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九州うまかモン トピックス2024

宮崎県漬物協同組合 組合活動は新たな局面へ 農業振興へ県と連携強化

野﨑代表理事(右)と大薗専務理事
 宮崎県漬物協同組合は5月14日の総会で、代表理事に野﨑偉世氏、専務理事に大薗慎吾氏を選任した。
 野﨑代表理事は1979年12月19日生まれの45歳、大薗専務理事は1993年7月6日生まれの31歳と、世代交代を象徴するような人事となった。
 折しも今年10月4日に開かれる全漬連青年部会全国大会宮崎大会へ向けて組合内のコミュニケーションが盛んになっている中での人事となり、事業活動にも一層の力が入る。
 野﨑代表理事は「業界が抱える課題は色々あるが、漬物業界にとってすべての出発点は原料確保。原料問題は農業振興と密接であり、一企業で解決するのは困難だ。組合として会員同士の協力を強めていくことが必要だと考えている。行政との連携も重要で、昨年は県知事を訪問し漬物の消費振興や農業強化についてお話した。給食への漬物導入や漬物での野菜摂取推進、適塩のアピールなど、まだまだ取り組めることはある。前例を踏襲するだけでなく、時代のニーズをキャッチして実行に移していくことで組合員の皆様へ貢献できる組合を目指していきたい」と話す。今月24日には県との勉強会も実施する計画だ。
 大薗専務理事は「重責を感じるが、漬物について考え、県内や全国の方々と交流する貴重な機会を頂いたと思う。野﨑代表理事や組合の皆様のサポートをしながら、自身の成長にも繋げられれば」と意気込みを見せている。
 隣県である鹿児島県漬物商工業協同組合も堂園春樹理事長、水溜光一専務理事の30代・40代コンビが活躍している。
 若い力の抜擢により、組合活動も新たな局面を迎えようとしている。
【2024(令和6)年7月1日第5167号5面】

7月1日号 大会会長に聞く

第42回全漬連青年部会全国大会宮崎大会 大会会長 佐藤仁氏

宮崎大会は10月4日開催
業界を良くするきっかけに

 第42回全日本漬物協同組合連合会青年部会全国大会の宮崎大会が、10月4日(金)、宮崎観光ホテルで開催される。佐藤漬物工業の佐藤仁専務が大会会長を、野崎漬物株式会社の野﨑偉世社長が実行委員長を務める。大会テーマは「~みやざきhot wave~起こそう!イノベーションを!!」。佐藤会長は、宮崎ならではの切り口から漬物業界がより良くなるきっかけを作りたいと語る。(大阪支社・小林悟空)
◇    ◇
 ー宮崎漬協青年部について。
 「12名が加盟しており、20代のメンバーもいて平均年齢が若い。各種イベントに出店して県産漬物のPR販売を行うなど精力的に活動している。今回の大会準備を通して結束力は一段と強まっていると感じる」
 ー青年部会全国大会の存続が危惧されている。
 「青年部組織が全国的に解散や親会と合流する流れになっており従来の形式で実施するのは難しくなっている。来年からは東京と大阪で交互に、運営も全漬連が担って簡略化した形式で開催するという案が出ている。青年部が企画から運営まで担当して、地方へ大勢が集まって開催するのはこれで最後になるかもしれない。宮崎ならではの切り口から漬物業界がより良くなるきっかけを作ること、また皆様が宮崎に来てよかった、と思ってもらえる大会にしたい」
 ー大会の内容は。
 「焼酎でお馴染みの霧島酒造様(都城市)に講演していただく。焼酎の生産量は1970年代から2005年まで右肩上がりに増加、その後多少落ち着いたものの、今なお焼酎ブームと言われる高い数量を維持している。そんな中、同社は2004年の業界6位から、2012年にはトップへ躍り出ている。焼酎業界の成長と、霧島酒造のブランディングの秘密を語っていただく。懇親会では県内の名物を使った料理などを振る舞う予定だ」
 ー宮崎の漬物業界の現状。
 「沢庵、高菜、楽京に携わっている会社が大半。私の知る限り、売れ行きはいずれも需要が強まっており好調なのだが、原料不足が足かせとなってチャンスロスが起きている。全国的に農業の担い手不足は問題となっているが、農業大国である宮崎ではそれがより深刻な課題となって現れてきている。10月といえば大根や高菜の播種が始まる季節でもある。懇親会では、漬物業界による農業活性化といった話題も語り合いたい。ぜひ多くの方々にお越しいただきたい」
 ー貴社の動向は。
 「ありがたいことに昨年を上回っている。他産地の大根の不作や、中国産原料の値上がりの影響もあると思う。漬物は原料あってこそ、とあらためて感じている。また、輸送の問題から地元の小林市周辺限定にしているのだが、沢庵を袋に入れて輪ゴム留めにした商品が意外なほどよく売れている。宮崎市内や県外からも注文が来るほど。時代錯誤とも思える姿の商品が売れるのが、漬物の他ジャンルと違うところ。表面的に飾るのではなく、本質を見極めなければブランディングはなし得ない、という実例だと感じている」
【2024(令和6)年7月1日第5167号4面】

