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食料新聞デジタル2021年6月30日号

INDEX

※項目名のクリックで記事へ移動します。表示までタイムラグがある場合もございますので、何卒ご了承ください。
※〔 〕内はバナー広告掲載企業。
 
【INDEX】(20項目)
 〔長山フーズファクトリー、サナス〕
 〔新進、水溜食品〕
3.三井食品(東京都)
 〔谷口醸造、長島漬物食品〕
 〔山重、九州農産〕
 〔長谷川醸造、大薗漬物店〕
6.エバラ食品工業 決算は増収増益・新役員を発表
 〔中園久太郎商店、チヨダ〕
 〔前田食品工業、川津食品〕
 〔信濃食品、機設〕
 〔野崎漬物、秋本食品〕
 〔上園食品、ファルベン〕
13.6月29日「佃煮の日」
 〔宝化成、日本東泉〕
 ・【「佃煮の日」と桑名の関わりについての資料】(資料提供:貝新物産株式会社)
 〔五味商店、オギハラ食品〕
 〔大平食品、菅野漬物食品〕
 〔霧島農産、中村産業〕

新進(東京都)「国産野菜シリーズ」を刷新

株式会社新進(籠島正雄社長、東京都千代田区)では、主力の漬物製品「国産野菜シリーズ」をリニューアル発売する。さらなる減塩化や色調等の改良に加え、売り場で分かりやすく選びやすさを重視したパッケージへの変更で、お客様に強くアピールする。新進では、国産と減塩にこだわった同シリーズの、食卓への提案をさらに進めていく。
 
■開発の背景
直近10年間の食の3大志向の1位は健康志向といわれ(日本政策金融公庫2020年)中でも塩分摂取過多については、中食、外食の利用が増えている昨今、家庭で食塩を減らすことは困難になりつつあり、加工食品の塩分を減らすことが日本人の食塩摂取量減少につながると考えられている。新進での商品減塩化への取り組みは 2007年に低塩シリーズのお漬物(福神漬等)を発売したことに始まり、その後、生活者の健康志向の高まりに応え、「健菜生活塩分オフ漬物シリーズ」(きゅうり漬、しば漬、高菜漬)を発売。このシリーズ3品が適正で美味しい減塩食品の普及を目的とした「減塩食品リスト」(日本高血圧学会HPにて)へ掲載された。
「国産野菜シリーズ」は2005年、当時の輸入食品への懸念から、食の安全安心を求める生活者のニーズをもとに、原材料をすべて国産の野菜を使用したお漬物シリーズとして「カレー福神漬」、「パリキュー(胡瓜漬)」、「ごぼう風味」の販売を開始した。 並行して進んでいた減塩志向の商品開発の流れのなか、この「国産野菜シリーズ」と「健菜生活塩分オフ漬物シリーズ」は2014年に統合され、「国産野菜シリーズ」(パリキュー、しば漬、からし高菜)としてリニューアル発売された。その後、シリーズ商品として新たに「国産野菜無着色福神漬 減塩」を発売。さらに「国産野菜カレー福神漬」も減塩化してリニューアルされ、2016年には第2回JSH減塩食品アワード(※)で金賞を受賞し、今日まで順調に売り上げを伸ばし続けている 。
現在、国産野菜シリーズは「つぼ漬」「さくら漬」、「さわやかゆず大根」を加えて8アイテムとなり、その内、減塩を強調した商品はこのたび減塩化してリニューアル発売する「国産野菜つぼ漬」を含め6アイテムとなった。
(※)日本高血圧学会減塩委員会では、2013年より、高血圧患者の方や減塩を考えている方々のために、「食塩含有量の少ない食品(JSH減塩食品リスト)」の紹介を行なっている。(現在新進では福神漬製品など7品が掲載)「JSH減塩食品アワード」は、そのリストに掲載された製品のうち、減塩化の推進に特に優れた成果を上げた製品について表彰するもの。
 
■国産野菜シリーズ開発のコンセプト
・国産野菜シリーズ減塩商品は、 お漬物としての しっかりとした味わいは変えずに減塩した商品として開発された。減塩を考えている方や血圧が気になる方にも、食塩含有量の少ない食品として毎日の食卓で美味しく食べられる商品に仕上げている。いつもの漬物を国産野菜シリーズ減塩商品に切り替えることで、食べる量を変えることなく、自然に塩分摂取を抑えることができる。
・食の安心安全への要求が高まるなか、原材料に信頼ができる国産野菜だけを使用した。
国産野菜シリーズは昔ながらの深みのある味は継承しつつ、おいしさと健康を考えて仕上げた、生活者の皆様に自信を持ってお勧めできるアイテムを揃えている。
 
