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食料新聞デジタル2022年3月30日号

INDEX

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【INDEX】(26項目)
1.全日本漬物協同組合連合会
 ▼漬物グランプリ2022 応募総数106作品 銀賞以上確定の48品を最終審査
 〔banner ad 野崎漬物、秋本食品、菅野漬物食品〕
 ▼外国人技能試験 厚生労働省が初視察
 〔banner ad 中園久太郎商店、長谷川醸造、田丸屋本店〕
 ▼関西ブロックで漬物製造管理士試験
 ▼愛知で外国人技能試験
2.全国調理食品工業協同組合東日本ブロック会 研修会でD2C戦略学ぶ
 〔banner ad ミノカン、伊勢惣、谷口醸造、鳩屋〕
3.日本惣菜協会 “ロボットフレンドリー”な惣菜製造自動化
 〔banner ad 熊川食料工業、水溜食品、チヨダ〕
4.スズキヤ 「自家製うなぎ蒲焼きセット」をWEB販売
 〔banner ad 国城産業、ブンセン〕
5.ヤオコー 値引きシール変更 食品ロス削減を喚起
 〔banner ad 新進、長島漬物食品、五味商店〕
6.カスミ 美浦村で「移動スーパー」運行を開始
 〔banner ad 川津食品、厚生産業、有坂食品〕
7.コープデリ ウクライナ緊急支援募金 1億7000万円を日本ユニセフへ
 〔banner ad 前田食品工業、春月、山田酒造食品〕
8.国分 久世と資本業務提携 物流やノウハウ相互活用へ
 〔banner ad 山重、寿食品、十二堂えとや〕
9.日本アクセス 健康経営企業に選定 「ヘルシーACCESS2024」を推進
 〔banner ad 東乃匠、大平食品、長山フーズファクトリー〕
10.人事・機構・IR情報
 ▼サミット 機構改革、役員人事・一般人事
 ▼ヤオコー 人事異動
 ▼伊藤忠食品 役員人事
11.近鉄百貨店 大阪芸大と包括連携協定を締結
 〔banner ad 堺共同漬物、やまう、霧島農産〕
12.東海漬物 中京工場・中京物流センター竣工
 〔banner ad 関東農産、九州農産〕
13.フジッコ 価格改定 家庭用6月・業務用10月から
 〔banner ad 信濃食品、キョウショク〕
14.のうカフェ発酵教室「酒粕の魅力」 マルツ食品・鶴田専務が講演
 〔banner ad タカハシ、機設、クレオ〕
15.くら寿司 極みの逸品シリーズ「かにフェア」を開催
 〔banner ad 小沼水産、ファルベン、勝僖梅〕
16.株式会社FOOD & LIFE INNOVATIONS「杉玉」50店舗記念フェア
 〔banner ad 貝新物産、道本食品、つけもと〕
17.スシロー
 ▼「熱源熱中授業」開校 福岡、愛媛などで開催
 〔banner ad 上沖産業、大薗漬物店、福梅〕
 ▼「全国うまいもんめぐり」フェア開催
 〔banner ad サナス、神尾食品工業、タムラ食品〕
18.流通3団体 2月度実績 既存店は昨対100・9% 惣菜好調、恵方巻は高価格帯に伸び
 〔banner ad 上園食品、カカシ食研、オギハラ食品〕
19.日本チェーンストア協会 令和4年2月度販売統計 まん防で内食需要増 食料品販売は前年比104.4%
 〔banner ad 河野食品、中村産業、カメヤ食品〕
20.日本百貨店協会 月次報告2月 5か月ぶり前年比マイナス ECが店頭苦戦をカバー
 〔banner ad 東京にいたか屋、天塩、日本海水〕
21.日本フランチャイズチェーン協会 コンビニ調査2月 外出自粛で客数減 気温低く冬商材好調
 〔banner ad やまじょう、エムアンドアール、労働調査会〕
22.日本ショッピングセンター協会 販売統計調査2月度 「周辺地域」がまん防で痛手 売上伸長率▲4.4%
 〔banner ad 日本東泉、しんざき、宝化成〕
23.日本フードサービス協会 外食産業市場動向調査2月 オミクロン株影響甚大 売上高2019年比は84.5%
 〔banner ad 伊藤食品、やまへい、後藤漬物〕
24.食品需給研究センター 食品需給レポート2022年1月 漬物生産量2・7%増 その他漬物27・2%の大幅増
 〔banner ad 保土谷化学工業、マルワ、カネジュウ食品〕
25.タキイ種苗 2021年「野菜の総括」
 〔banner ad 雄勝野きむらや、伊那食品、マルハチ〕
26.【社告】プロが売りたい! 地域セレクション「三河佃煮工業協同組合」開設
 〔banner ad 三河佃煮工業協同組合〕
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日本惣菜協会 “ロボットフレンドリー”な惣菜製造自動化