九州漬物協会 農業活性化を主導 宮尾氏「栄養表示を常食量に」

大久保会長
中園全漬連会長
野﨑宮崎漬協理事長
宮尾全漬検会長
武井議員秘書の清水氏
九州漬物協会の総会
 【大阪支社】九州漬物協会(大久保次郎会長)は19日、宮崎市のJALシティホテル宮崎で通常総会宮崎大会を開催。高菜、干そう沢庵の原料情報交換会(別掲)の他、全国漬物検査協会会長の宮尾茂雄氏による漬物と塩分に関する講演会も併せて開催された。
 総会に入り、開催地である宮崎県漬物協同組合の野﨑偉世理事長が開会の挨拶に立ち、この5月に理事長に就任したばかりであることを報告した上で「宮崎県の干し野菜生産システムは、令和3年に日本農業遺産に認定された。組合としては県との連携を強め農業振興と、その魅力発信に努めていく方針。本日は、九州の未来を良くするため話し合う機会になれば幸いだ」と語った。
 また大久保会長は、事前に行われた原料情報交換会について触れ「漬物産業は農業の上に成り立っている。我々が農業活性化を主導していくという気概が必要だ。同時に、作った漬物を売っていく営業努力も重要。そのための情報交換の場としてほしい」と毎年大規模で総会を開催する意義を強調した。
 議事は①令和5年度事業報告並びに収支決算承認、②令和6年度事業計画並びに収支予算案承認、③次期総会開催地について審議し、いずれも原案通り承認された。
 ②は、10月4日に開催される全漬連青年部会全国大会宮崎大会への協力要請や衛生意識向上、原料安定確保対策、漬物製造管理士試験、外国人技能実習評価試験の運営などが計画されている。また、③次回総会開催地は鹿児島県となった。
 総会後には来賓から祝辞が寄せられた。自由民主党漬物振興議員連盟事務局長を務める武井俊輔衆議院議員(代理出席‥秘書 清水寛幸氏)は「漬物は日本の文化として世界に誇れる存在。党としては経済活性化に全力を挙げているところだが、漬物業界特有の悩みがあれば是非聴かせて欲しい」と、漬物業界を支援していく姿勢を見せた。
 また全日本漬物協同組合連合会の中園雅治会長は、漬物が高塩度食品であるという誤解の払拭や、若者が漬物を食べない原因の調査などに力を入れていると紹介した上で、自身の地元でもある九州の漬物業界を発展させよう、と呼びかけ挨拶とした。
 続いて行われた宮尾会長による講演会は、漬物と塩分の関係がテーマとなった。
 宮尾氏はまず冷蔵保存技術の向上とともに漬物の塩分濃度は明らかに低下していることを提示。
 さらに、漬物の栄養成分表示は100g換算が主流となっているが、常食料表示(例‥たくあん5切れ30g当たり)とした方が実際の食シーンに合っていて分かりやすく、食塩相当量も他の食品と比べて多くないと伝えられる、と力説した。
 また、近年は国際的に、減塩化一辺倒ではなく、ナトリウムとカリウムのバランス(ナトカリ比)を重視するようになっていることを報告。漬物には野菜のカリウムも豊富に含まれ、塩(ナトリウム)の排出を助けるため、高血圧などの生活習慣病には直結しない可能性を説いた。
 その後は賛助会員も招き、総勢60名出席で懇親会が催された。原料面、営業面、経営者としての悩みなど、漬物を愛する者同士として語り合う有意義な時間を過ごした。
中園久太郎商店(鹿児島県)