■リニューアルの概要
▽パッケージの変更(全8アイテム):商品の視認性をアップした。①商品名を大きく読みやすく。②盛付写真のシズル感をアップ。③背景デザインで和風強調。
▽商品内容の変更点:
 ●国産野菜無着色福神漬 減塩
 ・さらに減塩 塩分35%カット、・明るい色合いに色調変更、・白うりを追加し、8種類の国産野菜を使用
 ●国産野菜つぼ漬 減塩
 ・塩分25%カットに
 ・明るい色調に
 ・内容量:90g
 ●国産野菜からし高菜 減塩
 ・赤みを抑えた自然な色調に
 ・カットサイズを変更し、食べやすさと食感を改善
▽リニューアル時期:2021年6月下旬(※商品によって多少前後する)
 
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【食料新聞デジタル2021(令和3)年6月30日号、7月1日号併載】
 

三井食品(東京都)フードショー2021

三井食品フードショー2021
「発見!古き良き食のチカラ」コーナー
「原点回帰!見直そう米文化 日本のチカラ」コーナー
“発見!新しい日常と食のチカラ”
三井食品株式会社(柴田幸介社長、東京都中央区)は、「三井食品フードショー2021」を6月16~17日にパシフィコ横浜で開催した。
テーマは“発見!新しい日常と食のチカラ”。新型コロナウイルス感染症拡大により、これまでの生活が大きく変化するなか、新しい日常から生まれた、“食”のちょっとした工夫や新しい発見を紹介した。
会場内は日配、加工食品、酒類など9つのカテゴリーに分けられ、各ゾーンでは巣ごもり消費、健康志向、防災対策、デジタルマーケティングなど現在のニーズに沿った様々な企画の提案が行われた。出展社は381社、2日間の来場者は2300人。
今回、会場内で目立ったのが地域商材の提案。「にっぽん元気マーケット」コーナーでは、北海道から九州まで131社が自慢の地域商材を紹介した。また三井食品グループの食品卸売企業である藤徳物産では「岡山の魅力」、永井商店では「飛騨高山の魅力」コーナーを展開、赤かぶ漬や漬物ステーキなど飛騨高山特産の地域商材が前面に並んだ。
会場内では、巣ごもり消費や健康志向の高まりにより需要が拡大しているご飯のお供や発酵食品の提案も積極的に行われた。「原点回帰!見直そう米文化 日本のチカラ」コーナーでは、全国から厳選したふりかけ商品などご飯のお供を紹介。「発見!古き良き食のチカラ」コーナーでは「発酵」「食物繊維」というキーワードに注目し、ぬかどこ、常温流通可能な漬物、乾燥こうじ、黒酢、おからなどの展示が行われた。
また各社ブースでは甘酒製品も充実。「抹茶あま酒」「豆乳あま酒」(伊豆フェルメンテ)、「甘酒おしるこ」(井村屋)、「発酵甘酒」(万田発酵)など従来の甘酒製品にプラスアルファの要素を加えた新商品が展示された。
「シニア市場“安全・安心”お食事サポート」コーナーでは、北洋本多フーズが凍結含浸法により製造する冷凍やわらか弁当を提案した。
【2021(令和3)年6月21日号、食料新聞デジタル6月30日号再掲】
(五十音順)
伊賀越
伊豆フェルメンテ
井村屋
ヴィルタス
菊池食品工業
熊野の里
桑名園本店
国城産業
竹内農産
佃食品
 