惣菜盛付ロボットシステム
惣菜業界初、惣菜盛付工程へのロボット導入、現場実運用に成功
一般社団法人日本惣菜協会(平井浩一郎会長、東京都千代田区)は、2021年9月に、経済産業省が推進する「令和3年度革新的ロボット研究開発等基盤構築事業(※)」に事業の代表として採択され、15社の協力企業とともに、ロボットフレンドリー(ロボフレ)な環境構築とともに、ロボット・AI・量子コンピュータの実現場への導入を推進してきた。
人手不足対応や生産性向上、非接触化を実現すべく多くの産業分野でロボットの導入が期待されているが、その導入はまだまだ進んでいない。特に、惣菜製造工場においては、「盛付工程」に最も多くの人手が必要とされており、その工程の自動化は、喫緊の課題でありつつもこれまで長年にわたって実現できていない。
ロボットを導入するためには、ロボットが稼働しやすい環境、言わば、「ロボットフレンドリー(ロボフレ)な環境」の実現が欠かせないが、今般、ユーザー7社とベンダー8社がタッグを組んだ研究開発を通して、ロボットが盛り付けしやすいよう現場環境もしっかり考慮し、長年実現できなかった惣菜の盛付工程を自動化するロボットの現場導入に至った。また、量子コンピュータによる惣菜作業者シフト計算についても実用化に至った。
※「ロボットフレンドリーな環境の実現」にあたり組成された予算事業
■事業の背景
経済産業省では、人手不足が深刻化している、施設管理、小売、食品製造の3分野について、ロボットのリーディングユーザーを核に、システムインテグレーター等が集い、ロボフレな環境構築に向けた検討を行う場として、2019年11月に「ロボット実装モデル構築推進タスクフォース」(TF)を立ち上げ、その検討結果を2020年3月に取りまとめた。
食品製造分野においては、特に惣菜・お弁当などの中食の盛付工程は自動化の難易度が高く、現在、その工程の大半を人手で行っており、人手不足への対応、労働生産性向上、工場における三密(密閉・密集・密接)回避のためには、盛付工程を自動化し、無人化・省人化を目指すことが必要との結論に至った。
柔軟・不定形の食品を、迅速に見栄え良く盛り付けることは、ロボットにとって極めて難易度の高い作業であり、それをロボットで実現することとなれば、高度な技術を活用した高価格なものとなり現場実装が進まない。
そこで、ロボットにとって盛り付けしやすい盛付方法や、掴みやすい包装容器の在り方等、ロボットを導入しやすい環境、言わばロボフレな環境を構築することが必要であると考え、2021年9月、このロボフレを推進する事業に600社強の惣菜関連企業の会員を持つ日本惣菜協会が代表として選出され、惣菜盛付ロボットシステムの開発と現場導入、量子コンピュータによる惣菜作業者シフト計算の実用化開発を進めてきた。
マックスバリュ東海 現場導入事例
■惣菜業界初の惣菜盛付ロボットシステムのロボフレによる現場実導入
ロボフレ環境構築の加速のため、惣菜盛付ロボット開発経験を持つ㈱ア-ルティ(以下、RT)が参画、RTの惣菜盛付協働ロボットFoodlyを、ロボフレ環境を構築し、惣菜企業3社(㈱ヒライ、藤本食品㈱、イチビキ㈱)の現場に導入した。さらに、生産性を重視した産業用ロボットを使用した盛付ロボットシステムを、Team Cross FAのメンバー企業である㈱FAプロダクツ(以下、FA)、㈱オフィスエフエイ・コム、日本サポートシステム㈱、そして、食品ロボットシステムで実績の高いコネクテッドロボティクス㈱を中心に開発を進め、マックスバリュ東海㈱の惣菜製造工場の製造現場に2022年3月、実導入した。
また、将来、ロボフレ環境とともに惣菜盛付ロボットシステムを、多くの人に活用してもらうため、①FA等との導入・保守スキームの検討、②リース企業大手とリース・レンタルスキームの検討、③人材派遣会社ウィルオブ・ワークと連携しているRTとともにロボット派遣スキームの検討を進めた。
 
