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糀(麹)・米・甘酒 商材・企業紹介 2023

神明 産学連携で機能性研究

(左から)藤尾社長、渡邊代表理事、江口学長
 東京農大、メディカルライスと
 【大阪支社】コメを通じて人々の明るい食生活に貢献する、株式会社神明ホールディングス(藤尾益雄社長、神戸市中央区、以下神明HD)と、一般社団法人メディカルライス協会(渡邊昌代表理事)、東京農業大学(江口文陽学長)は1月27日、産学連携となる包括連携協定を締結した。
 コメの機能性についての研究と製品開発に取り組み、次世代に向けた新たな食の創造を目指し、需要拡大と米を中心とした関連産業の維持発展を推進、実行していく。
 これまでにも、コメの持つ機能を医学的見地から健康効果を科学的なエビデンス(臨床試験)によって「低たんぱく加工玄米」の開発が進められており、健康食品分野として腎臓病患者の
病気の進行を抑える効果が見込まれ、食事療法や医療費削減にも期待が寄せられている。
 この度の包括連携協定により、コメの機能性についての研究とそれを生かした製品開発や、気候変動に対応したコメの品種開発、栽培技術向上等を通した生産者の支援、輸出への取組など幅広い分野へ取り組んでいく。
【2023(令和5)年3月1日第5121号3面】

東京農業大 https://www.nodai.ac.jp/
メディカルライス協会 http://medicalrice.com/


2023年2月11日・第5119号

カネジュウ食品(静岡県)

あま酒グラノーラの「カカオニブとバナナチップ」(右)と「ナッツとレーズン」
人気上昇中の注目商品「あま酒グラノーラ」
 カネジュウ食品株式会社(稲森律子社長、静岡県焼津市)は創業300年を誇る老舗。「禅」ブランドでこだわりのあま酒・味噌・金山寺の製造販売を行う。
 同社が全国で唯一製造を行うのが「静岡相白(あいじろ)味噌」。静岡県中部地方の伝統的な白味噌で、今川義元が京都から伝えたとされる。京の白味噌と田舎味噌の中間の色と味わいを持つ味噌という意味で「あいじろみそ」と命名された。同社では静岡相白味噌「大御所」を始めとした製品をラインナップする。
 この相白味噌を手軽に味わってもらいたいという思いから生まれたのが「静岡みそ汁の素」。相白味噌を使用した簡単便利な液体みそとなっており、お湯を注ぐだけで手軽に相白味噌のみそ汁が出来上がる。
 特にこだわっているのが出汁。開発にあたり様々な出汁を検証し、相白味噌と一番相性の良かった「焼津産かつおぶし×煮干し」の組合せを採用。あえて粉末のかつおぶしを加えることで、出汁を強く感じながらも、味噌の優しい味わいが全体を包む、上品で温かみのある味わいに仕上がっている。内容量は300ml。
 料亭で提供されるような味噌汁の味わいが家庭で手軽に味わえると、「静岡みそ汁の素」は発売以来右肩上がりに売上が伸長。好評を受け、この度、業務用(1・8ℓ)を新発売する。
 また、現在人気上昇中の注目商品が「あま酒グラノーラ」。米麹あま酒をコーティングし香ばしく焼き上げた老舗の味噌屋ならではの新しいグラノーラで、グラノーラ用に仕込んだ特製あま酒を砂糖代わりに使用し、ヘルシーに仕上げた。
 ラインナップは「カカオニブとバナナチップのあま酒グラノーラ」と「ナッツとレーズンのあま酒グラノーラ」の2種。それぞれ、あま酒の優しい甘みと様々な食材のハーモニーが楽しめるこれまでにない美味しくヘルシーな製品だ。
【2023(令和5)年2月11日第5119号9面】

カネジュウ食品 HP
https://kanejyu.com/
静岡みそ汁の素
静岡みそ汁の素(業務用)

宝来屋本店 「ASAKAMAI 887 あまざけ」

ASAKAMAI887 あまざけ
 株式会社宝来屋本店(柳沼広呂人社長、福島県郡山市)は、福島県郡山市産の最高級プレミアムブランド米「ASAKAMAI 887」を100%使用した「ASAKAMAI 887 あまざけ」を2022年12月26日より発売した。
 同商品は100年以上に渡って伝承されてきた製法により、「ASAKAMAI 887」の特長を活かした、大粒でふんわりした食感の特製米糀を開発。さらりと滑らかな口当たり、洗練された香りと深みのある甘さ、そして米本来の豊かな後味が持ち味の、おいしいあま酒となっている。
 また、大切な人への贈り物や郡山の土産品として利用できるように、特製の化粧箱も制作した。
 郡山市産米の最高級プレミアムブランドとして、2018年に栽培プロジェクトがスタートした「ASAKAMAI 887」。厳しい7つの生産基準を満たしたお米だけ、その名を冠することができる。一方、宝来屋本店では「おいしい米で作るあま酒が、一番おいしい」という考えを元に、日々おいしいあま酒づくりの原料となる米を探していた。
 そんな中で出会った「ASAKAMAI 887」は、おいしさはもちろん粒が大きく、胴割れせず、甘味しっかりという、おいしいあま酒づくりに大切な条件を全て満たしていた。
 2021年には米糀とカカオを発酵させたあま酒「RISE CACAO」の原材料に使用。現在も人気商品となっている。今回は「ASAKAMAI 887」のおいしさをストレートに伝えるあま酒として開発に着手。
100年以上に渡って培ってきた宝来屋本店独自の糀製法で、米が持つ甘みや香りといった素材の良さを引き出すことに成功し、数量限定のプレミアム甘酒として商品化に至った。内容量は500mlで賞味期限は240日(常温)、1ケース6本入り。
 【「ASAKAMAI 887」7つの生産基準】①食味値88点以上②タンパク質含有量6・1%以下③ふるい目2・0㎜④整粒歩合80%以上⑤特別栽培米⑥農業生産工程管理(GAP)に取り組むこと⑦エコファーマー認定者による栽培
【2023(令和5)年2月11日第5119号16面】

宝来屋本店

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