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糀(麹)・甘酒 商材・企業紹介 2022

西宮食糧(兵庫県)

松竹梅 酒粕
白鹿 酒粕
自社ブランド「灘仕込」
自社ブランド「酒粕一番」
松竹梅なめらか酒かす
松竹梅なめらか酒かすが好評
 西宮食糧株式会社(山田佳昭社長、兵庫県西宮市)のペースト状、チューブ入り酒粕「松竹梅なめらか酒かす300g」が、その簡便性や風味の良さが評価され、春以降も衰えることなく出荷が続いている。
 ペースト状であるため、従来の板・バラ粕とは違い水戻し不要で、味噌のように軽く鍋の中で混ぜるだけで溶かすことができ、甘酒や粕汁作りがより簡単になる。
 肉・魚・野菜の粕漬作りや、料理やお菓子の素材としても使いやすい。米糀の粒が残っていないなめらかな口当たりである点も、様々な料理に使いやすいポイントだ。
 山田社長は「市販での酒粕の需要期は秋冬だが『なめらか酒粕』は春になっても注文が続いていることから、様々な用途で使われていることが分かる。酒粕のニューノーマルになっていくと期待している。近日中にパッケージをリニューアルしさらなる拡販を目指す」と話す。
 製法は、宝酒造の清酒「松竹梅」の酒粕を、低温室(6℃)と氷温室で4カ月にわたって低温発酵させる独自技術でペースト状にしている。同社の緻密な管理技術があって、絶妙な熟成具合を実現している。
 酒粕は発酵食品であり酵母や酵素を多く含む。熟成させる過程でアミノ酸が増えて風味を増していく他、「レジスタントプロテイン」など注目の成分も含んでいる。健康的かつ、料理にうま味を足してくれる万能調味料とも言える食材だ。
 従来タイプの酒粕では幅広い銘柄を取扱う。灘、伏見の有力ブランド清酒「松竹梅」、「日本盛」、「黒松白鹿」、「東鶴」などと豊富で、さらに自社ブランド酒粕「灘仕込」、「六甲山」、「酒粕一番」と得意先の要望に合わせて板、バラ、練り、吟醸の各種の形状で出荷している。
 夏野菜向けの漬物用酒粕では本格派の踏み込み製法に力を注いでいる。漬物用酒粕は踏み込んだ上で土用越ししたものが珍重され、味の乗るおいしい漬物作りに欠かせないものとされている。
 業務筋へは漬物用だけでなく、調理素材での利用も提唱している。麺業界や菓子業界などでの利用が徐々に広がってきている。
【2022(令和4)年5月16日第5093号4面】

山田酒造食品(兵庫県)

なめらか生酒粕
TAKINOIZUMI フルーツ甘酒
 なめらか味付酒粕
「なめらか味付酒粕」発売へ
  酒粕流通大手の山田酒造食品株式会社(山田文彦社長、兵庫県加東市高岡)は、地元加東市の兵庫県立社(やしろ)高等学校生活科学科の生徒の共同開発した「なめらか味付酒粕」を3月より地域限定で発売した。7月には全国版として、別規格にて発売を予定している。
 「なめらか味付酒粕」はペースト状の酒粕をトマト、レモン、カレーの3種類の風味に味付けし、30gずつの個包装とした商品。簡単にお湯に溶かせるので手軽に酒粕スープができる他、料理の下味や味変にも利用できる。
 ベースとなった「なめらか生酒粕」は昨年9月に発売。使い切りで扱いやすく、酒粕のイメージを一新する商品として注目を集めている。
 酒粕加工に長年従事してきた同社の技術を活かして、酒粕をゆっくりと熟成させ、なめらかなペースト状に仕立てている。
 スティック状の包装から簡単に絞り出すことができ、様々な料理の隠し味に使える。また卓上で味噌汁やスープに入れる〝ちょい足し〟にも利用できる。もちろん、甘酒や粕汁にも使える。従来の酒粕はお湯に溶かす作業が必要で面倒なイメージがあったが、本品はすぐに使えるのが便利だ。
 山田社長は「これまで粕汁や甘酒作りは冬のイメージが強かったが、個包装で溶かしやすい本商品は春になっても注文を頂いている。味付タイプはより簡便性が高く、気軽に使っていただける」と話す。今後はSNSやHPで新たな調味料として発信を強化する。
 社高校生との連携は昨年4月よりスタート。「健康美容によい酒粕に親しみを」をテーマに、酒粕を使った商品・レシピ開発や酒粕の健康機能性に関する情報発信を協力して取り組んできた成果が形になった商品だ。
 またこの他にも、酒粕と米こうじを組み合わせた「TAKINOIZUMIフルーツ甘酒」シリーズも好評だ。酒粕の芳醇な香りと、米こうじの自然な甘み、そしてダブル発酵食品による健康イメージで好評を得ている。
【2022(令和4)年5月16日第5093号5面】


