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塩 企業・団体紹介2021

ダイヤソルト(東京都) 2022年4月業務用塩を値上げ

ダイヤソルト株式会社(熊野直敏社長、東京都中野区)は来年4月より、食品加工等に使用する業務用塩を1㎏当たり9円以上値上げする。
品目は「食塩」「並塩」「特級塩」「白塩」「造粒塩」など全ての業務用塩が対象。値上げの主な要因はエネルギーコストの高騰。
塩の製造工程で不可欠なボイラー燃焼に石炭を使用しており、この石炭単価や輸送費が一時期、年度初めの3倍程度に高騰し、直近でも約2倍程度で推移している。
石炭相場は今後も予断を許さない状況が続くと予想されている。さらに定期的に発生する製塩設備の保守、メンテナンス費なども収益を圧迫している。
同社はこれまで、徹底した合理化によるコスト削減策を実施してきたが、自助努力では吸収することが極めて困難な状況となった。加えて今後は、低炭素社会の実現に向けた設備投資も不可欠となることから、安全・安心な国内塩を安定供給していくために、今回の価格改定に踏み切る。
【2021(令和3)年12月21日第5079号3面】

ダイヤソルト HP

食用塩公正取引協議会 書面決議で総会を開催

石丸新会長
石丸一三氏が新会長に
塩の表示ルールを審査する食用塩公正取引協議会(貞永憲作会長)は、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から2021年度通常総会を6月25日締めの書面議決により実施。また、同月29日に開催された理事会にて三役の選任が行われ、貞永会長(日本精塩社長)の退任が決まった他、石丸一三氏(伯方塩業社長)の会長就任と鈴木恵氏(天塩社長)の副会長就任が決定した。
総会の議案は第1号議案の2020年度事業報告、第2号議案の2020年度決算報告および監査報告、第3号議案の2021年度事業計画(案)、第4号議案の2021年度予算(案)、第5号議案の2021年度食用塩公正取引協議会役員(案)について。全ての議案は原案通り承認、可決された。
2021年度事業計画では、2021年度は食品表示基準の原料原産地表示制度の猶予期間が終わる年度であり、食用塩においては何年かに亘って続いてきた食品表示法制定からの表示変更が完了する年度となるため、これまで行ってきた表示変更確認を含め、会員の全商品が食品表示基準に従った表示となるよう会員への指導を着実に進めるため、審査事業を実施していくことなどが確認された。
【新役員(敬称略)】
▼会長:石丸一三(新任)▼副会長:鈴木恵(新任)、多田佳嗣、中川義博、三谷仁孝▼専務理事:新野靖
【2021(令和3)年7月21日第5064号11面】

食用塩公正取引協議会 HP

「スポンサーPR」バナークリックで企業ページへ

ソルト関西(大阪府) 塩や調味料をワンストップで

株式会社ソルト関西(山本博社長、大阪府大阪市中央区)は、平成13年に関西域内の卸売会社6社が事業統合して設立された塩の元売企業である。近年では砂糖やグルソーも扱い、取引企業の仕入れ業務の効率化をサポートしている。
直近の業績としては、融雪用等を除き食品に限って見れば、2月頃にコロナ禍が始まって以降、塩の出荷量はコロナ以前と比べ、数%減少している。山本社長は「塩はあらゆる食品に利用されるので、食事場所の重心が外食から家庭へ移っても、出荷が大きく減少することはない。ただ、家庭では外食よりフード・ロスが少なく、その分を反映している」と分析する。
またSDGs意識が高まる近年、アフター・コロナが到来しても、以前のようなフードロスを前提とした食品生産を期待することは難しくなっている。加えて、減塩化もますます進んでおり、塩の出荷が以前の水準に回復することはない、との見通しがある。
こうした状況下で、同社が取る戦略が塩以外の商材を扱うことだ。塩はあらゆる事業者が利用するため、それと合わせて様々な商材をワンストップで納入できるようになれば取引企業は仕入れに関わる負担を削減することができる。今後も扱う品目は拡大していく予定だ。
また、山本社長は現在、全国塩元売協会会長、塩元売協同組合理事長、そして昨年設立された全国塩業懇話会初代会長の要職も務めている。全国塩業懇話会は、塩事業に関わる5団体が参画し、分野横断的に連携する団体。現在は『適塩の呼び掛け』や『物流共同化』、『名称・規格の統一』、『災害時の被災工場への応援、サポートの体制作り』、『脱炭素』といった課題について、委員会を立ち上げ議論している。
【2021(令和3)年7月21日第5064号11面】

ソルト関西 HP

日塩(東京都) にちえんそるとシリーズ

にちえんそると天日原塩 25kg

 にちえんそると天日粉砕塩 25kg
日塩株式会社(吉武義憲社長、東京都港区)は大日本塩業が前身であり塩業界屈指の歴史を持つ。戦後は企業再建整備法に基づき昭和24年に発足。国内に残存した塩倉庫や再製塩工場を主体にして塩の保管、加工包装、回送の他、外国塩の輸入を営み、粉砕加工塩メーカーとして、食用から工業用まで幅広く輸入塩を国内に供給している。
食用塩の主力はロングセラーとして知られる天日塩シリーズ。「にちえんそると天日原塩」は塩化ナトリウム95%以上で自然結晶させた天日塩。様々な大きさの不定形結晶の天日塩で、漬物の下漬の他、醤油、水産加工に溶解して使用されている。「にちえんそると天日粉砕塩」も塩化ナトリウム95%以上の天日原塩を粉砕した塩で素材のなじみやすさが特長。漬物や水産加工を始め皮革なめしなどで採用されている。
同社では一般物流事業にも進出、一般貨物の保管も取扱う。全国輸入塩協会の加盟企業として、道路融雪用塩を安定的に供給できる企業としても実績を積み重ねている。同社が扱う輸入塩は、メキシコ産の天日塩が中心で、日本国内に安定的なサプライチェーンを質量共に構築している。また漁協などに納入する瞬間凍結用のブライン凍結用塩も扱うなど同社の塩部の取組みは幅広い。
【2021(令和3)年7月21日第5064号11面】

日塩 HP

赤穂化成(兵庫県)

