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Web展示会 「梅干」

Web展示会 商品カテゴリー

(掲載号ごとに五十音順)
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東乃匠

化調不使用の紀州産南高梅
株式会社東乃匠(東潤一郎社長、大阪府高槻市)は漬物、惣菜、スイーツ、機能性食品などで食に関わるグループを形成している。その中で梅干の製造・販売は株式会社紀州農園(和歌山県日高郡日高川町)が担っている。
4月より「化学調味料不使用の梅干 紀州産南高梅」の『しそ漬』と『うす塩味』を新発売する。名前の通り化学調味料の他、保存料や着色料も使用していない。紀州産南高梅はLサイズに限定している。
『しそ漬』は塩分9%。国産の赤しそを使用して、風味豊かなさっぱりとした味に仕上げた。また『うす塩味』は塩分約7%。昆布エキスを加えて梅の酸味を抑え、まろやかな味わいとなっている。化学調味料不使用でも物足りなさを感じさせない豊かな風味を実現している。
内容量はいずれも90gで希望小売価格は398円。健康志向の高い層をメインターゲットとしながらも買いやすいプライスゾーンに納めている。商品企画部長の田村良延氏は「梅干の化学調味料不使用製品は希少。万人受けはせずとも、指名買いされる息の長い商品になれる」と狙いを語る。
紀州農園ぽってり梅
これに対し、コストパフォーマンスの良さと贅沢感を両立し、主力商品の一つに成長しているのが「紀州農園ぽってり梅」シリーズだ。丸々と太った3Lサイズの梅だけを厳選して使用していることが特徴(原料産地は中国)。このサイズに限定した商品は珍しく、食欲そそるネーミングも特徴だ。
「しそ漬」と「はちみつ味」の2つを揃え、肉厚で柔らかな果肉は食べごたえがあり、梅の実自体のフルーティーな味わいが楽しめる。塩分は両方とも8%。
減塩タイプ(5%)の「減塩ぽってり梅」もある。
この他、夏の熱中症対策には「紀州梅ゼリー」がオススメ。〝いつでもどこでも手軽に梅干を!〟をコンセプトに、「梅塩」入りで水分と塩分を同時に補給できる。クエン酸は1000mgと梅干約3個分に相当する。
なお紀州農園は、和歌山県食品衛生管理認定制度で最高位の区分3「HACCPシステム推進営業」の認証を取得しており、安全・安心で高品質な梅干づくりに努めている。
【2022(令和4)年3月21日第5088号3面】

東乃匠 HP

長谷川醸造

新ブランド「梅の楽園」のロゴマーク
新ブランド「梅の楽園」
南アルプスから良質な小梅製品を届ける長谷川醸造株式会社(長谷川正一郎社長、山梨県南アルプス市)は、「地域の小梅生産者とともに生きる」を信念に、特産農産物振興の一翼を担っている。
同社では新ブランド「梅の楽園」を立ち上げ、甲州小梅を中心とした梅の加工品を多角的に展開。全ての商品が梅の赤色を基調とした色鮮やかで女性の目を引くスタイリッシュなデザインとなっており、お土産や贈り物に最適。昨年2月に開催されたスーパーマーケット・トレードショー2021でも商品を展示し、好評を博した。
商品構成は梅をコンセプトに多くのアイテムを揃える。小梅干は「昔ながらの紫蘇漬」、「昔ながらの紫蘇漬・漬液入り」、「昆布漬」、「昆布漬・漬液入り」の4品で、漬液入りはオシャレな瓶タイプで、漬液を利用した梅ご飯などを提案している。全て内容量は90gで賞味期限は12カ月。
お米と梅をセットにした「梅の炊き込みご飯」は、炊飯器で炊くだけで本格的な梅ご飯を作ることができる。刻んだカリカリ梅を入れ、さっぱりと仕上げた。程よい酸味と梅の香りが食欲をそそる。種類は「梅と椎茸炊き込みご飯」と「梅とくらかけ豆の炊き込みご飯」。
「梅の早炊き味ご飯」は、特殊加工した国産米と乾燥野菜、刻んだカリカリ梅をブレンド。ガスや電子レンジで10分程度炊くだけで本格的な梅ご飯ができる。種類は「早炊き 梅かぼちゃご飯」と「早炊き 梅じゃがご飯」。
洋風の商品もある。「梅シロップ」は、果肉が入った梅シロップで、かき氷、梅ジュース、焼酎で割ると梅酒になる。パンケーキやホットケーキにかけるのもオススメだ。内容量は120gで賞味期限は12カ月。
「練り梅のオイル漬け」は、山梨県産梅に香辛料を加え、オリーブオイルと混合した。これまでにない練り梅で、鶏肉・豚肉・牛肉のソース、生野菜、温野菜、パンに付けるなど、アレンジも色々。スパゲッティの味付けに使えば梅スパゲッティができる。内容量は180gで賞味期限は12カ月。
【2022(令和4)年2月11日号7面 掲載】

