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食料新聞デジタル2023年4月30日号

INDEX

※項目名のクリックで記事へ移動します。表示までタイムラグがある場合もございますので、何卒ご了承ください。
※〔 〕内はバナー広告掲載企業。
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【INDEX】(19項目)
1.農林水産省・全漬連「漬物で野菜を食べよう!」 野菜不足を補う手段として推奨
 〔banner ad 谷口醸造、長谷川醸造、オギハラ食品、つけもと、東乃匠、タカハシ〕

2.日本アクセス 「第7回食育活動表彰」消費・安全局長賞を受賞
 〔banner ad 秋本食品、若菜、水溜食品、三井食品工業、ブンセン〕

3.ピックルスコーポレーション 焼津水産高校と残さ利用でウニ養殖に取り組む
 〔banner ad 東京中央漬物、野崎漬物、菅野漬物食品〕

4.ハウス食品グループ本社 「くるみ」のアレルゲン検出技術を開発
 〔banner ad 信濃食品、鳩屋、小沼水産、宝化成〕

5.「ハットリ・キッズ・食育・クッキングコンテスト」文部科学大臣より表彰
 〔banner ad 天塩、関東農産、山重、山田酒造食品〕

6.サンクゼール 「いいづなシードルガーデン2023」を開催
 〔banner ad 神尾食品工業、田丸屋本店、カメヤ食品、中園久太郎商店〕

7.丸昌稲垣 「民宿野沢菜みそ味」新発売 春の味噌蔵開き祭を開催
 〔banner ad霧島農産、上沖産業、道本食品、有坂食品、春月〕

8.いした 店舗セールを実施 「梅まつり」の代わりとして
 〔banner ad 九州農産、機設、クレオ、厚生産業、大薗漬物店、ミノカン〕

9.マルヤナギ小倉屋 「AskDoctors医師の確認済み商品」マークを取得
 〔banner ad新進、マルワ、保土谷化学工業、白雪食品、伊藤食品〕

10.イートアンドHD 2023年2月期決算 売上330億円で増収増益
 〔banner ad寿食品、SONO、日本海水、前田食品工業、しんざき、勝僖梅〕

11.ファミリーマート 2023年2月期決算 営業収益が2・2%増
 〔banner ad やまじょう、福梅、中村産業、長山フーズファクトリー、サナス〕

12.人事・機構・IR情報
 ・ハウス食品 川崎浩太郎氏が新社長就任
 ・神奈川中央交通 今井雅之氏が新社長
 ・尾家産業 尾家健太郎氏が新社長就任

13.SM3団体 3月統計調査 惣菜と日配が好調続く 生鮮は前年下回る
 〔banner ad 堺共同漬物、日本東泉、上園食品、チヨダ、タムラ食品〕
 〔banner ad 東京にいたか屋、雄勝野きむらや、キョウショク、カカシ食研〕

 〔banner ad 五味商店、貝新物産、カネジュウ食品、国城産業、丸越〕

 〔banner ad 伊勢惣、伊那食品、マルハチ、東海漬物〕

17.日本ショッピングセンター協会3月度 3ヵ月連続2桁伸長 大都市の伸び幅大
 〔banner ad 大平食品、十二堂えとや、河野食品、熊川食料工業、川津食品、ファルベン〕

 〔banner ad やまう、やまへい、遠藤食品〕
 〔banner ad 岡矢食品、サラヤ〕
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農林水産省・全漬連 「漬物で野菜を食べよう!」

野菜不足を補う手段として推奨
農林水産省では、1日当たりの野菜摂取量の平均値280g程度を、目標値の350gに近づけることを目的として、「野菜を食べようプロジェクト」を実施している。
この度、「野菜を食べようプロジェクト」の一環として、「漬物」で野菜の消費拡大を図るための取組を開始した。
野菜の1人1日当たりの平均摂取量(令和元年)は280.5gで、「健康日本21(第二次)」(厚生労働省策定)で目標とする350gに達しておらず、野菜摂取量の増加が課題となっている。
このため、農林水産省では令和2年12月から「野菜を食べようプロジェクト」を実施しており、本目的に賛同する企業・団体等の「野菜サポーター」とともに野菜の消費拡大に取り組んでいる。
全日本漬物協同組合連合会(野﨑伸一会長)も、取組チラシ制作など全面的に協力している。
この度、「野菜を食べようプロジェクト」の一環として、特に若い世代で消費離れが進んでいることや、今年は「和食;日本人の伝統的な食文化」のユネスコ無形文化遺産登録10周年を迎えることから、改めて日本の伝統的な食文化の一つである「漬物」を通じた野菜の消費拡大に向けた取組を実施する。
【食料新聞デジタル30 2023(令和5)年4月30日号】

