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株式会社サナス 鹿児島県

美味しい顔は、サナスのしわざ
「漬物の里」えい店

<企業紹介> 株式会社サナス

 株式会社サナスは、昭和11年創業。80周年を節目とし、2017年4月1日を以って社名を「株式会社サナス」(旧社名:日本澱粉工業)へ変更した。
 澱粉・水飴・ブドウ糖の製造販売を主力に、食品事業部では漬物、はるさめ、葛きりなどを開発・製造している。
 同社の社名となったキャッチフレーズ「サナス」は、ラテン語のSANUS(健康な、壮健な、健全な、自然な、賢明な…の意味)を語源に、SUN(太陽)とUS(私たち人類)の深い結びつき、という意味も含んでいる。自然志向をモットーに、「太陽と大地の恵み」を人々の健康で豊かな生活に役立てたい、という企業理念を表現している。
 

<オススメ商品> ロングセラー「きりっこ」

 主力商品である本干し沢庵の中でも、スライス商材の「きりっこ」はロングセラーを続ける人気商品。しかも、ここへ来て人気に再び火がついているという。歯が悪くなり、皮が堅い干し沢庵が食べられないという年齢層の顧客からも、「これなら大丈夫」と購入していくというのだ。スーパーのバイヤーからも「特売する必要がない。時代にマッチしている」との、お墨付きをもらっているという。
 また、最近一番の売れ筋は「本干し沢庵麦みそ漬」だ。カリッと歯応えのある本干し沢庵を風味豊かな麦みそに漬け込んだ。半割2個の袋入りタイプなので、都市部の小家族向けにも最適である。
 タケノコを漬け込んだ「筍しょうゆ」は、国産原料を使用。旬にとれた竹の子のうま味を閉じ込めているので、秋の新米、春の行楽など「炊き込みごはん」のシーンにも最適だ。薄くスライスし、調味液を捨てずに味を整えて、ご飯と一緒に炊けば美味しい炊き込みごはんが出来上がる。
きりっこ しそ風味
ニチデンの「麦みそ漬」
本干し沢庵麦みそ漬
ニチデンの「たけのこ醤油漬」
筍しょうゆ

鹿児島本仕込み

鹿児島本仕込み


「鹿児島本仕込み」は、同社の主力である寒干し沢庵の新製品。南九州で好まれる、ほんのり甘い醤油味〝南国風甘辛味〟に仕上げた。やぐら干しされた寒干し大根の歯切れを堪能できる一品だ。一本物製品では量が多いというニーズに対応し、半割りの1ヶ入り。洗わずに薄切りし、冷蔵庫で冷やすとより一層おいしく食べられる。

 

「あかつき舎」シリーズ

あかつき舎シリーズ
 株式会社サナスは、澱粉・水飴・ブドウ糖の製造販売を主力として、食品事業部では漬物や、はるさめ、葛きりなどを販売する。漬物では、ロングセラーの干し沢庵スライス「きりっこ」など、多くの定番商材を世に送り出している。
 オンラインショッピングサイトの「サナス・キッチン」(下記リンク、または →こちらから)では、漬物の独自ブランド「あかつき舎(や)」シリーズを展開中。アイテムは、①ぱりぱり沢庵②ぱりぱり沢庵しそ③たくあんと生姜④福神漬⑤寒干し⑥山川漬⑦ごぼう漬の7種類。
 ①~⑥はいずれも鹿児島県産干し大根を使用。やぐらで1週間から10日吊るされて天日と寒風にさらされた干し大根は、水分が抜け、甘みが増すとともに独特のカリっとした食感を味わうことができる。
 山川漬は昔ながらの製法で亀壺に漬け込んだ原料を使用。時間をかけて漬け込んでおり、熟成が深いことから香ばしく、噛むほどに独特の味わい深い風味が楽しめる。
 「ぱりぱり沢庵」「ぱりぱり沢庵しそ」は独自のスライス技術で薄くスライスしてあり、ぱりぱりとした食感が特徴。その他、干し沢庵以外の「ごぼう漬」も国産原料を使用している。

ギフト用「あかつき舎」Bセットは、ぱりぱり沢庵(100g)、ぱりぱり沢庵しそ(100g)、たくあんと生姜(80g)のベーシックな詰合せ、2160円 (税込)。
ギフト包装は無料で、包装紙は2種類(あかつき舎/グレー・鹿児島/ピンク)より、熨斗も2種類(慶事用・弔辞用)より選択できる。

記者のココがイチ押し!