九州漬物協会 干そう沢庵・高菜合同原料情報交換会

佐藤干そう沢庵部会長
河野高菜会長
高菜収穫期3種が紹介された
干そう沢庵は良品不足 高菜では収穫機3種が紹介
 九州漬物協会の総会に先立って、原料情報交換会が行われた。
 これまでは高菜部会、干そう沢庵部会に分かれての会議を行っていたが、両方に携わる事業者が多くなっていることから、合同開催とした。
【干そう沢庵】
 干そう沢庵については佐藤茂廣部会長が司会となった。昨シーズン産の干し大根生産量は宮崎県の田野・清武地域が4000トン、鹿児島県が2000トンほど(いずれもメーカー聞き取り調査)。
 重量で見ればここ3年ほど横ばいだが、今年は長雨による干そう不足が目立ち、良品が不足している。
 大根は重量野菜であることから高齢農家の引退が相次いでおり、省力化を模索しなければ5年後には農家が半減するとの見通しが示された。特に播種や生育よりも収穫作業が大きな負担となっているとの農家の声が紹介された。
 販売計画について「良品が確保できず一本物よりもスライス、刻み中心の提案になる」「原料は今後減っていくという前提。付加価値により単価が上昇しなければ、売上は維持できない」などの意見が出た。
【高菜】 
 高菜については河野大輔部会長が司会となった。今年度の買取金額は北九州(福岡・佐賀・長崎)では前年並の価格だったが、南九州(宮崎、鹿児島)は1割価格が上昇した。生産数量は不作だった昨年を上回り、平年作と見られる。
 中国産は海沿い地域で不作となっている。国産原料とほぼ同等の単価となっているが、国産だけで需要をまかなうのは不可能であるため、輸入は引き続き不可欠である。
 続いて高菜収穫機が3種類紹介された。いずれも1反当たり1時間弱での収穫が可能となる。腰をかがめて鎌で根元を切っている現状よりも効率的で、体力的負担を大幅に軽減できる。
 旭食品工業株式会社(福岡県みやま市)が株式会社ヤンマーと開発したのは三輪駆動、自走式、回転刃の収穫機。価格は約400万円(定価)。作業車にはオプションで中耕ロータリーや施肥機を装着することもできる。
 オギハラ食品株式会社(福岡県大牟田市)は、株式会社たなか(福岡県久留米市)とともに、手押し式の掘取機を開発。畝をまたいで、高菜の下に掘取刃を潜らせて根元をカットする。軽トラックに載せられるコンパクト設計で、価格は150万円ほど。
 鹿児島県漬物協同組合は鹿児島県農業開発総合センター、農研機構らとともに、ビーンハーベスタを改良した手押し式の収穫機を開発中。同機は根元でカットした後、高菜の返し作業までできるのが特徴。一般提供を目指して改良中である。
 参加者からは「収穫の負担が軽減できれば作付けを増やしたいという農家はいる。機械の選択肢が3つもあるのはありがたい」と喜ぶ声が上がった。
 この他、インボイス制度に関して「農協に委託販売する際にはインボイスを交付せずに済む農協特例があり、企業と契約栽培するよりも農協に収める方が得な状態となっている。全漬連として改善を求めるべきでは」との意見が出た。
【2024(令和6)年6月21日第5166号4面】