詳細はこちら↓
https://www.maff.go.jp/j/press/nousan/ryutu/230426.html

マルヤナギ小倉屋 「AskDoctors医師の確認済み商品」マークを取得

蒸し豆・煮豆・佃煮メーカーの株式会社マルヤナギ小倉屋(柳本勇治社長、神戸市東灘区)は、「おいしい蒸し豆」シリーズ3品、「マルヤナギwith日本の農家さん」シリーズ5品、「おいしいもち麦シリーズ」3品の蒸し豆・蒸しもち麦商品合計11品で、エムスリー株式会社(谷村格社長、東京都港区)が提供する「AskDoctors評価サービス」による評価の結果、100名中97%の医師の推奨意向を得て「AskDoctors医師の確認済み商品」マークを取得した。
▼調査概要=内科医100人のうち97%が「人に勧めたい」、96%が「自身で食べ続けたい」と回答しました。
▼対象商品=おいしい蒸し豆シリーズ(蒸し大豆、蒸し黒豆、蒸しサラダ豆)、おいしいもち麦シリーズ(もち麦だけのごはん、もち麦と雑穀ごはん、もち麦と大豆ミックス)、マルヤナギwith日本の農家さんシリーズ(北海道産蒸し大豆、国産サラダ蒸し大豆、スープで食べるもち麦ごま香るわかめ、スープで食べるもち麦梅香る和だし、スープで食べるもち麦和だしカレー)
▼推奨意向=97%
▼使用意向=96%
▼調査方法=資料を提示し、実際に試食した上でのWebによるアンケート調査
▼調査対象=内科医100名
▼調査期間=2022年10月28日~11月14日
【AskDoctors 医師の推奨意向マークについて】
日本の医師の約9割が登録し、32万人以上の医師会員を有する日本最大級の医療従事者向け専門サイト「m3.com」に登録している医師が、商品やサービスの評価を行い、一定の基準を満たした場合にのみ「医師の確認済み商品」となる。
医師の日々の診察・治療における知恵や経験を元に、健康に配慮した商品を客観的に評価する。
【食料新聞デジタル30 2023(令和5)年4月30日号】

マルヤナギ小倉屋 HP
https://www.maruyanagi.co.jp/release/41866/

AskDoctors 総研HP
https://askdoctorslab.jp/

ピックルスコーポレーション 焼津水産高校と残さ利用でウニ養殖に取り組む

静岡市の用宗海岸で海藻類を食べ荒らすムラサキウニを捕獲し、野菜の残さを餌に与えて養殖する試みが静岡県立焼津水産高等学校(焼津市)で行われている。
用宗海岸では、ウニなどが海藻類を食べる「磯焼け」が深刻化。ほとんど水揚げされないウニが増加し、海藻を餌とするアワビやサザエが減少するなどの弊害も出ているという。
そこで、ピックルスコーポレーション(埼玉県所沢市)の影山直司社長が提案し、昨年12月から陸上でのウニ養殖を開始。同社の漬物製造過程で出る白菜やキャベツ等の残さを餌として提供し、焼津水産高の臨海実習場で餌やりなどの管理に取り組んでいる。山梨大の塙宗継特任助教も参加し、データを解析して最適な養殖環境を調べている。
影山社長は、静岡大農学部で海洋生物について学んだ経験があり、今後は野菜の種類による成長の速度や味の違いを調べたり、海藻を餌とするウニとの比較も行う予定。旬を外れた時期以外でも安定供給できれば付加価値が高るため、いずれは同社が運営するレストランでの提供も視野に入れている。
【食料新聞デジタル30 2023(令和5)年4月30日号、5月11日号4面併載】