永井商店
フジッコ
藤徳物産
北洋本多フーズ
まるほ食品
マルヤマ食品
万田発酵
盛田
八島食品
ヤマモト食品

三井食品 2021年3月期決算発表

廃棄ロス削減は前年比48%達成
三井食品株式会社(柴田幸介社長、東京都中央区)は6月23日、2021年3月期決算発表を行った。
売上高7857億円(前期比95・8%)、経常利益16億円(前期比77・3%)、経常利益率0・20%(前期比▲0・05%)、当期純利益12・9%(前期比82・5%)となった。
2022年3月期事業計画としては、2022年3月期の期首より「収益認識に関する会計基準」等を適用し売上高影響額が1,060億円減となり、売上高6748億円、経常利益13・1%(前期比81・9%)、経常利益率0・19%、当期純利益は10億円(前期比80・1%)を見込んでいる。
来期に向けて取り組むテーマで「消費行動の変化」「環境意識の高まり(SDGs)」「デジタル化の進展」などがあり、それらの機会を迅速に捉え、変化へ柔軟に対応していく。廃棄ロス削減の取組みを強化しており、すでに今期には前年比48%削減を達成している。
中期経営計画2023年では、3年間で最終的にIT投資を40~50億円、物流投資を1190億円行う。物流投資先で、今年9月稼働予定の大阪府交野市「三井食品近畿統合物流センター(約25120坪、地上5階建て)」、2023年に千葉県流山で開設予定のセンター、2024年に東京都新木場で開設予定のセンターを新設することで、首都圏・関西圏ともに物流の効率化を図る。

東海漬物「2021夏季こくうまプロモーション」

こくうまキムチ200g(夏仕様パッケージ)
こくうまキムチ320g(夏仕様パッケージ)
こくうまキムチ200g+20g増量
こくうまキムチ320g+20g増量
東海漬物株式会社(永井英朗社長、愛知県豊橋市)は、7月から8月にかけて、「2021夏季こくうまプロモーション」を実施する。
今年も夏白菜の一大産地である長野県産の白菜を100%使用し、夏ならではのこくうまの美味しさを期間限定、数量限定ながら全国の消費者に届ける。
7月前半(7月1日より約2週間)は+20gの増量セールを実施する。そして、そのあとも長野県のすばらしい白菜産地風景を入れた店頭でも際立つ夏仕様パッケージで8月下旬まで店頭展開を図る。
また、同社のCMキャラクターである笑福亭鶴瓶さんを使用した店頭販促ツール等で、店頭を盛り上げ、キムチ売場の活性化を図る。
【企画の概要】
◆実施期間 7月‐8月下旬
◆実施形式 7月前半は+20g増量した夏仕様特別パッケージで販売。その後は増量なしの夏仕様パッケージで8月下旬まで展開
◆実施地域 全国
◆対象商品 こくうまキムチ320g、こくうまキムチ200gの合計2品
◆生産期間① 7月1日~7月15日頃(販売計画数量を達成次第生産終了)※天候不順などの原料事情により、生産期間の調整を行う場合がある
◆生産期間② 7月16日頃~8月下旬(販売計画数量を達成次第生産終了)※天候不順などの原料事情により、生産期間の調整を行う場合がある
【2021(令和3)年6月11日第5060号7面】
 
 

天塩(東京都) 梅干しフォトコンテスト

赤穂の天塩
6月28日よりインスタで実施
株式会社天塩(鈴木恵社長、東京都新宿区)は、6月28日より、豪華キッチン家電が当たる「夏の天塩梅干し Instagramフォトコンテスト」を実施する。
梅干しを漬ける時に欠かせない「赤穂の天塩」は、梅の水上りが早いので初心者でも失敗しにくく、出来上がった梅干しをまろやかな味わいにする。梅や梅干しの写真を投稿し、「#天塩梅干し」を付けてInstagramのフォトコンテストに応募した人の中から厳選して合計25名に、豪華キッチン家電をプレゼントする。
 
<夏の天塩梅干し Instagramフォトコンテスト 概要>
■キャンペーン期間
2021年6月28日(月)~2021年8月1日(日)23:59
■プレゼント内容
・ゴールドグランプリ 1名:バルミューダ製 オーブンレンジ
・シルバーグランプリ 1名:バルミューダ製 トースター
・アマシオ グランプリ 3名:バルミューダ製 ケトル
・グッドファイト グランプリ 20名:学校給食シリーズ お試しセット(スタミナ納豆の素1袋 鶏肉のレモン漬けのたれ2袋)
■応募方法
天塩スタジオ赤穂 公式アカウント「@amashiostudio_ako」をフォロー。梅・梅干しに関する写真を撮影。「#天塩梅干し」を付けて写真を投稿。
■当選発表
2021年8月中旬~8月下旬に、天塩スタジオ赤穂InstagramのDMにて発表。
※詳細はキャンペーンサイト参照 →こちらから

