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漬物グランプリ2020

漬物グランプリ2020 法人の部10品が金賞

本漬部門(6商品)

パワフルカレー玉ねぎ
株式会社菅野漬物食品(福島県)
とまと味噌九条ねぎ田楽
株式会社京の舞妓さん本舗(京都府)
九州産干し大根に枕崎産かつお節をまぶしたおいしいつぼ漬
九州新進株式会社(鹿児島県)
梅damono(うめだもの)もも梅12粒入り
中田食品株式会社(和歌山県)
わらびの彩り漬
有限会社ネットワークうるぎ(長野県)
広島菜 ゆかり入り
株式会社山豊(広島県)

浅漬・キムチ部門(4商品)

かつお香るぶっかけだし
秋本食品株式会社(神奈川県)
大阪泉州みずなすの薬味漬
堺共同漬物株式会社(大阪府)
お漬物由来のQ-1乳酸菌が生きて腸まで届くキムチ
東海漬物株式会社(愛知県)
ぶっつけ茄子のからし漬
株式会社三奥屋(山形県)
全日本漬物協同組合連合会(野﨑伸一会長)は2日、決勝大会の開催を中止した「漬物グランプリ2020」の金賞受賞作品を漬物グランプリ2020公式サイト(下部参照)で発表した。
エントリー部門を「本漬の部」と「浅漬・キムチ」に分けた法人の部は、本漬部門で6社、浅漬・キムチ部門で4社の商品が選出(別表参照)。全10商品に金賞が授与された。個人の部も全9作品が金賞を受賞した。エントリー数は法人の部が両部門合わせて106商品で、個人の部は51作品だった。
全漬連常任顧問の宮尾茂雄氏を審査委員長とする審査は、彩り、コンセプト、独創性、素材、機能性、安全性、香り、味、食感などの総合評価。各ブロックによる1次審査を通過した商品は3月27日に実施された二次審査で決勝審査に残る10商品が選出。4月30日に東京ビッグサイトで開催を予定していた『漬物グランプリ2020決勝大会』は、『第13回ホビークッキングフェア2020』の中止に伴い、同フェア内で開催する予定だったため、決勝審査に進出した10商品がそのまま金賞となった。
個人の部で審査を行った全漬連の藤川研四郎専務理事は、「法人の部、個人の部ともに多くの応募をいただいていたこともあり、非常に残念だが、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために開催を自粛することは致し方ないことだと思っている」と話した上で、「法人の部は今回から部門を2つに分け、特色を示した形で審査を行った。若い世代向けの漬物から伝統の技を駆使した漬物まで、各社と地域の特徴が出た興味深い漬物が選出されたことは漬物業界にとっても良いことだ」と評した。
全漬連への入会も増加している。「わらびの彩り漬」が本漬部門で金賞を受賞した有限会社ネットワークうるぎ(後藤由行代表、長野県下伊那郡売木村)は、商品をエントリーすることも理由の一つとして長野県漬物協同組合に入会。全漬連加盟企業が応募条件となっていることもあり、昨年からエントリーするために組合に入会する企業が増えている。
漬物グランプリは2016年から毎年20万人以上が来場する「日本ホビーショー」のホビークッキングフェア内の特設会場で開催。全国のメーカーによる自慢の商品が集い、グランプリ獲得を目指して毎年熱いバトルが繰り広げられていた。全漬連も各都府県組合の協力を得て、全国の地域色溢れる漬物の試食販売を実施。その試食販売には毎年長蛇の列ができるなど、漬物の祭典としてその魅力を広く発信。漬物グランプリ2020は開催されなかったが、決勝大会に進出するはずだった法人の部の本漬部門6商品、浅漬・キムチ部門4商品の計10商品を特集した。
【令和2(2020)年4月13日号1、10~12面】
 
漬物グランプリ2020公式サイト http://tsukemono-gp.jp/
全日本漬物協同組合連合会 http://www.tsukemono-japan.org/
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