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紀州うめぼしのしんざき

梅干てまりっ子
お花美梅
姉妹梅800g
手作り紀州梅干
株式会社しんざき(新﨑和代社長、和歌山県日高郡みなべ町)は、梅の本場として知られる紀州みなべに本社がある。同地で収穫される〝南高梅〟は全国的に有名。しんざきの梅干は地元の南高梅を厳選し、丹精込めて漬け込まれる。主力商品の「梅干てまりっ子」を始め、毎日の健康食品として、また贈答品として顧客に愛されている。
「梅干てまりっ子」は塩分を抑え、はちみつを加えて食べやすく仕上げた梅干。定番の「梅干てまりっ子」は2L・3Lサイズだが、大粒(4Lサイズ)も取り揃えている。
 
その他の製品ラインアップは次の通り。
▼「小梅干」(はちみつ入り)=指先程の大きさで、ひと口サイズのかわいい梅干。紀州の小梅を使用
梅干てまりっ子
▼「しそ漬いなか梅干」=もみしその液で漬け込んだ、昔ながらの梅干。しその紫色に染まった懐かしい味
▼「紀州かつお梅」=梅干とかつお節、しそを細かく刻んで混ぜ合わせた風味豊かな梅干
▼「姉妹梅」=てまりっ子の味わいを残しつつ、塩分約6%でまろやかな風味に仕上げた。国内産のはちみつを使用
▼「お花美梅」=りんご酢をたっぷり使用したフルーティな梅干。通常は大粒(5L)サイズを個包装しているが、3Lサイズを容器に詰めたタイプも揃っている
▼「白干梅」=昔ながらのすっぱーい梅干。塩(にがり含む)だけで漬け込んでいる
▼「つぶれ梅」=A級品の製造途中で皮が破けたり、実が硬かったりした梅干。味は変わらないため、お買い得商品として人気。「てまりっ子」「姉妹梅」「しそ漬いなか梅干」「かつお梅」「お花美梅」それぞれに揃っている
 
その他、ジュース、デザート、梅ジャム、梅エキス、梅酒・ワイン・梅酒梅など関連商品も豊富。梅干の他、それらの関連商品を詰め合わせたセット商品も多彩に取り揃えている。
 
しんざきの梅干はA級品の紀州梅干の証「紀州特選梅干認定」を受けています。
 
 
【Web展示会 2021年10月】

長谷川醸造

甲州産小梅
スポーツやレジャーに「甲州産小梅」
南アルプスから良質な小梅製品を届ける長谷川醸造株式会社(長谷川正一郎社長、山梨県南アルプス市)は、「地域の小梅生産者とともに生きる」を信念に、特産農産物振興の一翼を担っている。
同社は産地に工場があるため、新鮮なうちに南アルプスの伏流水で洗浄し、塩漬、天日干し、味付け、パッケージと一貫生産で行うことができる。また、2017年5月には、ISO22000:2005(食品安全マネジメントシステム‐フードチェーンの組織に対する要求事項)を取得するなど、安全安心の取り組みも積極的に行っている。
同社で好調に推移しているのがチャック付袋入・常温保存可能で、菓子売場で販売できる「甲州産小梅」と「昔ながらの小梅ぼし」だ。原料の甲州小梅は、小梅の中で一番種が小さく、果肉の厚い品種であり、小粒ながら食べ応え十分であることが特徴。大粒の梅よりも食べる量を調整しやすいという点も、売場の性質に合致している。
昔ながらの小梅ぼし
「甲州産小梅」は甘味料や着色料を使用しておらず、梅本来のすっぱさを楽しめるカリカリ小梅。チャック付袋入(内容量55g)で、外出先でも気軽につまめるメリットがあり、スポーツやレジャー中の熱中症対策としても便利。無着色で、袋の小窓から見える緑色の梅の実が爽やかな味を思い起こさせ、購買欲をそそる。CVSでも導入されるなど、幅広い年代から好評を得ている。
定番となっている「昔ながらの小梅ぼし」は、山梨特産の甲州小梅を収穫後、南アルプスの伏流水で洗浄してすぐに塩漬。昔ながらの酸っぱい小梅干となっている。
本来の昔ながらの梅干の塩分は24%程度だが、同商品は醸造酢を使用することで9%減塩し、塩分は15%。本物志向の高まりや毎日食べられるサイズとして支持され、着実に売上を伸ばしている。定番のしその風味を加えた「昔ながらの小梅ぼし(しそ漬)」も人気となっている。
梅干市場は、はちみつ梅など低塩タイプが主流となっているが、同社ではその昔ながらの梅干にこだわり、山梨県特産の甲州小梅で商品化を図っている。
【2021(令和3)年7月21日第5064号2面】

