本文へ移動

ドラッグストア 団体活動

第22回JAPANドラッグストアショー

池野会長(右)らによるテープカット
多くの来場者で賑わう会場
3日間で4万6324人来場 予防も含め「食と健康」を追求
第22回JAPANドラッグストアショー(主催一般社団法人日本チェーンドラッグストア協会)が8月19日から2日の3日間、東京ビッグサイトで開催。3年ぶりのリアル開催(オンラインとの併催)で、4万6324人が来場した。
オンラインは8月12日~8月28日までで、リアルとオンラインのハイブリッド開催。リアル展示会の開催が3年ぶりとなった今回は、「ドラッグストアが目指す、持続可能な地域と街づくり~一人ひとりのセルフメディケーションから~」をテーマに、趣向を凝らした12の出展ゾーン(ヘルスケアゾーン、SDGsゾーン、食と健康ゾーン、フーズ&ドリンクゾーンなど)や『「食と健康」実証実験報告会~機能性表示による新しい売場提案~』などのセミナー、テーマブースに多くの来場者が訪れ、関心を寄せられていた。
開催規模は過去最高となる出展400社、1157小間。今回初めて設けられたビジネス会場では、8月19日と20日の2日間の会期で、ビジネス商談に特化した専用会場が展開された。
一般公開日は20日と21日の2日間。オープニングセレモニーでは、池野隆光会長、大賀祟浩実行委員長、出展者代表として株式会社PALTACの糟谷誠一社長によるテープカットが行われ、幕を開けた。
「食と健康」カテゴリーの創造と健康維持増進を目的に、優れた商品・素材を表彰する「食と健康アワード2022」では、大豆たんぱくを使用したカモ井食品工業株式会社(鴨井恒夫社長、岡山県倉敷市)の「まるでタン塩」(健康食品・一般食品部門)が大賞に輝き、榮太樓總本鋪の「糖質をおさえたようかん」(健康食品・一般食品部門)などが準大賞に選出された。
日本チェーンドラッグストア協会の池野会長は食と健康について、「食と健康は表裏一体。ヘルスケアを標榜するドラッグストアがそのような商品の取り扱いを増やしていくのかということは別にして、最低限の情報を持っている必要がある。食と健康のテーマを取り上げないとドラッグストアショーを開催する価値が半減する。ただの物販の供給基地というだけでは今後の成長は見込めない」と今後も重要な課題だと強調した。
19日の記者発表会で挨拶に立った池野会長は、「開催テーマにある『持続可能な地域と街づくり』は、我々が追い求めていかないといけない課題。会場を見ていただき、我々がどのようなことを考えて行動しているのか多くの方に知っていただきたい。そのようなことを発信するのがドラッグストアショーだと思っている」と展示会を通じてドラッグストア協会の方針を示す内容について言及した。
大賀実行委員長は、「3年ぶりのリアル開催で、大きく変わった点は会場が幕張メッセから東京ビッグサイトに移り、初の夏開催となった。また、BtoBをテーマとする企業向けに専門のビジネスゾーンを設けた。今回は初のリアルとオンラインのハイブリッド開催で、アクセスの良い会場ということで、オンラインとオフラインを行き来して楽しんでいただきたいと思っている」と説明した。
食と健康アワードの受賞者
食と健康アワード受賞・ノミネート商品
カモ井食品工業の「まるで タン塩」
「食と健康アワード2022」 カモ井食品「まるでタン塩」大賞
健康寿命延伸に資する、ドラッグストアで「売れている」、「売るべき」商品を応募して開催された「食と健康アワード2022」は、3年ぶりのリアル開催で、5回目の開催。ドラッグストアの特徴を活かせる分野として大きな関心を集めており、3部門(健康食品・一般食品部門、保健機能食品部門、素材・成分部門)で計157品のエントリーがあった。
大賞を受賞したカモ井食品工業の仲田正常務取締役開発部長は、「『まるでタン塩』は大豆たんぱくをタン塩のようにした商品。弊社は1985年から大豆たんぱくの商品を発売しており、研究を続けてきた。食感にも味にも自信があり、栄養価が高くて美味しい商品を作ることができた」とPRした。
表彰式に出席した田中浩幸事務総長は「食と健康」のテーマについて、「食と健康については今後も力を入れていく方針で、我々が取り組むべき重要な課題だと思っているが、現時点でその意思表示が店頭で十分にできているとは考えていない。病気には治療だけではなく、予防という役割が明確にあり、予防の領域で我々の役目が果たせると思っている。このテーマについては、今後も深掘りしていく」と食と健康を追求していく方針を示した。
東海漬物のブース
味の素のブース
ドラッグストア業界は、社会、地域、時代の変化に適応しながら、10兆円産業化を目指している。日本チェーンドラッグストア協会では、超高齢化・人口減少化社会への対応や社会的な役割構築とドラッグストアが地域社会に貢献し、進化成長するためのテーマを設定。今回のドラッグストアショーでも「進化成長するドラッグストア!」と題し、「SDGs推進活動」、「DGsの社会インフラ構築」、「薬事関連制度・健康食品関連制度の動向と課題」、「食と健康の実証実験報告」等について、セミナーやパネル展示を行い、多角的に紹介。各委員会活動も含め、ドラッグストアの取組や今後の方向性を広く深く発信した。
【主な本紙関連出展企業】
▼東海漬物、味の素グループ、タニタ、天長食品工業、森永乳業、養命酒製造、メロディアン、日本アクセス、加藤産業、ウエルシア薬局、スギ薬局、マツキヨココカラ&カンパニー、ツルハホールディングス
【2022(令和4)年9月1日第5104号1・7面】

株式会社食料新聞社
〒111-0053
東京都台東区浅草橋5-9-4 MSビル2F

TEL.03-5835-4919(ショクイク)
FAX.03-5835-4921
・食料新聞の発行
・広報、宣伝サービス
・書籍の出版
TOPへ戻る