また、天塩公式サイトでは、3Stepでジッパー付きの保存袋で簡単に作れる「梅の袋漬け」や「塩梅の良い梅干し」のレシピを公開している。「梅の袋漬け」は、特別な道具を使わずに、1kg単位で気軽に、初めてでも失敗なく作れる。天塩公式YouTubeチャンネルでは、動画でもレシピを公開中。
梅の袋漬け
塩梅の良い梅干
YouTube公式チャンネル
【2021(令和3)年食料新聞デジタル6月30日号・7月1日号併載】
 
投稿例

エバラ食品工業(神奈川県)2021年3月期決算と新役員発表

家庭用商品好調で増収増益
エバラ食品工業株式会社(森村剛士社長、神奈川県横浜市)は5月24日、2021年3月期決算を発表した。売上高は513億3400万円(前期比0・2%増)、営業利益は36億2700万円(前期比57・0%増)と増収増益となった。 巣ごもり消費による購買機会の増加により家庭用商品が好調に推移、商品構成の変化や経費の未使用等も影響した。
食品事業における家庭用商品では、肉まわり調味料群の『黄金の味』が新たなフレーバーを展開、さわやか檸檬や旨にんにくをフックとして、甘口、中辛、辛口といった既存ラインナップの露出強化につなげた結果、前期比7億1800万円の増収。
また『なべしゃぶ』『プチッと鍋』の鍋物調味料群は、前期比18億9000万円の増収、売上伸長が最も大きかったセグメントとなった。両商品ともコロナ禍において家事の負担が増加する中、食材の準備や調理の簡便性が消費者からの支持を得た。
野菜まわり調味料群は、第2四半期において、野菜価格が高値であったことにより『浅漬けの素』が低調に推移し、前期比1億5800万円の減収となった。
その他群では、『プチッとうどん』が調理の手軽さを訴求したテレビCМを通じて、第1四半期を中心に大きく売上を伸ばしたが、チルド商品の販売移管に伴う売上の減少のカバーには至らず、前期比2億1500万円の減収で着地した。 一方、食品事業における業務用商品は、コロナ禍の影響により肉まわり、スープ、その他全てのセグメントにおいて前期比7割前後の推移となった。業務用商品全体では前期比で21億8800万円の大幅減収となった。
なお2022年3月期の業績見通しについては、新収益認識基準適用の影響などにより、売上高413億4000万円、営業利益は17億8100万円としている。
森村社長
新役員を発表
エバラ食品工業は、6月25日開催の定時株主総会及び取締役会にて選出された役員を発表した。 
新役員は次のとおり(◎=新任)。
代表取締役社長:森村剛士、代表取締役副社長(社長補佐及び特命担当):髙井孝佳、専務取締役(経営統括部門及びSCM部門担当):吉田泰弘◎、取締役(コミュニケーション部門、品質保証部及びお客様相談室担当兼コミュニケーション本部長):半田正之、取締役(クリエイティブ部門及び製造部門担当):半沢尚人、取締役(営業部門担当):近藤康弘◎、取締役:赤堀博美、取締役:菅野豊、常勤監査役:金谷浩史、監査役:小田嶋清治、監査役:青戸理成。なお、取締役の半田正之は7月1日よりコミュニケーション部門品質保証部及びお客様相談室担当となる。
以上敬称略。
【2021(令和3)年7月1日第5062号2,9面、食料新聞デジタル6月30日号併載】
 