ピックルスコーポレーション HP
https://www.pickles.co.jp/

静岡県立焼津水産高等学校 栽培漁業科 news →こちらから


ハウス食品グループ本社 「くるみ」のアレルゲン検出技術を開発

ハウス食品グループ本社株式会社(川崎浩太郎社長、東京本社=東京都千代田区)は、令和5年3月の食品表示基準改正により新たに特定原材料に指定された「くるみ」のPCR検出技術(※1)を開発し、「アレルゲンを含む食品の検査方法を評価するガイドライン」等に示された評価基準を満たすことを確認した。
また、消費者庁次長通知「「食品表示基準について」の一部改正について」(令和5年3月9日付け消食表第102号)における検査方法の追加に伴い、今回開発した「くるみ」と既に開発済みの「小麦」「そば」「落花生」のPCR検出技術が、消費者庁次長通知「食品表示基準について」(平成27年3月30日付け消食表第139号)別添「アレルゲンを含む食品の検査方法」の「2.2.4. リアルタイムPCR法」に落花生、そば、小麦の検知を目的としたリアルタイムPCR法、くるみの検知を目的としたリアルタイムPCR-H法として収載された。
※1 『PCR検出技術』とは、個々の食品等に特有のDNA配列を増幅させて可視化することにより、その食品等が含まれているか否かを判定する検出技術のこと。PCRとは、Polymerase Chain Reaction(ポリメラーゼ連鎖反応)の略。
開発した技術は、加工食品中のこれら食物アレルゲンを十分な感度で検出することが可能。そのため、原料や製造工程の適正な管理と検査結果に基づく適正な食品表示により、食物アレルギーのある方が加工食品を安全に選択できることに役立つと考えている。
今回新たに検査方法として収載された「くるみ」「小麦」「そば」「落花生」のPCR検出技術、および既に収載されていた「えび」「かに」のPCR検出技術は、いずれも株式会社ファスマックにライセンス提供し、同社から検査キットとして販売されている。また、株式会社ハウス食品分析テクノサービスでも、「くるみ」「小麦」「そば」「落花生」の検査キットを使用した受託分析を順次開始する。
【食料新聞デジタル30 2023(令和5)年4月30日号】

ハウス食品グループ本社 HP
小沼水産(茨城県)

日本アクセス 「第7回食育活動表彰」消費・安全局長賞を受賞

乾物を使った食育授業が評価
株式会社日本アクセス(服部真也社長執行役員CEO、東京都品川区)は、農林水産省が主催する「第7回食育活動表彰」教育関係者・事業者部門において同社が取り組む食育授業が評価され『消費・安全局長賞』を受賞した。
同社は、食に携わる企業として、「心に届く、美味しさを“まもる・つなぐ・つくる”ことを通じて、働きがいを高め、個々の力を結集することで、人と食の未来への架け橋となる」ことを企業理念に掲げ、本業を通じた、食品ロス削減への取組やCO2排出削減への取組、社会貢献などのサステナビリティ活動を推進している。
小学生を対象とした食育授業も、同社の強みでもある「乾物」をテーマに毎年継続して行っている社会貢献活動の一つ。食育授業を通じて、次代を担う子どもたちに「食」の大切さと日本の伝統食材である「乾物」を知ってもらうこと、将来に向けてエシカル消費の担い手になってもらいたいとの思いから授業を行っている。
▼「第7回食育活動表彰」概要(農林水産省ホームページより)

食育を推進するためには、農林漁業、食品製造・販売等その他の事業活動、教育活動又はボランティア活動を通じて、食育の推進に取り組む者(以下「食育関係者」という。)による取組が全国で幅広く行われることが重要。
このため、食育関係者を対象として、その功績を称えるとともに、その取組の内容を広く国民に周知し、食育を推進する優れた取組が全国に展開していくことを目的として表彰を行う。
【実施主体】
 主催:農林水産省運営:第7回食育活動表彰運営事務局
【後援】
 内閣府、消費者庁、文部科学省、厚生労働省
【表彰式】
 令和5年6月24日(土第18回食育推進全国大会(予定)
 会場:富山産業展示館(富山県富山市)
【食料新聞デジタル30 2023(令和5)年4月30日号】

日本アクセス HP
https://www.nippon-access.co.jp/news/

霧島農産(宮崎県)

イートアンドHD 2023年2月期決算 売上330億円で増収増益

仲田社長
決算説明会の会場
 株式会社イートアンドホールディングス(仲田浩康社長COO、大阪市淀川区)は4月18日、2023年2月期決算説明会を同社東京ヘッドオフィス(東京都品川区)会議室で開催した。
 仲田社長と、同社経営管理本部経営戦略部の林晋平ゼネラルマネジャーが業績サマリ、施策と取組について説明した。業績について仲田社長は、「グループ全体での売上高は330億3300万円(前期比107・0%)、営業利益は9億1500万円(前期比109・7%)と、増収増益で着地した」と語った。
 セグメント別では、食品事業は冷凍食品市場の成長に伴い伸長。餃子だけでなく中華カテゴリーを強化し、過去最高のセグメント売上高を更新した。外食事業は前期比で9店舗減(全カテゴリー472店→463店)とコロナの影響によりやや苦戦したが、増収増益は達成した。
 施策と取組については、関東第三工場が昨年11月に操業を開始し、日本最大最速級の餃子工場として稼働。AIやロボットを活用した「停まらない工場」が実現し、全5工場の合計生産量3万5089t(前期比106・3%)と、10年で3倍以上に増加している。
 また同日、レンジで温めるだけで美味しく食べられる「焼き目つき餃子」の製造ラインを関東第一工場に新設することを発表。今夏より稼働を開始し、コンビニでのNB展開を行うことで、「今後の市場での目玉になると思う」(仲田社長)としている。
 外食事業では、コロナにより大阪王将は生活立地店舗へのシフトが進行し、2020年の33・3%に比べて67・4%と、2倍以上に増加した。今年は全カテゴリーで、463店舗から500店舗を目指す。
 新業態としては、焼き立てパンを提供する「YOUR OVEN」や、食物繊維とコラーゲンくまの形に固めた出汁を溶かしながら食べる鍋を提供する「くまちゃん温泉」をオープンした。
 「くまちゃん温泉」は韓国、香港への出店が決まっている他、「大阪王将 上海3号店」、「太陽のトマト麺 台湾6号店」の出店など、海外への展開も進める。海外店舗は現在29店舗で、15店ほどのプラスを見込んでいる。
【食料新聞デジタル30 2023(令和5)年4月30日号】

