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こんにゃく 業界活動2023

全国こんにゃく協同組合 「全国こんにゃくサミット」初開催

白井理事長
 全国こんにゃく協同組合連合会(白井宏一理事長)は2日と3日に、日本一のこんにゃく産地である群馬県の高崎市で「第1回全国こんにゃくサミット」を開催した。
 2日の会場となった高崎市のホテルグランビュー高崎には、全国から蒟蒻製造者、原料業者、生産者、関連資材メーカーが集結。農林水産省農産局地域対策官果樹・茶グループ長の仙波徹氏、一般財団法人日本こんにゃく協会理事長の清水秀樹氏を始めとした来賓を合わせ、総勢167名が出席し盛大に開催された。
 当日は三団体の代表者である全国こんにゃく協同組合連合会の白井理事長、全国蒟蒻原料協同組合の岡野則行理事長、群馬県こんにゃく研究会の湯淺政明会長が業界発展を祈念して挨拶。
第1回全国こんにゃくサミット
 関ファーム代表の関康浩氏、株式会社荻野商店代表取締役の荻野匡司氏、株式会社細萱食品代表取締役社長の細萱聖氏が最新の取組を発表した。
 また、日本こんにゃく協会の清水理事長がこんにゃく業界の現状を解説。宇都宮大学農学部・農業経済学科准教授の神代英昭氏が「こんにゃく業界の未来予想図」をテーマに講演した。三団体グループミーティングでは、蒟蒻製造者、原料業者、生産者が15グループに分かれ、業界の課題や消費拡大の施策について活発な意見交換を行った。
 翌3日には原料産地を視察した。
【詳細次号】
【2023(令和5)年9月11日第5139号1面】

全国こんにゃく協同組合連合会 全国こんにゃくサミット」開催

9月2日~3日に群馬県高崎市で
 全国こんにゃく協同組合連合会(白井宏一理事長)は9月2日~3日に、日本一のこんにゃく産地である群馬県の高崎市で「全国こんにゃくサミット」を開催する。
 「全国こんにゃくサミット」は、『こんにゃく業界の未来予想図』をテーマに、産地、精粉業、製造業が三位一体となり、消費者の視点を中心に添え、忌憚のない意見交換を行い、未来に通ずるこんにゃく産業の発展の礎を築くことを目的に開催されるイベント。
 全国こんにゃく協同組合連合会、全国蒟蒻原料協同組合の組合員や生産者らが参加。業界の現状や課題について幅広いテーマでグループディスカッションを行い、その結果を発表する。また翌日には産地視察も実施される予定だ。
【全国こんにゃくサミット開催概要】
 ①日時:令和5年9月2日(土)午後1時(開催時刻)受付12時15分より
 ②場所:ホテルグランビュー高崎(高崎市柳川町70)
 ③テーマ:『こんにゃく業界の未来予想図』
<懇親会>
 ①日時:令和5年9月2日(土)午後6時開宴(受付5時45分より)
 ②場所:ホテルグランビュー高崎
<生産地見学の案内>
 ①日時:令和5年9月3日(日)午前8時30分 1階ホテル玄関集合
 ②場所:群馬県県内産地農場等 会場ホテル及びJR高崎駅 午後3時頃解散(バス等を使用)
【2023(令和5)年7月21日第5135号10面】

長野県こんにゃく協同組合 松本市で総会を開く

長野県こんにゃく組合の組合員らで(右から3人目が細萱理事長)
長野県こんにゃく組合の総会

9月に養護施設へ寄贈事業

 長野県こんにゃく組合(細萱聖理事長)は6月24日、長野県松本市の割烹仙岳にて総会を開催した。
 開会挨拶で、細萱理事長は「業界の現状は引き続き厳しい状況にあるが、組合員の皆様におかれましては、様々なアイデアと努力をもって会社の経営を支えて頂いていると思う。新型コロナのパンデミックは2019年から3年半もの間続き、ロシアによるウクライナ侵攻の影響も重なり、物価高、様々な物の不足により大きな影響を与えている。その間に全国の同業者の中には、残念ながら経営を続けることが困難になり、事業を止めてしまった会社もあると聞いている。そのような中だが、長野県こんにゃく組合のメンバー5社は、何とかこの経営難を乗り越えて、業界を盛り上げて頂きたいと思う」と挨拶した。
 議事では、①今期活動計画、②全国こんにゃく協同組合連合会事業、③会計報告といった3つの議題について、審議が行われた。
 今期活動計画については、毎年恒例となっている秋のこんにゃく祭りのイベントとして、長野市の児童養護施設「三帰寮」へ組合員5社のこんにゃく、しらたき製品1000個を今年も寄贈する予定が示され、実施日は9月30日に決定した。新年総会については、1月20日、21日を候補日として、今後調整していく方針が示された。
「全国こんにゃくサミット」(9月2・3日、群馬県高崎市)開催発表
 全こん連事業では、「全国こんにゃくサミット」が9月2日、3日に群馬県高崎市のホテルグランビュー高崎にて開催されることが発表された他、今期の事業内容について報告があった。
 会計報告では、会計の荻原加奈子氏より報告があり、満場一致で承認された。
懇親会では小林文人直前理事長が乾杯発声を務め、「厳しい環境ではあるが、情報交換をしながら頑張っていこう」と杯を挙げ開宴。組合員が近況などを報告し合い、今後の意気込みを語り合った。
【2023(令和5)年7月1日第5133号4面】