阿蘇たかな漬協 坂本農林水産大臣に陳情

坂本大臣(中)と中山理事長(右から2人目)ほか組合員
大臣室での会見

宮崎漬協 野﨑偉世氏が新代表理事に

害虫駆除の農薬登録求める
 阿蘇たかな漬協同組合(中山達也理事長、熊本県)は1月30日、農林水産省を訪問し、坂本哲志農林水産大臣(衆議院熊本3区)に対して、阿蘇たかなを苦しめている害虫“ハクサイダニ”に有効な農薬登録を求める陳情書を提出した。
 熊本県がまとめた資料によると、ハクサイダニは冬季に栽培される多くの作物に寄生し加害するとして、ムギダニの別種とされた比較的新しい害虫。
 葉や茎に口針を指して吸汁するため、被害葉は灰色から銀白色に変色し、激しい場合は生育が衰え枯死する。アブラナ科野菜やニンジン、ネギ、ホウレンソウ、パセリ、シュンギクなどの作物に寄生し、単為生殖で繁殖力が高い特徴がある。
 阿蘇たかなでは2006年に被害を確認。その後は散発的だったが昨年2月に阿蘇市を中心に大発生し、収穫量が約4割減少する大きな被害が発生した。今年1月現在、昨年発生したほ場で本年も発生した他、新たに発生したほ場もあり、被害は拡大傾向にある。
 ハクサイダニの阿蘇たかなに対する登録農薬がないことから、県では昨年度からマイナー作物の農薬登録拡大に取り組んでいる。
 当日は中山理事長はじめ同組合員や県、阿蘇市職員ら6名が農水省を訪れ、坂本農水大臣に面会。中山理事長は「阿蘇たかな漬は、古くから阿蘇地域に伝わる伝統食品で、文化庁の『100年フード』にも認定されている。生産者が安心して栽培に取り組めるよう支援をお願いしたい」と要望した。
 陳情書を受け取った坂本大臣は「阿蘇たかな漬は私も昔から食べ慣れた漬物で、熊本を代表する地域の重要な食品。安定供給に向け、対策にしっかり取り組みたい」と話した。
【2024(令和6)年2月11日第5153号13面】
 
阿蘇たかな漬協同組合

<前田食品工業> 前田節明氏が県知事に受章報告 褒章祝賀会を2月20日開催

受章を報告した前田会長(中)と山口知事(右)、広瀬理事長(左)
佐賀県庁ロビーのスクリーンに受章伝達式の写真が投影された
 令和5年秋の叙勲・褒章で黄綬褒章を受章した、元全日本漬物協同組合連合会常務理事の前田節明氏(前田食品工業有限会社代表取締役会長)は1月9日、佐賀県漬物工業協同組合の広瀬忠伸理事長と共に、山口祥義佐賀県知事を訪問し、褒章受章報告を行った。
 山口知事の歓待を受けた前田氏は受章の経緯や、組合事業として復活を手掛けた相知高菜の歴史などを説明。前田氏は「家業を継いで仕事をしていた私にとって、思いもしなかった受章で大変名誉なこと」と語った。
 また、褒章伝達式当日に皇居を訪ねた際には、天皇陛下から直接お声がけがあったエピソード等も報告した。
 11時45分~12時という限られた時間の中ではあったが、笑いも交えながら温かい雰囲気の中で報告を終えた。
 また、当日は佐賀県中小企業団体中央会の計らいで、前田氏本人にはサプライズとして佐賀県庁ロビーのスクリーンに受章伝達式の写真が投影された。
 なお、前田氏の「黄綬褒章受章祝賀会」は2月20日12時30分~15時、「ホテルニューオータニ佐賀」で開催される。
【2024(令和6)年2月1日第5152号1面】