クイーンズ伊勢丹 無印良品 港南台バーズ店を開店

「食と農」をテーマにオープン
三越伊勢丹のグループ会社で、首都圏を中心に17店舗のスーパーマーケット(クイーンズ伊勢丹)を運営する株式会社エムアイフードスタイル(雨宮隆一社長、東京都新宿区)は、JR港南台駅前の港南台バーズ(横浜市港南区)地下1階に、「クイーンズ伊勢丹 無印良品 港南台バーズ店」を株式会社良品計画(松﨑曉社長、東京都豊島区)と協業で5月14日にオープンした。
4月22日に先行オープンした無印良品港南台バーズの「食の大型専門売場」としてオープンする。「無印良品 港南台バーズ」は、関東地域の無印良品では初となる「食と農」をテーマとした大型旗艦店だ。なかでもクイーンズ伊勢丹は、無印良品との協業により都市生活から遠い存在である生産者と利用客とをつなぐ場をめざしている。また、地域のメーカーや農家の商品を積極的に取扱い、地元に根付いた売り場づくりを行っていく。
日配では逗子「栃木屋」の豆腐・揚げ、伊勢原市の3酪農家のみの原乳を使用した「いせはら地ミルク」、菓子では神奈川銘菓の「ありあけ」、惣菜では足柄牛を使用したハンバーグやお弁当といった地元の商品を販売する。
青果品では、「苅部農園」の朝採れ野菜や、「永島農園」のシイタケ、「湘南きゅうり園」の多品種の珍しい胡瓜など地元で育った野菜を販売、畜産品では地産地消をテーマに、「かながわの名産100選」にも選ばれた「足柄牛」等を販売する。
ドライグロサリーでは、「葉山珈琲パッパニーニョ」のコーヒー、「茶未来」のお茶、「岩井の胡麻油」の胡麻油、「豊国屋」の津久井在来大豆といった、神奈川県に根付いた商品を取り揃える。
お酒では、神奈川県からサンクトガーレン、湘南ビール、鎌倉ビール、横浜ビール等の「クラフトビール」、日本酒では泉橋酒造の「いづみ橋」、大矢孝酒造の「昇竜蓬莱、残草蓬莱」をはじめとする、全国各地の銘酒、ワインではバイヤーがフランスやイタリアから直接買い付けた独自性のある商品を販売する。
【「クイーンズ伊勢丹 無印良品 港南台バーズ店」の概要】
▼店舗名称:クイーンズ伊勢丹 無印良品 港南台バーズ店
▼所在地:神奈川県横浜市港南区港南台3―1―3港南台バーズ B1F
▼電話番号:045―330―4600
 

イオンモール 7月に宮城、石川で店舗オープン

イオンモール新利府北館(宮城県)のイメージ図
イオンモール新利府北館(宮城県)
イオンモール株式会社(岩村康次社長、千葉県千葉市)が宮城県宮城郡利府町で運営するショッピングモール「イオンモール新利府 北館」は、7月2日に全館グランドオープンする。
北館は、2021年1月末をもって一時休業し、最新型のモールへと生まれ変わるため、ハード・ソフト両面にて大規模なリニューアル工事を実施した。その間、本年3月5日にはイオンモール新利府 南館がオープン、東北初となるアミューズメント施設やシネマを導入し、最新のエンターテインメントモールとして幅広い世代に好評を得ている。
この度、北館においても『LIVE FULL DAYS(毎⽇の⽣活をもっと楽しく、もっと素敵に)』をコンセプトに、食品ディスカウントストアやホームファッション、家電などの大型専門店を展開し、ワンストップで買い物が楽しめる利便性の高いデイリーニーズに特化したモールへと生まれ変わった。
1階にはドラッグストアの「ウエルシア」が出店し、本紙関連では蒲鉾専門店「阿部蒲鉾」も移転オープンする。北館、南館合わせ「イオンモール新利府」として、利府町の魅力あふれるまちづくりの核となるべく、新たなにぎわいの拠点を創出していく。
【「イオンモール新利府 北館」の概要】
▼モール名称:イオンモール新利府 北館
▼所在地:〒981―0112 宮城県宮城郡利府町利府字新屋田前22
▼責任者:イオンモール新利府北館ゼネラルマネージャー中川健太、 ザ・ビッグ新利府店 店長 山下憲一
▼電話:022―349―0555(代表)
▼HPアドレス:https://shinrifu-k.aeonmall.com/
▼敷地面積:約67000㎡▼延床面積:約68000㎡
▼総賃貸面積:約34000㎡▼専門店数:約70店舗
▼駐車台数:約2000台
▼リニューアル開店日:2021年7月2日(金)午前10:00
▼営業時間:専門店10:00~21:00、ザ・ビッグ新利府店 8:00~22:00、レストラン11:00~21:00 (※店舗により一部営業時間が異なる場合がある)
 ▼休業日:年中無休
▼従業員数:約1000名(内、ザ・ビッグ約100名)
イオンモール白山(石川県)のイメージ図
イオン白山(石川県)グランドオープン
イオンモール株式会社(岩村康次社長、千葉県千葉市)は7月19日、石川県白山市横江町に新たな商業施設「イオンモール白山」をグランドオープンする。
「地域とともに、地域のために、『かがやきたい』を叶える街を」をコンセプトに、北陸エリア最大級となる食のゾーンや話題のトレンドファッション、カルチャー、エンターテインメントまで、幅広い世代に「喜び」「驚き」「感動」体験を提供し、地域の交流拠点を担う、街のにぎわい拠点として、グランドオープンする。
また総菜コーナーでは、金沢の郷土料理のひとつ「治部煮」を品揃えるほか、ご当地グルメとして親しまれるオムライスに白身魚のフライとタルタルソースをトッピングした「ハントンライス」も品揃える。
「ライブキッチン」では、従業員が「鉄板玉子焼き」や「鉄板お好み焼き」
「鉄板イカ焼き」などの調理を店頭で行い、できたての商品を提供する。
【「イオンモール白山」の概要】
▼施設名称:イオンモール白山
▼所在地:〒924―8777 石川県白山市横江町土地区画整理事業施行地区内1街区
▼電話番号:イオンモール白山 未定 イオンスタイル白山 未定
▼責任者:イオンモール白山 ゼネラルマネージャー 小寺和也、イオンスタイル白山 店長 福口正
▼HPアドレス:https://hakusan.aeonmall.com/
▼出店店舗数:核店舗 イオンスタイル白山、サブ核店舖 ユニクロ/ジーユー/TSUTAYA BOOKSTORE、スーパースポーツゼビオ/ジョーシン/MIRAINOイオンシネマ
▼専門店:約200店舖
▼敷地面積:約175000㎡▼延床面積:約110000㎡
▼総賃貸面積:約74000㎡▼建物 構造:鉄骨造地上3階建
▼駐車台数:約3800台▼駐輪台数:約280台
▼設 計・施工:鹿島建設株式会社
▼開店日:2021年7月19日(月) グランドオープン
▼営業時間:専門店10:00~21:00、レストラン11:00~22:00、シネマ10:00~24:00、イオンスタイル白山18:00~22:00、2F・3F 9:00~21:00(※一部営業時間が異なる売り場あり)
▼休業日:年中無休
▼従業員数:施設全体約2500名(内、イオンスタイル白山 約450名)
▼基本商圏:車20分圏内・約17万世帯・約44万人
 