イチビキ
人型協働ロボット「Foodly」現場導入事例
ヒライ
 
藤本食品
AIによる注文量予測及び量子コンピュータによるシフト計算(イメージ)数万年かかる計算が10分で可能に
■惣菜業界初の量子コンピュータによる惣菜作業者シフト計算の実用化
更に、ロボフレの一環として、人とロボットが混在している状況下で惣菜を製造する場合において全体最適化を実現するため、AIによる注文量予測及び量子コンピュータによるシフト計算を行うモデルの開発を、最先端テクノロジー企業の㈱グルーヴノーツと、ユーザー企業として㈱グルメデリカ、㈱デリカスイト、㈱ニッセーデリカ、㈱ヒライ、マックスバリュ 東海㈱とともに進め、実用化に至った。
日本惣菜協会は、これらの成果を、同じ課題を持つ惣菜製造企業の人に使用してもらえるよう、また、惣菜製造企業が直面する更なる共通の課題に真摯に向き合い、One for all, All for one の精神で、志に共感頂くパートナー企業とともに、ロボフレ による課題解決実現を推進し、日本が直面する人手不足解消に貢献していく。

【プロジェクト参画企業(協力企業含)】(50 音順)
㈱アールティ
イチビキ㈱
㈱エクサウィザーズ
㈱FA プロダクツ(Team Cross FA)
㈱オフィスエフエイ・コム(Team Cross FA)
㈱グルーヴノーツ
㈱グルメデリカ
コネクテッドロボティクス㈱
㈱デリカスイト
㈱ニッセーデリカ
日本サポートシステム㈱(Team Cross FA)
㈱ヒライ
㈱ファミリーマート
藤本食品㈱
マックスバリュ東海㈱
【2022(令和4)年食料新聞デジタル3月30日号、4月1日号併載】

食料新聞電子版 「日本惣菜協会」

スズキヤ 「自家製うなぎ蒲焼きセット」をWEB販売

スズキヤ自家製うなぎ蒲焼きセット
ウナギ一筋50年の超一流職人
が作るこだわりの味わい
専属鰻職人が捌き、蒸し・焼きにこだわった自慢の味
株式会社スズキヤ(高城宏一社長、神奈川県逗子市)では店舗で人気を集めている国産うなぎ蒲焼を同社オンライン通販サイト「スズキヤ オンライン」にて販売している。
商品名は「スズキヤ自家製うなぎ蒲焼きセット」。自家製うなぎ蒲焼×3枚、肝串2本入×2袋、たれ5袋、山椒6袋がセットになった冷凍商品で、価格は送料込1万800円(税込)。「スズキヤ自家製うなぎ蒲焼き」は、同社専属鰻職人の掛水誠二氏が捌き、蒸し・焼きにこだわって作った自慢のうなぎ蒲焼。掛水氏は西麻布でウナギ屋の店長を務めるなど、ウナギ一筋50年の超一流職人。品質・鮮度にこだわった国産活鰻を厳選し、葉山南郷にあるスズキヤ自社工場において1匹1匹手でさばき、時間をかけて仕上げた秘伝のタレにつけて丁寧に手作りしている。強火で焼き上げたうなぎはパリッとした皮目、ふっくらした身、そして鼻に抜ける香ばしい香りが楽しめる。
同社は昨年、中村洋子会長が「カンブリア宮殿」に出演、その他にも様々なメディアに取り上げられている今話題のスーパーマーケット。「安全・安心・おいしい」をモットーに多彩な食材で食卓を演出している。
【2022(令和4)年食料新聞デジタル3月30日号】

スズキヤ オンライン

ヤオコー 値引きシールデザインを変更

株式会社ヤオコー(川野澄人社長、埼玉県川越市)は、地域社会の環境との共生を目指し、環境方針と目指す姿、目標を掲げている。
目指す姿「資源循環社会の実現」では、「食品廃棄ゼロ」を目標の一つとして取り組みをすすめている。
同社が販売する商品には、「販売保証日ルール」を設定しており、販売保証日(販売期限)までルールに基づく値下げを順次行い、可能な限り売り切っていく取り組みをしている。
今般、値下げ時の値引きシールについて、すぐに食べるものについては、賞味・消費期限が迫ったものから優先的に買上げてもらえるよう訴求し、客にも食品ロス削減に協力してもらうべく、デザインを変更する。
これまで同社は、「2分の1ルール」の導入等によるサプライチェーン全体での食品ロス削減の取組や、食品残渣をリサイクル肥料にし、ヤオコーファームで使用するリサイクルループ、コロナ下で埼玉県の生活困難なご家庭へのフードバンク活動など子ども支援を実施している。