福梅

しそ漬福梅ぼし
新福井梅
しそねり梅
しそねり梅しそ葉入
「紅映梅」の福梅ぼし
株式会社福梅(前田靖二社長、福井県三方上中郡若狭町)は日本海側を代表する梅加工大手企業である。強みは、青梅塩漬けから出荷までを一貫管理し安心・安全な製品を提供できること。生産工場はISO9001を取得している。
同社の主力となっているのが福井特産の「紅映梅(べにさしうめ)」という品種。種が小さく果肉が非常に厚く、肉質は柔らかで繊維が少ないという特徴を持ち、南高梅にも劣らず梅干には最適の品種。
この紅映梅を使った商品で近年好調を維持しているのが「しそねり梅」、「しそねり梅 しそ葉入り」の2品だ。塩分はいずれも15%という昔ながらの酸っぱくてしょっぱい梅干を、余分なものは一切入れずに練り状にしている。
そのため家庭で味の調節がしやすく、乗せる、挟む、和えるなど自由自在。夏バテする時期には、様々な料理を梅味にして食べることができる。
もう一つ好評のポイントが、スタンドパウチ入のため匙を使わずに、台所や食卓でサッと使えること。SNS上では「輸血パックに見える」という意外な理由から話題になったこともあるが、そんな飾り気のなさも、シンプルな梅干の良さを伝える要素となっていた。
もちろん、通常の梅干も各種揃える。「しそ漬福梅ぼし」は紅映梅を塩としそだけで漬込んだ酸っぱくて塩辛い、本格派だ。化学調味料や合成着色料は使わずごまかしが利かないだけに、梅自体が持つ肉厚でフルーティーな味わいや、同社のじっくり丁寧な漬込みの技が際立つ。
「市場全体でははちみつ梅が主流であるが、当社についてはしそ漬が売筋となっている」と松本拓哉課長が話す通り「ねり梅」や「しそ漬福梅ぼし」は今後も伸長する可能性を秘めている。
この他、数年前から「福太夫梅(ふくだゆううめ)」にも力を注ぐ。福太夫梅はクセがなく、ふっくらと食べやすい味わいが特長の品種。病気に強く安定生産が可能で、今後は栽培面積も拡大する見込みだ。商品は「新福井梅」として提供している。
原料面では、平成25年から梅園部を創設し「梅の生産から製品加工まで」を標語に一貫した取組を強力に推進している。契約栽培・自社栽培の割合を高めることで安定した原料確保を目指している。
【2021(令和3)年7月21日号第5064号2面】
 
 

