製造ノウハウから多少コストがかかっても原料、製法にこだわりを持ち続けている。
また、深谷市内には、「富ばあちゃんのいなり本舗」という直営店を運営している。今年で5周年を迎えたこの店舗では、こだわりの油揚げを使用したいなり寿司を食べることができる。メニューには、「釜炊きいなり」などオーソドックスな商品から、イタリアントマト味やカレー味などユニークなラインナップもあり、子供からお年寄りまで幅広い年齢層から愛される店舗となっている。
【2019(令和元)年8月5日(第4988)号15面】
 
株式会社富岡食品 https://www.tomiokafoods.co.jp/
 
 
 

旭松食品(大阪府大阪市)

ふんわりなめらかこうや
「ふんわりなめらかこうや」
こうや豆腐(凍り豆腐)のトップメーカーである旭松食品株式会社(木下博隆社長、本社=大阪市淀川区)は消費者庁より2019年6月20日に嚥下困難者用食品として特別用途食品の表示許可を受け、冷凍介護食「カットグルメⓇ」ブランドの「ふんわりなめらかこうや」(トレータイプ)を10月より発売する。
特別用途食品とは、病者・乳児・高齢者など通常の食事が摂れない方でも食べることができる特別な用途を目的とした食品。嚥下困難用食品は嚥下機能が低下し通常の食事が摂れなくなった病者・高齢者を対象に、誤嚥(ごえん)や窒息を防ぎ食べられることを目的とした食品である。
「ふんわりなめらかこうや」の特徴は、①嚥下困難な方には適さないと言われる凍り豆腐を同社独自の製法でふんわりなめらかな食感(口の中で少しつぶして飲み込める性状)に仕上げていること②だしの効いた薄味で高栄養価(熱量134kcal、たんぱく質9・3g/100g当たり)③自然解凍で食べることができる。
「カットグルメ」ブランドでは介護食を必要とする人においしいと思ってもらえるよう、冷凍食品で提供することにこだわっている。また完全調理済みのため、介護をする人にとっても負担が少ないことも特長。毎日食べるものであるため、飽きが来ないよう約100種類にものぼる豊富なメニュー数を揃えており、医療・介護の現場から好評を得ている。
【2019(令和元)年7月22日(第4986)号10面】
 
旭松食品株式会社 https://www.asahimatsu.co.jp/

旭松食品(大阪府大阪市)

新あさひ豆腐(10個入)
凍り豆腐で研究成果
凍り豆腐(こうや豆腐)の製造で著名な旭松食品株式会社(木下博隆社長、本社=大阪市)は、凍り豆腐の新たな研究成果を発表。臨床のための総合医療情報誌『薬理と治療』(2019年3月号)にて、「褥瘡モデルラットにおける凍り豆腐経口摂取の褥瘡治癒促進効果」が掲載された。
褥瘡(じょくそう)はいわゆる「床ずれ」のことで、特に寝たきりの状態で頻発してしまう症状。体と支持面(ベッド等)との接触局所で血行が不全となって、周辺組織に壊死を起こすものをいう。
今回の研究成果では、動物試験にて、体重換算で体重60kgの人が1日当たり1枚分の凍り豆腐(16・5g)を食べると、より早く褥瘡が治癒することが確認された。
これは、凍り豆腐に豊富に含まれるタンパク質(特にアルギニン)、レジスタントプロテイン、亜鉛等の栄養素が寄与しているものと考えられる。
同社はこれまでも、凍り豆腐の機能性について研究を重ねており、凍り豆腐に糖尿病予防などの生活習慣病予防効果をもつことを確認してきた。
商品では「新あさひ豆腐」、「新あさひ粉豆腐」や、機能性表示食品の「新あさひ豆腐プラス」、介護食品など幅広く揃え、凍り豆腐を通して人々の健康を支えることを目指している。
【2019(平成31)年4月22日(第4976)号6面】
 
旭松食品株式会社 https://www.asahimatsu.co.jp/
 

マック食品(群馬県前橋市)

おいしい厚揚げ 木綿
国産大豆絹厚あげ 絹々小町
お手軽惣菜 厚揚げ煮
お手軽惣菜 がんも煮
マック食品株式会社(前原章宏社長、群馬県前橋市力丸町)は群馬から食文化を届けていくことをモットーに麺、豆腐、厚揚げ、がんも、和惣菜、米飯デリカ、さらには蒟蒻と数々の和日配製品を手がける有力メーカー。
 
こだわりの厚揚げ、がんも
豆腐やその加工品から出発したマック食品。日経POSデータ(2019年1月度関東外郭)における売上を厚揚げ部門で見ると、全体の40%をマック食品が占めている。同社の厚揚げ商品から目は離せないが中でも「おいしい厚揚げ木綿」は、バランスを取るのが難しい厚揚げの食感を独自の配合により「食感が軟らか」であるだけでなく「離水を少なく」することを実現した。また、豆腐質をふんわり柔らかくし、焼いても美味しく食べられる木綿厚揚げとなっている。皮の部分まで柔らかいので焼くとカリッとした食感で木綿豆腐のボソついた食感を感じさせない逸品だ。規格は4個で賞味期限はD+5。
「国産大豆絹厚あげ 絹々小町」は、高たんぱく低脂肪の国産大豆を100%使用。しっとりとした食感で国産大豆ならではの大豆由来の甘味も感じられる。一口サイズのため包丁いらず。簡単に料理に使えるのも嬉しい。そのまま焼いて出汁をかければ揚げ出し風の1品がすぐに出来上がる。独自製法で柔らかく、もっちりとした食感を持たせ離水も少なくした。一口サイズ6個入りでこちらも賞味期限はD+5。まさに美味しさと簡便性を兼ね備えた厚揚げである。
また、厚揚げとがんもの個食性を追求し惣菜としての提案を行っているのが「お手軽惣菜厚揚げ煮」と「お手軽惣菜がんも煮」である。2商品とも、かつおと昆布のだしで味付けした煮物である。調理済みなのでそのままおかずやおつまみの一品となる。「お手軽惣菜厚揚げ煮」は2個入で「お手軽惣菜がんも煮」は1個入。賞味期限はそれぞれD+45となっている。
【2019(平成31年)年3月18日(第4971)号6面】
 
マック食品株式会社 http://www.macfoods.co.jp/
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