イートアンドホールディングス
https://www.eat-and.jp/

寿食品(神奈川県)

「ハットリ・キッズ・食育・クッキングコンテスト」文部科学大臣より表彰

【食料新聞デジタル30 2023(令和5)年4月30日号】

↓「第27回ハットリ・キッズ・食育・クッキングコンテスト」(2022年9月開催)
https://hattori-kids-shoku-iku.jp/

丸昌稲垣 「民宿野沢菜みそ味」新発売 春の味噌蔵開き祭を開催

新商品「民宿野沢菜みそ味」
数量限定で販売された蔵開き味噌
 丸昌稲垣株式会社(稲垣勝俊社長、長野県飯田市)は、4月1日より「民宿野沢菜みそ味」を新発売した。味噌屋であり漬物屋でもある同社のアイデンティティが詰まった商品。あえて粒味噌を使用することで、味噌の旨味がしっかりと感じられる仕上がりで、野沢菜のシャキシャキとした食感と合わさり、ご飯が止まらない味わい。濃厚な味わいはビールや焼酎、日本酒など様々なお酒との相性も良い。
 また同社では自社直営店の「稲垣来三郎匠」において4月7日~9日の3日間「2023年 春の味噌蔵開き祭」を開催した。お祭りイベントとして、蔵開き味噌「完熟醸造みそ」「完熟糀みそ」(各750g)を各日数量限定で販売した。蔵開き味噌は長野県産ナカセンナリ大豆と国産米で造った特別仕様の味噌で、今年は特に風味・香りの良い仕上がりとなっている。
 「民芸あまざけ(250g)」も各日限定350個を特別価格で販売。日替わり商品としては7日に「胡瓜味噌漬」、8日に「大根味噌漬」、9日に「生姜味噌漬」を数量限定で販売した。
 その他、トンカツやキャベツとの相性抜群の新商品「信州味噌ソース」や春限定「桜あま酒」、人気商品「クリームチーズ味噌漬」など様々な商品が販売され好評を博した。
 恒例となっている他企業からの出張販売では、野菜や焼き芋、和菓子、サンドイッチなどが出店した。
 同社店舗担当の稲垣雅久氏は、「今年も多くのお客様に来ていただき嬉しく思います」とコメントしている。
【食料新聞デジタル30 2023(令和5)年4月30日号】

丸昌稲垣
http://www.marusyow.co.jp/

霧島農産(宮崎県)
有坂食品(長野県)

いした 店舗セールを実施 「梅まつり」の代わりとして

しそ吹雪
 有限会社いした(石田俊社長、青森県弘前市)は4月15日、毎年4月下旬に本社敷地内で開催している「いしたの梅まつり」を今年も中止する代わりとして、店舗セールを実施した。当日は、人気商品の「しそ吹雪」や「しそ巻梅漬」、「あんず梅(しそ巻)」などを特価で販売し、好評を博した。
 梅まつりは、「津軽の梅干し屋」として永年親しまれてきた同社が、日頃の感謝を込めて年に一度開催するイベント。名物イベント”「しそ吹雪」おたますくい”に長蛇の列ができることでも知られている。
 また「あんず梅(しそ巻)」は「漬物グランプリ2017」法人の部で最高賞となるグランプリに輝き、農林水産大臣賞と漬物日本一の称号を手にした商品。地元産の赤紫蘇にあんずの果肉を手巻きした津軽伝統の漬物で、今でも熟練した手技を持つ職人達が、丁寧に手巻きで赤紫蘇にあんずを四角く包みこんでいる。 紫蘇の風味とあんずの甘酸っぱさが絶妙な味わいで、紫蘇とあんずの食感も見事なコントラストになっている。
【食料新聞デジタル30 2023(令和5)年4月30日号】