熱中対策スパークリングレモン
暑さ対策の新商品を続々販売中
「赤穂の天塩」ブランドを持つ赤穂化成株式会社(池上良成社長、兵庫県赤穂市)は、熱中対策シリーズの新商品「熱中対策水スパークリングレモン(490ml)」を4月に新発売し、絶賛販売中だ。
本品は、暑さ対策に適したすっきり爽やかレモンフレーバーで、またカロリー・糖類ゼロの強炭酸飲料。同社ブランドの「赤穂の天塩」を使用しているのが特徴だ。
同社のレモン味飲料では「熱中対策水レモン味(500ml)」もあり、汗に近いイオンバランス、燃焼系L‐カルニチン、ビタミンプラス(ナイアシン)を含み、こちらもカロリーゼロ飲料(無果汁)。他には甘酸っぱい日向夏味、子どもにも人気のぶどう味も揃え、パウチタイプでも販売している。
タブレットタイプ商品の「灼熱対策」シリーズでは、「灼熱対策塩タブレットパイン味33g」や「灼熱対策ソルトサプリレモン味7g」のラインナップがある。
汗で失うイオンを補給する「凍らせてシャーベット」シリーズではライチ味、レモン味、ぶどう味を揃え、すべて天塩を使用している。
関西猛暑対策展に出展した赤穂化成のブース
さらに「まいにちの健康対策水」は、高める・防ぐ・守る、をコンセプトにしたゆず風味の健康飲料で、健康アシスト成分のラクトフェリン、亜鉛、クエン酸を配合することにより「立ち向かうチカラ」をサポートし、夏だけでなく季節を問わず楽しめる。カロリーゼロ・無果汁であり、本品は栄養機能食品だ。商品ラベルにはアマビエのイラストをあしらっている。
同社は今月14日~16日に大阪府のインテックス大阪(大阪市)で開催された「関西猛暑対策展」で、ボトルからパウチまで様々なタイプの「熱中対策」シリーズ商品を並べて宣伝し、今夏の猛暑に向けて塩分補給の大切さを呼び掛けた。
【2021(令和3)年7月21日第5064号11面】

赤穂化成 HP

天塩(東京都)

キッチンカー「AMASIOKITCHEN」
「赤穂の天塩」こだわり派の支持
株式会社天塩(鈴木恵社長、東京都新宿区)は看板商品「赤穂の天塩」で知られる。世界自然遺産であるオーストラリア・シャークベイの海水からできた天日塩を原料に、江戸時代から赤穂に伝わる差塩製法を継承し、にがりを含むまろやかな味わいの粗塩に仕上げている。
「赤穂の天塩」は、食材への浸透性や付着性が高く馴染みが良いため、料理に使用することで食材の旨味を引き立て、奥深い味わいを楽しむことができる。巣ごもり消費が続く中、こだわりの塩を求めて、同商品を手に取る人が増えている。
同じく人気を集めているのが「天塩塩胡椒」。独自技術で塩のまわりに胡椒をコーティングし、ひとつの粒にすることで、ムラのない味わいを実現している。 同社では昨年、新商品「天海のカリッとふり塩」と「ファイブスターグリーン」を発売。「天海のカリッとふり塩」は、高知県室戸沖海洋深層水を平釜でじっくり時間をかけて仕上げた特選の大粒の塩。〝カリッ〟とした食感が心地良く、ゆっくりと舌の上で溶けるため、口当たりまろやかな味わいが楽しめる。
「ファイブスターグリーン」は、いつもの塩の代わりに使用するだけで塩分を30%カットできるミネラル調味料。原料は高知県室戸海洋深層水100%で、添加物は不使用。減塩しながらも、塩の美味しさを楽しみたい人にピッタリな商品となっている。
また今年3月には「涼塩飴(すずしおあめ)ストロングミント」を発売した。夏場の塩分補給に加え、マスク空間を快適に保つことをテーマに開発された商品。ミントフレーバーの爽快な息がマスク内に広がり、おいしく塩分補給することができる。また21種類のハーブエキスを配合しており、のど飴としてもオススメだ。
同社では「赤穂の天塩」の魅力を広める新しい取組みにも積極的だ。今夏には初のオリジナルキャラクター「あましおちゃん」を制作、CMなどで動画を通して天塩の魅力を伝えていく。
またキッチンカーや料理教室、SNSキャンペーンといったPR活動も実施、リアルとオンライン双方で塩の必要性や使い方を幅広い層に訴求していく。
【2021(令和3)年7月21日第5064号11面】


赤穂の天塩
「天塩塩コショウ」㊨と「天塩のカリっとふり塩」㊧
ファイブスターグリーン
涼塩飴 ストロングミント

一般社団法人日本塩工業会

塩産業の健全な発展に寄与
一般社団法人日本塩工業会は、製塩技術の進歩と経営の改善に尽力し良質な国産塩の安定供給に努め、日本の塩産業の健全な発展に寄与することを目的として1972年4月に設立された。
1972年、塩田製塩からイオン交換膜製法への転換を契機に塩業組合中央会を改組し発足した。これによりイオン交換膜製法による会員7社体制で始動(現在は3社)。初代会長には大平正芳氏(のちの内閣総理大臣)が就任している。
主な活動内容としては製塩事業に関する経営および技術の改善に関する調査研究、製塩事業に関する情報の提供に関する事業、業界の向上発展に必要な立法の勧告および陳情を行っている。
日本塩工業会は1997年、塩専売制の廃止を受けて「塩の品質に関するガイドライン」を定め、国内の海水を原料としたイオン交換膜製法で製造する塩の安全性と品質の向上を目的に定期検査を行っていた。

認定工場マークを交付
その後、2002年の塩の自由化に伴い、国際規格(Codex食用塩規格)を導入して対応することを視野に入れて「食用塩の安全衛生ガイドライン」として改編した。会員企業の工程の安全衛生検査および製品検査で、同ガイドラインに合格した工場に対しては安全衛生基準認定工場認定証を交付し、2001年から「安全衛生基準認定工場マーク」を個々の製品包装袋につけている。食用工業用として広く使用されている25㎏大袋製品に付いているこの「認定工場マーク」は世界最高レベルの品質と安全性を保障するものとなっている。
【2021(令和3)年7月21日第5064号12面】

日本塩工業会 HP

日本海水(東京都)

