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Web展示会 東海漬物(愛知県)

「プチあま辛キムチ」「ぷち塩おくら」も新発売

プチあま辛キムチ
ぷち塩おくら
 東海漬物株式会社(永井英朗社長、愛知県豊橋市) は、個食、食べ切り、簡便性をコンセプトに展開している「プチシリーズ」の売れ行きが好調。同シリーズは食べ切りの1個45g~50g規格の2個セット商品。コロナの影響で定着した巣ごもり消費による家飲みにも最適なサイズで、好評となっている。
 同社ではプチシリーズの新商品として「プチあま辛キムチ」と「ぷち塩おくら」を3月から発売した。「プチあま辛キムチ」は、甘口タイプの個食キムチで、リンゴと桃のピューレを使用したフルーティーな自然な甘さが特徴となっている。かつお節を混ぜ込むことでだし感を付与し、ご飯に合うやみつき感を出している。子供から大人まで幅広い層に好まれる味に仕上げている。おいしさを長持ちさせるため、不活性ガス充填方式を採用。内容量は100g(50g×2個)で賞味期限は30日。
 「ぷち塩おくら」は、ヘタを取り1本丸ごと漬けたオクラの浅漬。素材を生かしたさっぱりとした塩味と昆布の旨味が特徴で、彩りも良く鮮度感のある一品となっており、初夏の陽気で汗ばむ季節にぴったりだ。そのままでもサラダのトッピングでも下処理の必要がなく、便利に食べられる。内容量は60gで賞味期限は製造日より7日。
【2022(令和4)年5月6日第5092号2面

「美味しいぬか漬の作り方講座」開催

来場者に野菜摂取量の説明を行う永井社長(中央)
 東海漬物株式会社(永井英朗社長、愛知県豊橋市)は、4月27日から東京ビッグサイトで3日間開催された第15回ホビークッキングフェア2022に出展し、この春の新製品の試食販売及び「美味しいぬか漬の作り方講座」を実施した。
 同講座は1日3回の開催で、各回先着18名。混乱を避けるため開始の40分前から整理券の配布を行ったが、いずれの回も配布時間の前から長蛇の列ができるほどの盛況ぶりとなった。
 講座は40分間でぬかやぬか漬の栄養成分、健康機能の紹介と野菜の漬け方、ぬか床の管理方法などの講座と実際に胡瓜をぬか床に漬ける体験を行い、そのぬか床は参加者へのお土産として持ち帰れるというもの。
 講師を務めた営業企画部情報解析課の梅谷靖子氏は、「参加された方は子供から年配の方まで幅広い年齢層だったが、真剣に話を聞いて下さった。初めてぬか漬を漬ける、という方も多かったが、これを機会にぬか床やぬか漬に関心を持っていただいて続けてもらえたら嬉しい」と語った。
 また、同社ブースでは、日本で初めて野菜摂取状況を数値で〝見える化〟した「ベジメータⓇ」のデモンストレーションを実施。専用の機械に中指を約10秒入れるだけで野菜摂取状況を測定。「べジスコア」を判定し、数値が低い人には野菜摂取を勧めた。
 べジメータは光を使った皮膚のカロテノイド量測定装置。皮膚カロテノイドは血中カロテノイドと強く相関する。結果は「べジスコア」と呼ばれる0~1000の数値となって表れ、野菜摂取状況を反映する。野菜不足を数値化することによって、食事に対する意識改革と継続的改善に貢献することが狙い。
 株式会社LLCジャパン(神奈川県横浜市)の前田学社長によると、「ベジメータⓇ」はスーパーの青果売場やドラッグストアの一部店舗で導入され、べジメータを導入した店舗では野菜の売上アップにつながった事例も出てきているという。
 前田社長は、「弊社は持続可能な健康長寿社会の実現を目指している。今回は東海漬物さんのブースに機械を設置させていただいたが、べジメータを利用して野菜摂取状況を認識していただき、1日の目標摂取量である350gを目指してほしい」とPRした。
【2022(令和4)年5月6日第5092号2面】

美味しいぬか漬の作り方講座
整理券配布前に長蛇の列ができる
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