神尾食品工業

曽我の梅干 しそ漬
曽我の梅干 はちみつ味
曽我の梅干 うす塩味
新発売「曽我の梅干 しそ漬
春の商材として欠かせない桜花漬の最大手としても知られる神尾食品工業株式会社(神尾賢次社長、神奈川県小田原市)は、地元の曽我梅林で収穫された梅を利用してこだわりの梅干を製造、販売。かながわ名産百選に推奨されている「曽我の梅干」を供給している。
小田原の梅栽培は約500年前からはじまったとされ、関東三大梅林のひとつに数えられる下曽我の「曽我梅林」では、地域全体でおよそ45ヘクタール、3万5000本の梅が植えられており、毎年6月から7月初旬にかけて梅が収穫されている。
1960年より自生していた梅の木を挿し木で育てた梅が十郎梅と名付けられ、広く栽培されるようになった。
曽我の梅は果肉が厚く、果皮が薄くて色が淡黄色で見た目も綺麗なことから梅干用品種の最秀品とも言われている。
曽我の梅の栽培は非常に手間がかかり、花に花粉がないため、花粉の多い梅の他品種を受粉樹として栽培する必要がある。また、果実を多く実らせるために、各樹の特性や土質や日当たりなどを考慮し、まめに剪定を行う必要がある。また、皮が薄く破れやすいため、加工にも熟練の技が不可欠。職人の技術も必要とされている。
同社では「曽我の梅干」シリーズの新商品として「曽我の梅干 しそ漬」を発売。同商品はかながわ名産百選に選ばれている曽我地域の梅を丹念に漬け込み、風味豊かなしそ漬に仕上げた。ご飯との相性は抜群で、おにぎりの具やお茶漬もオススメだ。塩分は約10%。内容量は100gで賞味期限は180日。
「曽我の梅干 はちみつ味」は、曽我地域の梅をじっくり漬け込み、香り豊かに仕上げた。酸味を控えめにし、はちみつのほのかな甘みを加えて上品な味にしている。塩分は約8%。内容量は110gで賞味期限は180日。
「曽我の梅干 うす塩味」は、曽我地域の梅を厳選して丹念に漬け込んだ。種が小さくて種離れが良く、梅肉や料理素材としても利用しやすいのが特徴だ。昔ながらの梅干と比較してうす塩味にしており、幅広い層に好まれる味に仕上げている。塩分は約9%。
【2021(令和3)年7月21日第5064号6面】
 
 

勝僖梅

レモン仕立て
梅茶漬け
燻し梅ピューレ
梅干贈答市場の開拓者
株式会社勝僖梅(細川竜二社長、和歌山県和歌山市)は、昭和62年創業。梅干メーカーとしては後発だが、梅干の贈答市場を開拓した先駆者的企業の一つである。現在も品質は、贈答品や土産品として高い評価を受けている。
同社が梅干を贈答品の地位へ押上げられた理由の一つが、原料へのこだわり。厳選を重ねたみなべ産の南高梅だけを使用しており、ふっくらジューシーな果肉が自慢だ。
また製法面は、1カ月かけて少しずつ減塩しながら調味液に漬け、その後乾燥機にかける独自の工程が特徴的。これにより、余分な水分や塩カドが取れて、よりジューシーで濃厚な風味を実現している。
商品としては、最高ランクの「祥瑞」をはじめとして、創業以来の「甘仕立て」や「紫蘇仕立て」など様々に揃える。
期間限定の商品も好評だ。夏限定の「レモン仕立て」、秋の「りんご酢仕立て」、冬の「昆布仕立て」、春の「桜仕立て」は毎年、心待ちにするファンもいる商品。「レモン仕立て」は、国産レモンピールと果汁を贅沢に使い梅干を漬け込んだデザート感覚の梅干。レモンの爽やかな香り、ほんのりとした苦味が、梅干の塩気や酸味とマッチする。
また、梅干が丸ごと入った「贅沢梅茶漬け」は贈り物やプチギフトとして人気を集めている。老舗かつお節メーカーとの共同開発により、甘仕立ての梅干とそれに合わせたお茶漬の素をセットにした、専門店ならではのお茶漬となっている。
この他、料理人など業務筋から支持を得ているのが「燻し梅ピューレ」だ。ピューレ状の甘酸っぱい梅に、燻製香をプラスしたことで和洋を問わず様々な料理に合わせられる。
同社のスタートは、機械部品を製造するアクロナイネン㈱(和歌山市)の食品事業部。細川社長は営業部員として従事していたが、その後、関連会社として勝僖梅を立ち上げた。
細川社長は「創業当時は梅干というと自家漬けする家庭が多く、贈答品というイメージはなかったのだが、原料と製法にこだわった商品を提案し徐々に広まっていった。『ライバルはビール』という思いだった」と話す。
なお、来年からは梅酒の発売を予定している。海外出荷を目指し、国内の梅干販売に続く2本柱へ育てていく計画だ。
【2021(令和3)年7月21日号第5064号10面】
 
 
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