塩(ポケットソルト)
夏の必需品「ポケットソルト」
株式会社日本海水(西田直裕社長、東京都千代田区)は塩の国内シェア4割を超える塩作りのリーディングカンパニーである。
年間約40万tの生産規模を誇り、兵庫県の赤穂と香川県の讃岐の2工場を持つ。各工場の相互補完や迅速な配送システムなど安定供給の体制作りを確立しているだけでなく、バラエティーに富んだ商品群であらゆる製品を提案している。一方で塩造りの技術や海水資源を基にグループ会社と協同し、環境・電力・食品・農業・水事業など多彩な事業も展開する。
業務用の塩は幅広い用途に使用できる流動性に優れた乾燥塩である「食塩」、食塩同様、幅広い用途に使用できる湿塩であり、主に漬物、味噌などに使用される「並塩」、適度な水分と苦汁成分を含んだ付着性に富んだ湿塩である「白塩」など一般的な塩に加え、焼塩タイプの商品も各種、豊富に取り揃えている。いずれの製品も国内では最高水準の厳しい品質管理の下で作られており、安全面でも万全の体制で臨んでいる。
家庭用商品についても様々な用途に応じた幅広い商品を揃えている。「日本海水食塩」(1㎏、5㎏)は、新たなベーシック塩として量販店・ドラッグストアなどで定番化し、確実にシェアが向上している。
「さらさらお料理saltシリーズ」は、瀬戸内・讃岐の海水塩を使いやすいサラサラタイプにした。110gがCVS中心で、270gが量販店を中心に幅広く配荷されている。ワンタッチ開封できる使いやすいボトル入りで、様々な料理でさっと手軽に使える。
これからの季節、夏の必需品とも言えるのが「塩(ポケットソルト)」だ。讃岐の海水100%の国産海水塩を使用。じっくり結晶化した4㎜以上の丸い大粒(1粒約0・1g)で、扱いやすく飲みやすい形状だ。
簡単に持ち運びが可能で、コップ一杯の水と一緒に摂取すれば、厚生労働省が推奨している熱中症対策に対応できる。
これらの商品は楽天、ヤフー、自社ECサイトなどネット販売で購入可である。
【2021(令和3)年7月21日第5064号12面】

日本海水 HP
日本海水食塩
さらさらお料理Salt(270g))

伯方塩業(愛媛県)

伯方の塩1㎏
日経POSで1、2位独占
伯方塩業株式会社(石丸一三社長、愛媛県松山市)は看板商品「伯方の塩」を中心に製造・販売している。海の恵み〓にがりをほどよく残しているため、塩味の中にほんのりと甘みを感じるのが特徴で、幅広い世代に支持されている。
その品質と、圧倒的な知名度によりコンシューマー向けの販売では業界トップを走る。日経POSセレクション2020年の「食塩」カテゴリでは「伯方の塩」の1㎏が昨年に続き、1位を獲得。さらに巣ごもり消費で家庭内調理が増えたことから、同500gが2位へ浮上。1、2位を独占した。
中外食向け商品では、〝厳選素材でつくる贅沢な香りと彩り〟をコンセプトとした「味香塩(あじかおるしお)シリーズ」の提案強化を図っている。現在、①有機JAS認定宇治抹茶使用の「抹茶塩」②有機JAS認定四国産柚子使用の「柚子塩」③紀州産南高梅使用の「梅塩」、④高知県産黄金(こがね)生姜使用の「生姜塩」の4種類が揃う。
伯方の塩と素材のベストバランスから生まれる美味しさが料理を引き立てる。テイクアウトやデリバリーの普及とともに、導入企業も拡大中だ。
商品開発に加え、重視しているのが2023年の創業50周年へ向けた新たなブランド構築だ。その具体策の一つが、デジタルを活用した情報発信。「#塩仕事」のハッシュタグとともに、漬物や料理を紹介。インスタグラムではアンバサダーを任命し、双方向でのコミュニケーションを取りながら、塩の魅力や使い分けを発信してもらっている。またターゲッティング広告など時世に合わせた新しい取組みにも積極的に取り組んでいる。
環境保全や地域への貢献活動など、SDGsにも積極的に取り組む。海岸清掃活動や、地元人材の積極採用、塩に関する講座の実施などを長年続けている。
2030年へ向けたビジョンとして、世界一有名な塩メーカーを目指す。従業員が誇りをもって働ける環境を作り、同社の創業の精神を次世代にも引継ぎ、塩の地位向上へと繋げていく狙いだ。
【2021(令和3)年7月21日第5064号13面】

伯方塩業HP
抹茶塩
柚子塩
梅塩
生姜塩

青い海(沖縄県)

沖縄の塩シママースⓇ
スパイスシリーズが人気
株式会社青い海(又吉元榮社長、沖縄県糸満市)は沖縄の塩(マース)づくりの伝統を今に伝える様々な商品ラインナップを揃えており、小売り向け・業務用両面で存在感を強めている。
看板商品「沖縄の塩シママースⓇ」は平釜で焚き上げて粒の粗い塩に仕上げることで食材への付着が良くなじみやすい。塩専売制の下、法の枠内で本土復帰前の「マース(塩)」を復活させるために専売公社と協議を重ねた結果、輸入天日塩を購入し、再生・加工する製法が認可され、1974年7月に青い海はスタートした。
現在は、当時の製法に準じて輸入天日塩を沖縄の海水で完全に溶解した後、平釜にて再結晶化させる方法で製造を行う。凝集塩のため漬物では浅漬等への塩の入りが良く、原菜のシャキシャキとした歯応えを失わない。塩度も高くしっかりと塩味も得ることができる。
同社のスパイスシリーズは、沖縄の海水塩と様々な素材をブレンドした人気商品で、食卓・台所に置いておけば料理の幅が広がる。
「粗びき塩胡椒」(75g)は、沖縄の海水塩と香味豊かな粗びき胡椒をブレンドし、さまざまな料理に活用できる。
「香り立つゆず塩」(70g)は、沖縄の海水塩と香り豊かな国産のゆずをブレンド。オリーブオイル・ごま油などと合わせてドレッシングにも利用できる。
【2021(令和3)年7月21日第5064号12面】

青い海HP
粗びき塩胡椒
香り立つゆず塩

日本精塩(神奈川県)