<実施内容>
開始日:2022 年3 月26 日(土)より順次切り替え
実施店舗:ヤオコー全店
【2022(令和4)年食料新聞デジタル3月30日号】

ヤオコー HP

カスミ 美浦村で「移動スーパー」運行を開始

美浦村内を運行する軽車両の移動スーパー
株式会社カスミ(山本慎一郎社長、茨城県つくば市)は、日常の買い物に不便を感じている方々への買い物支援の取組として、2022年3月28日より、茨城県稲敷郡美浦村内で「移動スーパー」運行を開始した。
移動スーパーには、おにぎりや弁当をはじめ、野菜や魚・肉などの生鮮食品、牛乳やパンなど購買頻度の高い生活必需品約650品目を搭載。販売場所は、地域住民の要望と美浦村の協力のもと、46か所を選定した。このうち、1日9〜10か所を巡回して販売する。
カスミの移動スーパーは、軽車両を利用することで、客が車両に乗りこまずに買い物を楽しむことができ、足腰の弱い方にもやさしい移動スーパーとなっている。
同社では、2013年3月18日より茨城県つくば市で移動スーパーの運行を開始し、茨城県内12市3町1村、千葉県内9市2町、埼玉県内4市1町、栃木県内3市、合計車両41台での運行となる。
同社の移動スーパーが、地域住民に買い物を身近に、便利に、楽しいと感じていただける場の提供と、笑顔と元気を届けられるよう努めていく。
【2022(令和4)年食料新聞デジタル3月30日号】

カスミ HP

コープデリ ウクライナ緊急支援募金

1億7000万円を日本ユニセフへ
 コープデリ生活協同組合連合会(土屋敏夫理事長、埼玉県さいたま市)に加盟する会員6生協(コープみ
らい・いばらきコープ・とちぎコープ・コープぐんま・コープながの・コープデリにいがた)は3月3日(木)より、ウクライナで影響を受けている子どもとその家族を支援するため、コープデリの150店舗と宅配サービス、コーププラザ(組合員施設)で「ウクライナ緊急支援募金」を実施している。
 ウクライナ情勢が日々緊迫感を増していることから、一刻も早く必要な支援を届けられるよう、既に申込の募金のうち、1億7000 万円を3月中に日本ユニセフ協会「ウクライナ緊急募金」へ送金する。
【「ウクライナ緊急支援募金」の概要】
◆〈店舗・コーププラザ〉3月3日(木)~4月10日(日)まで(コーププラザは3月8日から)、店内・コーププラザに備え付けの募金箱・店内レジで、ポイントカードでの募金も承る。(1ポイント=1 円)※コープデリにいがたに店舗無し。コーププラザはコープみらいの施設。
◆〈宅配〉3月3日(木)~4月8日(金)まで(~4月2回注文まで)、宅配 OCR注文書で承る。※ECサイト「コープデリeフレンズ」でも受付。1口 100円および1000円の募金のほか、ポイント(1口10ポイント、100ポイントおよび全ポイント、1ポイント=1円)をお預かり。※預かった募金は「寄付金控除」の対象にはならない。
【2022(令和4)年食料新聞デジタル3月30日号】

コープデリ HP

国分グループ、久世が資本業務提携

物流やノウハウ相互活用へ
 株式会社久世(久世真也社長、東京都豊島区)と国分グループ本社株式会社(國分勘兵衛会長兼CEO、東京都中央区)は、2022年3月18日に、資本業務提携について合意したことを発表した。
【資本業務提携の目的】
 久世は、事業ミッションに『システムで 運ぶ、つくる、考える 頼れる食のパートナー』と掲げ、外食市場を中心に事業活動をしている。しかし、この度の新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、久世グループが事業活動の中心とする外食市場において、感染拡大抑止を目的に政府より緊急事態宣言やまん延防止等重点措置が発出され、営業時間の短縮要請や社会的行動への抑制が長期化し、久世の業績にも大きな影響が生じてきた。
 このような中、久世グループの財務基盤の強化を図るとともに、事業ミッションである「頼れる食のパートナー」として、顧客を中心とするステークホルダーから必要不可欠な存在となり、久世グループの独自性を発揮した永続的な成長に経営資源を集中させ、全社一丸となり取り組みを進めてきた。
 一方、国分は1712年創業の酒類・食品卸売企業である。同族経営で長期的な視点と価値観が久世と合致している。
 第11次長期経営計画では『「食のマーケティングカンパニー」として、食に関わるあらゆる事業者および生活者の真のニーズを主体的に捉えて、社内外の人々と融合した共創圏を構築・発展し、食の価値創造No.1企業となる』をビジョンとして掲げている。
 本提携により、経営資源を相互活用し、中長期的なビジョンを共有しながら業界発展に貢献すると同時に、両社グループの独自性や強みを更に成長させる事で企業価値の向上を図っていく。
【業務提携等の内容】
 ①久世が保有する国内業務用卸売事業に関する機能・ノウハウ等の経営資源と国分グループが保有する物流・販売網等の経営資源を相互活用する。
 ②久世は2022年3月期の定時株主総会において、国分が指名する取締役候補者1名を含む取締役選任議案を株主総会に上程する。
【資本提携の内容】
 久世は発行新株式数及び処分自己株式数の合計 924,945株(発行済株式総数の19.99%、1株当たり取得価額757円、取得価額約7億円)を国分に割り当て、国分が筆頭株主となる。
【2022(令和4)年食料新聞デジタル3月30日号】