<全漬連青年部会> 第42回全国大会宮崎大会 10月4日宮崎観光ホテルで

第41回栃木大会での「青年の輪」伝達式
~みやざきhot wave~ 起こそう!イノベーションを!!
 第42回全日本漬物協同組合連合会青年部会全国大会の宮崎大会が10月4日(金)、宮崎観光ホテルで開催される。佐藤漬物工業の佐藤仁専務が大会会長を、野崎漬物の野﨑偉世社長が実行委員長を務める。
 大会テーマは「~みやざきhot wave~ 起こそう!イノベーションを!!」。将来の漬物業界を牽引する若手が集まる全国大会が、革新の熱い波を引き起こす契機となるよう意気込みを込めている。
 宮崎県漬物協同組合青年部は現在、佐藤大会会長が部長を務め、13名が加盟。20代のメンバーもいて平均年齢が若く、県産漬物のPRなどの事業に活発に取り組んでいる。
 宮崎県は温暖な気候や豊かな自然を活かして、沢庵やらっきょう漬、高菜漬などが生産され全国に知られるブランドを多数有している。2021年2月には、日本一の生産量を誇る干し大根と大根やぐらの農業システムが「日本農業遺産」に認定されている。しかし昨今はその作業が重労働であり、生産者の高齢化が懸念されている。
 漬物原料の不足が全国的に課題となる昨今、漬物の王様とも言える沢庵の特産地で意見を交わす機会は貴重なものとなるはずだ。
 また宮崎は名門ゴルフコースが多数あり、サーフィン等のマリンスポーツも盛ん。更に様々なスポーツクラブのキャンプ地となるなど、スポーツが根付いた土地柄。これに関連した催しも計画中で、学びも楽しみも満載の大会となる予定。
【宮崎県漬物協同組合青年部(順不同、敬称略)】
 ▼佐藤漬物工業株式会社=佐藤仁(大会会長)▼野崎漬物株式会社=野﨑偉世(実行委員長)▼有限会社アンビシァス=篠原大輔▼有限会社大薗漬物店=大薗慎吾▼株式会社上沖産業=上沖和己▼株式会社上沖産業=徳留勇作▼九州農産株式会社=梅元寿敏▼キムラ漬物宮崎工業株式会社=木村昭彦▼坂田漬物有限会社=坂田航翔▼谷口漬物店=谷口吉朗▼有限会社つの農産=大久保光▼道本食品株式会社=道本泰久▼有限会社向栄食品工業=岩切孝幸
「宮崎から革新の波」 宮崎大会 大会会長 佐藤仁氏
 次回、第42回全国大会を宮崎県で開催させて頂くこととなりました。宮崎県は『日向(ひむか、ひゅうが)』と日本書記に記されているように神話が伝わり、日照時間も長く、温暖な気候により農畜産物や漁業、そしてスポーツ活動も盛んな土地であります。
 宮崎大会のテーマは「~みやざきhot wave~ 起こそう!イノベーションを!!」です。
 コロナ禍を経て、以前のように人の行き来が出来るようになりました。しかし昨今の物価上昇や人手不足など新たな問題に直面しております。
 当大会では交流を深め、新たな出会いや学びにより、様々な革新に繋げられる大会を目指しております。宮崎の代表的なスポーツ・サーフィンにちなみ、ここから熱い波を起こし、元気を与える大会を構築します。
 宮崎県会員一同、心よりおもてなしをさせて頂きます。皆様のご参加をお待ちしております。
「企業の垣根を越えて」 宮崎大会 実行委員長 野﨑偉世氏
 次回開催の第42回宮崎大会は、10月4日に開催いたします。
 会場は、宮崎空港・宮崎駅より車で15分と、宮崎市の中心にある宮崎観光ホテルとなります。
 日照時間が長く温暖な気候の宮崎県は、農業産出額全国5位であり、生産量上位の品目も非常に多い農業県であります。これらを利用した沢庵や高菜漬、らっきょう漬などの漬物は、全国へ知られるブランドとなっています。
 この度、2021年2月には宮崎県田野・清武地域の干し大根を中心とする「干し野菜と露地畑作」が日本農業遺産の認定を受けました。
 また、各種スポーツのキャンプ地となっている他、サーフィンは世界的にも有名な地であり、スポーツが盛んに行われています。
 これからの時代を担う青年部の皆様と、宮崎ならではのゆったりとした時間の中、企業の垣根を越えて交流を深め合い、この地から「漬物にイノベーションを起こすhot wave」を起こしていきたいと考えております。青年部会一同、皆様方のご参加を心よりお待ちしております。
【2024(令和6)年1月1日第5149号11面】

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