日塩のせんでき仕込み 天日塩
「彩塩」ヴィーガン認証を更新
日本精塩株式会社(貞永憲作社長、神奈川県川崎市)は、輸入天日塩の洗浄、粉砕、篩分け、異物選別の他、各製造工程によって製品区分を行い、ユーザーの使用用途に合わせた提案を行っている。
同社では昨年2月にフレーバーソルト「彩塩」のヴィーガン認証(非営利活動法人べジプロジェクトジャパン)を取得。7種類が認証され、緑と白でデザインされたヴィーガンのシールを貼付。1年毎に更新が必要となるヴィーガン認証を更新した。日本の塩製品は世界でもブランドと認識されており、WEBによる輸出商談会でも海外のバイヤーから好評で、商談機会が増加している。
「彩塩」は、消費者の声に応え、使い切れる30gの少量タイプを準備。包装材質には空気の透過性が低いチャック付きアルミ箔を採用し、「彩塩」の特徴であるハーブやスパイス、果汁エキスの新鮮な香りと風味を長期間保持できる上、コンパクトな平袋タイプなので狭いキッチンでも置き場所に困らない。
味はレモン、ゆず、伊太利塩(イタリアン)、ガーリック、塩胡椒、カレー、梅の7種類と豊富なラインナップを揃える。中でも爽やかな酸味と香りが特徴のレモンと、高知県産柚子果汁を使用した柚子が特に人気となっている。
「彩塩」の使い方は、天ぷらのつけ塩やパスタの味付け、サラダや冷奴など、プラントベース料理で物足りなさを感じた時に使用すると〝効果〟を実感することができる。

日精のク~ちゃん天日塩
いつもの塩の代替えとして、多くの調理シーンで利用できる。国内でも消費者の関心が健康や環境への配慮に向かい、大豆ミートを中心としたプラントベース食材の認知度が拡大。プラントベースの食生活では、魚介類・肉等の動物性由来原材料を使用しないため、魚や肉より得られていたうまみを欠き、物足りなさを感じてしまうという難点がある。
そこで、うまみの三大要素(グルタミン酸、イノシン酸、グアニル酸)をバランス良く含む「彩塩」で味付けを行えば、プラントベース料理により高い満足感を与えることができ、プラントベース料理を楽しく継続することができる。
また、「彩塩」も含めて同社の家庭用製品は、2021年度から全て「かわさき名産品 2021‐2023」に登録。地元の製品としてPRを行っている。登録された商品は「彩塩」8種、「日精のせんでき仕込み 天日塩」、「日精のク~ちゃん天日塩」。「かわさき名産品」は、川崎市内で生産・製造、または加工し販売されている品物の中から、おみやげにも使えるような川崎らしい品物を、川崎市、川崎商工会議所及び一般社団法人川崎市観光協会などで構成される「かわさき名産品認定事業実行委員会」が認定するもの。
この名産品認定事業は、認定した名産品を広く市内外に紹介、宣伝及び販売促進することにより、市内産業の振興に寄与するとともに、川崎のイメージアップや観光振興につなげることを目的としている。
【2021(令和3)年7月21日第5064号12面】

日本精塩HP
塩胡椒
和風塩
柚子塩

檸檬塩

九州ソルト(福岡県) 

九州のあら塩
塩屋 天日結晶塩
家庭塩から工業用まで
株式会社九州ソルト(平田雄二社長、福岡市東区)は、家庭用から工業用まで、幅広く“塩”を取り扱っており、オリジナル商品の開発にも力を入れている。
同社の沿革は平成8年2月、九州塩業協業組合設立。10年3月、北九州塩元売㈱の塩事業を引継ぎ北九州支店開設。12年4月、福岡塩業㈱、佐賀塩販売㈱、西九州塩販売㈱、熊本塩業㈱の塩事業を引継ぎ福岡、佐賀、長崎、熊本に支店・営業所を開設。13年4月、宮崎塩業㈱の塩事業を引継ぎ、県内に支店・営業所を開設。13年10月、㈱九州ソルトへ組織変更。塩事業センター、製塩メーカー、輸入塩加工メーカーから仕入れた塩製品を食品加工メーカー(漬物・水産加工・味噌・醤油・製麺・パン・菓子など)や工業用に販売している。
食用としては多様化する需要に応えるため「しっとり」から「さらさら」まで国内外各所より取り揃え、用途や暮らしに合わせた様々な塩を提供している。家庭用では一般的な食塩からパウダー塩・粗塩タイプ・天日塩・岩塩など2g~1㎏・5㎏といった食卓用・料理用を取り扱う。
同社オリジナル商品では「九州のあら塩」(1㎏)は、長崎県のきれいな海水を原料とし、海の恵みをそのまま食卓へ届ける一品。海水からとれた国産のあら塩で、しっとりまろやかな味なので漬物や惣菜の味付け等、幅広く使用できる。
「塩屋 天日結晶塩」(500g)は、コククジラ繁殖の聖地として世界遺産に登録された、メキシコエル・ビスカイノ湾の海水を灼熱の太陽と潮風を利用し、じっくり時間をかけて結晶させた天日塩を使用。日本国内で洗滌・選別・乾燥・挽くだけの工程で粒子を揃え、より使い易く仕上げた。振り塩、つけ塩での利用が特におすすめである。
工業用では、土壌処理(除草・防塵・霜柱防止)、融氷雪、飼料(配合飼料)、軟水処理施設用など。塩以外の取扱い品目も糖類、食品添加物ではグルタミン酸ナトリウムを始め、豊富に取扱っている。
【2021(令和3)年7月21日第5064号12面】

九州ソルトHP

ジャパンソルト(東京都)

黒トリュフソルト」㊨と「白トリュフソルト」
イチ押し「トリュフソルト」
ジャパンソルト株式会社(大川洋社長、東京都新宿区)は、国産・輸入食用塩や工業用など1000種類を超える塩を筆頭に、ワインやチーズ等のイタリア食材、その他約3000の食材を常時取り扱っている。
また、平成25年11月には、アンテナショップ「il gusto Dolce Vita(イル グスト ドルチェ ヴィータ)」を東京・神楽坂にオープン。イタリアを中心に、世界中の安心・安全なこだわり食材の数々を取り扱っている。
輸入食用塩の種類は海塩、岩塩、湖塩まで。産地はヨーロッパからアジア、アメリカまで、粒の形や大きさも様々なものを用意。国産食用塩は海塩を中心に、北海道から沖縄まで、日本全国の塩を豊富に取り揃える。
輸入食材ではイタリアからのものを中心に、厳選食材を多数取り扱う。中でも、同社イチ押しの商材が「トリュフソルト」だ。イタリア、ピエモンテ州で収穫されるトリュフで魅力ある商品を造り出す、タルテュフランゲ社製。「黒トリュフソルト」と「白トリュフソルト」の2種類で、いずれも25g、50g入りがある。
乾燥した黒・白のトリュフを、フランス・ゲランド産の天日塩にブレンド。パスタや肉料理、卵料理やチーズ、野菜サラダやポテト、寿司、そしてフォアグラなど、あらゆる料理と供にその香りを存分に楽しめる。
特に、冬しか収穫出来ない白トリュフは、希少価値が高い逸品である。賞味期限は18カ月、入数は12、小売価格はオープン。
【2021(令和3)年7月21日第5064号13面】