国分グループ本社 HP
久世 HP

日本アクセス 健康経営優良法人に認定

 株式会社日本アクセス(佐々木淳一社長、東京都品川区)は3月9日、経済産業省と日本健康会議が共同で顕彰する「健康経営優良法人2022(大規模法人部門)」に認定された。
 同社は、2021年3月1日に「健康宣言」を発表。企業理念にある「健やかな食生活を支える」、「豊かな食生活を担う」使命を果たし、食を通じて広く社会に貢献していくためにも社員一人ひとりの健康が大切であるとの考えの下、社員が心身ともに健康で長く働き続けられるよう、様々な健康施策のもと健康経営の実現に取り組んでいる。
 今後も、社員一人ひとりがいきいきと働く喜びを感じることができる会社にするため、社員へのさらなる支援、働く環境づくりや健康増進に取り組み、豊かなワーク&ライフの実現を目指していく。
 また、健康宣言に基づく行動指針と健康経営推進体制のもと、経年データより課題を抽出し、「からだの健康」、「こころの健康」、「働く環境」ごとに目標値を定め、健康経営推進施策である「ヘルシーACCESS 2024」を掲げ積極的に推進している。
【2022(令和4)年食料新聞デジタル3月30日号】

日本アクセス HP

近鉄百貨店 大阪芸大と包括連携協定

吉田専務㊧と大阪芸大 塚本英邦副学長
地域活性化と人材育成目指す
 【大阪支社】株式会社近鉄百貨店(秋田拓士社長、大阪市阿倍野区)は3月25日、学校法人塚本学院大阪芸術大学(大阪府南河内郡河南町)と包括連携協定を締結した。同日には、あべのハルカスにて調印式が実施された。
 大阪芸術大学のプロュース力と近鉄百貨店の実践力を組み合わせた集客力の高いイベントを開催することにより、大阪を中心に関西の地域活性化を目指す。
 また、百貨店内のイベントへの学生の積極的な参画や、チラシやポスターのデザインを依頼することなどにより、授業の範囲を超えた経験を提供し、人材育成を図るとともに、学生ならではの従来とは異なるイメージの訴求で次世代の集客を目指していく。
 さらに学生の多彩なアート力を訴求する場として、4月1日からは、あべのハルカス近鉄本店ウイング館3階
にサブカルチャー発信拠点である「アベノラクバス」をオープンする。
 調印式を執り行った近鉄百貨店の吉田茂専務は「あらゆる分野で大阪芸大の力を借りることになる。食品パッケージのデザインなども視野に入れている。芸大らしい従来の枠に囚われない提案が出てくると思う」と見通しを語る。
 また販売推進部部長の岡田祐一氏は「当社だけでなく南大阪エリア全体の活性化へ向けて協力していく。大阪芸大は最新技術も取り入れられている。大阪・関西万博へ向け、仮想空間の活用など当社だけでは困難な表現方法にも期待したい」と話した。
【2022(令和4)年食料新聞デジタル3月30日号】

近鉄百貨店 HP
大阪芸術大学 HP

東海漬物 中京工場・中京物流センター竣工

4月1日より稼働開始
東海漬物株式会社(永井英朗社長、愛知県豊橋市)は3月、愛知県一宮市に新工場および新物流センターを竣工し、4月1日より稼働を開始する。
中京工場は、中部エリアの基幹的な浅漬製造拠点として、多品種並行生産や新たな製造技術に対応するためのスペースを確保し、HACCP対応の陽圧低温管理工場となっている。
中京物流センターはピッキング効率を重視し、物流機能を活用できる箱詰め、出荷、クレート保管場所を確保した物流拠点となる。

【工場の概要】
名称:東海漬物株式会社 中京工場
所在地:愛知県一宮市明地金屋敷30番地
敷地面積:9383.73㎡
建屋概要:鉄骨2階造
延床面積:4389.29㎡
◆主な生産品目
浅漬製品、こくうま熟うま辛キムチ(320g、200g)
【2022(令和4)年食料新聞デジタル3月30日号、4月1日号併載】


