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ぬか・漬物の素 業界活動 2021

 

5月11日号漬物の素特集 会長に聞く

5月11日号漬物の素特集 会長に聞く
 
日本いりぬか工業会  会長 甲斐 義人氏
“ぬか漬けの素”好調持続  東西工業会の合併も視野に
巣ごもり消費の拡大により、ぬか漬けユーザーが増加し、いりぬか製品の販売は好調に推移している。主に東日本エリアのぬか漬けの素メーカーが加入する日本いりぬか工業会と西日本エリアのメーカーが加入する全国ぬかづけのもと工業会では近年、共同事業を推進、将来的な合併も視野に入れる。甲斐義人会長(三色香辛料株式会社代表取締役)に、いりぬか製品の販売動向や工業会の取組みについて聞いた。
(藤井大碁)
 
――製品の販売動向。
「全般的にぬか漬けの素の動きは好調だ。一昨年比1・5~2倍で推移した昨年と比較すると今年はだいぶ落ち着いてきてはいるものの、一昨年比ではまだかなり伸びている。話を聞くと特にウエットタイプの動きが良いようだ。例年動きが落ちる冬場も昨年に関しては売行きがさほど落ちなかったことを考えると、夏場にぬか床を作った方が継続して、ぬか漬けを漬けてくれていると推測できる。ただ、コロナ給付金が支給された昨年と今年では状況が全く異なる。今後は節約志向が強まるのではないかと危惧している」
 
――唐辛子製品の動き。
「唐辛子に関しては一昨年比で、昨年は3~4倍、今年も3倍くらいの販売量がある。国産は新物が出る10月まで在庫がもつか分からないのでセーブしながら販売していく。昨年末にキムチ用の韓国産唐辛子パウダーを白菜とセットにしてレシピ付きで取引先がネット販売したところ、期間限定だが1万個が売れた。手間と費用は既製品よりかかるが、キムチを手作りする人も増えているようだ」
 
――工業会事業について。
「日本いりぬか工業会の総会は書面決議で実施し、役員の任期は1年間の延長が決定した。全国ぬかづけのもと工業会さんとは合併に向けた話し合いを進めて行く予定だ。8月頃を目途にスケジュール案などをこちらからご提案させて頂く予定でいる。合併の方向性は共通認識だが、会の発足経緯はまったく異なるので、慎重なすり合わせが必要だと考えている。各社様々な取組みをコロナ禍でスタートしているので、その中で、意見を聞き、工業会の力があればさらにこういう風にできるのではという声を引き上げていきたい。巣ごもり消費の拡大で、食品に目がいっている今はチャンスだ。“発酵”をうまくPRし、ぬか漬けの魅力を伝えていく。アフターコロナに向けた準備を全国ぬかづけのもと工業会さんと共に行っていきたい」
 
――ぬか漬け文化の普及。
「ぬか漬けの健康機能性への認知は進んでいる。だが、健康に良いだけでなく、ぬか漬けは楽しいということを訴求していくことも必要だ。作る楽しさ、食べる楽しさ、育てる楽しさをたくさんの方に知って頂きたい。個人的には、ぬか漬けは“ジャパニーズピクルス”として、世界に通用するものだと思っている。イギリスを訪れたらイギリスの家庭で現地の野菜をぬか漬けにしていた、というような光景が見られれば面白いし、それが理想的な未来像だ。ぬか漬けは健康機能性も含めて、まだまだ未知な部分が多い食品。そういう意味でも、伸びしろが大きく、可能性は無限大だと考えている」
【2021(令和3)年5月11日第5057号5面】
 
 

1月21日号漬物の素特集 会長に聞く 

1月21日号漬物の素特集 会長に聞く 
 
全国ぬかづけのもと工業会 次期会長(内定) 出来 正樹氏
コロナ禍でも成長加速  良いぬか床は寒い時期から
全国ぬかづけのもと工業会は2015年に大寒の日を『ぬか床の日』と定め、例年はこの日に萱津神社(愛知県)への参拝並びに総会を実施していたが、今年は緊急事態宣言の発令により延期。役員改選では細田幸治会長(樽の味社長)に代わり、出来正樹氏(向井珍味堂社長)の会長就任が内定している。出来氏は、現在好調のぬか漬市場がさらなる飛躍を遂げるには健康機能性の研究・PRや冬季の販売強化が必要と話す。(小林悟空)
※役職は掲載当時。現在は総会を経て会長に就任。

‐ぬか漬の素の市場動向。
「ここ数年はぬか漬の素は上り調子の商品です。背景には健康志向の高まりから発酵食品へ関心が集まっていることや、手軽に自分だけの味を作りだせる、ということがあったようです。テレビやSNSで芸能人や若い方たちが〝マイぬか床〟を披露しているのも見かけるようになりました。さらに昨年は新型コロナウイルスの影響で時間的な余裕ができたこと、免疫力向上の期待が寄せられたことから、市販品は対前年比で1~2割程も売上増となりました。その好調ぶりがテレビで報道され、さらに注目が高まる好循環も生まれています」
 
‐人気の商品は。
「初めてでも失敗なく、すぐに漬け始められる熟成タイプが人気です。その後、ぬかが減ってきたら足しぬかをしながら、自分だけの味にカスタマイズできるのがぬか漬の魅力です。実は当社の主力はきな粉、唐辛子、青のりで、ぬか漬の素の扱いは少ないのですが、このようにリピーターを生む仕組みが備わっているのは商材として強みだと思います」
 