ジャパンソルト HP

天塩・赤穂化成 東京と兵庫でキッチンカー

キッチンカー「AMASHIO KITCHEN」
「赤穂の天塩」の魅力発信
株式会社天塩(鈴木恵社長、東京都新宿区)は、9日から「赤穂の天塩」の魅力を発信する、キッチンカー「AMASHIO KITCHEN TOKYO」を都内でオープンした。また、赤穂化成株式会社(池上良成社長、兵庫県赤穂市)も6月中旬より「同 SETOUCHI」を兵庫県内でオープンする。
天塩と赤穂化成は、これまでも社内に併設している「アマシオスタジオ」で週1回程度の料理教室を開催し「赤穂の天塩」を通して旬の食材の美味しさを伝えてきたが、昨年から続くコロナ禍でリアルイベントの開催が困難になったため、オンライン教室に切り替えていた。今後はオンライン教室を継続しながら、キッチンカーで食材の旨味を引き出す〝赤穂の天塩〟の魅力を発信する。
【TOKYO概要】
▼運営:(株)天塩
▼営業エリア:都内
▼開業日:6月9日~
▼販売メニュー:おむすびBOXを中心としたお弁当メニュー(季節に応じたメニューを用意)
▼特設サイト TOKYO:下記リンク
▼公式Instagramアカウント TOKYO:@amashio_kitchincar
▼メニュー例
・おむすびBOX:こだわりのお米を使用し「赤穂の天塩」で握った自慢の塩むすびとお好みのおむすびをセットにしている。グリル野菜、チキングリルは車内のペレット釜で焼き上げた熱々のおかず。
・豚汁:おむすびBOXに豚汁をつけると1食で1日に必要な野菜の1/3量をとることができる。味噌は「赤穂の天塩」を使用。
【SETOUCHI概要】
▼運営:赤穂化成(株)
▼営業エリア:兵庫県内
▼開業日:6月中旬~
▼販売メニュー:「鶏肉のレモン漬けのたれ」を使用したバーガー、塩むすびなどバーガーメニューの日と塩むすびメニューの日がある。
▼特設サイト SETOUCHI:下記リンク
▼公式Instagramアカウント SETOUCHI:@amashiostudio_ako
▼メニュー例
・鶏肉のレモン漬けバーガーセット:学校給食人気№1に選ばれた「鶏肉のレモン漬け」。レモンの爽やかな風味が食欲をそそる瀬戸内バーガー。やわらかジューシーな国産鶏肉を学校給食センター監修のたれで味付け。
・塩むすびセット:兵庫県産・農薬不使用のコシヒカリ「アイガモ米」の旨みが引き立つ天塩の塩むすびです。鶏肉のレモン漬けと温野菜もセットで食材の旨味を楽しめるお弁当。
▼車両塗装:赤穂化成が製造する、業務用製品 光輝性顔料「スケールズカラー」を使用。「スケールズカラー」は、鮮やかな二色性を有する有彩色グレードで、高いフリップフロップ性と相乗効果で今までにない意匠を表現することができる。
【2021(令和3)年6月21日第5061号7面】

特設サイト TOKYO
特設サイト SETOUCHI




食用塩公正取引協議会 総会は書面議決で

食用塩公正取引協議会(貞永憲作会長)は、新型コロナウイルスの感染拡大状況を鑑み、感染拡大防止の観点から2021年度通常総会を昨年同様書面議決により開催することを決定した。
なお、2021年度の総会議案には役員改選(任期2年)も含まれているので、次期の役員体制は6月29日開催の理事会で決定する。
【2021(令和3)年6月1日第5059号2面】

食用塩公正取引協議会 HP




株式会社天塩

ファイブスターグリーン
涼塩飴 ストロングミント
天海のカリッとふり塩 スタンドパック130g
天海のカリッとふり塩 瓶80g
赤穂の天塩
こだわりの塩「赤穂の天塩」
株式会社天塩(鈴木恵社長、東京都新宿区)は看板商品「赤穂の天塩」で知られる。世界自然遺産であるオーストラリア・シャークベイの海水からできた天日塩を原料に、江戸時代から赤穂に伝わる差塩製法を継承し、にがりを含むまろやかな味わいの粗塩に仕上げている。
「赤穂の天塩」は、食材への浸透性や付着性が高く馴染みが良いため、料理に使用することで食材の旨味を引き立て、奥深い味わいを楽しむことができる。巣ごもり消費の拡大で、家庭内調理が増加する中、こだわりの塩を求めて同商品を手に取る人も増えている。
同社では昨年、新商品「天海のカリッとふり塩」「ファイブスターグリーン」を発売した。「天海のカリッとふり塩」は、高知県室戸沖海洋深層水を平釜でじっくり時間をかけて仕上げた特選の大粒の塩。“カリッ”とした食感が心地良く、ゆっくりと舌の上で溶けるため、口当たりまろやかな味わいが楽しめる。特に肉料理との相性が良く、ステーキや焼鳥、焼肉、バーベキューなど様々な食シーンで活躍する。ふりやすい卓上タイプ「瓶80g」と便利なチャック付タイプ「スタンドパック130g」の2種を揃えている。
「ファイブスターグリーン」は、いつもの塩の代わりに使用するだけで塩分を30%カットできるミネラル調味料。原料は高知県室戸海洋深層水100%で、添加物は一切使用していない。減塩しながらも、塩の美味しさを楽しみたい人にピッタリな商品となっている。内容量は150g。
また3月1日より新発売したのが「涼塩飴(すずしおあめ) ストロングミント」。夏場の塩分補給に加え、マスク空間を快適に保つことをテーマに開発された商品。ミントフレーバーの爽快な息がマスク内に広がり、おいしく塩分補給することができる。また21種類のハーブエキスを配合しており、のど飴としてもオススメだ。
同社は「赤穂の天塩」の魅力を広める取組にも力を入れる。梅干作りなど様々な料理教室の開催の他、4月からは東京と赤穂でキッチンカーによるPR活動もスタートする予定だ。
【2021(令和3)年3月21日第5052号11面】
 