同社はでんぷん、液糖、はるさめ等のメーカーとして著名ですが、沢庵製造部門でも県下トップクラスを誇っています。上記でも紹介のとおり、「きりっこ」はそのおいしさと利便性でロングセラーを続けている商材。超薄切りの干し沢庵は、噛めば噛むほど味わいが深まります。(担当記者:菰田隆行)

「千切りつぼ漬」料理素材に

薩摩千切りつぼ漬
旨辛千切りみそ漬
あかつき舎
鹿児島の名産品が並ぶ店内
 株式会社サナス(本坊一浩社長、鹿児島市南栄)は南九州市頴娃町の食品第二工場にて山川漬や干し沢庵を製造している。
 頴娃町は温暖な気候で冬でも雪が降らず、めったに氷点下にならないため大根を天日干しするのに最適な立地だ。
 この土地で生み出されたロングセラー商品が、本干し沢庵スライスの元祖とも言える存在「きりっこ」。本干し沢庵を超薄切りにしたことで、包丁要らずで沢庵を楽しめるようになった。パリッとした歯ごたえがより際立ちご飯との相性抜群かつ、歯の悪い高齢者でも楽に食べられると人気だ。プレーンタイプと、しそ風味が揃う。
 「山川漬」は昔ながらの製法でかめ壺に漬け込んだ原料を使用。時間をかけて漬け込んでおり、熟成が深いことから香ばしく、噛むほどに独特の味わい深い風味が楽しめる。
 また、現在提案を強化しているのが「薩摩千切りつぼ漬」と「旨辛千切りみそ漬」。かつて超薄切りの「きりっこ」が手軽さという価値を得たように、これら千切り商品は料理素材という新たな道を切り拓こうとしている。
 「薩摩千切りつぼ漬」は、千切りつぼ漬に国産生姜を加えた。甘辛い醤油ベースのつぼ漬にピリッとした辛味の生姜を組み合わせて飽きの来ない味に仕上げた。卵焼きやポテトサラダに混ぜて、豆腐の薬味に、マヨネーズと合わせてパンに乗せて…と様々な料理に合わせられる。
 「旨辛千切りみそ漬」は千切りつぼ漬に九州産の甘めの麦味噌をベースとし、唐辛子の辛みを加え旨辛味に仕上げている。特に海鮮との相性が良く、海鮮丼や巻きずしの具材におすすめ。2品とも業務用で人気を得たことから、家庭用として180g入を発売した。
 漬物製造課食品第二工場の仲島広大工場長代行は「ユーザー任せでは漬物=ご飯のお供のイメージを脱却できない。こちらからアレンジを前提とした商品を提案し用途を広げていきたい」と話している。
 食品第二工場に隣接する直売店は今年4月、「ニチデン漬物の里」から「あかつき舍」へとリニューアルオープンした。
 これまでは漬物専門店だったが、地元他社の商品も扱うセレクトショップになり、飲食(ランチ・カフェ)もスタートした。
 飲食店の看板商品は、漬物職人たちがまかないとして食べていた「サバ節香るおそば」。また鹿児島の郷土菓子である「ふくれ菓子」を、カヌレのような姿にアレンジした商品も。新たな観光スポットとして注目を集めている。
【2023(令和5)年9月21日第5140号5面】

「あかつき舎」

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SDGs活動を推進 鹿児島市のパートナー登録

「かごしまSDGs推進パートナー」登録証
 株式会社サナス(本坊一浩社長、鹿児島市)は、2009年よりCSR活動を継続している。今後は従来の活動に加え、新たなサスティナビリティへの取組として、SDGsの活動に積極的に取り組む。
 同社のパーパス(存在意義)である「おいしさのかけ橋」を実現するため、SDGs17のゴールのうち5つのゴールを重点課題とし、2030年までの目標を設けて活動を行っている。
5つの重点課題(概略)は次の通り。
【2】飢餓をゼロに=高齢医療食や健康効果の期待できる商品・サービスの提供、国内農業の活性化
【7】エネルギーをみんなに、そしてクリーンに=消費電力、ガスの13・5%以上を削減する。
【8】働きがいも、経済成長も=DX、IoT推進等による生産性の向上、安全と健康の確保、多様な働き方のできる体制を構築
【12】つくる責任、使う責任=廃棄物の95%以上の有効活用を継続し、持続可能な生産形態の実現
【13】気候変動に具体的な対策を=CO排出率を15%以上削減、輸送によるエネルギーを1%削減、あらゆる自然災害に適応できる体制構築