全国こんにゃく協同組合連合会 第67期通常総会

白井理事長
清水理事長
岡野理事長
三村課長補佐

「全国こんにゃくサミット」 高崎市で9月2日~3日に

全国こんにゃく協同組合連合会の総会
 全国こんにゃく協同組合連合会(白井宏一理事長)は5月27日、東京都新宿区の京王プラザホテルにて第67回通常総会を開催した。
 総会では組合の新事業として、9月2日~3日に群馬県高崎市のホテルグランビュー高崎で「全国こんにゃくサミット」が開催されることが発表された。全国こんにゃくサミットは、全国の原料生産者、製粉業社、蒟蒻メーカーが、日本一の産地である群馬県に一堂に会するイベント。
 『こんにゃく業界の未来予想図』をテーマに、全国こんにゃく協同組合連合会、全国蒟蒻原料協同組合の組合員や生産者らが参加し、業界の未来や需要拡大のための施策などについてディスカッションし、産地見学会も実施される。
 総会では白井理事長が開会挨拶。「全こん連の組合員数は、各地の組合が解散している影響もあり、年々減少を続けているが、少数精鋭で魅力ある体制づくりをしていこうという方針を掲げ、昨年から取り組んできた。生産者、原料組合、全こん連が三位一体となり業界を盛り上げていく必要があり、“全国こんにゃくサミット”を9月2日、3日に開催することになった。農林水産省のお力もお借りし、蒟蒻の未来や消費拡大のための施策について、3業界が集まり忌憚のない意見交換ができる場としたい。次の時代へ向け、業界が発展していけるよう取り組んでいきたい」と話した。
 来賓として農林水産省農産局果樹・茶グループ地域作物第2班課長補佐の三村真梨子氏、地域特産係長の土屋香菜氏、一般財団法人日本こんにゃく協会理事長の清水秀樹氏、全国蒟蒻原料協同組合理事長の岡野則行氏が紹介された。
 三村氏は「こんにゃくの消費拡大が課題となる中、“全国こんにゃくサミット”の開催など、こんにゃくの需要拡大に向けた取組を実施される予定で、農林水産省としても一緒に盛り上げていきたいと考えている」。
 清水氏は「消費拡大のためには、おいしい食べ方や健康性など、こんにゃくの魅力を情報発信すると共に多様化する消費者ニーズに対応していくことが大切だ。コロナも収束しつつあるので、これからは皆様で集まりいろいろな協議をしていきたい」。
 岡野氏は「群馬県の産地では、生産者の高齢化と原料価格の低迷により生産者は減少傾向にある。重油価格や電気代の高騰など経費の上昇が続いており、持続可能な業界の在り方を考えると、消費者の皆様のご理解を頂き製品に対して適正価格を頂戴した上で売上を増やし業界全体が潤うことを期待したい」とそれぞれ祝辞を述べた。 
 京都府蒟蒻工業協同組合の矢野政幸氏が議長に選出され議事が執り行われた。①令和4年度事業報告書及び決算関係書類承認の件、②令和5年度事業計画及び収支予算承認の件、新規加入の件、③令和5年度経費の賦課及び徴収方法決定の件、④令和5年度借入金残高の最高限度額決定の件、⑤令和5年度取引金融機関の決定の件、⑥その他の件(令和5年度各委員推薦の件)について各議案が上程され、全て原案通り承認された。今期はコロナ禍からの再建、再スタートの年として、「全国こんにゃくサミット」を開催し、需要喚起を行う他、消費者ニーズに沿った商品開発のための情報交換や、料理カレンダーの利用拡大を図る。組合員数は、令和4年度末時点で126社となった。
 懇親会は粉川隆市副理事長の開会挨拶に続き、市川豊行前理事長の乾杯発声にて開宴。宴たけなわの中、平野隆副理事長の中締めで閉会となった。
【2023(令和5)年6月1日第5130号7面】
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