フジッコ 諸コスト高騰で価格改定

家庭用6月・業務用10月から
 フジッコ株式会社(福井正一社長、神戸市中央区)は、3月22日、製品の一部において価格改定及び規格変更を実施することを発表した。
 実施内容は、家庭用は6月1日より、昆布製品で3~5%、豆製品で2~4%、惣菜製品で5~8%の値上げ。また業務用は10月1日より、昆布製品で3~10%、豆製品で3~10%、惣菜製品で5~8%の値上げを実施する。
 同社は価格改定の背景について「昨今、弊社製品で使用する原材料、包装資材の価格が高騰していることに加え、原油価格高騰などの複合的要因から物流費、エネルギー費等の経費も上昇しております。そのような厳しい環境の中、弊社では、このコストアップを吸収すべく、生産、物流の合理化や効率化、経費削減を図ってまいりましたが、企業努力で吸収できる範囲を超える事態となっております。つきましては、安心、安全かつ、より価値のある製品をお客様へお届けするため、価格改定及び規格変更をさせていただきます」としている。家庭用6月・業務用10月から
 フジッコ株式会社(福井正一社長、神戸市中央区)は、3月22日、製品の一部において価格改定及び規格変更を実施することを発表した。
 実施内容は、家庭用は6月1日より、昆布製品で3~5%、豆製品で2~4%、惣菜製品で5~8%の値上げ。また業務用は10月1日より、昆布製品で3~10%、豆製品で3~10%、惣菜製品で5~8%の値上げを実施する。
 同社は価格改定の背景について「昨今、弊社製品で使用する原材料、包装資材の価格が高騰していることに加え、原油価格高騰などの複合的要因から物流費、エネルギー費等の経費も上昇しております。そのような厳しい環境の中、弊社では、このコストアップを吸収すべく、生産、物流の合理化や効率化、経費削減を図ってまいりましたが、企業努力で吸収できる範囲を超える事態となっております。つきましては、安心、安全かつ、より価値のある製品をお客様へお届けするため、価格改定及び規格変更をさせていただきます」としている。

くら寿司 今期3回目のかにフェア

極上かに玉手箱
本ズワイガニ2種盛り軍艦
新商品「極上かに玉手箱」も登場
 【大阪支社】くら寿司株式会社(田中邦彦社長、大阪府堺市)は、「ボイル本ズワイガニ(一貫)」や「本ズワイガニ 二種盛り軍艦」、「カニ爪天タルタル」に加え、「極みの逸品シリーズ」の新商品として『極上かに玉手箱』を提供する「かに」フェアを3月25日(金)から期間限定で開催している。
 同社では、主にカナダなどの栄養素豊富な冷たい海で獲れたカニを使用。長年
付き合いのある取引先から独自のルートで仕入れることで、リーズナブルな価格を維持したまま、安定的に品質の良い商品の提供を実現している。
 この度、今期3回目となる「かに」フェアを開催し、「ボイル本ズワイガニ(1貫)」は、水揚げ後すぐに茹でるなど、特別な加工方法で旨味を凝縮させた本ズワイガニの身をまるごと一本使用。本ズワイガニのジューシーな味わいと、溢れ出る旨味を堪能でき、食べ応えも抜群だ。また、ぎっしりと身が詰まったボイル本ズワイガニのフレークと、濃厚な甘みが味わえる生本ズワイガニの2種を1皿で楽しめる「本ズワイガニ 2種盛り軍艦」も登場。
 さらに、アメリカで人気のジョナクラブのカニ爪を使用し、トッピングしたタルタルソースとも相性の良い、出汁の効いた醤油ベースのたれで下味をつけた「カニ爪天タルタル」も登場。店内で注文が入ってから揚げるため、いつでも熱々でサクッとした食感を楽しめる。
 加えて、『極みの逸品シリーズ』の新商品として、カニの甲羅に、シャリ、カニフレーク、カニ棒肉をふんだんに盛り付けた、カニ好きにはたまらない「極上かに玉手箱」も登場する。
貴重な食材がリーズナブルな価格で楽しめる、この機会にぜひご賞味を。
【2022(令和4)年食料新聞デジタル3月30日号】