塩むすび Instagramフォトコンテスト
「塩むすびの日」フォトコンテスト実施
天塩は、4月6日「天塩 塩むすびの日」を記念して、豪華キッチン家電が当たる「塩むすび Instagramフォトコンテスト」を実施する。
食材の旨みを引き立てる「赤穂の天塩」は、シンプルな塩むすびにした時に美味しさを感じる。「赤穂の天塩」を使って塩むすびを作り、#天塩しおむすび を付けてInstagramのフォトコンテストに応募した人から厳選して合計46名に、「バルミューダ製 オーブンレンジ+Amazonギフト券3万円分」など豪華キッチン家電をプレゼント。
詳細はキャンペーンサイト(https://www.amashio.co.jp/cp/shiomusubi/)を参照。

公益財団法人塩事業センター

塩ひとふり230g
新商品「塩ひとふり230g」
公益財団法人塩事業センター(津田健理事長、東京都品川区)は、塩業界初の「出すぎ防止機能」付きの新商品「塩ひとふり230g」を今春に発売する。
同商品は、ひとふりで“塩少々”を振り出せる特別なボトルに入ったサラサラで使いやすい塩商品。ボトルをひとふりするだけで“塩少々”を出せるため、計量の手間がなく、思いのままの塩加減にすることが可能。調理時に計量の手間を省きたい方や塩分摂取量が気になる方などにオススメだ。※“塩少々”は親指と人差し指の2本の指で塩をつまみとった量だが、どのくらいの重さかについて定義はなく、文献によって0・2g~0・6gと幅がある。「塩ひとふり230g」は、“塩少々”の範囲内の約0・3gを振り出せる。
2019年3月に塩事業センターが行ったアンケートで、回答者の90%が「調味料を計量することが面倒」と答え、86・7%が「自分や家族の塩分の摂りすぎが気になる」と答えた。さらに、料理に入れる塩の量が多すぎたり、少なすぎたりして味付けに失敗することがある、という声もあった。
塩事業センターではこのような声を受け、ひとふりするだけで“塩少々”を出せるため、計量の手間がなく、思いのままの塩加減にすることができる新商品「塩ひとふり230g」を開発。本商品には用途に合わせて使える小口と大口の2つの振出口があり、ひとふりで“塩少々”を振り出せる秘密は、小口側に付いた「出すぎ防止機能」にある(特許出願中‥特願2020‐64528)。
小口側を真下に向けると「ひとふりスポット」に入った約0・3gの塩が振り出され、ピタッと止まる。ボトルを元に戻すとまた「ひとふりポケット」に塩が入り、次の振り出しの準備ができる仕組み。また、大口側からは止まらずに振り出すことができるので、多めに使う時に便利だ。
【2021(令和3)年3月21日第5052号11面】
 

塩5団体「全国塩業懇話会」設立

㊧から貞永副会長、山本会長、野﨑副会長、阿部専務理事
塩業界の健全な発展目指す
国内の塩産業に関わる主要団体である「一般社団法人日本塩工業会」「塩元売協同組合」「塩輸送協会」「全国輸入塩協会」「日本特殊製法塩協会」の5団体は、業界を取り巻く共通課題を調査研究し主体的で有効な施策を業界内外に提言していくことを目的として、「全国塩業懇話会」を設立した。
昨年9月30日に東京都港区の塩業ビルで開催された代議員会には5団体より代表者が出席。設立承認や役員選任など各議案を審議した後、代議員会後の理事会を経て、会長には塩元売協同組合理事長の山本博氏(ソルト関西社長)が選出された。
全国塩業懇話会では今後、各団体の垣根を越え相互に連携しながら国内塩産業の健全な発展に向けて取り組んでいく。
【全国塩業懇話会役員】
会長:山本博(ソルト関西社長)、副会長:野﨑泰彦(ナイカイ塩業社長)、貞永憲作(日本食塩製造社長)、専務理事:阿部雅春(塩元売協同組合専務理事)、理事:竹内一之(日本塩回送社長)、鈴木恵(天塩社長)、魚住陽一(日本塩工業会専務理事)、網本浩一(日本塩回送常務取締役)、福家顕一(日本食塩製造取締役)、関谷清(青い海東京営業所所長)、監事:寺下聡(ダイヤソルト相談役)、濱里篤(関東塩業社長)※敬称略
【2021(令和3)年3月21日第5052号11面】

伯方塩業株式会社

抹茶塩
柚子塩
梅塩
厳選素材の「味香塩」
伯方塩業株式会社(石丸一三社長、本社=愛媛県松山市)は塩田存続を求める消費者運動から生まれた企業だ。看板商品「伯方の塩」は、海の恵み にがりをほどよく残した、塩味の中にほんのりと甘みを感じる塩で幅広い世代に支持されている。
印象的なサウンドロゴも有名で「伯方の塩粗塩(1㎏)」は日経POSの「食塩」カテゴリー売上ランキングで一位になるなど、圧倒的な知名度と品質で支持を得ている。
家庭用商品ではこの他にも、サラサラして使いやすい「伯方の塩DRY」や海藻由来のまろやかなうま味と香りが楽しめる瀬戸内海の原料100%の「されど塩 藻塩」などを展開している。
業務筋への提案強化のため中外食向けに開発したのが1g入りの「味香塩(あじかおるしお)シリーズ」である。
シリーズは現在、①有機JAS認定宇治抹茶使用の「抹茶塩」②有機JAS認定四国産柚子使用の「柚子塩」③紀州産南高梅使用の「梅塩」の3種類。4月には後続品の発売を予定している。
“厳選素材でつくる贅沢な香りと彩り”をコンセプトとしている。伯方の塩と素材のベストバランスから生まれる美味しさが料理を引き立てる。テイクアウトやデリバリーの普及とともに、シリーズの需要も急拡大中だ。
これら塩の良さを伝える商品開発はもちろんのこと、現在取り組んでいるのが2023年の創業50周年へ向けた新たなブランド構築だ。
その一つが、WebCM限定でサウンドロゴを一新したこと。若年層のテレビ視聴が減りYouTube等への移行が顕著で、自身で料理をする機会が少ない世代が塩に関心を持ってもらうためのチャレンジだった。結果、Twitterを通じて行ったオーディションは大きな話題となり、多くのメディアにも取り上げられ、認知率向上に寄与した。
地域や従業員への貢献活動にも積極的に取り組む。2030年のビジョンは「世界一有名な塩メーカー」になること。「伯方の塩」を世界中で知ってもらうことで、従業員が誇りをもって働ける環境を作り、同社の創業の精神を次世代にも引継ぎ、塩の地位向上へと繋げていく狙いだ。
【2021(令和3)年3月21日第5052号12面】

