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ぬか(糠) インタビュー 2020

 

1月27日号 漬物の素特集

1月27日号 漬物の素特集
 
株式会社伊勢惣 会長 足立開作氏
独自の健康法を継続  麹摂取でPSA数値改善
 
株式会社伊勢惣(足立功社長、東京都板橋区)の足立開作会長にインタビュー。「麹をそのまま飲む」という独自の健康法を継続し、92歳となった今も元気で仕事に取り組んでいる。麹を飲むことによる健康効果や体験談を聞いた。
(千葉友寛)
◇ ◇
‐最近の健康状態について。
「92歳となったが、杖無しで毎日歩くようにしているし、健康状態は良い。しかし、内臓の調子は見た目では分からないので定期的に検査を受けている。昨年2月に受けた前立腺がんを早期発見するためのPSA検査で基準値(4・0以下)以上の4・16 ng/mlという結果が出てしまった。医者からは前立腺がんの可能性が高く、長期間の延命は期待しない方が良い、と言われた。今後については抗がん剤や放射線等の治療をせず病気と付き合っていくか、女性ホルモンを投与して病気の進行を遅らせるかのどちらかを選択するよう薦められた。昨年、妹を大腸がんで亡くしているので不安を感じていた」
‐前立腺がんの可能性が高いことが麹を飲むきっかけになったのですね。
「麹は善玉菌の塊なので、科学的な根拠はないのだが体に良い効果をもたらすものだと思っている。これまで麹で甘酒や味噌を作って摂取してきたが、麹をそのまま飲んだことはなかった。色々考えても仕方がないのですぐにできることとして麹をほぐしてスプーン小さじ1杯(4~5g)を1日3回、夕食の後と寝る前に60℃のお湯と一緒に飲むようにして、それを続けた」
‐再検査の結果は。
「2月の検査から3カ月経った5月の結果は、3・25にまで下がっていた。医者も驚いていたが、前立腺がんの疑いはないとのことだった。10月の検査でも3・76と基準値以下だった」
‐麹の力について。
「私は専門家ではないので詳細は分からないが、がん細胞が自然に消えることはないだろう。何かしらの現象が発生するか転移によって消えるのが普通。麹から作る甘酒や味噌は菌の働きによって免疫力を高める効果があると言われており、麹を摂取することによって同じ効果が期待できると思っている。診断の前と後で変えたことと言えば、麹の摂取くらいしかない。私の実体験では、PSA検査の数値が下がり、他の数値も改善した。麹は昔から神麹(シンギク)と呼ばれ、漢方でも整腸・消化剤として重宝されてきた。近年は甘酒や味噌の健康効果の研究も進んできており、整腸作用などが期待できることが浸透してきている。特に菌の力を温存し、休眠状態にしている乾燥麹への注目度はますます高まっていくと感じている」
‐今後の目標は。
「私は11月に93歳になる。父は92歳でなくなったので、親孝行のつもりで父よりも長生きし、100歳まで生きることを目標としている」
【2020(令和2)年1月27日第5009号4面】
 
 
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