くら寿司 HP

FOOD&LIFE INNOVATIONS 杉玉50店舗目オープン

50店舗目キャンペーン
3日間限定キャンペーン
 株式会社FOOD&LIFE INNOVATIONS(木下嘉人、東京都千代田区)は、2月9日(水)に50店舗目となる「鮨 酒 肴 杉玉 西中島南方」を大阪府大阪市に出店した。これに伴い感謝の思いを込めて3月22日(火)より、3日間限定で『杉玉50店舗記念祭』を開催した。
 期間中は、「大とろ」を1貫299円(税込329円)のまま〝50%増量〟の大切りで提供。まぐろの王様である本まぐろを使用し、大切りにした大とろの甘みのある脂を存分に楽しめる逸品だ。
 また、1日20食限定の「海鮮てんこ盛りマウンテン」は、大とろ、イクラ、蟹、赤海老、サーモンなど8種類のネタがこれでもかと山のように盛り付けられた、見ごたえも食べごえもあるスペシャルメニュー。50店舗にちなんで、特別価格500円(税込550円)で提供した。
 そして、期間中に店内で飲食の利用客全員は、ハズレなしの「杉玉くじ」を楽しめる。1等は「お会計から最大50%OFFチケット」や、2等以下でも「おまかせにぎり10貫で50円チケット」、「大とろ1貫50円チケット」など、お得に杉玉を楽しめる賞品を用意した。
【2022(令和4)年食料新聞デジタル3月30日号】

杉玉 HP

スシロー

熱源熱中授業 福岡、愛媛などで開催 

熱源熱中授業
 株式会社あきんどスシロー(堀江陽社長、大阪府吹田市)は、日本財団の「海と日本プロジェクト」の一環である「熱源プロジェクト」の取組に賛同し、子どもたちが「うまいすし」を通じて食と海の未来を学ぶ、海の特別授業「熱源熱中授業」を、3月23日(水)に開校した。
 同授業は、スシローの店舗を教室とし、子どもたちが大好きなおすしを通じて食と海について考え、自分たちが海にできることは何か、考える機会をつくり、「熱源」の次世代のリーダーの育成を目指す。熱源とは、ふるさとの海を知り豊かで美しい海を未来へ繋げる「熱い」想いをもち、社会を変えるムーブメントの「源」となる人材を表す。
 「ふるさとの海を知り尽くした海の先生」と、店舗で日々魚を取り扱うスシローの社員が先生を務め、長野県での授業を皮切りに、福岡県、静岡県、島根県、愛媛県、滋賀県にて開催する。
 【開催スケジュール】▼長野県:3月23日(水)スシロー長野若宮店▼福岡県:3月29日(火)スシロー博多駅南店▼静岡県:3月31日(木)スシロー東静岡店▼島根県:4月1日(金)スシロー出雲小山店▼愛媛県:4月5日(火)スシロー松山衣山店▼滋賀県:4月6日(水)スシロー栗東小柿店

全国うまいもんめぐり 「馬刺し食べ比べ」リニューアル

筋子納豆軍艦
 株式会社あきんどスシロー(堀江陽社長、大阪府吹田市)は、3月23日(水)より、北海道から九州まで日本全国のご当地食材やご当地ネタが大集合する、『全国うまいもんめぐり』を全国のスシローにて期間限定で開催する。
 『全国うまいもんめぐり』は、日本全国のご当地食材やご当地ネタが一堂に会するスシローでも大人気のフェア。本フェアの注目商品は、熊本名物「馬刺し食べ比べ」で、あっと驚く意外なご当地名物をスシロー流にアレンジした商品だ。過去に販売していた「馬刺し食べ比べ」は、馬刺しを赤身、とろ、ねぎとろで食べ比べできる一皿だった。今回は、赤身はガーリック醤油炙りに、ねぎとろはフライドガーリックとねぎを合わせた細巻に、さらに希少なとろも加えた贅沢な一皿に仕上げた。
 他にも、しっかりと塩味を利かせた筋子ときゅうりのさわやかな風味が絶妙なバランスで、赤と緑の断面も美しくおつまみにも最適な宮城発祥の「マンボ巻(塩筋子・きゅうり)」や、青森でよく食べられる筋子と納豆の組み合わせを軍艦に仕立てた「筋子納豆軍艦」等を用意した。
 また、北海道のいくらや富山の白えび等のご当地食材を使用した商品や、サイドメニューでも新宿で人気の塩ラーメン専門店『麺屋海神』とのコラボ商品、北九州で有名な『鶏の北湘』監修のからあげ等が登場する。
 さらに、脂のり抜群の天然本鮪を使った「天然本鮪ねぎとろ」を、100円(税込110円)で提供する。


馬刺し食べ比べ
【2022(令和4)年食料新聞デジタル3月30日号】
あきんどスシロー HP

日本チェーンストア協会 令和4年2月度販売統計

日本チェーンストア協会(小川信行会長)は3月24日、令和4年2月度チェーンストア販売統計を発表した。
日本チェーンストア協会https://www.jcsa.gr.jp/