日本チェーンストア協会 令和3年5月度販売統計

日本チェーンストア協会(小川信行会長)は6月24日、令和3年5月度チェーンストア販売統計を発表した。
 
日本チェーンストア協会 https://www.jcsa.gr.jp/
 

日本百貨店協会 月次報告5月

 
お問い合わせは、日本百貨店協会 橘・長柴 まで
TEL 03-3272-1666   ホームページアドレス http://www.depart.or.jp
 

日本フランチャイズチェーン協会 コンビニ調査5月

日本フランチャイズチェーン協会 https://www.jfa-fc.or.jp/

日本ショッピングセンター協会 販売統計調査5月度

・5月の既存SC売上高の前年同月比伸長率は、前年が緊急事態宣言下で全国的に自主休業を行ったSCが多かった反動もあり、総合で前年同月比+70.1%と大幅なプラスとなった。4月25日の緊急事態宣言発出以降、大きな人流を止めるという政府方針に従い、休業要請対象外にまで休業範囲を広げ、食品、医薬品等の一部テナントの営業に限定していたSCも、5月12日から宣言が延長されたことを踏まえ、各自治体が休業要請対象外としたテナントの営業を順次再開した。しかし、当初4都府県(東京都、大阪府、京都府、兵庫県)が対象とされた緊急事態宣言は、5月12日以降、6道県が追加され、計10都道府県に拡大したこともあり、コロナ禍前の前々年同月比では▲33.2%と前月(▲24.8%)から10ポイント近く悪化した。
 
・立地別(表1)の売上高伸長率 は、中心地域・総合が前年同月比+119.9%(前々年比▲45.2%)、周辺地域・総合が同+57.5%(同▲27.8%)となった。中心地域全体では3桁の伸びとなるも、前々年比では▲45.2%(総合)と半減に近い落ち込みであり、広域移動を伴う利用者が主な来館者である中心地域の厳しい状況が継続した。
 
・構成別(表1)の売上高伸長率 は、テナントが前年比で+100.5%となるも、前々年比では▲36.8%と苦戦した。これは、テナントの中に、緊急事態宣言下で「生活必需対象外」とされ、休業を余儀なくされたサービス業種(シネマやエステサロン等)が含まれていることなどが要因とみられる。
 
