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特別会員 東京中央漬物株式会社 東京都

東京都公認の漬物荷受機関

企業紹介

齋藤社長

 東京都公認の漬物荷受機関である東京中央漬物株式会社(齋藤正久社長、東京都江東区豊洲)は、昭和9年12月、東京都(当時は東京市)に卸売市場法が公布されたことで漬物の荷受機関を設置することになり、日本橋から築地に市場が移転した同時期に会社が創立。平成19年10月に全国漬物株式会社と統合し、平成18年11月に皆川昭弘氏が7代目社長に就任、平成30年11月に市場の豊洲移転に伴い豊洲に移転した。
 創業当時の主な取扱い品目は奈良漬、みそ漬、福神漬、しょうが漬、楽京漬、からし漬、べったら漬などで、現在は常時1000アイテム以上を取り扱っている。90年以上に亘って大消費地である東京で卸売の業容を拡大した。同社に商品を販売する荷主共和会の会員は約80社で、全国の名産品や特産品を取扱い、幅広いニーズにきめ細かく対応している。

 2022年4月1日付けの新人事で、皆川昭弘代表取締役社長が代表取締役会長、齋藤正久取締役常務が代表取締役社長、古海利明取締役常務が代表取締役専務、守随純一取締役部長と横田博一取締役部長が常務取締役にそれぞれ就任(藤原静子取締役部長は留任)した。
 新体制となり、第93期を迎えた同社の齋藤社長は社員の自主性を育てながら利益を生み出せる体質に進化していく方針を示し、これまで培った確かな経験と知識、業界屈指の高い信頼性と評価をもとに更なる業容拡大を目指している。

『C―Z ジョイフルフェア』

東京中央漬物の首脳陣
 毎年、東京で漬物の展示会では最大規模となる展示会を開催。出展企業は全国の有力企業80社以上で、量販店、2次問屋、専門店オーナー、外食関連のバイヤーが来場。全国に張り巡らされた漬物荷受ならではのパイプを活かした、地域色豊かな商品並びにイチオシ商品が一堂に会し、活発な商談が行われる。
 コロナの影響で2020年と2021年は中止となったが、2022年7月5日に東京都立産業貿易センター浜松町館(東京都港区)において、〝ウィズコロナと健康〟をテーマに「2022C―Zジョイフルフェア」を3年ぶり開催した。
ジョイフルフェアの会場
全国銘産コーナー
 2022年4月に皆川昭弘前社長(現代表取締役会長)から齋藤新社長へとバトンタッチが行われ、新体制となって初めての展示会となった。コロナ禍の中で健康への意識が高まりつつある中、前回(2019年)から続いて「発酵漬物コーナー」が設置された他、例年通り“全国の特産お漬物マップ”を中心としたメイン展示「全国銘産コーナー」が設けられ、地域ごとに分かれた銘産品を展示。また、入口を入ってすぐ右の一角には「イチオシコーナー」が設置され、出展各社自慢の商品が陳列された。
発酵漬物コーナー
イチオシコーナー

荷主共和会

 東京中央漬物の取引先で組織される東京中央漬物荷主共和会は、毎年開催(コロナの影響で2020年、2021年、2022年は中止)している。
 全国より有力企業60社以上が出席し、各カテゴリーの漬物、原料産地等の情報交換を行い、業界全体の近況と動向を確認。原料状況の他、原料価格、人件費、物流費等のコストアップなど、様々な問題や課題を抱える中、全国の有力企業が垣根を越えて情報交換を行い、課題を共有することで解決策を模索し、結束を強める場となっている。2019年11月14日には豊洲移転後、2回目となる総会を開催。浅漬、キムチ、梅、楽京、生姜、沢庵、高菜、野沢菜、惣菜などカテゴリー別の情報発表が行われ、今後の方向性が示された。