日本百貨店協会 月次報告2月

お問い合わせは、日本百貨店協会 橘・長柴 まで
TEL 03-3272-1666 ホームページアドレス http://www.depart.or.jp

日本フランチャイズチェーン協会 コンビニ調査2月

日本フランチャイズチェーン協会 https://www.jfa-fc.or.jp/

日本ショッピングセンター協会 販売統計調査2月度

◎36都道府県がまん延防止等重点措置下での営業となった2月度は、既存SC売上高の前年同月比伸長率は総合で▲4.4%と前月(前年同月比+11.0%)から一転マイナスとなった。

◎前年も緊急事態宣言下の営業ではあったが、宣言等の対象地域が前年の11都府県に対し本年は36都道府県と広範囲にわたったことで、周辺地域(同▲6.0%)での来館者数の落ち込みが大きく、前年を下回る結果となった。2019年比でも▲18.8%と前月からさらに0.8ポイント減となった。

◎テナントは、前年同月比伸長率▲4.9%となった。特に、前年通常営業ができた地域のSCでは、まん延防止等重点措置発出に伴う営業時間短縮によりディナータイムの売上の落ち込みが大きかった。また、物販も、全国的に気温が低く推移したこともあり、春物商材の動きが低調だった。

◎キーテナントは、前年同月比伸長率▲2.4%となった。中心地域は同+2.9%と前年を上回った一方で、周辺地域では前年と比較して来館者数の減少が郊外立地のGMSを中心にみられ、同▲3.3%と前年を下回った。

日本フードサービス協会 外食産業市場動向調査2月

一般社団法人日本フードサービス協会 http://www.jfnet.or.jp/

食品需給研究センター 食品需給レポート2022年1月

漬物生産量2・7%増  その他漬物27・2%の大幅増
一般社団法人食品需給研究センター(白須敏朗理事長)では、令和4年1月の「食品需給レポート」を発表した。
【加工食品の物価及び生産・販売動向】
◎卸売業と小売業の販売動向=食料・飲料卸売業の販売額指数は103・3で、対前年同月比▲0・2%減少した。飲食料品小売業の販売額指数は104・0で、同0・7%増加した。
◎スーパー(SM)、コンビニエンスストア(CVS)、百貨店の加工食品の販売動向=SMは128・1で対前年同月比▲0・3%減少、CVSは100・5で0・8%増加、百貨店は69・3で6・9%増加した。
◎飲食料品の企業物価指数は106・5で、前年比3・4%上昇。消費者物価指数(食料〔生鮮食品を除く〕)は同101・2で、前年比1・3%上昇した。
【食品製造業の生産動向】
◎農産食料品=野菜・果実漬物の生産量は、対前年同月比2・7%と増加した。これは、醤油漬類(▲0・2%)は前年並みだったものの、塩漬類(5・3%)、酢漬類(8・9%)、浅漬類(2・0%)、糠漬類(1・5%)、粕漬類(10・9%)、みそ漬類(8・2%)及びその他の漬物(27・2%)が増加したことによる。
◎製穀粉・同加工品=上新粉の生産量は24・6%と大幅に増加。一方、新規米粉の生産量は▲1・0%と減少した。食パンの小麦粉使用料は▲8・3%と減少した。
生めん類の小麦粉使用量は、対前年同月比▲0・1%と前年並み。これは、中華めん(生、ゆで)及び日本そば(ゆで)は増加したものの、うどん(ゆで)、中華めん(蒸し、餃子等皮類)及び日本そば(生)が減少したことによる。
即席めん類のうち、袋めんの小麦粉使用料は▲21・7%と大幅に減少。一方、カップ麺は4・9%とやや増加した。
◎調味料=味噌の1月の生産量は、2・2%と増加。これは、麦みそは減少したものの、米みそ、豆みそ及び調合みそが増加したことによる。醤油の12月の生産量は、1・2%とわずかに増加した。
◎調理食品=無菌包装米飯の1月の生産量は、▲0・3%と前年並み。冷凍米飯は1・5%と増加した。
食品需給研究センター HP

三河佃煮工業協同組合

三河佃煮工業協同組合の各社が製造する様々な佃煮
三河佃煮工業協同組合(小林利生代表理事)は全国有数の佃煮産地として知られる愛知県豊橋市・豊川市(東三河エリア)の佃煮メーカーにより組織される団体。組合員各社がこだわりをもって製造する佃煮は、全国の食卓で親しまれている。
詳しくは、こちらから → 「プロが売りたい! 地域セレクション 三河佃煮工業協同組合」
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