・立地別・地域別(表2)の売上高伸長率 は、北海道が前年5月に▲90%前後まで落ち込んだ反動で、当月は総合が+253.4%、中心地域が+589.9%と大幅に前年を上回った。しかし、北海道は16日の緊急事態宣言発出に伴う土日祝日の休業要請を受けた臨時休業が響き、前々年比では総合で▲50.2%と近畿に次ぐ落ち込みとなった。近畿は、総合で前年同月比▲10.6%で、大幅なマイナスとなった前年5月をも下回る厳しい結果となった。この要因は、大阪府や兵庫県、京都府において、緊急事態宣言の期間が前年より長かったことや、休業要請対象から外れる生活必需品の対象が食料品・医薬品等と他自治体よりも厳しく限定されたことが要因と考えられる。
 
・都市規模別・地域別(表3)の売上高伸長率 は、総合で大都市が前年同月比+80.2%(前々年比▲42.5%)、その他の地域が同+64.7%(同▲26.3%)となった。前々年比では大都市で40%超、その他の地域で20%超の落ち込みと全国的に厳しい状況だった。特に、休業要請の内容が厳しかった大阪市は総合で前々年比▲83.0%、神戸市も同▲57.2%と前月よりも大幅に悪化した。一方、前々年比では千葉市が総合で▲21.6%、横浜市が▲15.0%、川崎市が▲15.4%と他の都市よりも下げ幅は小さかった。これは、東京区部のSCが休業となったため、都内からの来館者が増加したことも影響したとみられる。
 
・業種別では、飲食店舗は時短営業に加え酒類の提供が禁止された影響が非常に大きく苦戦が続いている。一方、同じ飲食店舗でもテイクアウト需要の高まりでファストフードは好調との声がきかれた。また、「母の日」関連で洋菓子等の食物販やギフトが堅調との声がきかれた。これは外出自粛に伴い家族で過ごす時間が増えたことも後押しになったとみられる。
日本ショッピングセンター協会 http://www.jcsc.or.jp/

日本フードサービス協会 外食産業市場動向調査5月

一般社団法人日本フードサービス協会 http://www.jfnet.or.jp/
 

食品需給研究センター 食品需給レポート4月

漬物生産量5・7%増 粕漬類が32・8%と大幅増に
一般社団法人食品需給研究センター(白須敏朗理事長)では、令和3年4月の「食品需給レポート」を発表した。(確報版)
【加工食品の物価及び生産・販売動向】
◎卸売業と小売業の販売動向=4月の食料・飲料卸売業の販売額指数は105・2で、対前年同月比2・6%と増加した。飲食料品小売業の販売額指数は104・6で、同▲0・3%減少した。
◎スーパー(SM)、コンビニエンスストア(CVS)、百貨店の加工食品の販売動向=4月のSM、CVS、百貨店における飲食料品の販売動向についてみと、SMは122・1で対前年同月比▲3・9%減少、CVSは103・5で同6・5%増加、百貨店は60・7で63・6%増加した。
◎4月の飲食料品の企業物価指数は103・8で、前年比1・6%上昇。消費者物価指数(食料、生鮮食品を除く)は同105・3で、前年比0・1%と上昇した。
【食品製造業の生産動向】
◎農産食料品=野菜・果実漬物の4月の生産量は、対前年同月比5・7%とやや増加した。これは、糠漬類(0・6%)は前年並みだったものの、塩漬類(1・1%)、酢漬類(2・3%)、浅漬類(12・8%)、醤油漬類(5・1%)、粕漬類(32・8%)、みそ漬類(3・6%)及びその他の漬物(8・3%)が増加したことによる。
◎製穀粉・同加工品=上新粉の4月の生産量は▲9・3%とかなりの程度減少。また、新規米粉の生産量も▲1・8%とわずかに減少した。食パンの小麦粉使用料は▲9・4%とかなりの程度減少した。
生めん類の4月の小麦粉使用量は、対前年同月比▲2・4%とわずかに減少した。これは、中華めん(生、餃子等皮類)及び日本そば(ゆで)は増加したものの、うどん(生、ゆで)、中華めん(蒸し)及び日本そば(生)が減少したことによる。
即席めん類のうち、袋めんの小麦粉使用料は▲16・7%と大幅に減少。カップ麺は▲9・3%とかなりの程度減少した。
◎調味料=味噌の4月の生産量は、▲4・2%とやや減少。これは、豆みそは増加したものの、米みそ、麦みそ及び調合みそが減少したことによる。醤油の3月の生産量は、1・3%とわずかに増加した。
◎調理食品=無菌包装米飯の4月の生産量は、▲0・7%と前年並み。冷凍米飯は▲1・8%とわずかに減少した。
 
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