 なお同社は2022年3月より、鹿児島市の「かごしまSDGs推進パートナー」へ登録されている。同市や他の推進パートナーと共に、地域課題の解決に向けた取組や普及啓発など、SDGsのさらなる推進に向けて活動を続けていく。
【「デジタル30」2022(令和4)年11月30日号】
 


オンラインショップ「サナス・キッチン」 → https://sunus-kitchen.com/


<企業情報>

会社株式会社サナス
代表
代表取締役社長 本坊一浩
創業昭和11年2月11日
業務内容
甘藷澱粉、コーンスターチの製造・加工販売 
糖化製品 ( 水飴・粉末水飴・ぶどう糖・異性化液糖・医薬用マルトース )  
加工澱粉の製造・販売
漬物、はるさめ、葛きりの製造・加工販売
住所(本社)891-0196 鹿児島市南栄3丁目20番地
電話(代表)099-269-1011
FAX099-284-5225
HPwww.sunus.co.jp/
メールinfo@sunus.jp
本社:〒891-0196 鹿児島市南栄三丁目20番地
TEL (099)269-1011 FAX(099)284-5225
「あかつき舍」(漬物工場):
〒891-0704 鹿児島県南九州市頴娃町別府845番地
TEL(0993)38-1000 FAX(0993)38-1000

紙面アーカイブ(2024年9月11日号4面)

きりっこ
薩摩千切りつぼ漬
あかつき舎
「千切りつぼ漬」料理素材に
 株式会社サナス(本坊一浩社長、鹿児島市南栄)は南九州市頴娃町の食品第二工場にて、山川漬や干し沢庵を製造している。
 頴娃町は温暖な気候で冬でも雪が降らず、めったに氷点下にならないため大根を天日干しするのに最適な立地だ。この土地で生み出されたロングセラー商品が、本干し沢庵スライスの元祖とも言える存在「きりっこ」。本干し沢庵を超薄切りにしたことで、包丁要らずで沢庵を楽しめるようになった。パリッとした歯ごたえがより際立ちご飯との相性抜群かつ、歯の悪い高齢者でも楽に食べられると人気だ。プレーンタイプと、しそ風味が揃う。
 また、現在提案を強化しているのが「薩摩千切りつぼ漬」。かつて超薄切りの「きりっこ」が手軽さという価値を得たように、千切り商品は料理素材という新たな道を切り拓こうとしている。
 「薩摩千切りつぼ漬」は、千切りつぼ漬に国産生姜を加えた。甘辛い醤油ベースのつぼ漬にピリッとした辛味の生姜を組み合わせて飽きの来ない味に仕上げた。卵焼きやポテトサラダに混ぜて、豆腐の薬味に、マヨネーズと合わせてパンに乗せて…と様々な料理に合わせられる。
 業務用で人気を得たことから、家庭用として180g入りで発売した。漬物製造課食品第二工場の仲島広大工場長代行は「ユーザー任せでは漬物=ご飯のお供のイメージを脱却できない。こちらからアレンジを前提とした商品を提案し用途を広げていきたい」と話している。
 また漬物製造を行う食品第二工場(南九州市頴娃町)に隣接する直売店「あかつき舍」は昨年リニューアルオープンし、飲食(ランチ・カフェ)もスタート。新たな観光スポットとして注目を集めている。
 飲食店の看板商品は、漬物職人たちがまかないとして食べていた「サバ節香るおそば」。また鹿児島の郷土菓子である「ふくれ菓子」を、カヌレのような姿にアレンジした商品も人気だ。
【2024(令和6)年9月11日第5173号4面】

<企業情報 紙面アーカイブ>

2022年9月1日号4面 鹿児島特集

2021年9月1日号5面 鹿児島特集
 
2020(令和2)年9月11日号4面 鹿児島特集
 
 
2019(令和元)年6月10日号7面掲載
2019(平成31)年3月11日号9面掲載
株式会社食料新聞社
〒111-0053
東京都台東区浅草橋5-9-4 MSビル2F

TEL.03-5835-4919(ショクイク)
FAX.03-5835-4921
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