齋藤社長インタビュー

上半期売上は前期比99・6%

 将来的に冷凍食品取扱いも視野に
 東京都公認の漬物荷受機関である東京中央漬物株式会社(東京都江東区豊洲)の齋藤正久社長にインタビュー。23年3月期上半期の業績や2023年の展望などについて話を聞いた。人口減や少子高齢化で漬物の需要減少が見込まれる中、漬物以外の品目にも目を向ける必要性を指摘。現在は惣菜を強化しているが、将来的には冷凍食品も視野に入れる意向を示した。
(千葉友寛)
   ◇   ◇
 ―23年3月期上半期の売上は。
 「上半期の売上は0・4%減で、10月を含めると99・7%と昨対に近い数字に戻ってきている。主力の量販向けはやや低調だが、業務用が回復傾向でカバーしている。漬物業界もコロナの影響で倒産、廃業といった話も出てきているが、良い企業は関係なく業績を伸ばしている。皆川会長からもよく言われているのだが、いつまでもコロナのせいにはできない。少しずつではあるが、新規のお得意先様も増えており、12月も倉庫を目一杯使っている」
 ―御社の強みは。
 「全国の漬物を一手に引き受けて、供給することができる。主要な取引先は約300社で、取扱い数は1000品を超え、小ロットでも対応している。弊社の強みは引き出しの多さと経験、それと知識。全国にパイプがあり、ある商品が原料不足で供給が難しい時も全力で類似品を探す。それが無理なら供給可能な代替品を提案する。漬物のことは弊社に任せていただきたい、と思っている」
 ―今後の見通し。
 「漬物の市場は年々縮小している。少子高齢化が進む中、漬物だけを取り扱っていても売上は落ちていくだけだ。漬物以外の品目にも目を向けていく必要がある。近年、当社では売れ行きが好調な惣菜に近い商材に力を入れており、アイテム数を増やしている。量販店の惣菜売場は商品が充実しており、人の往来も多い。人が来る売場に商品を置くことが重要で、そのような商品の取り扱いも少しずつ増えている。また、コロナ禍で伸びた市場として冷凍食品があるが、今後は取り扱わなければならない状況になることも予想される。将来的にメーカーが冷凍食品を製造するようになれば、当社もそれに対応できるように取り組んでいく必要がある」
 ―品目別で好調な漬物は。
 「新生姜は好調で、8月まで112%だった。9月は値上げの影響で少し後退したが、その後もプラスで推移している。沢庵は上半期108%で、10月も良かった。一部の国産製品で値上げが実施されたが、本楽的には来春からになる。量販店では微減の浅漬だが、業務用の需要が回復して全体としてはプラスとなった。キムチは巣ごもり需要が増加したことで昨年まで好調だったが、その反動で数%のマイナスとなっている。梅干しは梅雨明けが早くて猛暑となったこともあって、7月は106%となったが、8月は80%台まで落ちた。9月は110%と持ち直したが、上半期は96~98%となった。これからの動きに期待したい」
 ―値上げについて。
 「漬物業界は他の食品よりも遅れていたが、秋冬から本格化し、来春までに大半の商品が量目調整または価格改定を実施する見通しだ。メーカーから当社に申請が届いている商品については順次商談を行っていて、案内があったところについては7割方値上げが実施できている。得意先によっては時間がかかったり、1年に1回しか改定できない、といったケースもあるが、全体的にはスムーズに商談することができている。ただ、このような状況でも値上げの案内が届いていないメーカーもある。様々なコストが上昇している状況で、すでに企業努力で吸収できるレベルではなくなっている。もともと薄利でやっているケースが多いと思うので、赤字での製造を余儀なくされているケースもあるだろう。状況としては適正価格で販売できなければ会社の存続が危ぶまれるところまできており、まだアクションを起こしていない企業の状況を懸念している」
 ―2023年の展望は。
 「政府は、コロナの感染者が増えても以前のように規制を厳しくすることはないだろう。そうなれば、円安効果もあるのでインバウンド需要が期待でき、観光関連、飲食関係が良くなっていく。コロナの影響で巣ごもり需要が増加し、量販店は好調となって観光や飲食関係は低迷することとなったが、それが元に戻っている流れだ。利益を確保することは年々難しくなっているが、業務用の方が利益を取りやすい。企業としては利益率を高められるように何をすれば良いのか、どこの取引をメインにしていくのか定めていく必要がある」

電話番号とFAX番号を変更

 東京中央漬物株式会社(齋藤正久社長、東京都江東区豊洲)では、2023年1月18日より電話番号とFAX番号が変更となった。
 ▼新電話番:03―5547―4831
 ▼新FAX番号:03―5547―4835
 ▽旧電話番号:03―6863―9240
 ▽旧FAX番号:03―6863―9260

【求人(募集)】

▼仕事内容:営業2名、経理1名
▼雇用形態:正社員
▼応募資格:経験者優遇、職種・業種未経験OK
▼勤務地:東京都江東区豊洲6―3―3 豊洲市場内
▼最寄り駅:市場前(ゆりかもめ)
▼勤務時間:※要相談
▼休日:豊洲市場の休日通り
▼問合せ:03―5547―4831
※人事担当=古海

企業情報

名称
東京中央漬物株式会社
代表
代表取締役社長 齋藤正久
創立昭和9年12月25日
営業品目
漬物を主体に味噌・惣菜など各種食品を販売。
本社
〒135-0061 東京都江東区豊洲6-3-3 豊洲市場内
電話 03―5547―4831 FAX 03―5547―4835
資本金
3,200万円
社員数
48名
HP

本社 東京都江東区豊洲6-3-3

株式会社食料新聞社
〒111-0053
東京都台東区浅草橋5-9-4 MSビル2F

TEL.03-5835-4919(ショクイク)
FAX.03-5835-4921
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