米谷商店(兵庫県)

サッと溶ける酒粕300g
徳用酒粕500g
清酒酒粕300g
白鶴「サッと溶ける酒粕」
 有限会社米谷商店(米谷耕一社長、神戸市灘区)は、地元灘の老舗・白鶴酒造の酒粕を専門に加工販売を行っている。
 米谷社長のモットーは「仕事は楽しくリスクは最小限」。これに基づき、今年は練粕「サッと溶ける酒粕300g」を新発売する。
 今年で発売から30年を迎えた練粕「徳用酒粕500g」を少人数世帯でも使い切りやすい容量と、カジュアルさを強調したパッケージで、発想の転換を投げかける。
 実際、湯に浸けて軽くかき混ぜるだけで溶けるため粕汁や甘酒作りに便利だ。板粕やバラ粕とは違った熟成した風味を好む人も多い。漬物用にすることもできる。
 この他、漬物用の練粕は4㎏入、2㎏入を販売する。板粕は300gに加え、コープ神戸で半世紀以上にわたり販売してきた「清酒酒粕150g」を、今年から他量販店にも販売を解禁する予定だ。
 なお同社は以前は、白鶴以外の酒粕も扱っていたが、2001年より白鶴のみに専念することとした。より安全で信頼できる仕入れ先に絞ることが狙いだった。
 このようにして環境を整えた後は、酒粕という伝統発酵食品を存続させたいという志で、会社の規模・売上高にとらわれることのない安定経営を心がけている。
 米谷社長は「高校生の娘もこの志に共感し、会社を継ぐと言ってくれている」とし、この方針を貫く意志だ。
【2022(令和4)年5月16日第5093号5面】

宝来屋本店(福島県)

お新香三五八
ピリッと三五八
昔なつかしストレートあま酒
冷やしあま酒ストレートボトル入
三五八漬で野菜を美味しく食べる
 株式会社宝来屋本店(柳沼広呂人社長、福島県郡山市)は、明治39年の創業以来、100年以上にわたって伝承されている糀製法を守り厳しい品質管理体制のもと、あま酒、味噌、三五八漬の素などをしている。
 福島を中心に東北に伝わる伝統の三五八漬は、塩が3、蒸米が8、糀が5の割合で配合することからそう呼ばれるようになった。昔は、各家庭で三五八を作るのが一般的だったが、「水を加えるだけで三五八漬ができる」という商品を同社が昭和24年に、全国に先駆けて商品化した。
 「お新香三五八」は、糀が作った酵素が食材の持つ栄養素を分解し、うま味と栄養価をアップさせてくれる。本品に水を加え、お好みの野菜を漬け込むだけで美味しい一夜漬けができる。また、野菜だけではなく肉や魚を漬け込むと、肉が柔らかくなり旨味成分が増し、素材が美味しくなる。容量は500gで賞味期限は300日。「ピリッと三五八」は、「お新香三五八」に唐辛子を加えており、ピリッと辛い三五八漬ができる。これからの季節は胡瓜や茄子などの夏野菜の他、好みの野菜を漬け込めば、唐辛子の辛さと豊かな風味が特徴の三五八漬が楽しめる。内容量は500gで賞味期限は300日。
 また、同社は「あま酒」が大正時代まで冬と夏に愛用され、夏の季語で用いられていたことに着目し、これまで濃縮タイプが主流だったが、ストレートあま酒を商品化。2004年3月に日本で初めてペットボトル入りの「ストレート冷やしあま酒」を発売するなど、あま酒市場のパイオニアとして認知されており、高品質なあま酒製品を展開している。
 定番商品「ストレート冷やしあま酒・ボトル入」は、涼しげな青いラベルが目を引くデザインとなっており、国産米100%で作った米糀の甘さを引き出し、つぶつぶ感を大切にしながら仕込んだ。糖類を一切加えず、米糀だけの自然な甘味のあま酒となっている。
 米糀から作られたあま酒には消化吸収の良いブドウ糖や栄養素が含まれており、お腹にもやさしい。疲労時や、熱中症対策に最適。すっきりとした自然の甘さのため、スポーツ時、入浴後の水分補給に冷やして美味しく飲める。アルコール分0・00%。容量は350mlで賞味期限は240日。
ペットボトルタイプの他、スタンドパウチタイプの「昔なつかし冷やしあま酒」もあり、容量は1~2人前の300gで賞味期限は240日。
【2022(令和4)年5月16日第5093号5面】

カネジュウ食品(静岡県)