株式会社九州ソルト

「九州のあら塩
家庭塩から工業用まで
株式会社九州ソルト(平田雄二社長、福岡市東区)は、家庭用から工業用まで、幅広く“塩”を取り扱っており、オリジナル商品の開発にも力を入れている。
同社の沿革は平成8年2月、九州塩業協業組合設立。10年3月、北九州塩元売㈱の塩事業を引継ぎ北九州支店開設。12年4月、福岡塩業㈱、佐賀塩販売㈱、西九州塩販売㈱、熊本塩業㈱の塩事業を引継ぎ福岡、佐賀、長崎、熊本に支店・営業所を開設。13年4月、宮崎塩業㈱の塩事業を引継ぎ、県内に支店・営業所を開設。13年10月、㈱九州ソルトへ組織変更。塩事業センター、製塩メーカー、輸入塩加工メーカーから仕入れた塩製品を食品加工メーカー(漬物・水産加工・味噌・醤油・製麺・パン・菓子など)や工業用に販売している。
食用としては多様化する需要に応えるため「しっとり」から「さらさら」まで国内外各所より取り揃え、用途や暮らしに合わせた様々な塩を提供している。家庭用では一般的な食塩からパウダー塩・粗塩タイプ・天日塩・岩塩など2g~1㎏・5㎏といった食卓用・料理用を取り扱う。
塩屋 天日結晶塩
同社オリジナル商品では「九州のあら塩」(1㎏)は、長崎県のきれいな海水を原料とし、海の恵みをそのまま食卓へ届ける一品。海水からとれた国産のあら塩で、しっとりまろやかな味なので漬物や惣菜の味付け等、幅広く使用できる。
「塩屋 天日結晶塩」(500g)は、コククジラ繁殖の聖地として世界遺産に登録されたメキシコ エル・ビスカイノ湾の海水を灼熱の太陽と潮風を利用し、じっくり時間をかけて結晶させた天日塩を使用。日本国内で洗滌・選別・乾燥・挽くだけの工程で粒子を揃え、より使い易く仕上げた。振り塩、つけ塩での利用が特におすすめである。
工業用では、土壌処理(除草・防塵・霜柱防止)、融氷雪、飼料(配合飼料)、軟水処理施設用など。塩以外の取扱い品目も糖類、食品添加物ではグルタミン酸ナトリウムを始め、豊富に取扱っている。
【2021(令和3)年3月21日第5052号12面】
 
 

株式会社青い海

沖縄の塩・シママース
株式会社青い海(又吉元榮社長、沖縄県糸満市)は沖縄の塩(マース)づくりの伝統を今に伝える様々な商品ラインナップを揃えており小売り向け・業務用両面で存在感を強めている。
看板商品「沖縄の塩シママース」は平釜で焚き上げて粒の粗い塩に仕上げることで食材への付着が良くなじみやすい。塩専売制の下、法の枠内で本土復帰前の「マース(塩)」を復活させるために専売公社と協議を重ねた結果、輸入天日塩を購入し再生・加工する製法が認可され1974年7月に青い海はスタートした。現在は当時の製法に準じて輸入天日塩を沖縄の海水で完全に溶解した後、平釜にて再結晶化させる方法で製造を行う。凝集塩のため漬物では浅漬等への塩の入りが良く原菜のシャキシャキとした歯応えを失わない。塩度も高くしっかりと塩味も得ることができる。
「沖縄の塩 シママース やきしお」はドライタイプのシママースとして引き合いが強くなっている。「やきしお」にすることで粒度を細かくしておりユーザーごとの要望にも応えることも可能だ。ハム・ソーセージ用としては沖縄だけでなく大手量販店グループの指定加工原料にも採用されており全国的に有名な米菓にも使用されている。
「沖縄の海水塩 青い海」は比較的塩かどの取れた柔らかい塩味が楽しめる。1997年に塩専売法が廃止となり海水からの製塩が認められるようになると会社設立より念願であった沖縄の海水を100%原料とした海水塩シリーズが誕生。糸満沖合約2000mから取水した海水をじっくりと煮詰めて造る塩で、単なる塩味だけでなくほのかな甘味が楽しめる。高質であるがゆえの素材の味を重視した料理におすすめだ。人気飲料水にも採用されるなど沖縄ブランドとして販路を広げている。
「沖縄の海水塩 美ら海育ち」は「沖縄の海水塩 青い海」と濃縮する工程までは同じだが結晶化する段階で薪焚きを行う。食通をはじめ根強いファンを持つ。薪の炎でじっくりと煮詰めた同商品はほのかな苦みと甘みが特長だ。和・洋・中などあらゆる料理の使用に向いている。
また、砂糖製品の「天糖太陽」は、沖縄の太陽をいっぱいに浴びて育ったサトウキビのみを使用し精製を控えめにして仕上げた砂糖。サトウキビ由来の香りがしっかりと残っている。
【2021(令和3)年3月21日第5052号12面掲載】
沖縄の塩 シママース
沖縄の海水塩 青い海
沖縄の海水塩 美ら海育ち
天糖太陽
「青い海」の各種商品は、オンラインショップから購入可。また、ホームページでは「塩ができるまで」の動画や、同社製品を使用したレシピ集も公開している。
 
青い海 オンラインショップ →こちらから
青い海 ホームページ →こちらから
「塩ができるまで」の動画 →こちらから
塩・スパイス・砂糖を使ったレシピ集 →こちらから