いした
https://kaneshime-ishita.com/

九州農産(宮崎県)

サンクゼール 「いいづなシードルガーデン2023」を開催

【食料新聞デジタル30 2023(令和5)年4月30日号】

おいしい、たのしい りんごとお酒のフェスティバル「いいづなシードルガーデン 2023」
https://www.stcousair.co.jp/company/news/29213

日本チェーンストア協会3月度販売統計 節約志向で食料品が減少 惣菜は伸長続く

日本チェーンストア協会(三枝富博会長)は4月25日、令和5年3月度チェーンストア販売統計を発表した。
日本チェーンストア協会 https://www.jcsa.gr.jp/

日本百貨店協会 月次報告3月 13カ月連続で売上増 菓子・惣菜は19カ月連続増

日本フランチャイズチェーン協会コンビニ調査3月 既存店売上13カ月連続プラス

日本フランチャイズチェーン協会 https://www.jfa-fc.or.jp/

日本ショッピングセンター協会 販売統計調査3月度 3ヵ月連続2桁伸長

3月度の既存SC売上高の前年同月比伸長率は、総合で+11.5%となった。
前年同月は3月21日まで全国的にまん延防止等重点措置が発出され外出自粛傾向が続いていたが、当年は行動制限がなかったことや引き続き実施された全国旅行支援により外出機運が高まったことで来館者数が増え、前年超えとなった。全国的に気温が上昇し、卒業式や入学式などのオケージョン需要も高まったことで衣料品が高稼働し、キーテナントを除くテナント売上では立地問わず2桁伸長となった。2019年と比較すると▲7.0%とコロナ禍前を下回っているが、国内外の旅行客に人気だった東北と北陸の中心地域では2019年を上回った。
立地別にみると、中心地域は総合で+18.2%、周辺地域は+8.3%となった。国内外の旅行客などが増加したことで、特に中心地域の大都市が好調だった。
業種別にみると、前年同月のまん延防止等重点措置の反動で、旅行客や歓送迎会の団体客を中心に飲食が好調だった。衣料品については月を通して気温が上昇したことで春物商材が高稼働した。また、卒業式や入学式などのセレモニー需要や新生活需要もあり、オケージョン商材も好調だった。
日本ショッピングセンター協会 https://www.jcsc.or.jp/

日本フードサービス協会 外食産業3月 前年比118.5%に 遅い時間帯は集客弱い

食品需給研究センター 2023年2月 塩漬類が7・5%の増加 生めん小麦粉使用量7・5%増

 一般社団法人食品需給研究センター(白須敏朗理事長)では、令和5年2月の「食品需給レポート」を発表した。
【加工食品の物価及び生産・販売動向】
 ◎卸売業と小売業の販売動向=食料・飲料卸売業の販売額指数は115・6で、対前年同月比14・2%増加した。飲食料品小売業の販売額指数は、105・0で5・1%増加した。
 ◎スーパー(SM)、コンビニエンスストア(CVS)、百貨店の加工食品の販売動向=SMは121・3で対前年同月比0・2%増加、CVSは99・3で7・2%増加、百貨店は79・0で10・8%増加した。

【食品製造業の生産動向】
 ◎農産食料品
 野菜・果実漬物の2月の生産量は、対前年同月比▲0・1%と前年並みとなった。これは、塩漬類(7・5%)、浅漬類(4・2%)、糠漬類(3・8%)及びその他の漬物(3・8%)は増加したものの、酢漬類(▲5・9%)、醤油漬類(▲2・7%)、粕漬類(▲10・5%)及びみそ漬類(▲5・1%)が減少したことによる。
 上新粉の生産量は、対前年同月比▲12・4%と減少した。一方、新規米粉の生産量は、対前年同月比7・0%と増加した。食パンの小麦粉使用量は、対前年同月比▲4・1%とやや減少した。
 生めん類の2月の小麦粉使用量は、対前年同月比7・5%と増加した。これは、中華めん(餃子等皮類)は減少したものの、うどん(生、ゆで)、中華めん(生、ゆで、蒸し)及び日本そば(生、ゆで)が増加したことによる。
◎調味料=味噌の2月の生産量は、1・3%と増加。これは、豆みそは減少したものの、麦みそ及び調合みそが増加したことによる。醤油の2月の生産量は、▲4・8%とやや減少した。
 ◎調理食品=無菌包装米飯の2月の生産量は、▲3・1%と減少。冷凍米飯は、0・3%と前年並み。
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