禅 夏のあま酒 個包装4袋入
個包装で一杯ずつ楽しめる
「夏のあま酒 個包装4袋入」発売
 カネジュウ食品株式会社(稲森律子社長、静岡県焼津市)は創業300年を誇る老舗メーカー。「禅」ブランドでこだわりの甘酒・味噌・金山寺の製造販売を行っている。
 同社では3月中旬から8月上旬の期間限定で「禅 夏のあま酒 個包装4袋入」を新発売する。
 濃縮あま酒を1食(60g)ずつ個包装しており、1袋を水やお湯で希釈することで簡単便利にあま酒を楽しむことができる商品。
 一杯ずつ作ることができ、鍋が要らない(火を使わない)、衛生的といった利点もある。
 あま酒を牛乳やヨーグルトに混ぜて楽しんだり、調味料として料理に使用する際にも便利だ。
 甘味料等を使用せず、お米本来の甘さを引き出した「お米だけの甘さ」タイプとなっている。あま酒は夏の季語となっており、その栄養価の高さから夏バテや熱中症にも効果的とされている。
 爽やかな水色のパッケージで夏らしさも演出してくれる商品だ。内容量は240g(60g×4袋)。
【2022(令和4)年2月11日第5084号9面】

伊勢惣(東京都)

仕上がりぬかみそ
発酵ぬかみそ 漬けるだけ!
みやここうじ四角型200g
熟成済みぬか床「仕上がりぬかみそ」
 株式会社伊勢惣(足立功社長、東京都板橋区)は、全国に幅広く流通する乾燥こうじ「みやここうじ」の製造元として知られている。
 また、自然発酵技術を生かし「熟成ぬか床」を昭和60年代に発売。現在のぬか床ブームの火付け役となった。その後も時代のニーズに合った新商品開発を積極的に行っている。一昨年から続く新型コロナウイルスの影響で巣ごもり消費が増加し、「おうち時間が利用できる」というニーズにマッチした同社のぬか床製品の売れ行きも大幅に伸長。特にすぐに漬けることができる「熟成済みぬか床」が好調で、ぬか床ブームの勢いを下支えしている。
 同社のぬか床の特徴は、乳酸菌と酵母が生きている製品であること。生きている乳酸菌と酵母の活動によって栄養が野菜に染み込むとともに発酵を促す。植物性乳酸菌が豊富に摂れる他、漬けて水分が抜けた分だけビタミンや食物繊維、カルシウム、カリウムなどの栄養素が凝縮され、栄養成分たっぷりの「ぬか漬」を手軽に摂取することができる。
 まさに、乳酸菌と酵母が生きているからこそなせる〝業〟。乳酸菌と酵母が生きているとガスが発生するため、同社ではチャック開封タイプの包材等を採用し、袋が膨らまないようにしている。乳酸菌と酵母が生きているといないとでは野菜の漬かり方と味が大きく変わってくる。同社の「ぬか床」と他社製品の違いはここにある。
 主力商品「仕上りぬかみそ」(1㎏、1・2㎏)は、パックがそのまま漬け容器になり、チャック開封タイプのため匂いが外に漏れないよう設計。手軽に本格的なぬか漬ができるアイテムとして定番となっている。その他、タル詰め(2・3㎏、熟成済ねりぬか1・8㎏+補充用味付椎茸ぬか500g)、つかっ樽(2㎏、熟成済ねりぬか1・5㎏+補充用味付椎茸ぬか500g)、ぬか漬け達人(1㎏)など、豊富なぬか床製品をラインナップしている。
 『余った野菜、ぬか漬けにしてみませんか?』をコンセプトにした「発酵ぬかみそ漬けるだけ!」は、世帯人数の減少や個食化のニーズにマッチし、ぬか床初心者にもオススメの一品だ。
 内容量は350gとぬか床最小タイプで、9~10回の使い切りタイプ。冷蔵庫保管で場所を取らず、野菜を漬けるだけで誰でも簡単に美味しいぬか漬を作ることができる。ぬか床初心者の他、ぬか漬を少しだけ食べたい消費者(高齢世帯、単独世帯、少数世帯)をターゲットとしている。
 同商品は大手量販店でも定番として販売されている他、青果物を扱うドラッグストアやCVSにも納入。売場は青果、日配、ドライと多様で、着実に裾野を広げている。賞味期限は180日で保存方法は常温。
 最もブランド力のある麹製品として認知されている「みやここうじ」は、引き続き好調だ。2012年の塩麹ブーム、2016年の甘酒ブーム、2018年のこうじ水ブーム…。数年に一度の周期で麹を利用して作られたものが注目を浴びて大ヒット。その度に麹の需要が急激に高まるが、その勢いは落ちることなく高止まりした状態で推移。ベースアップにつながっている。
 ここ1、2年は麹と小豆で作る砂糖不使用の「発酵あんこ」が第4弾こうじブームを呼ぶアイテムとして期待されている。同商品の規格は200gタイプに加え、500gパックや業務用1㎏も品揃えしている。
【2022(令和4)年2月11日第5084号17面】


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