株式会社日本海水

日本海水食塩
和の豊塩
さらさらお料理salt(270g)
家庭用も確実にシェア向上
株式会社日本海水(西田直裕社長、東京都千代田区)は塩の国内シェア4割を超える塩作りのリーディングカンパニーである。
年間約40万tの生産規模を誇り、兵庫県の赤穂と香川県の讃岐の2工場を持つ。各工場の相互補完や迅速な配送システムなど安定供給の体制作りを確立しているだけでなく、バラエティーに富んだ商品群であらゆる製品を提案している。
一方で塩造りの技術や海水資源を基にグループ会社と協同し、環境・電力・食品・農業・水事業など多彩な事業へも展開。業務用の塩は幅広い用途に使用できる流動性に優れた乾燥塩である「食塩」、食塩同様、幅広い用途に使用できる湿塩であり、主に漬物、味噌などに使用される「並塩」、適度な水分と苦汁成分を含んだ付着性に富んだ湿塩である「白塩」など一般的な塩に加え、焼塩タイプの商品も各種、豊富に取り揃えている。
粒径にこだわりコストを重視するケースに最適な「エバーフローシリーズ」、産地ブランドにこだわり、本格志向の塩としてニーズに応える「赤穂の本格焼塩」などの製品がある。
他にも、平釜塩や天日塩、讃岐、赤穂の土地柄を活かしたご当地塩など業務用に限っても幅広い領域をカバーする様々な製品ラインナップを持っている。
いずれの製品も国内では最高水準の厳しい品質管理の下で作られており、安全面でも万全の体制で臨んでいる。
家庭用商品についても様々な用途に応じた幅広い商品を揃えている。「日本海水食塩」(1㎏、5㎏)は、新たなベーシック塩として量販店・ドラッグストアなどで定番化し、確実にシェアが向上している。
「和の豊塩(てしお)」(500g)は、特に首都圏エリアの主要スーパーで定番化している。
「さらさらお料理saltシリーズ」は、110gがCVS中心で、270gが量販店を中心に幅広く配荷されている。
同社では、ネット販売も強化しており、楽天・ヤフー・自社ECサイトをオープンし、新しい販路を開拓中である。
【2021(令和3)年3月21日第5052号12面掲載】
 
「日本海水」および連結子会社「浦島海苔」の各種商品は、オンラインショップから購入可。また、ホームページでは「日本海水食塩」のプロモーションムービー(YouTubeリンク)や、同社製品を使用したレシピ集も公開している。
 
日本海水/浦島海苔 オンラインショップ →こちらから
日本海水 ホームページ →こちらから
日本海水食塩 プロモーションムービー →こちらから
オススメ料理レシピ →こちらから
 

一般社団法人日本塩工業会

塩産業の健全な発展に寄与
一般社団法人日本塩工業会は、製塩技術の進歩と経営の改善に尽力し良質な国産塩の安定供給に努め、日本の塩産業の健全な発展に寄与することを目的として1972年4月に設立された。
1972年、塩田製塩からイオン交換膜製法への転換を契機に塩業組合中央会を改組し発足した。これによりイオン交換膜製法による会員7社体制で始動(現在は3社)。初代会長には大平正芳氏(のちの内閣総理大臣)が就任している。
主な活動内容としては製塩事業に関する経営および技術の改善に関する調査研究、製塩事業に関する情報の提供に関する事業、業界の向上発展に必要な立法の勧告および陳情を行っている。
日本塩工業会は1997年、塩専売制の廃止を受けて「塩の品質に関するガイドライン」を定め、国内の海水を原料としたイオン交換膜製法で製造する塩の安全性と品質の向上を目的に定期検査を行っていた。
認定工場マークを交付
その後、2002年の塩の自由化に伴い、国際規格(Codex食用塩規格)を導入して対応することを視野に入れて「食用塩の安全衛生ガイドライン」として改編した。会員企業の工程の安全衛生検査および製品検査で、同ガイドラインに合格した工場に対しては安全衛生基準認定工場認定証を交付し、2001年から「安全衛生基準認定工場マーク」を個々の製品包装袋につけている。食用工業用として広く使用されている25㎏大袋製品に付いているこの「認定工場マーク」は世界最高レベルの品質と安全性を保障するものとなっている。
【2021(令和3)年3月21日第5052号13面】
 

株式会社ジェスク・コーポレーション

おいしい岩塩
岩塩を農業用に普及推進
株式会社ジェスク・コーポレーション(中野明朗社長、鹿児島県南さつま市)は汚染物質を含まず、乾燥剤・漂白剤・固結防止剤(フェロシアン)等の添加物を一切使用していない中国の岩塩を原料とした製品(食塩等)の日本総代理店。
中国安徽省にある塩工場(岩塩)は品質・生産量ともに中国一の国有企業で、1日に約4000t、年間130万tを生産。人間による汚染が全くない地下700mにある1億年前の岩塩を「溶解採取法」で汲み上げ、真空釜で結晶させた塩である。ジェスクはその企業と、日本での総代理店契約を結んでいる
岩塩は浸透性が良く、「塩かど」のないまろやかな味わいがあり、素材の旨みを充分に引き出してくれる。どんな料理にも使用でき、味に「まろやかさ」と「こく」を加える優れものだ。塩分が気になる人には、低ナトリウム塩「減塩タイプ」もある。
農業用岩塩
また、現在普及し始めているのが「農業用岩塩」(農業用土壌改良資材)である。塩トマトで有名なように塩は糖度を上げるのに役立ち、海岸端のミカンが甘いのは潮風に吹かれるからとも言われる。過剰な塩の散布は害を引き起こすが、適量であればむしろ作物の品質向上につながる。
鳥取県立倉吉農業高校が同社の農業岩塩を撒いてお米を作り、「第20回米食味分析鑑定コンクール:国際大会」(全国農業高校お米甲子園、2018年)で品種「縁結び」が最高金賞に1票及ばなかったものの「金賞」を受賞。全国のおいしいお米作りを目指す農家に引けを取らない栽培法との評価を受けている。
一方、最近では、食用以外にも入浴剤として「ジェスクのバスソルト」を開発し、乾燥肌のお年寄りには喜ばれている。ミネラルたっぷりの岩塩からできているので湯上りはポカポカと温まり、お肌にうるおいを与える。
汚れや匂いを吸着する特性があり、パウダー状で溶けやすいので洗顔料やパック、マッサージなどにも利用できる。
【2021(令和3)年3月21日第5052号13面】
 
株式会社食料新聞社
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