‐組合活動について。
「細田会長が任期を迎え次期会長に内定を頂いていますが、対面での活動は難しそうです。オンライン会議システムを用いた情報交換等を企画出来ればと思います。コロナ禍が落ち着けば、日本いりぬか工業会さんと合同での研修会やPR活動を再開して加盟企業にメリットある活動を企画してまいります」
 
‐PRが必要なところ。
「ぬか漬の漬け方や管理方法は各社の努力でかなり認知が進んでいますが、健康機能性についてはまだまだ漠然としか伝わっていないように感じます。ぬか漬は生きた乳酸菌が摂れるのに加えてビタミン・ミネラルも豊富です。全国きな粉工業会の場合は女子栄養大学と産学連携で栄養価の研究やPRを行っていますので、そういった活動もコロナ後には検討していけると思います」
 
‐メッセージを。
「当会では2015年に大寒の日を『ぬか床の日』に制定しました。寒い時期からぬか床を仕込むと良いぬか床になると言われているためです。ぬか漬というと慣習的に夏商材のように思われてきましたが、野菜がいつでも安く手に入る今、ぬか漬の素は年中通して売れる商材になってきました。是非、今のうちから当会各社のぬか漬の素を広くお取り扱いいただけるようよろしくお願い申し上げます」
【2021(令和3)年1月21日第5046号11面】
 
全国ぬかづけのもと工業会HP
 
 

新年挨拶

新年挨拶
 
全国ぬかづけのもと工業会 会長 細田幸治氏
発酵食品「ぬか漬」発信

令和3年の年頭に謹んでお慶び申し上げます。皆様方におかれましては、ますますご清栄のことと心よりお慶び申し上げます。平素は全国ぬかづけのもと工業会会員企業に対し格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。
当工業会は、日本古来の伝統食品であり、近年は健康食材としても注目を集める「ぬか漬」の素を製造・販売する企業が所属しています。
昨年初頭から世界中を襲った新型コロナウイルスですが、皮肉なことではありますがぬか漬の素は大きく売上が伸長しました。在宅時間が増え、手軽な趣味としてぬか漬作りに挑戦する人が増えたこと、また発酵による免疫力向上効果を消費者の皆様が期待してくださったことの結果だと推察されます。その売上好調を受けてテレビ等のメディアに取り上げられ、さらに認知度が向上する好循環も生まれました。私どもの商品が、少しでも皆様の健康で豊かな生活に貢献できたなら幸いです。
最近では、ぬか漬作りは手軽かつ個性の出る趣味として幅広い年代層で流行しているようです。テレビやSNSでマイぬか床を披露している方も頻繁に見かけるようになりました。和食離れとも言われる中、このチャンスは逃さないようPRや商品開発を強化していきたい所です。
各企業から美味しさや漬けやすさを追求した新商品が出る度に、頼もしくもあり、また当社も負けないような商品を考えなければ、と刺激を受けています。
工業会としては残念ながら、これまで行ってきた展示会への出展や研修会といった活動は自粛せざるを得ない状況にありますが、東日本の企業が加盟する「日本いりぬか工業会」様との連携を深めながら業界発展に繋げていけるよう努力して参ります。
ぬか床の活躍の場は、これからまだまだ広げる余地があると思います。例えば野菜だけでなく肉、魚、チーズなどを漬けることも出来ますし、個人的にはリンゴをぬか漬けにすると甘みを塩気が調和してとても美味しく気に入っています。食事の付け合せだけでなく、主菜やデザートにも使えるものだと多くの方に知って頂けるようPRを続けていけば、新たな需要も拓けるのではないかと思います。
末筆となりましたが皆様のご健勝と、ますますのご発展をお祈り申し上げ、新年のご挨拶とさせてだきます。
【2021(令和3)年1月11日第5045号8面】
 
全国ぬかづけのもと工業会HP
 
 

新年挨拶

新年挨拶
 
日本いりぬか工業会 会長 甲斐義人氏
ぬか漬けの健康性をPR
 
新年明けましておめでとうございます。
平素は「日本いりぬか工業会」及び工業会会員企業に対し、格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。
新型コロナウイルス感染拡大により、昨年一年間で世界は大きく変化しました。今なお感染者の増加に歯止めはかかっておらず、外出自粛など不自由な生活を余儀なくされているさなかにあります。
コロナ禍の巣ごもりにより、消費動向も大きく変化しました。当組合員が取扱ういりぬか製品に関しましては、リモートワークの普及などにより在宅時間が増えたことで、ぬか漬けを漬ける人が増加し、前年を大きく上回る動きを見せました。
健康志向の高まりと共に、乳酸発酵への注目度もこれまで以上に大きくなり、ぬか漬けが持つ健康性も、いりぬか製品の動きを後押ししたと推測しています。
コロナをきっかけに、日本の伝統食品であるぬか漬けの価値が見直されたことに、やや複雑な想いもありますが、ぬか漬け文化の普及を掲げる当協会としましては、アフターコロナを見据え、引き続き、家庭でぬか漬けを楽しんでもらえるよう、その健康性のPRに力を注いでいきたいと考えています。
日本いりぬか工業会では10年前に役員の若返りを図り、新たな活動を行ってきました。
近年は、西日本方面の組織である全国ぬかづけのもと工業会さんとの共同事業に力を入れ、東西合同の研修旅行を開催するなど取り組んで参りました。
コロナ禍により、昨年は活動自体がストップしてしまいましたが、感染状況を見極めながら、組合としての活動を再開し、東西共同事業についても、全国ぬかづけのもと工業会さんと協力して進めていきたいと考えております。
末筆になりますが、業界の皆様のご健勝とますますのご発展をお祈り申し上げ新年のご挨拶とさせて頂きます。
【2021(令和3)年1月1日第5044号5面】
 
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